User Manual

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MOTIFXF取扱説明書
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コンピューターと接続して使
DAWに本体の演奏を録音する
本体を、DAWソフトウェアの入力用のキーボードとして使
う場合の設定です。本体をマルチ音源として使いながらキー
ボードで入力する場合も、同じ設定となります。
MOTIFXF側の設定
1 本体の鍵盤を弾いても2重に音が鳴らないように、
ローカルコントロールを「off 」に設定します。
[UTILITY]ボタンを押してユーティリティーモードに入り、
[F5]ボタンを押してから[SF2]ボタンを押し、MIDI画面を
表示します。カーソルをLocalControlに移動し、「off」に
設定します。
下図のように、MIDIスルーをオンにして録音するとき、鍵
盤を弾いて音が鳴ると、コンピューターから戻ってきた音
と2重に音が鳴ることになってしまいます。
これを防ぐためにローカルコントロールをオフにします。
NOTE MOTIFXF本体のみで使用する場合は、ローカルコント
ロールがオフのままだと音が鳴らないので、必ずオンに戻
して使用してください。
2 [STORE]ボタンを押して、変更した設定を本体
に保存します。
3 本体をマルチ音源として使っている場合は
[SONG]ボタンまたは[PATTERN]ボタンを押
してソング/パターンモードに入ります。
DAWソフトウェアの設定
1 MIDIスルーをオンにします。
MIDIスルーとは、キーボードから入力されたMIDIデータ
が、レコーディング中のトラックの設定にしたがって再び
外部に出力され、MIDI音源を鳴らす設定のことです。たと
えば、図のようにMOTIFXFからCH1でデータが入力され
た場合でも、MIDIスルーをオンにしていると、レコーディ
ングトラックの設定に従ってCH3で再び出力され、CH3の
音源が鳴ります。この設定にすることで、再生時と同じ音
を聴きながらレコーディングできます。
NOTE コンピューターとIEEE1394端子で接続されている場合も、信
号の流れや設定方法は同じです。
MOTIFXFとは別に音源モジュールを
接続して32パートの演奏を再生する
MOTIFXFとは別にMOTIF-RACKXSなどの音源モジュー
ルを接続して、例として同時に32パートの演奏を再生する
場合の設定です。
MOTIFXF側の設定
1 MOTIFXFのMIDIOUT端子と音源モジュール
のMIDIIN端子を接続します(下図)。
2 MOTIFXFはマルチ音源で使用する際の設定にし
ます。
DAWソフトウェア側の設定
1 MOTIFXFの音源を再生するトラックは、MIDI
出力ポートを以下のように設定します。
USBケーブルで接続している場合は「YamahaMOTIF
XF6(7、8)-1」または「YAMAHAMOTIFXF6(7、8)
Port1」に、IEEE1394ケーブルで接続している場合は
「MOTIFXF6(7、8)Main」に設定します。
2 MOTIF-RACKXSを再生するトラックは、
MIDI出力ポートを以下のように設定します。
USBケーブルで接続している場合は「YamahaMOTIF
XF6(7、8)-3」または「YAMAHAMOTIFXF6(7、8)
Port3」に、IEEE1394ケーブルで接続している場合は
「MOTIFXF6(7、8)MIDIOut」に設定します。
NOTE MOTIFXFでは、USBケーブルで受信したデータのうち、
MIDIOUT端子から出力するポートがMIDIポート3
(IEEE1394ケーブルの場合は、「MOTIFXF6(7、8)
MIDIOut」)に、固定されています。
USBTOHOST端子
音源部
CH3が鳴る
鍵盤
CH1
ローカルコントロール=オフ
MOTIFXF
OUT
CH3
IN
CH1
コンピューター
(Cubaseなど)
MIDIスルー =オン
MOTIF-RACKXSな
MOTIFXF
ンピーター
MIDIOUT端子
MIDIIN端子
USBTOHOST端子