User Manual

録音に関する設定
POCKETRAK CXリファレンスマニュアル
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音声を感知して自動録音する(VAS)
VAS(音声起動システム)を「ON」に設定することにより、録音待機状態で音声を感知した
ときに自動的に録音を開始できます。音声が一定レベル以下になると録音が自動的に一時停止
(録音待機)します。VAS ALC が「ON」に設定されているときのみ機能します。
Note:
小さな音は録音しない場合がありますので、大切な録音をするときは、VAS を「OFF」
にしてください。
1.
基本画面で [MENU/ENTER] ボタンを 2 秒以上押し、
[REC MENU] [VAS] [ON] を選び、[MENU/
ENTER] ボタンを押します。
2.
[STOP/ESC ] ボタンを 2 回押します。
基本画面に VAS が表示されます。
3.
[REC/PAUSE ] ボタンを押します。
音声を感知すると自動的に録音が始まります。
音声を感知できない場合には、経過時間と VAS が点滅し、
一時停止 ( 録音待機 ) 状態になります。
Note:
音声を感知しない場合や、録音が一時停止(録音待機)しない場合は、次に説明する「音
声感知レベル(VAS 値)の設定」で調整してください。
VAS が「ON」に設定されている状態で録音を開始すると、約 2 秒間は無条件に録音さ
れます。
音声感知レベル(VAS 値)の設定
音声感知レベルは音量に応じて 5 段階(1 5)で調節できます。数字が大きくな
るほど、音声感度が高くなり、小さな音でも録音が始まります。反対に数字が小さ
いと、音声を感知しない場合もあります。入力レベルに合わせてマイク感度(10
ページ)を設定しておくと、より効果的に VAS 機能を利用できます。
操作:
VAS「ON」で録音中に、[ ][ ] ボタンを押して、音声
感知レベルを調節します。
Note:
ハイパスフィルターを「ON」に設定すると、低域の音をカットするため、録音が開始さ
れない場合があります。その場合は、VAS を「OFF」に設定してください。
VAS 表示
VAS