User Manual
第16章 リモートコントロール
114
PM5D/PM5D-RH 取扱説明書 基本操作編
左側のリストでイベントの種類、右側のリストでリコール
するシーン / ライブラリー番号を選択します。左側のリス
トで選択可能なイベントは、次のとおりです。
7
設定が終わったら、MIDI PGM CHANGEウィンドウのOK
ボタンをクリックします。
8
同じ要領で、他のプログラムナンバーにもイベントを割り
当てます。
この状態で、PM5D 上で特定のイベントを実行したとき
に、プログラムチェンジ ( またはバンクセレクト + プログ
ラムチェンジ ) メッセージが外部機器に送信されます。
また、外部機器から有効な MIDI チャンネルのプログラム
チェンジ ( またはバンクセレクト + プログラムチェンジ )
を送信すると、そのプログラムナンバーに割り当てられた
イベントが実行されます。
Hint
・ リスト上の CLEAR ボタンを使うと、プログラムナンバーへの
割り当てをすべて消去できます。また、PRESET ボタンを使う
と、プログラムナンバーへの割り当てを初期状態に戻せます。
・ プログラムチェンジテーブルの内容は、シーンには保存されま
せん。必要に応じて、メモリーカードに MIDI PGM TABLE
データとして保存してください。
Note
1 つのシーンが複数のプログラムナンバーに割り当てられた場
合、シングルモードのときは一番小さい番号だけが送信され、マ
ルチモードのときはチャンネルごとに一番小さい番号だけが送
信されます。
コントロールチェンジでイベントをコントロールする
PM5D では、MIDI コントロールチェンジメッセージを使って、特定のイベント ( フェーダー/ エンコーダーの操作、キーのオン / オ
フ切り替えなど ) を制御できます。フェーダーやキーの操作を MIDI シーケンサーなどの外部機器に記録しておき、後からそれを再
生するといった目的に利用できます。
コントロールチェンジを使ってイベントを操作するには、次
の2つの方法があります。
・ コントロールナンバー1 〜 119 のコントロールチェンジ
を使う
一般的なコントロールチェンジを使用する方法です。それ
ぞれのコントロールナンバーに割り当てるイベントは自
由に指定できます。
・ NRPN (Non Registered Parameter Number) を使う
NRPN と呼ばれる特殊なメッセージを使用する方法です。
NRPN では、コントロールナンバー99 と 98 のコントロー
ルチェンジを使って、それぞれパラメーター番号の MSB
( 最上位番号 ) と LSB ( 最 下位番号 ) を指定し、その直後に
送られるコントロールナンバー6 ( または6と38)のコン
トロールチェンジを使ってパラメーターの値を変更しま
す。
なお、それぞれの MSB と LSB の組み合わせに割り当てら
れているイベントは固定されています。
1
外部機器のMIDI OUT端子をPM5D の MIDI IN端子に接続
します。また、PM5D の MIDI OUT 端子を外部機器の
MIDI IN 端子に接続します。
2
DISPLAY ACCESSセクションの[MIDI/REMOTE]キーを
何回か押し、次の MIDI CTRL CHANGE 画面を表示させ
ます。
MIDI CTRL CHANGE 画面では、MIDI メッセージを送
受信するポートや、コントロールチェンジの送受信方法を
選択します。また、送受信方法としてコントロールチェン
ジ1〜119 が選ばれているときは、それぞれのコントロー
ルナンバーにイベントを割り当てます。
NO ASSIGN イベントの割り当てなし
SCENE シーンメモリーのリコール操作
EFFECT 1 〜 8
内蔵エフェクト 1 〜 8 にエフェクトラ
イブラリーをリコールする操作
MIDI CTRL CHANGE