User Manual

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MOTIFXFリファレンスマニュアル
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MOTIFXFのしく
コントローラー部
MIDIデータを出力して、音源部やシーケンサー部をコントロールするブロックです。鍵盤を弾いて音源部を演奏したり、ソングや
パターンを録音したりできるほか、ノブやスライダーで鍵盤演奏中にボイスやパフォーマンスに変化を加えたり、シーケンサート
ランスポートボタンを押してソングやパターンの再生をコントロールしたりできます。
鍵盤
音源部やシーケンサー部に対して演奏データ(ノートデータ)を
送り、音を出したり演奏を録音したりするコントローラーで
す。アルペジオ部にノートデータを送って、アルペジオ演奏
をコントロールする働きもあります。OCTAVE[DOWN]/
[UP]ボタンを押して音程を1オクターブ単位で移動したり、
ユーティリティーモードのプレイ画面のトランスポーズ(220
ページ)で音程を半音単位で移動したり、鍵盤を弾く強さに対
するベロシティーの出方を調節したりできます。
ピッチベンドホイール
鍵盤演奏などで鳴っている音の高さ(ピッチ)、上げたり下げた
りするために使うコントローラーです。奥へ回すとピッチが
上がり、手前へ回すとピッチが下がります。ピッチベンドか
ら手を離すと、自動的にまん中の位置に戻り、本来のピッチ
に戻ります。ピッチが変化する幅(ピッチベンドレンジ)は、ボ
イスエディットのプレイモード画面(55ページ)で設定します。
また、ボイスエディットのコントローラーセット画面(60
ページ)では、ピッチベンドホイールにピッチベンド以外の機
能をボイスごとに割り当てることもできます。
モジュレーションホイール
モジュレーションホイールは、本来は鍵盤演奏の音にビ
ラートをかけるためのホイールですが、プリセットの各ボイ
スには、さまざまな機能があらかじめ割り当てられています。
ホイールを一番手前まで回すと効果の深さが最小になり、奥
に回すと効果が大きくなります。効果を使わない場合は、一
番手前に戻しておきます。また、ボイスエディットのコント
ローラーセット画面(60ページ)では、モジュレーションホ
イールに、さまざまな機能をボイスごとに割り当てることも
できます。
リボンコントローラー
表面を指で左右方向にこすることで、特定の機能を連続的に
変化させるコントローラーです。プリセットの各ボイスには、
さまざまな機能があらかじめ割り当てられています。リボン
コントローラーの効果は、ボイスエディットのコントロ
ラーセット画面(60ページ)で割り当てます。また、リボンコ
ントローラーから指を離したときに値を記憶するか、リセッ
トするかについて、ボイスコモンエディットのジェネラルア
ザー画面のリボンモード(57ページ)で設定できます。
アサイナブルファンクションボタン
XA機能(10ページ)の一部として、より多彩な表現を実現させ
るために、リアルタイムにエレメントを変化させるボタンと
して機能します。ボイスエレメントエディットのオシレ
ター画面(69ページ)で設定できます。また、このボタンを押
すと、再度押しなおすまでオンとするか、押し続けている間
だけオンとするかについて、ボイスコモンエディットのジェ
ネラルアザー画面のアサイナブルファンクション1/2モード
(57ページ)で設定できます。
さらに、ボイスエディットのコントローラーセット画面(60
ページ)で、さまざまな機能をボイスごとに割り当てて使用す
ることもできます。
ノブ/コントロールスライダー
演奏しながらノブやスライダーを動かすことで、鍵盤演奏な
どで鳴っているボイスの音色や音質、音量を、リアルタイム
に変えることができます。
ボイスモードでのノブ/スライダーの使い方については46
ページ、パフォーマンスモードでのノブ/スライダーの使い方
については94ページを、ソング/パターンモードでのノブ/ス
ライダーの使い方については138ページをご覧ください。
チが上が
チが下が
効果が大きい
効果が小さい