User Manual

PM5D/PM5D-RH 取扱説明書 基本操作編
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シーンメモリー
SCENE MEMORY セクションの名称と機能
SCENE MEMORY セクションは、ミックスパラメーターをシーンメモリーにストア / リコールするセクションです。また、ミュート
グループ1〜8のミュート操作も、このセクションで行ないます。
A
SCENE MEMORY [1] [8] キー
これらのキーの機能は、ディスプレイ右下にある
DIRECT RECALL ボタン /MUTE MASTER ボタンの選
択によって異なります。
DIRECT RECALL ボタンがオンのとき
SCENE MEMORY [1] [8] キーは、あらかじめ割り当て
られた 8 つのシーンを直接リコールするためのダイレク
トリコールキーとして機能します。
MUTE MASTER ボタンがオンのとき
SCENE MEMORY [1] [8] キーは、ミュートグループ 1
〜8のミュートのオン / オフを切り替えるミュートマス
ターキーとして機能します。
B
[DIRECT RECALL]/[MUTE MASTER] インジケーター
現在選ばれている SCENE MEMORY [1] [8] キー(
1
)
の機能を表示するインジケーターです。
C
SCENE MEMORY [PREVIEW] キー
シーンのリコール操作を行なうときの動作として、
NORMAL モードまたは PREVIEW モードを選択する
キーです。キーの LED 点灯しているときは PREVIEW
モード、消灯しているときは NORMAL モードが選ばれて
います。それぞれのモードが選ばれているときの動作は、
次のとおりです。
NORMAL モード
通常の方法でシーンのストアやリコールを行なうモード
です。このモードでシーンをリコールすると、カレント
シーンが新しいシーンの設定値に書き換えられます。
PREVIEW モード
カレントシーンの信号処理には影響を与えずに、メモリー
にストアされているシーンの設定値を確認するモードで
す。このモードでシーンをリコールすると、そのシーンに
含まれるミックスパラメーターの設定値が PM5D のパネ
ル上に表示されますが、内部の信号処理はリコール前の状
態のままとなります。
この間にパネル上のキー/ エンコーダー類を操作すると、
パネル上の表示は変化しますが、内部の信号処理は影響を
受けません。必要に応じて、修正した内容を任意のシーン
番号やライブラリー番号に保存することもできます。
D
シーンナンバーインジケーター
ストア / リコールの対象として選ばれているシーンの番
号(000 500) を表示するインジケーターです。
E
SCENE MEMORY [UNDO] キー
最後に行ったシーンのリコール操作を取り消すキーです。
誤って不要なシーンを呼び出してしまったときにこの
キーを押せば、シーンをリコールする直前の状態に戻せま
す。
F
SCENE MEMORY [RECALL] キー
シーンナンバーインジケーター(
4
) に表示される番号の
シーンをリコールするキーです。
G
SCENE MEMORY [
π
]/[
]キ
シーンナンバーインジケーター(
4
) に表示される番号を
増減させるキーです。ただし、SCENE 画面の BLANK
SKIP ボタンがオンのときは、実際にシーンがストアされ
ている番号だけが選択できます。
H
SCENE MEMORY [STORE] キー
シーンナンバーインジケーター(
4
) に表示される番号に
カレントシーンをストアするキーです。
4
5
6
3
1
2
8
7
DIRECT RECALL ボタン
MUTE MASTER ボタン