User Manual
7.4. INPUT REDUNDANCY
PC-D/DIシリーズは状況に合わせた「バックアップモード」、「オーバーライドモード」の2種類のリダンダン
ト機能を持っています。
NOTE
• INPUT REDUNDANCYはDanteネットワークのリダンダント機能とは独立した機能です。
・バックアップモード
入力機器の故障などのトラブルによってDanteの入力音声が途切れた場合に、バックアップした回線に自動的に
切り替えます(BACKUP)。この後、入力音声が復帰した場合には、元の回線に自動的に復帰させることができま
す。
バックアップする回線は2階層で設定できます。
Dante In(1-4)をプライマリー(主回線)とし、Dante In(13-16)をSecond (2nd SOURCE)、Analog In(1-4)
をThird (3rd SOURCE)として利用します。チャンネルの組合せは固定です。
プライマリー 2nd SOURCE 3rd SOURCE
Dante IN 1 Dante IN 13 Analog IN 1
Dante IN 2 Dante IN 14 Analog IN 2
Dante IN 3 Dante IN 15 Analog IN 3
Dante IN 4 Dante IN 16 Analog IN 4
・オーバーライドモード
Dante入力(13-16)端子またはアナログ入力端子からの音声入力を検知した場合に、通常使用しているDante
入力(1-4)の音声に対して、検知した信号を自動的に割り込ませます(OVERRIDE)。優先度の高い非常放送や
館内アナウンスなどの割り込み放送ができます。
■ COMMONページ
① MODE (Redundant Mode)
リダンダント機能のモードを設定します。
BACKUP : Dante1-4からの入力信号をプライマリー(主回線)とし、Dante1-4からの入力が途切れる
と、Dante13-16またはアナログ入力端子からの音声に自動で切り替わります。
OVERRIDE : Dante1-4からの入力信号をメインとし、優先度の高い音声を検出した場合だけ自動的に切り替わ
ります。
② AUTO RETURN
BACKUPモードの場合:
ONにすると、メイン回線が復帰したときに、入力ソースをメイン回線に戻します。
OVERRIDEモードの場合:
ONにすると、Dante13-16またはアナログ入力端子からの音声がしきい値を下回ったときに、メイン回線に戻
7. SETUP画面
PC412-D PC412-DI PC406-D PC406-DI 取扱説明書 | 37