User Manual

PAN/ROUTING ファンクション
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PM5D/PM5D-RH 取扱説明書 リファレンス編
PAN/ROUTING ファンクション
インプット系チャンネルから任意の MIX バスに信号を送出
します。また、MIX バスごとのタイプ (VARI または FIXED)
や、信号の送出位置もこの画面で選びます。
A
タイプ選択
奇数 / 偶数番号の順に並んだ 2 系統の MIX バスごとにタ
イプを選びます。選択可能なタイプは次のとおりです。
FIXED ( フィックスト )
センドレベルがノミナルレベル (0.0dB) に固定された
MIX バスです。MIX バスをグループ出力、もしくは MTR
に録音するためのバス出力として利用する場合などに選
択します。
VARI ( バリアブル )
センドレベルが可変の MIX バスです。MIX バスを外部エ
フェクトへの送りやフォ−ルドバック用の出力として利
用する場合などに選択します。
Hint
サラウンドモードが有効のとき、サラウンドバスとして使用する
MIX バスではタイプ表示がSURROUNDに切り替わります。
の間はタイプを変えることはできません。
B
MIX バス
送り先となる MIX バスの番号です。ペア化されている
MIX バスは、中央にハートのマークが表示されます。この
マークをクリックして、ペアの設定 / 解除を行なうことも
できます。
C
POST ON/POST TO ST ( ポストオン / ポストトゥステ
レオ )
インプット系チャンネルからその MIX バスへとポスト
フェーダーの信号を送るときに、信号の送出位置をさらに
細かく指定するためのボタンです。送出位置は、の2つ
の中から選択できます。
POST ON
[ON] キーの直後から信号が送られます。
POST ON/POST TO ST=
POST TO ST
[TO STEREO] キーの直後から信号が送られます。
POST ON/POST TO ST=
Hint
この設定は、すべてのインプット系チャンネルから該当する
MIX バスに送られる信号に対して有効です。
D
CH to MIX ( チャンネルトゥミックス )
インプットチャンネル /ST IN チャンネル ( 縦列 ) から
MIX バス ( 横列 ) へと送られる信号のオン / オフやセン
ドレベルなどを設定します。
この部分に表示されるボタンやノブは、送り先となる
MIX バスのタイプ (FIXED または VARI) や、MIX バスど
うしのペアの設定によって異なります。
CH to MIX ( チャンネルトゥミックス ) 画面
CH to MIX
43
1 2
MIX1
MIX2
STEREO L
STEREO R
……
……
FADER
INPUT CHANNEL 1
ON TO ST
ON
ON
PAN
MIX1 (VARI)
LEVEL
MIX2 (VARI)
LEVEL
MIX1
MIX2
STEREO L
STEREO R
……
……
FADER
INPUT CHANNEL 1
ON TO ST
ON
ON
PAN
MIX1 (VARI)
LEVEL
MIX2 (VARI)
LEVEL