User Manual

PM5D/PM5D-RH 取扱説明書 基本操作編
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シーンメモリー
リコールセーフ機能を利用する
リコールセーフとは、特定のパラメーター/ チャンネルのみをリコール操作から除外する機能です。シーンごとに設定可能なセレ
クティブリコール (
P.83) とは異なり、リコールセーフの設定はすべてのシーンに共通します。
1
DISPLAY ACCESS セクションの [SCENE] キーを何回か
押し、次の RECALL SAFE 画面を表示させます。
2
画面内のボタンを使って、リコール対象から除外するパラ
メーター/ チャンネルを選びます。
画面内の各ボタンの機能や操作方法は、INPUT SAFE
PARAMETER 欄のパラメーターとして HA ( ヘッドアン
プ)SAFE ON/OFF ボタンが追加されていることを除け
ば、SELECTIVE RECALL 画面 (SAFE PARAMETER
モードが選ばれている場合 ) と共通です。
なお、リコールセーフがオンに設定されたインプット系
チャンネル、STEREO A/B チャンネル、DCA グループで
は、チャンネルストリップの [RCL SAFE] インジケーター
が点灯します。
Hint
RECALL SAFE 画面では、パラメーターマトリクスグリッドを
クリックすると、中に G の文字の入った マークが表示され
ます。この G は、すべてのシーンに共通するグローバルな設定
であることを表わしています。
必要に応じて、現在選ばれているシーンのセレクティブリコー
ルの設定を RECALL SAFE 画面にコピー&ペーストすること
もできます (
P.162)。
INPUT SAFE PARAMETERS 欄の CH には、スクロールバー
を下にスクロールすると、入力チャンネルだけでなく入力ポー
トもあります。ある入力ポートの HA をリコールセーフに設定
すると、該当するチャンネルの HA もリコールセーフに設定さ
れます。複数のチャンネルが割り当てられている場合でも、
当する入力ポート / チャンネルの HA のリコールセーフ設定
は連動します。
3
パネル上の操作でチャンネルごとのリコールセーフのオ
ン/オフを切り替えるには、[SEL] キーでチャンネルを選
び、SELECTED CHANNEL セクションの [RECALL
SAFE] キーを押して、キーの LED を点灯させます。
該当するチャンネルのリコールセーフがオンになります。
Note
初期状態では除外するパラメーターとして ALL が選択されてい
るので、パネル上の操作でリコールセーフをオンにすると、オン
にしたチャンネルのすべてのパラメーターがリコールセーフの
対象になります。
リコールセーフの設定が終わってシーンをリコールする
と、選択したチャンネル / パラメーターのみがリコール操
作から除外されます。
Note
リコールセーフとセレクティブリコールは、併用できます。
コールセーフまたはセレクティブリコールのどちらか一方でも、
リコール操作から除外されているチャンネル / パラメーターは、
リコールされません。
RECALL SAFE
[RECALL SAFE] キー