User Manual

Table Of Contents
MOTIFXF取扱説明書
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ご使用前の準備
デモデータの読み込み(ロード)
MOTIFXFを初めてご使用になる場合には、本体のソン
ナンバーとパターンナンバーの1番目から順に、複数のデモ
データが保存されています。編集や上書きによって元のデモ
データが消えてしまった場合、元のデモデータを呼び出すに
は、以下の手順で読み込んでください。
注記
デモデータをロードする(読み込む)ことにより、現在本体に保存されて
いる全ソングデータ、全パターンデータが上書きで消去されます。ロー
ド実行前に、自分で編集して作成したソングデータ、パターンデータが
保存されていないか確認した上で、ロードしましょう。残しておきたい
データがあった場合は、あらかじめUSB記憶装置に保存しておきましょ
う。保存方法は64ページをご参照ください。
1 [FILE]ボタンと[UTILITY]ボタンを同時に押し
ます。
デモデータのロード画面が表示されます。
2 ロード画面のLoadTypeが「all」になっている
のを確認して[ENTER]ボタンを押します。
現在保存されているソングデータとパターンデータが消さ
れてもよいかを確認するダイアログ画面が表示されます。
NOTE デモソングだけをロードしたい場合は、LoadTypeを
「song」に、デモパターンだけをロードしたい場合は、
LoadTypeを「pattern」に設定します。
注記
デモデータをロードすると、LoadTypeの設定にかかわらず、既存のソ
ング/パターンデータはすべて消去されます。
3 現在本体に保存されている全ソングデータと全パ
ターンデータが、上書きで消去されてもよいこと
を確認して、[INC/YES]ボタンを押します。
デモデータが読み込まれ、ソングプレイのトラックビュー
画面が表示されます。
NOTE LoadTypeを「pattern」に設定した場合は、デモパターンが
読み込まれたあと、パターンプレイ画面が表示されます。
工場出荷時の状態に戻す
(ファクトリーセット)
ユーザーメモリー上のデータを初期化して工場出荷時
の状態に戻す機能、ファクトリーセットを実行します。
NOTE
本体とコンピューターをIEEE1394ケーブルを使って接
続している場合、あらかじめ接続に使用しているドライ
バーを無効(オフ)にしてから、以下の手順でファクトリー
セットを実行してください。
注記
ファクトリーセットを実行すると、現在のユーザーメモリーのボ
イス、パフォーマンス、ソング、パターンなどのデータや、ユー
ティリティーモードでのシステム設定の内容が、すべて工場出荷
時の設定に書き換えられてしまいます。大切なデータを失わない
ようにご注意ください。また、必要な設定内容は、前もってUSB
記憶装置に保存されることをおすすめします(64ページ)。
1 [UTILITY]ボタンを押したあと、[JOB]ボ
タンを押して、ファクトリーセット画面を表
示します。
2 Allをオンに設定して、[ENTER]ボタンを押
します。
実行を確認するダイアログ画面が表示されます。
実行を中止する場合は、[DEC/NO]ボタンを押します。
3 [INC/YES]ボタンを押して、ファクトリー
セットを実行します。
画面に「Completed.」が表示されるとファクトリー
セットが終了し、実行前の表示に戻ります。
注記
ファクトリーセットの実行に時間がかかる場合は、画面に
「NowexecutingFactoryset...」と表示されます。これらの
メッセージが表示されている間は、絶対に電源を切らないでく
ださい。ユーザーメモリー上のデータが失なわれたりシステム
データが壊れたりして、次に電源を入れたときに正常に起動し
なくなるおそれがあります。
パワーオンオートファクトリーセットにチェックを入れてファ
クトリーセットを実行すると、電源を入れ直すたび、自動的に
ファクトリーセットを実行するように設定されます。必要な
データが失われてしまう可能性があるため、通常はボックスの
チェックを外しておいてください。自動的にファクトリーセッ
トを実行しない設定に戻すには、チェックを外した状態でファ
クトリーセットを実行します。ファクトリーセットを実行する
と、自動的に設定が保存されます。
ファクトリーセットについての詳細は、リファレンス
マニュアルの「工場出荷時の状態に戻す[JOB](ファク
トリーセット)」をご参照ください。