User Manual

Table Of Contents
MOTIFXF取扱説明書
26
ボイスモードで演奏する
NOTE ノブ1〜8の機能や設定値は、[EXIT]ボタンを押してボイス
トップ画面に戻っても表示されます
3 [SELECTEDPARTCONTROL]ボタンを何度
か押してTONE2ランプを点灯させ、最も右のノ
ブ(ノブ8)を右に回してみましょう。
ピアノの音にコーラスがかかって拡がりが出ます。
NOTE 画面上のノブやコントロールスライダーのイラストに赤
マーク(現在の値)が表示されている場合は、ノブやコント
ロールスライダーを操作してもすぐには音色に反映されま
せん。
ノブやコントロールスライダーの位置が現在の値に到達し
た時点で赤いマークが消え、ノブやコントロールスライ
ダーを動かした結果が音色に反映されるようになります。
4 TONE2ランプが点灯している状態で、ノブ1、
ノブ3、ノブ5を操作してみましょう。
それぞれ、低音、中音、高音を強調したり、カットしたり
して音色を変更できます。
5 [SELECTEDPARTCONTROL]ボタン押して
ARPFXランプを点灯させましょう。
この状態では、ノブ1〜8はすべてアルペジオ演奏のニュア
ンスを変える働きとなります。
では、[ARPEGGIOON/OFF]ボタンを押してランプを点灯
させ、右手で和音を弾きながら、左手でノブを操作しましょ
う。
6 最も右のノブ(ノブ8)を回して、アルペジオのテ
ンポを変えてみましょう。
7 ノブ4でアルペジオ演奏をスタッカートやレガー
トに変更してみましょう。
他のノブについても操作して効果を確認してみましょう。
NOTE ボイスモードでのノブの機能について詳しくはリファレ
スマニュアルの「ノブの機能」をご参照ください。
このようにノブを使うと、プリセット音色を簡単な操作で自
分の好みに変更できます。
NOTE
すべてのボイスで必ず同じ効果がかかるとは限りません。
ボイスをエディットする
ボイスを構成するさまざまな設定項目(パラメータ )の値を
変更してボイスを作り変える操作をエディットといい、ボ
スモードのサブモードであるボイスエディットで行ないます。
ボイスエディットは、ボイスの種類によってパラメーターが
異なります。
ノーマルボイスのエディット
鍵盤の音階どおりに発音する「ノーマルボイス」は、最大8
個のエレメントで構成されています。ノーマルボイスのエ
ディットは、8つのエレメントに共通のパラメーターを設定
する「コモンエディット」と、エレメントごとのパラメー
ターを設定する「エレメントエディット」の2種類に分かれ
ます。
ドラムボイスのエディット
各鍵盤にいろいろな打楽器が割り当てられた「ドラムボイ
ス」のエディットは、全キーに共通のパラメーターを設定す
る「コモンエディット」と、キーごとのパラメーターを設定
する「キーエディット」の2種類に分かれます。
ボイスエディットの詳細については、リファレンスマニュア
ルのボイスモードの章をご参照ください。
[E]エディットマークについて
ボイスプレイやボイスエディットでパラメーターの値を変
更すると、ディスプレイ右上に[E](エディット)マークが表
示されます。この表示により、選択中のボイスが設定を変
更された状態にあり、まだ保存されていないことを確認で
きます。
現在の状態を保存するには、ストア(27ページ)の操作を
行ないます。
ブの機能
エレメントとは?
ボイスを構成する最小単位で、それ自体をボイスとして使
用できます。
エレメントは、楽器音などの波形(ウェーブ)にさまざまな
パラメーター (エフェクト、EGなど)を付加して作られて
います。MOTIFXFの各ボイスは、エレメントをいくつか
組み合わせることによって作られています。