User Manual

Table Of Contents
MOTIFXF取扱説明書
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各部の名称と機能
リアパネル
1 P(電源スイッチ)
電源のオン(O)/オフ(N)スイッチです。
2 ACIN(ACイン)端子
付属の電源コードを接続します。
付属の電源コード以外は使用しないでください。
3 ETHERNET(イーサーネット)端子
本体リアパネルにあるETHERNET端子は、本体とコンピュー
ターのETHERNET端子とを、LANケーブルで接続し、ローカ
ルネットワーク接続を可能にします。この接続によって、大容
量のファイルを本体とコンピューター間で共有できます(リファ
レンスマニュアルの「外部機器との接続」をご参照ください)。
4 USB端子(56、65ページ)
本体リアパネルに、2種類のUSB端子がついています。
USBTOHOST端子は、本体とコンピューターのUSB端子と
を、USBケーブルで接続するために使います。これにより、コ
ンピューターと本体とでMIDIデータの送受信ができます。MIDI
ケーブルでの送受信と違って、USBケーブルではポート信号
(57ページ)を扱えます。コンピューターと本体とのUSB接続で
は、MIDIデータだけを扱います。オーディオデータは扱いませ
んのでご注意ください。
USBTODEVICE端子は、本体とUSB対応の記憶装置(ハード
ディスクドライブ、CD-ROMドライブ、フラッシュメモリーな
ど)を、接続するために使います。これにより、本体で制作した
データを外部記憶装置に保存(セーブ)したり、また外部記憶装
置から本体へデータを読み込むこと(ロード)ができます。外部
記憶装置と本体とのデータのやりとりは、ファイルモード(64
ページ)で行ないます。
5 LCDCONTRAST(LCDコントラスト)ノブ
(17ページ)
画面表示の濃さを調節します。時計回りの方向に回すと表示が
濃くなります。
6 FireWire拡張ボード(FW16E)取り付け口
(74ページ)
別売のFireWire拡張ボード(FW16E)を本体に装着できます。
FW16EにはIEEE1394端子と同じ端子が付いており、本体に
FW16Eを取り付けることで、IEEE1394対応コンピューター
との接続が可能になります。
NOTE 4.5m以内の長さのIEEE1394ケーブルを推奨します。
NOTE IEEE1394端子からのオーディオ音声入出力精度は、
44.1kHz、24ビットです。
7 DIGITALOUT(デジタルアウトプット)端子
コアキシャル(RCAピン)タイプのデジタル出力端子です。デジ
タル記号の規格はCD/DAT(S/PDIF)フォーマットです。
サンプリング周波数44.1kHz、24bitのデジタル信号が出力さ
れます。この端子を使って接続することによって、本体の鍵盤
演奏やソング/パターン再生などを、高音質で外部メディア(CD
レコーダーなど)に録音できます
NOTE DIGITALOUTから出力される信号はOUTPUTL/MONO、R
と同じ内容がデジタル化された信号です。パートごとの音声出
力は、OUTPUTL/MONO、R端子での設定に従います。
8 MIDIIN/OUT/THRU端子
MIDIIN端子は外部MIDI機器から送信されるMIDIメッセージを
受信します。外部MIDI機器からMOTIFXFをコントロールした
り、音源部を鳴らしたりできます
また、MIDIOUT端子からはMOTIFXFの演奏情報やパネルの
コントローラーやノブなどの操作情報をMIDIメッセージとして
送信します。MOTIFXFで他のMIDI音源を鳴らしたり、外部の
MIDI機器をコントロールできます。
MIDITHRU端子はMIDIIN端子で受信したMIDIデータをそのま
ま出力する端子です。複数のMIDI機器を接続するときに使用し
ます。
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USBとは
USBとは、UniversalSerialBus
(ユニバーサルシリアルバス)の略で、コンピューターと周
辺機器を接続するためのシリアルインターフェースです。
従来のシリアルポートとの接続時よりも高速なデータ転送
が可能になります。