User Manual

第7章 セレクテッドチャンネルの操作
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PM5D/PM5D-RH 取扱説明書 基本操作編
現在選択されているチャンネルのヘッドアンプ、AD 変換後の
アッテネーター、フェイズに関するパラメーターを操作しま
す。このセクションは、インプット系チャンネルが選ばれてい
る場合のみ有効です。
A
[GAIN/ATT] キー
[GAIN/ATT] エンコーダー(
2
) で操作するパラメーター
を選びます。
[GAIN/ATT] キーが点灯 ( ゲイン )
インプット系チャンネルにパッチされている内蔵ヘッド
アンプ (PM5D-RH のみ ) または専用プロトコルに対応し
た外部ヘッドアンプ (YAMAHA AD8HR、AD824 など )
の入力感度を操作します。設定範囲は、+10 〜− 62 です。
[GAIN/ATT] キーが消灯 ( アッテネーター)
インプット系チャンネルの AD 変換後のアッテネーター
を操作します。設定範囲は、−96〜+24で
Note
内蔵 / 外部ヘッドアンプがパッチされていないチャンネルでは、
ゲインは選択できません。
B
[GAIN/ATT] エンコーダー
[GAIN/ATT] キー(
1
) の選択に応じて、インプット系
チャンネルにパッチされている内蔵 / 外部ヘッドアンプ
の入力感度、または AD 変換後のアッテネーターを操作し
ます。
周囲の LED の動作は、次のように変化します。
[GAIN/ATT] キーが点灯 ( ゲイン )
[GAIN/ATT] キーが消灯 ( アッテネーター)
C
[φ] キー
選択されているインプット系チャンネルの位相を切り替
えます。このキーがオンのときは、位相が反転します。
選択されているチャンネルのゲートに関するパラメーターを
操作します。このセクションは、インプットチャンネル /ST
IN チャンネルが選ばれている場合のみ有効です。
A
GATE GR メーター
選択されているチャンネルのゲートによるリダクション
量を表示するメーターです。
B
GATE [ON] キー
選択されているチャンネルのゲートのオン / オフを切り
替えます。
C
GATE [ATTACK] インジケーター
ゲートのアタックタイムを msec 単位で表示します。
D
GATE [ATTACK] エンコーダー
ゲートのアタックタイム ( 信号がスレッショルドを越え
てから、ゲートが開くまでの時間 ) を設定します。
E
GATE [HOLD] インジケーター
ゲートのホールドタイムを msec 単位、または sec 単位で
表示します ( 表示されている単位に相当するインジケー
ターが点灯します )。
F
GATE [HOLD] エンコーダー
ゲートのホールドタイム ( 信号がスレッショルドを下
回った後で、ゲートが開いている時間 ) を設定します。
G
GATE [DECAY] インジケーター
ゲートのディケイタイムを msec 単位、または sec 単位で
表示します。
H
GATE [DECAY] エンコーダー
ゲートのディケイタイム ( ホールドタイムで設定された
時間を経過した後で、ゲートが閉じるまでの時間 ) を設定
します。
I
GATE [THRESHOLD] エンコーダー
ゲートのスレッショルドレベル ( ゲートが開閉する基準
となるレベル ) を設定します。信号がこのレベルを越えた
ときにゲートが開き、このレベルより下がったときにゲー
トが閉じます。
J
GATE [RANGE] エンコーダー
ゲートが閉じている間の減衰量を設定します。
GAIN/ATTENUATION/φ ( ゲイン / アッテ
ネーション / フェイズ )
1
2
3
( アッテネーション )
+
(増)
0
NOISE GATE ( ノイズゲート )
9
2
J
8
6
4
3
5
7
1