User Manual

PM5D/PM5D-RH 取扱説明書 基本操作編
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インプット系チャンネルの操作
PM5D-RH モデル
A
[+48V ON/OFF] LED
INPUT 子1〜48ST IN 子1〜4にファンタム電源
(+48V) が供給できる状態のとき、この LED が点灯しま
す。ただし、リアパネルの [+48V MASTER] スイッチがオ
ンになっていないと、+48V は供給されません。
B
[PEAK]/[SIGNAL] LED
入力レベルがノミナルレベルの 14dB 手前 ( クリップレベ
ルの 34dB 手前 ) まで到達すると、[SIGNAL] LED が点灯
します。また、クリップレベルの 3dB 手前まで到達する
と、[PEAK] インジケーターが点灯します。
C
[LAMP DIMMER] ノブ
LAMP 端子に接続したランプの照度を調節します。
PM5D-RH モデルでは、AD IN セクションの入力信号の感度、
ファンタム電源 (+48V) のチャンネルごとのオン / オフは、
ディスプレイ上で操作します。ただし、ファンタム電源のマス
タースイッチは、リアパネルの [+48V MASTER] スイッチで
操作します。
INPUT 子1〜48やSTIN端子1〜4から入力される信号
の入力感度の調節や、ファンタム電源 (+48V) のオン / オフ切
り替えを行ないます。この操作は、PM5D モデルと PM5D-RH
モデルで異なります。
Hint
ペアに設定されたインプットチャンネルどうしでも、ヘッドアン
プの設定については独立して行なう必要があります。
PM5D モデル
PM5D モデルでは、パネル上の AD IN セクションの操作子
(
P.34) を使って、ヘッドアンプの設定を行ないます。
入力感度の調節は、その端子に対応する [GAIN] ノブの調
節と [PAD] スイッチのオン / オフを組み合わせて行ない
ます。
INPUT 子1〜48にファンタム電源 (+48V) を供給する
には、その端子に対応する [+48V] スイッチをオンにしま
す。
INSERT IN/OUT 端子に挿入された外部機器を有効にす
るには、その端子に対応する [INSERT] スイッチをオンに
します。
PM5D-RH モデル
PM5D-RH モデルでは、ディスプレイ上の操作でヘッドアンプ
の設定を行ないます。
1
DISPLAY ACCESS セクションの [SYS/W.CLOCK] キー
を繰り返し押して、HA 画面を表示させます。
2
画面内の INTERNAL HA ボタンをクリックします。
INPUT 子1〜48ST IN 子1〜4に対応する内蔵
ヘッドアンプの設定状態が表示されます。
3
画面内のボタンやノブを使って、ヘッドアンプの設定を変
更します。
A
+48V ボタン
ボタンをクリックして、その端子のファンタム電源
(+48V) のオン / オフを切り替えます。
B
GAIN ノブ
ノブをドラッグしてその端子の入力感度を +10dB
62dB の範囲で調節します。
C
GANG ボタン
このボタンをオンにすると、奇数 / 偶数番号の順で隣り
合った 2 チャンネルの入力感度が、現在のオフセット値を
保ったまま連動します。
このとき、トップパネル上にある AD IN セクションの
LED で、入力信号のレベルやファンタム電源 (+48V) のオ
ン/オフが確認できます。
Hint
PM5D-RH モデルのヘッドアンプの設定は、HA/INSERT ファ
ンクションの CH 1-24 画面、CH 25-48 画面、ST IN/FX RTN
画面でも行なえます (
P.252)。
外部ヘッドアンプ機器 (AD8HR) も、内蔵ヘッドアンプと同様
に画面上で設定できます。
1
2
3
ヘッドアンプの入力感度やファンタム電源
(+48V) を操作する
HA
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2
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