User Manual

Table Of Contents
MOTIFXF取扱説明書
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パターンモードでパターンを作る
NOTE 再生しながらセクションを切り替えると、共通のテンポ
楽器構成を持ちながら、演奏のバリエーションやトラック
数が少しずつ変化するため、選択したパターンによっては、
まるで曲がAメロからBメロ、サビへと展開しているように
聞こえます。
続けて、他のパターンも聴いてみましょう。
デモデータのパッチ画面を確認する
パッチ画面では、パターン(セクション)の各トラックに割り
当てられているフレーズを確認できます。
では、[F4]ボタンを押してパッチ画面に切り替えましょう。
フレーズとは、1トラックで構成されている数小節のシーケ
ンスデータで、ドラムやベース、ギターなど、パートごとの
演奏データが記録されています。ちょうど、セクションの1
パート分の演奏が独立したものだと考えればいいでしょう。
なお、1パターンには、最大256個のフレーズを録音でき
ます。
この画面で分かるように、セクションに録音された演奏は、
いったんフレーズに記録されたあと、そのフレーズがトラッ
クに割り当てられることで、トラックで再生される状態にな
ります。
このため、あるセクションで録音したフレーズは、フレーズ
ナンバーを設定するだけで、他のセクションでも簡単に利用
できます。
ためしに、パッチ画面の各トラックに割り当てられているフ
レーズを別のフレーズに入れ替えたり、フレーズが割り当て
られていないトラックにフレーズを割り当てたりしてみま
しょう。
NOTE
MOTIFXFにはプリセットフレーズはなく、初期状態ではすべ
てのフレーズは何も録音されていません。ただしデモデータが
読み込まれている場合は、デモデータで使われているフレーズ
についてはデータが入っています。フレーズはパターンナン
バーによって切り替わるので、データが入っているフレーズ数
はパターンナンバーによって異なります。他のパターンナン
バーに保存されているフレーズを別のパターンナンバーで使い
たいときは、[SF5]Copyボタンを押して、コピーフレーズ
実行します。コピーフレーズについて詳しくは、リファレンス
マニュアルをご参照ください。
アルペジオを使った録音
パターンのトラックを録音する方法としては、リアルタイム
録音で鍵盤演奏を録音する方法以外に、アルペジオを使って
鍵盤を押さえるだけで演奏されるフレーズをトラックに入力
する方法や、市販されているサンプリング素材CDからサン
プリングする方法などがあります。ここでは、まずアルペジ
オを使って入力する方法についてご紹介します。
1 [PATTERN]ボタンを押して、パターンプレイ
入ります。
2 [●](レコード)ボタンを押して、レコードセット
アップ画面を表示します。
3 [F1]ボタンを押して、レコードセットアップ画面
を表示します。
4 レコードセットアップ画面で、下記の設定を行な
います。
4-1 [TRACK]ボタンが点灯した状態でナンバーボタン[1]〜
[16]を押し、録音するトラックを設定します。
4-2 拍子を録音する拍子に設定します。
4-3 Length(レングス)を録音するアルペジオの小節数を設定
します。
4-4 キーボードスタートを「 (オン)」に設定します。
4-5 Loop(ループ録音)を「off」に設定します
4-6 Quantize(クオンタイズ)を「off」に設定します。
フレ フレ
レーズ001
レーズ002
:
レーズ003
レーズ001
レーズ002
レーズ003
レーズ004
:
MIDIデー
MIDIデー
MIDIデー
MIDIデー
:
トラク1
トラク2
:
トラク16
セクシンA
レーズ002
レーズ003
:
レーズ004
トラク1
トラク2
:
トラク16
セクシンB
レコートラ
ループ録音
レングス
キーボー
スター
クオンタイ