User Manual

PM5D/PM5D-RH 取扱説明書 基本操作編
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セレクテッドチャンネルの操作
SELECTED CHANNEL セクションを使って、内蔵ゲートを
操作します。
Note
PM5D の内蔵ゲートには、GATE ( ゲート )、DUCKING ( ダッキ
ング ) という 2 つのタイプがあり、それぞれ動作が異なります。
ゲートを利用するときは、ゲートライブラリーから希望するタイ
プを使ったライブラリーを読み込み、その後で必要に応じて各種
パラメーターを調節します。
1
[SEL] キーを押して、操作の対象となるチャンネルを選択
します。
ゲートは、インプットチャンネルまたは ST IN チャンネ
ルでのみ有効です。
2
DISPLAY ACCESS セクションの INPUT [GATE/COMP]
キーを何回か押して、GATE LIBRARY 画面を表示させま
す。
GATE LIBRARY 画面は、ゲートの設定データをライブラ
リーにストア ( 保存 ) したり、ライブラリーから既存の
データをリコール ( 読み出し ) したりする画面です。
3
画面右下にあるライブラリーリストのスクロールバーに
カーソルを合わせ、[DATA] エンコーダーを回して、読み込
むライブラリーを選択します ( リスト内で選択されてい
るライブラリーは、反転表示されます )。
リスト右側にRと表示される 001 036 の番号には、
み出し専用のプリセットライブラリーが書き込まれてい
ます。001 002 の番号には、それぞれタイプの異なるプ
リセットライブラリーが書き込まれています。タイプを選
択したいときは、これらのライブラリーを利用するのが便
利です。それぞれの番号が対応するタイプは、次のとおり
です。
Hint
現在選ばれているゲートのタイプは、GATE PARAM 画面で確
認できます (
P.258)。
GATE LIBRARY 画面では、この他にもさまざまな楽器や用途
に応じたライブラリーが利用できます。また、自分自身の設定
をライブラリーに保存することもできます。
ゲートのタイプごとの詳しい説明は、資料編 (
P.288) をご
参照ください。
4
ライブラリーを選んだら、ライブラリーリスト左下の
RECALL ボタンをクリックします。
手順 3 で選択したライブラリーが、手順 1 で選択したチャ
ンネルにリコールされます。
5
SELECTED CHANNEL セクションの GATE [ON] キーを
押して LED を点灯させます。
選択したチャンネルのゲートが有効になります。
6
SELECTED CHANNEL セクションにあるコンプレッ
サー関連の操作子を使って、ゲートのパラメーターを操作
します。
ゲートによるゲインリダクション量は、SELECTED
CHANNEL セクションの GATE GR メーターで確認でき
ます。
Hint
ゲートの各操作子の機能については、P.58 をご参照ください。
ゲートのより細かいパラメーター( キーイン信号の選択、ステ
レオリンクのオン / オフ ) の操作は、INPUT GATE/COMP
ファンクションの GATE PARAM 画面で行ないます
(
P.258)。
ゲートの操作子を変化させたときに、GATE PARAM 画面を自
動的に表示させることもできます。この設定は、UTILITY ファ
ンクションの PREFERENCE 1 画面で行ないます
(
P.182)。
番号 名前 タイプ
001 Gate GATE ( ゲート )
002 Ducking DUCKING ( ダッキング )
ゲートの操作
GATE LIBRARY
スクロールバーRECALL ボタン
GATE [ON] キー
GATE GR
メーター