User Manual

MOTIFXFExtension取扱説明書 2
MOTIFXFExtension(以下Extension)は、Steinberg社製DAWソフトウェアの機能拡張を目的としてヤマハが開発した
プログラム(プラグイン)とプロジェクトテンプレート集です。このプログラム(プラグイン)をインストールすると、
Steinberg社製DAWMOTIFXF6/7/8を組み合わせた場合に、さまざまな連携機能を実現できます。
本書では、CubaseシリーズおよびExtensionがインストールされたコンピューターに、USBケーブルまたはIEEE1394
ケーブルを使ってMOTIFXF6/7/8を接続した場合について説明します。なお、MOTIFXF6/7/8のソングの読み込みにつ
いては、USB記憶装置を準備するか、MOTIFXFとコンピューターをイーサネットケーブルでネットワーク接続しておく必要
があります。
n Extensionで実現される機能(「ソングの読み込み」は除く)をすべて活用するためには、別売りのFireWire拡張ボード(FW16E)が装着さ
れている必要があります。本書では、MOTIFXF6/7/8FW16Eが、すでに装着されている前提で説明を行ないます。
Extensionのバージョンにより対応するCubaseのバージョンは異なります。動作環境について詳しくは下記URLまたはお使いの
Extensionに付属のリリースノートをご覧ください。
http://www.yamahasynth.com/jp/downloads/
Extensionをインストールすると、CubaseシリーズとMOTIFXF6/7/8とを組み合わせて、以下の機能を実現できます。
オーディオドライバーの自動設定
リモートデバイスとして自動設定
入出力バス設定済みのプロジェクトテンプレート
MOTIFXF6/7/8のソングの読み込み
オーディオドライバーの自動設定
Extensionをインストールしておくと、Cubase起動時に
下記画面が表示され、[はい]をクリックすることで
SteinbergDAW対応ドライバー (YamahaSteinberg
FWDriver)に自動的に切り替えられます。
n この機能を実現するため、Cubaseを起動する前にMOTIF
XF6/7/8本体とコンピューターをIEEE1394ケーブルで接続
し、MOTIFXF6/7/8本体の電源を入れておいてください。
リモートデバイスとして自動設定
MOTIFXFExtensionをインストールしておくと、
MOTIFXF6/7/8をコンピューターにUSBケーブルまた
IEEE1394ケーブルで接続しCubaseを起動するだけ
で、MOTIFXF6/7/8Cubase のリモートデバイスとし
て自動的に登録されます。MIDIポートなども自動的に設定
されます。[デバイス]→[デバイス設定]で呼び出されるデ
バイス設定画面上で確認してみましょう。
MOTIFXF6/7/8のパネル上でのリモート機能の割り当て
については、MOTIFXF6/7/8の取扱説明書およびデータ
リストをご参照ください。
MOTIFXFExtension とは
Extension で実現される機能