User Manual

MIDI REMOTE ファンクション
174
PM5D/PM5D-RH 取扱説明書 リファレンス編
GPI IN MONITOR
F
GPI IN モニター
X-AXIS (
8
)とY-AXIS (
9
) で選択した GPI IN
ポートからの電圧を、それぞれ X ( 横方向 ) Y (
方向 ) のグラフ上に黄色の◎で表示します。
また、アクティブ / 非アクティブを判定するための電圧の
可変範囲を赤色の四角で表示します。
G
CALIBRATION
GPI IN ポートから入力される信号の電圧に合わせて、
PM5D がアクティブ / 非アクティブを判定するための電
圧の可変範囲を調整 ( キャリブレーション ) するボタンで
す(キャリブレーションの詳しい方法は
P.123)。
このボタンをオンにすると、電圧の可変範囲は一旦クリア
され、GPI IN の電圧が変化するたびに可変範囲が更新さ
れます。このボタンをオフにすると、それまでの可変範囲
が記憶され、それ以降はその可変範囲を元にアクティブ /
非アクティブが判定されます。
H
X-AXIS (X )
I
Y-AXIS (Y )
キャリブレーションを行なう GPI IN ポートを選択しま
す。左右の / ボタンをクリックすると、ポートが切
り替わります。
ジョイスティックなど二次元式の操作子を使用する場合
はX軸/Y軸両方向のポートを指定します。また、どちら
か一方を-----( 割り当てなし ) に設定しておき、1 方向の
みのキャリブレーションを行なうこともできます。
J
REVERSE ( リバース )
入力レベルのローレベル / ハイレベルを反転し、グラフの
表示方向を切り替えます。選択された GPI IN ポートの
POLARITY (
3
) を切り替えることと同等です。
GPI OUT
K
GPI OUT ポート
設定を行なう GPI OUT ポートの番号です。
L
GPI OUT ステータス
該当するポートの出力信号の状態を表示します。L/H の文
字は、信号レベルのロー( 出力レベルが接地されている状
態)またはハイ ( 出力レベルがハイレベルの状態 ) を表し
ます。アクティブ時には背景色が黄色、非アクティブ時に
は背景色がグレーになります。信号がロー/ ハイどちらの
状態のときにアクティブになるかは、POLARITY (
M
)欄
で選択します。
M
POLARITY ( ポラリティ)
GPI OUT ポートがアクティブになったときに出力される
信号の極性を選択します。ローアクティブ ( アクティ
ブのときに接地 ) またはハイアクティブ ( アクティ
ブのときにハイレベル ) が選べます。
N
TEST ( テスト )
GPI OUT ポートごとの動作をテストするためのボタンで
す。このボタンをオンにしている間、対応する GPI OUT
ポートを一時的にアクティブにし、POLARITY (
M
)の
定に従って信号が出力されます。
O
FADER START ( フェーダースタート )
GPI OUT の各ポートにトリガーとして割り当てられた
フェーダーのチャンネルと、そのフェーダーモード ( トリ
ガーを検出する方法 ) を表示します。
設定の変更は、左端の ボタンをクリックして GPI
OUT PORT ASSIGN ウィンドウを表示させ、フェーダー
モードとチャンネルを選択します。選択可能なフェーダー
モードは、次のとおりです。
FADER START
選択したチャンネルのフェーダーが− 60dB 未満から
60dB を超えたときに、250msec の長さのコントロール
信号 ( トリガー信号 ) が出力されます。
FADER STOP
選択したチャンネルのフェーダーが−∞ dB まで到達し
たときに、250msec の長さのコントロール信号 ( トリガー
信号 ) が出力されます。
FADER TALLY
選択したチャンネルのフェーダーが− 60dB 未満から
60dB を超えたときに、コントロール信号が出力されま
す。このコントロール信号は、フェーダーが−∞ dB に到
達するまで ( または、その GPI OUT ポートが別のトリ
ガーを受けるまで ) 保持されます。
なお、GPI 画面の FADER START 欄の設定は、FADER
START 画面の GPI に関する設定 (
P.175) と連動して
います。
8
9
J
7
6
K L
M N O P Q