User Manual

Table Of Contents
MOTIFXFリファレンスマニュアル
201
ソングやパターンにオーディオを録音する
(サンプリングモード)
ソング/パターンモードから入ったサンプリングモードでは、ソングやパターンのトラックに使用できるオーディオを録音したり、
録音したオーディオを修正したり編集したりできます。
サンプリングモードに入るには、ソングモードやパターンモードの状態で[INTEGRATEDSAMPLING]ボタンを押します。
n
サンプリングモードには、ボイス/パフォーマンスモードの状態で[INTEGRATEDSAMPLING]ボタンを押して入る方法もあります。ただ
し、ソング/パターンモードから入る場合とは、サンプルの用途や加工のしかたが大きく異なるため、ここではソング/パターンモードから
ンプリングモードに入る場合についてだけ説明します。ボイス/パフォーマンスモードからサンプリングモードに入る場合については119
ページをご参照ください。
注記 サンプリングで取り込んで作ったサンプルは電源を切ると失われてしまいます。サンプルを保存するため、別売のフラッシュメモリーエ
スパンションモジュールFL512M/FL1024M、USB記憶装置、またはコンピューターのいずれかを準備してください。
サンプリングモードの働きや仕組みについて知る
ここでは、ソング/パターンにオーディオを録音する仕組みや、サンプルとサンプルボイス、ミキシングの関係について説明します。
n
サンプル、ウェーブフォーム、キーバンクについては、119ページをご覧ください。
ソングやパターンにオーディオを録音する
MOTIFXFでは、ソング/パターンのトラックにはMIDIデータ
だけが録音される仕組みになっているため、トラックの中に
直接オーディオデータが録音されるわけではありません。実
際には、次のようなしくみになります。
あるトラックにオーディオデータを録音したとき、録音した
オーディオデータはサンプルボイスとしてソング/パターン内
に保存され、そのトラックと対応しているミキシングのパー
トに自動的に割り当てられます。そして、トラックにはその
サンプルボイスを再生するためのトリガーとなるMIDIデータ
が録音されます。すると、そのトラックを再生するとト
ガーとなるMIDIデータによってサンプルボイスが発音するこ
とで、あたかもトラック内にオーディオデータが録音されて
いるように機能します。
フラッシュメモリーエクスパンションモジュールFL512M/FL1024M(別売拡張メモリー )
別売のフラッシュメモリーエクスパンションモジュールFL512M/FL1024Mを装着することにより、サンプリング機能で本体に取
り込まれたサンプルを、ウェーブフォームとして保存できます。フラッシュメモリーに保存されたサンプルは電源をオフしても保持
できるだけでなく、ウェーブフォームとして、いつでも呼び出せるので、サンプリング機能で作ったユーザーボイスを使うときなど
に大変便利です。
オーデ
録音
演奏録音
出力
シーケンスデータ
(ソング、パターン)
シーケンサー部
MIDI信号
オーデオ信
トラク1
トラク2
トラク3
トラク16
オーデオデータ
パート1:ボス1
パート2:ボス2
パート3:
サンプルボイス
パート16:ボス16
音源部
ミキシング
サンプボイスを
割り当
オーオ録音時のガー用MIDI信号が3へ録音される
同時にオーデオデータはサンプルボイスしてソング/パターン内に
録音されます。
オーオ録音時のガー用MIDI信号
サンプルボイス