User Manual

Table Of Contents
ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット)
MOTIFXFリファレンスマニュアル
81
! EGTimeVelocitySens
(EGタイムベロシティーセンシティビティー )
アンプリチュードEGによる音量変化の時間を、鍵盤を弾く強
さ(ベロシティー )によって増減する度合いを設定します。
値をプラスに設定すると、強いベロシティーでアンプリ
チュードEGの音量変化が速くなり、弱いベロシティーでは遅
くなります(下図)。0に設定するとベロシティーによる変化は
なくなり、値をマイナスにすると弱いベロシティーで速く強
いベロシティーで遅くなります。
設定値: -64〜+0〜+63
@ EGTimeVelocitySensSegment(EGタイ
ムベロティーセンシティビティーセグメント)
アンプリチュードEGのどの部分でEGタイムベロシティーセ
ンシティビティー (!)を有効にするかを設定します。
設定値: attack、atk+dcy、decay、atk+rls、all
attack(アタック)
アタックタイムに対して有効。
atk+dcy(アタック+ディケイ)
アタックタイムとディケイ1タイムに対して有効。
decay(ディケイ)
ディケイ1/2タイムに対して有効。
atk+rls(アタック+リリース)
アタックタイムとリリースタイムに対して有効。
all(オール)
アンプリチュードEGのすべてのタイム設定に対して有効。
# EGTimeKeyFollow
(EGタイムキーフォローセンシティビティー )
アンプリチュードEGの音量変化の速さを、鍵盤の高低によっ
て増減する度合いを設定します。プラスの値を設定すると、
アンプリチュードEGの音量変化が低音部ほど遅く、高音部ほ
ど速くなります。0%に設定すると鍵盤による変化はなくな
り、値をマイナスにすると低音部で速く、高音部で遅くなり
ます。
設定値: -64〜+0〜+63
$ EGTimeKeyFollowCenterKey
(EGタイムキーフォローセンシティビティーセン
ターキー )
EGタイムキーフォローセンシティビティー (#)の基準音を設
定します。ここで設定したキ (ノート)では、タイム(1)で設
定したカットオフ周波数の変化の速さがそのまま再現されま
す。
設定値: C-2〜G8
EGタイムキーフォローセンシティビティーとセンターキー
n [SF6]KBDボタンを押しながら鍵盤を押してノートを設定す
ることもできます。キーボード入力について詳しくは、37
ページをご覧ください。
% ReleaseAdj.(EGタイムキーフォローセンシ
ティビティーリリースアジャストメント)
EGタイムキーフォローセンシティビティーのEGリリースに
対する感度を調整します。
+63でEGディケイ1、ディケイ2と同じEGタイムキーフォ
ローセンシティビティーになり、値を下げると感度が下がり、
−64でEGリリースに対するEGタイムキーフォローセンシ
ティビティーの効果が無くなります。
設定値: -64〜+63
アンプリチュードスケーリングについて設定します。アンプ
リチュードスケーリングとは、鍵盤(キー )の高低によって、
音量を変化させる機能です。キーボードを4つのブレークポイ
ント(ノートナンバ )で分割し、各ブレークポイントに音量
を増減する値(オフセット値)を設定します。この機能を使う
と、低音部は音量を大きくし、高音部は小さくするなど、鍵
盤の位置によって音量を変化させることが可能になります。
14BreakPoint1〜4(ブレークポイント1〜4)
音量のオフセット値を設定するノートナンバーを設定します。
設定値: C-2〜G8
n [SF6]KBDボタンを押しながら鍵盤を押してノートを設定す
ることもできます。キーボード入力について詳しくは、37
ページをご覧ください。
n ブレークポイントのノートナンバーはブレークポイント1から
ブレークポイント4まで順番に高くなるように自動調節されま
す。
強いベロシティー
弱いベロシティー
音量変化が速い
音量変化が遅い
アンプリチュードスケーリングを設定する
[SF3]Scale(アンプリチュードスケール)
+63
+30
-40
プラスの値
マイナスの値
速い
遅い
高音
低音
センターキー
1~4
5~8