User Manual
Table Of Contents
- 表紙
- Amp Editorとは
- ご注意
- 目次
- 第1章 操作の前に
- 第2章 Amp Editorの概要
- 第3章 セットアップ
- 第4章 Amp Editorの基本操作例
- 第5章 メインパネルウィンドウ
- 各部の名称と機能
- メインパネルウィンドウのメニュー
- Preferences
- Event Log
- Device Information
- Scene Manager
- Alert Setup
- Word Clock(TXnのみ)
- Speaker Processor Library Manager(TXnのみ)
- Clock
- Language(TXnのみ)
- GPI(ACD1のみ)
- Utility
- IP Address
- IP Control Port No.
- Firmware Update(本体ファームウェアのアップデート)
- Scene Link Manager(XMV以外)
- Network Setup
- Synchronization(機器との同期)
- Custom Control Panel Manager
- System View Creator
- Speaker Processor Library Converter
- 第6章 Tree Viewウィンドウ
- 第7章 Detail Viewウィンドウ
- 第8章 Device Propertiesウィンドウ
- 第9章 Signal Path Viewウィンドウ (TXnのみ)
- 第10章 コンポーネントエディター(TXnのみ)
- 第11章 カスタムコントロールパネル
- 資料
第10章 コンポーネントエディター (TXnのみ)
AmpEditor 取扱説明書
175
■ Limiter(リミッター )
スレッショルドを超えた信号を∞:1で圧縮し、スレッショルドレベルより大きい信号が出力される
のを防ぎます。
・ アプリケーションソフトDMEDesignerで作成したSpeakerProcessorコンポーネントのライブラ
リーをリコールした場合、TXnアンプに最適な設定に変換するため、リミッターのしきい値を元の
設定値に対して一律+6dB上げています。
・ SpeakerProcessor内のリミッターは、アッテネーターより前段でかかります。そのためアッテ
ネーターを下げると、より低い出力レベルでリミッターがかかります。
アッテネーターに影響されないリミッターとしては、DevicePropertiesウィンドウの「Limiter」
タブ(133ページ)のVoltageLimiterやPowerLimiterがあります(これらのリミッターはアッテネー
ターより後段のアンプ最終段でかかります)。
パラメーター 設定範囲 機能
q
リミッター曲線 ―
リミッター効果をグラフに表示します。横軸が入力信号
レベル、縦軸が出力レベルを表します。
w
GRメーター ― ゲインリダクションの減衰量を表示します。
e
OUTメーター ― 出力信号レベルを表示します。
r
Threshold -54dB〜±0dB しきい値を設定します。
t
Attack
FAST,MID,SLOW,
MANUAL(0〜120ms)
アタックタイムを設定します。MANUAL選択時は、そ
の下に表示されるノブでアタックタイムを設定します。
Fast/Mid/Slow選択時は、SpeakerProcessorのク
ロスオーバーのHPFのカットオフ周波数に合わせてお
およそ以下のように自動的に設定されます。
Fast :カットオフ周波数の1/4波長
Mid :カットオフ周波数の1/2波長
Slow :カットオフ周波数の1波長
y
Release
FAST,MID,SLOW,
MANUAL
(44.1kHz:6ms〜46s,
48kHz:5ms〜42.3s,
88.2kHz:3ms〜23s,
96kHz:3ms〜21.1s)
リリースタイムを設定します。
[FAST]、[MID]、[SLOW]ではリミッターに入力され
る音声の最長波長を元に自動的に最適な値が設定されま
す。MANUAL選択時は、その下に表示されるノブでリ
リースタイムを設定します。Fast/Mid/Slow選択時
は、SpeakerProcessorのクロスオーバーのHPFの
カットオフ周波数に合わせておおよそ以下のように自動
的に設定されます。
Fast :カットオフ周波数の4波長
Mid :カットオフ周波数の8波長
Slow :カットオフ周波数の16波長
u
ON On/Off リミッターをオン/オフします。
tru
wq
y
e
NOTE