User Manual

第14章 エフェクト
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PM5D/PM5D-RH 取扱説明書 基本操作編
この章では、PM5D の内蔵エフェクトの機能や操作方法について説明します。
内蔵エフェクトについて
PM5D には、8 系統のエフェクトが内蔵されており、それぞれ 48 種類 (Add-On Effects は除く ) の中からエフェクトタイプを 1 つ選
んで利用できます。
Hint
オプションの Add-On Effects パッケージをインストールするこ
とにより、内蔵エフェクトのエフェクトタイプを追加することが
できます (
➥
P.108)。
内蔵エフェクトをセンド / リターン経由で使用するには、
MIX チャンネルの出力をエフェクトの入力に、エフェクトの
出力をインプット系チャンネルに割り当てます。この場合、該
当する MIX バスをエフェクトセンド用の AUX バスとして、
またインプット系チャンネルをエフェクトリターン用チャン
ネルとして使用します。
初期状態では、エフェクト 1〜4のL/R出力にFXRTNチャ
ンネル1〜4のL/Rが割り当てられています。
また、内蔵エフェクトの入出力を任意のチャンネルのイン
サートアウト / インサートインに割り当てて、そのチャンネ
ルに挿入することもできます。
PM5D のエフェクトタイプには、L/R チャンネルの入力信号
を個別に処理するSTEREO タイプと、両方のチャンネルを
ミックスしてから処理するMIX タイプの2種類がありま
す。
エフェクトの L/R 入力の両方に信号経路を割り当てた場合
は、STEREO または MIX のどちらかのエフェクトタイプが
選ばれているかによって、L/R チャンネルの処理方法が次の
ように異なります。
エフェクトの片方の入力にのみ信号を割り当てた場合は、
STEREO または MIX のどちらかのエフェクトタイプが選ば
れているときでも、モノラル入力 / ステレオ出力として処理
されます。
第14章 エフェクト
OUTPUT PATCH
INPUT PATCH
EFFECT 1
EFFECT 2
EFFECT 3
EFFECT 8
インプットチャンネル
1〜48の入力
ST IN チャンネル
1〜4の入力
FX RTN チャンネル
1〜4の入力
MIX
チャンネル
1〜24
の出力
EFFECT
任意のチャンネルの
インサートアウト
任意のチャンネルの
インサートイン
INPUT L EFFECT L L RETURN
INPUT R EFFECT R R RETURN
INPUT L L RETURN
INPUT R
EFFECT
R RETURN
・ STEREO タイプのエフェクト
・ MIX タイプのエフェクト
L RETURN
EFFECT
R RETURN
INPUT L
または R