User Manual

Table Of Contents
外部機器との接
MOTIFXFリファレンスマニュアル
39
外部MIDIシーケンサーの再生データを本体に送って鳴らすだけでなく、MIDITHRU端子を通じて別のMIDI音源へ送って鳴らすこ
とができます。下記の接続例では、MIDIIN端子で受信した外部MIDIシーケンサーからの再生データをそのままMIDITHRU端子
から外部MIDI音源に出力すると共に、本体MIDIOUT端子からは本体での演奏情報が外部MIDIシンセサイザーに送信されま
この接続では、外部シーケンサーが送信するチャンネルの内、何チャンネルをMOTIFXFで再生するのかによって設定が異なりま
す。MOTIFXFで再生するのが1チャンネルの場合は、MOTIFXFはボイス/パフォーマンスモードに設定して、再生チャンネルと
MOTIFXFのMIDIレシーブチャンネル(ユーティリティーモードのMIDI画面(228ページ)を合わせます。MOTIFXFで複数チャン
ネルを再生する場合は、MOTIFXFをソング/パターンモードに設定し、空のソング/パターンを選択します。
MTR(マルチトラックレコーダー )との接続
MOTIFXFでは、MTC(MIDIタイムコード)の受信やMMC(MIDIマシーンコントロール)の送信が可能なため、MTCやMMCに対
応したマルチトラックレコーダーと同期を取りながら音楽制作ができます。ユーティリティーモードのMIDI画面(228ページ)の
MIDIシンクを「MTC」に設定することで、下記2種類のコントロールが可能になります。
n MTCやMMCを使った音楽制作は、ソングモードのときだけ可能です。
マルチトラックレコーダーの再生をスタートさせることにより出力されたMTC信号を本体で受信したあと、ユーティリティーモー
ドのMIDI画面(
228ページ
)のMTCスタートオフセットで設定した時間を経過したタイミングで、本体ソングの再生が始まります。
n MTC(MIDITimeCode)は複数のオーディオ機器を同期走行させるための信号で、MIDIケーブルを使ってやり取りできるタイムコードで
す。「時:分:秒:フレーム」という単位で構成されています。MOTIFXFはMTCを出力しません。MTCを使って同期をとるためには、ヤマ
ハAW2400などのようなMTCを出力する機器が必要です。
MIDITHRU端子を使って、複数のMIDI機器をコントロールする場合
MOTIFXFをマルチトラックレコーダーからのMTCに同期させる
MOTIFXF
MIDIシーケンサ
外部MIDI音源
外部MIDIシンセサイザー
MIDIOUT端子
MIDITHRU端子MIDIIN端子
MIDIOUT端子
MIDIIN端子
MIDIIN端子
MOTIFXF
MIDIIN端子
MIDIOUT端子
AW2400など