User Manual
シーンリコール時に MIDI EVENT などの
情報も引き継ぎ
シーンに含まれる MIDI EVENT、GPI OUT CONTROL、
REMOTE TRANSPORT の情報が、シーンリコール時に引き
継がれるようになりました。したがって、リコールしたシー
ンを別のシーンにストアすると、リコール時のこれらの情報
がそのままストアされます。
DME シリーズのモニターソース選択と
EXTERNAL CUE のオン / オフ
DME CONTROL 画面に MONITOR ボタンとモニターソース
選択ボタンが追加されました。モニターソース選択ボタン
()をクリックすると、MONITOR POINT SELECT ウィン
ドウが表示されて、DME シリーズのモニターソースを選択で
きます。MONITOR ボタンをオンにすると、ディスプレイ上
部の EXTERNAL CUE インジケーターがオンになり、DME
シリーズのモニター信号を PM5D の CUE バスに送り出しま
す。
Note
MONITOR ボタンをオンにする場合は、あらかじめ DME シリー
ズ側のモニター出力と PM5D 側のモニター入力で同じポートを
選択しておいてください。DME シリーズ側のモニター出力は、
DME Designer の [Tools] メニュー→ [Monitor] を選択すると表
示される「Monitor Out」ダイアログボックスで設定します。PM5D
側のモニター入力は、DME CONTROL 画面の SETUP の
MONITOR PORT で設定します。
バルクダンプで扱うデータタイプの追加
バルクダンプで扱うデータタイプに以下が追加されました。
SETUP データの互換性
システムソフトウェア V1.05 以降で作成した SETUP データを
システムソフトウェア V1.04 より前のシステムにロードするこ
とはできません。ただし、V1.04 より前のシステムで作成した
SETUP データは、V1.05 以降のシステムにロードできます。
システム起動直後のシーン / ライブラ
リーの動作について補足
PM5D は、システム起動後に数分程度かけて、シーン / ライ
ブラリーのデータを内部メモリー間で転送しています ( 転送時
間はデータ量によって異なります )。したがって、この期間に
は以下の制限があります。
・ GLOBAL PASTE 画面の PASTE ボタンは実行できませ
ん。
・ シーンメモリーの UNDO 機能は実行できません。
・ シーンリコールに若干時間がかかります。
Data name
(D0)
Data Number (D1,2) tx/rx Function
‘K’
512
(Current Data)
tx/rx
Surround Setting
& Request
‘V’
512-
(Current Data)
tx/rx
User Defined Keys
& Request
‘L’
512-
(Current Data)
tx/rx
MIDI Remote &
Request
‘U’
512-
(Current Data)
tx/rx
Fader Mode &
Request
U.R.G., Pro Audio & Digital Musical Instrument Division, Yamaha Corporation
© 2004 Yamaha Corporation
PM5D V1.05_J Page 2 Thursday, September 30, 2004 10:29 AM