User Manual

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MOTIFXFリファレンスマニュアル
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パフォーマンスモードで演奏する(パフォーマンスプレイ)
パフォーマンスモードは、パフォーマンスを選んで演奏したり、パフォーマンスを作り変えたりするためのモードです。パフォー
マンスとは、複数のボイスを重ねて鳴らすための音色セットのことで、1つのパフォーマンスは最大4つのボイスを組み合わせて
作ります。パフォーマンスモードの入り口に当たるパフォーマンスプレイでは、パフォーマンスを選んで演奏するほか、パフォー
マンスの設定を一部作り変えることもできます。
[PERFORM]ボタンを押すとパフォーマンスモードのパフォーマンスプレイに入り、パフォーマンスプレイ画面が表示されます。
パフォーマンスを選ぶ
MOTIFXFのパフォーマンスは、ユーザー 1〜4バンクに各
128個記憶されています
パフォーマンスの選び方は、基本的にはボイスと同じです。
44ページをご覧ください。また、パフォーマンスをカテゴ
リー別に選ぶカテゴリーサーチ機能や、気に入ったパフォー
マンスを集めてカテゴリーを作るフェーバリットカテゴリー
機能(45ページ)もボイスと同じ操作で行なえます。
ただしパフォーマンスでは、パネル上の、バンク/グループ/
ナンバーボタンを使って選ぶことはできません。
パートのオン/オフを切り替える
パフォーマンスプレイでは、パフォーマンスを構成する4パー
トの発音を次の操作でオン/オフできます。[PERFORM]ボタ
ンを押してパフォーマンスプレイに入った状態で操作してく
ださい。
パートをオフにして発音しない状態にすることをミュートと
呼びます。
1 [PERFORMANCECONTROL]ボタンを押します。
[PERFORMANCECONTROL]ボタンのランプが点灯
し、パートごとのオン/オフを切り替える状態になります。
2 ナンバーボタン[9]〜[12]を押すと、ボタンのランプ
が消灯して1〜4のパートがミュートされます。
同じボタンをもう一度押すと、ランプが点灯してミュート
が解除されます。
続けて複数のボタンを押すと、複数のパートをミュートで
きます。
n パートをミュートする機能は、上記の手順1〜2を、[MUTE]
ボタンを押して、ナンバーボタン[1]〜[4]を操作することで
も、実現できます。
エディットしたいパートだけを発音状態にすることをソロと
呼びます。
1 [SOLO]ボタンを押します。
[SOLO]ボタンのランプが点灯し、あるパートだけをオン
にできる状態になります。
2
ナンバーボタン[1]〜[4]を押すと、ボタンのランプが
点滅して、同じ番号のパートだけが発音する状態(ソロ)
になります。
他のボタンを押すと、発音するパートが切り替わります。
n [TRACK]ボタンまたは[PERFORMANCECONTROL]
ボタンを押すと、MUTE、SOLOの状態から抜けること
ができます。
アルペジオを使う
アルペジオとは、鍵盤を押さえるだけでさまざまなリズムの
フレーズやコードバッキングが自動演奏される機能です
MOTIFXFには4基のアルペジエーターが搭載されているの
で、パフォーマンスを構成する4パートに対して同時に異なっ
たアルペジオをかけることができます。いろいろなパフォー
マンスを選んで、アルペジオを鳴らしてみましょう。
n アルペジオのしくみについては15ページをご覧ください。
最初から記憶されているパフォーマンスにはアルペジオがあ
らかじめ設定されているので、[ARPEGGIOON/OFF]ボタ
ンをオンにするだけですぐにアルペジオ演奏を楽しめます。
アルペジオの操作方法は、基本的にボイスモード(48ページ)
と同じです。
パートのオン/オフを切り替える(ミュート機能)
1
2
エディットしたいパートだけをオンにする(ソロ機能)
アルペジオを使う
1
2