User Manual

PM5D/PM5D-RH 取扱説明書 基本操作編
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サラウンドパン
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必要に応じて、その他のパラメーターを調節します。
SURR PARAM 画面では、この他に以下のパラメーターを
調節できます。
ダイバージェンス
インプット系チャンネルを中央に定位させた場合、それぞ
れのサラウンドバスにどのような比率で信号が送られる
かを設定します。なお、現在選ばれているサラウンドモー
ドによって、表示されるパラメーターが異なります ( 詳し
くは
P.277)。
・LFE
インプットチャンネルからサブウーハー用の LFE ( ロー
フリケンシーエフェクト ) バスに送られる信号の出力レ
ベルを調節します。また、ON/OFF ボタンを使って、イン
プットチャンネルから LFE バスに送られる信号のオン /
オフを切り替えます。
Hint
それぞれのサラウンドバスのマスターレベルは、画面右上で確
認できます。
SURR VIEW 画面を使うと、各チャンネルのサラウンドパンの
設定を一覧表示できます。
サラウンドパンの注意事項
ここでは、サラウンドパンを使用する場合の注意事項や制限事項について説明します。
シーンのリコール操作
サラウンドモードの選択やチャンネルごとのサラウンド
パンの設定は、シーンの一部として記録されます。
サラウンドモードがカレントシーンと異なるシーンをリ
コールすると、それに伴って画面やパネル上の表示が変化
します。セレクティブリコールやリコールセーフの設定と
は関係なく、サラウンドモードはリコールされます。
片方のチャンネルがリコールの対象から除外されている
場合は、STEREO LINK ボタンがオンのシーンをリコー
ルしても、STEREO LINK ボタンはオンのままで、もう一
方のチャンネルのみがリコールされます。
SURROUND BUS SETUP の設定 (MIX バス 1-8/9-16
選択と各サラウンドチャンネルへの割り当て ) は、シーン
データに含まれません。
チャンネルライブラリーのリコール操作
インプットチャンネルライブラリーには、インプット系の
サラウンドパンに関するパラメーターが記録されます。
STEREO LINK ボタンがオンのときに、インプットチャ
ンネルライブラリーをリコールすると、STEREO LINK
ボタンの設定はオンのまま、一方のチャンネルのみをリ
コールします。その後の動作では、STEREO LINK に従っ
て動きます。
チャンネルコピー
パネル上の操作でインプットチャンネルをコピーすると、
サラウンド関連のパラメーターもコピーされます。
・CHCOPY 画面 (INPUT VIEW ファンクション ) でサラ
ウンド関連のパラメーターをコピーするには、
DESTINATION 欄の ALL ボタンをオンにする必要があ
ります。
グローバルペースト
サラウンド関連のパラメーターをペーストするには、
GLOBAL PASTE 画面 (SCENE ファンクション )
CURRENT SCENE 欄の ALL ボタンをオンにする必要が
あります。さらに、隣り合う 2 チャンネルの両方が選択さ
れていれば、STEREO LINK 欄の設定もペーストされま
す。
パターン 5
奇数チャンネルの左←→右の動きが
偶数チャンネルの前←→後ろの動き
と連動します。また、奇数チャンネル
の前←→後の動きが偶数チャンネル
の左←→右の動きと連動します。
パターン 6 前後 / 左右とも逆方向に連動します
パターン 7
奇数チャンネルの左←→右の動きが
偶数チャンネルの前←→後ろの動き
と連動します。また、奇数チャンネル
の前←→後の動きが偶数チャンネル
の右←→左の動きと連動します。
パターン 8
奇数チャンネルの左←→右の動きが
偶数チャンネルの後ろ←→前の動き
に連動します。奇数チャンネルの前
←→後ろの動きが偶数チャンネルの
左←→右の動きに連動します。