User Manual

Table Of Contents
MOTIFXF取扱説明書
48
サンプリングモードを使う
ボイス/パフォーマンスモードで
サンプリングする
ボイス/パフォーマンスモードから入ったサンプリングモー
ドでは、サンプリングによって作られたサンプルの修正や編
集をしたあと、ウェーブフォームにまとめます。ウェーブ
フォームは、ボイスの素材としてエレメントに割り当てるこ
とが可能です。さらにそのボイスをパフォーマンスの各パー
トに割り当てることで、サンプルをパフォーマンスでも活用
できることになります。
サンプリングの手順
1 マイクまたはオーディオ機器をMOTIFXFに接続
します。
接続方法については47ページをご参照ください。
2 ボイスモードまたはパフォーマンスモードに入り
ます。
パフォーマンスモードの場合は、元になるパフォーマンス
を選びます。
3 [INTEGRATEDSAMPLING]ボタンを押して
サンプリングモードに入ります
サンプリングメイン画面が表示されます。
4 [F6]Recボタンを押してセットアップ画面を表
示します。
セットアップ画面で次の設定を行ないます。
他のパラメーターは、必要に応じて設定してください。
5 [F6]Standbyボタンを押してスタンバイ画面を
表示します。
6 スタンバイ画面では、次の設定を行ないます。
6-1
TriggerMode(トリガーモード)を「level」に設定します。
6-2 トリガーレベルは、レベルメーターの赤い三角形の表示
が、音を鳴らしたときのレベルよりも少し低い位置にな
るよう設定します。
NOTE トリガーとは、サンプリングがスタートする「きっかけ」
という意味です。トリガーモードを「level」に設定する
と、CDの音声がトリガーレベルより大きくなったとき、
自動的にサンプリングが始まります。マイクを使ったサ
ンプリングでは、周りのノイズにより思わぬタイミング
でサンプリングが始まってしまうことがあるので、トリ
ガーレベルの設定は高めに設定した方がいいでしょう。
7 サンプリングする音を鳴らしながら、入力レベル
を適切なレベルに調節します。
レベルメーターの表示が、クリップしない範囲でできるだ
け高いレベルになるように、リアパネルのGAINノブで入力
レベルを調節します。入力レベルが低すぎる(高すぎる)場合
には、ユーティリティーモードのMic/Lineを切り替えま
す。
8 [SF1]Confirm(コンファーム)ボタンを押して、
オン/オフを設定します。
サンプリング終了後に、結果を確認するかどうかを設定し
ます。このボタンをオンにすると、サンプリング終了後に
結果を確認する状態となります。サンプリングがうまくで
きなかった場合のやり直しがしやすくなります。このボタ
ンをオフ(グレー表示)にすると、サンプリング終了後、サン
プリングされたデータは確定され、セットアップ画面にな
ります。
RecordingType
(レコーディングタイプ)
sample
InputSource
(インプットソース)
A/DInput
Mono/Stereo
(モノ/ステレオ)
stereo
RecordNext
(レコードネクスト)
off
Frequency
(フリケンシー )
44.1kHz
Waveform
(ウェーブフォーム)
名前の付いていない(破線で表示されま
す)ウェーブフォームを選びます。保存
時には自動的にWaveformの名前とし
て「NewWaveform連番」となり、
本体に保存されます。
Keybank(キーバンク) サンプリングによって取り込んだ音
(サンプル)を割り当てる鍵盤を設定し
ます。
Voice(ボイス) 新しいボイスが保存されるボイスバン
クとボイスナンバーを選びます
Part(パート) ボイスが割り当てられるパフォーマン
スのパートを選びます。Part項目を設
定することで、ウェーブフォームの他
に、SampleVoiceというユーザーボ
イスが自動的に作成されます。