User Manual

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はじめに
このたびは、ヤマハパワーアンプ PC9501N、PC6501N、PC4801N、PC3301N、PC2001N
お買い求めいただきまして、まことにありがとうございます。
このオーディオアンプシリーズは、ヤマハ PA 機器の豊富な実績と経験をベースに、ヤマハ
の誇る精密な回路設計技術を駆使して開発した、軽量ハイパワー、ハイクオリティかつ、高
信頼性、高安定性を持ったパワーアンプで、優れた音響性能が得られます。
主な特長:
幅広い用途に合わせて 2 系統のソースを独立して駆動する STEREO モード、モノラル
ソースを 2 系統で駆動する PARALLEL モード、2 つの内蔵アンプを 1 台のモノアンプ
としてハイパワーを発揮する BRIDGE モードの 3 つのモードを装備しています。
バランス型 XLR コネクターとユーロブロックコネクターの 2 種類の入力端子、スピコン
型コネクターと 5 ウェイバインディング・ポストの 2 種類の出力端子を装備しています。
20Hz 以下の周波数をカットするハイパスフィルタースイッチ、クリック付きボリュー
ム、チャンネル A、B ごとのレベルメーターがあります。
見やすい 2 チャンネルのレベルメーター、パワーオン/オフ時の検出回路・出力保護回
路・DC 検出回路など様々なプロテクションシステムの状況を示す PROTECTION イン
ジケーター、ヒ−トシンクの過熱を示す TEMP インジケーター、外部リモートの状態を
示す REMOTE インジケーターがあります。
無段変速・低ノイズのファンが、高い安定性を約束します。
PC3301N には、100V ライン出力に対応した複数のハイインピーダンススピーカーを並
列接続できます。
外部のアンプコントロールデバイス ACD1 ACU16-C から、ネットワークを経由して
本機をモニターしたり、コントロールしたりできます。アンプコントロールデバイスの
最新情報については、下記のウェブサイトをご参照ください。
http://proaudio.yamaha.co.jp/
この取扱説明書は PC9501N、PC6501N、PC4801N、PC3301N、PC2001N 5 モデル共通の
説明書です。パワーアンプの性能をフルに発揮させるとともに、末永くご愛用いただくため
に、ご使用の前にこの取扱説明書をよくお読みください。
目次
はじめに ....................................................................... 5
各部の名称と機能 ........................................................6
フロントパネル ..............................................................................6
リアパネル .........................................................................................7
スピーカーの接続 ........................................................................8
結線 ............................................................................... 9
ユ−ロブロックコネクターでの接続 .............................9
スピ−カ−接続 ..............................................................................9
エアーフロー ............................................................ 10
ラックマウント .........................................................10
仕様 ............................................................................ 11
一般仕様 ...........................................................................................11
ブロック図 ......................................................................................12
寸法図 .................................................................................................13
故障かな?と思ったら ............................................. 13
消費電流 .................................................................... 14