User Manual

Table Of Contents
MOTIFXF取扱説明書
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コンピューターと接続して使う
MIDI端子を使った接続
別売のUX16などのMIDIインターフェースを使うことによ
り、MIDIケーブルでMOTIFXFとコンピューターを接続で
きます。
MIDIインターフェースを正しく設定したあと、MIDIケーブ
ルをMOTIFXFのMIDI端子とMIDIインターフェースに接続
します。
NOTE
USB-MIDIインターフェースでMOTIFXFとコンピューターを
接続している場合の設定は、お使いの機器の取扱説明書をご参
照ください。
IEEE1394端子を使った接続
本体にFW16Eを装着した場合、IEEE1394端子を使って
コンピューターと接続することができます。
通信には、YamahaSteinbergFWDriverが必要です。
送受信できるデータは、MIDIデータとオーディオデータで
す。
NOTE
取り付け方については、「FW16Eの取り付け」(75ページ)をご
参照ください。
NOTE MOTIFXFでは、転送できるオーディオチャンネル、MIDIポー
ト数は最大でオーディオ6Mono(3Stereo)In、16Mono(8
Stereo)Out、MIDI3In3Outです。
1 以下のURLから、最新のYamahaSteinberg
FWDriverをダウンロードします。
http://www.yamahasynth.com/jp/downloads
NOTE 動作環境については、上記URLをご覧ください。Yamaha
SteinbergFWDriverは、改良のため予告なしにバージョ
ンアップすることがあります。詳細および最新情報につい
ては、上記URLをご確認ください。
2 YamahaSteinbergFWDriverをコンピュー
ターにインストールします。
ダウンロードしたファイルに付属されているインストール
ガイドをご参照ください。
手順の中の、PA機器/電子楽器のIEEE1394端子を
IEEE1394ケーブルで接続する箇所については、下図を参
考にしてください。
注記
IEEE1394端子にIEEE1394ケーブルを接続する場合は、端子の
向きを間違えないようご注意ください。
MIDIチャンネルとMIDIポート
MIDIチャンネルは「16」までしか規定されていません
が、16チャンネルを超えるソングデータを扱えるように
するための概念として「MIDIポート」があり、1ポートあ
たり16チャンネルを扱えるようになっています。MIDI
ケーブルでは同時に1ポート分(16チャンネル分)のデータ
しか通信できませんが、MOTIFXFでは、USB端子を
使って接続する場合、扱えるポートが4つの用途によっ
て、下記のとおり固定で決まっています。
ポート1
MOTIFXFの音源部が扱えるポートです。外部MIDI機器
やコンピューターからMOTIFXFの音源部を鳴らしたい場
合は、外部MIDI機器やコンピューター側でポート1に設定
する必要があります。
ポート2
MOTIFXFと接続されたコンピューター上のDAWソフト
ウェアを、リモート操作するときに使われるポートです。
ポート3
MOTIFXFが受信したMIDIデータを、別のMIDI機器にそ
のまま転送する(スルーさせる)場合に使われるポートで
す。MOTIFXFでは、USBTOHOST経由で受信した
MIDIポート3のデータは、MIDIOUT端子へスルーされ、
MIDIIN端子経由で受信したMIDIデータは、MIDIポート3
のデータとしてUSBTOHOST端子へスルーされます。
ポート4
MOTIFXFエディター VSTが通信をする専用のポートで
す。他の機器やソフトウェアでは使用しません。
MOTIFXFとコンピューター間で、USBケーブルを使っ
てMIDI送受信をする場合、MIDIチャンネルだけでなく、
MIDIポートも送信側と受信側で合わせる必要があります。
上記用途に合わせて、外部機器側のポートの設定を行なっ
てください。
IEEE1394端子
IEEE1394ケーブル
本体リアパネル
IEEE1394端子
端子の向きを合わせてケーブルを差し込む