ProVisionaire Edge V1.
目次 目次 1. はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 1.1. ご注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 1.2. ProVisionaire Edgeでできること . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 1.3. ソフトウェアの動作条件 . . . . . . . . . . . . . . .
1. はじめに 1. はじめに このたびは、ヤマハProVisionaire Edgeをダウンロードいただき、ありがとうございます。 ProVisionaire Edgeは、ローカルネットワーク上の対象デバイスからログやステータス情報を収集し、情報を ブラウザ上でモニタリングするためのWindows向けソフトウェアです。 本書は、ProVisionaire Edge(V1.2時点)の使用方法について説明するものです。ProVisionaire Edgeが対象 とするデバイスについては、ProVisionaire Edgeダウンロードページに掲載されている互換表をご確認くださ い。 1.1.
1. はじめに 1.3. ソフトウェアの動作条件 • OS : Windows 11 / Windows 10(64bitのみ) • CPU : Intel Core i以上 • Memory : 4 GB以上 • HDD/SSD : 2.2 GB以上 • その他 : Ethernet(1000BASE-T以上)またはWi-Fi搭載 1.4. インストール手順 1. ProVisionaire EdgeのインストールファイルをPCにダウンロードします。 ヤマハプロオーディオサイトのProVisionaire製品ページにリンクがあります。 https://www.yamahaproaudio.com/ 2. Zipファイルを任意の場所に展開します。 3. フォルダの中の「Install_PVEdge.exe」ファイルをダブルクリックします。 4. インストーラーの指示に従って、アプリケーションをインストールします。 1.5. 起動方法 コンピューターのスタートメニューから起動します。 ProVisionaire Edge V1.
2. 基本のプロセス 2. 基本のプロセス 2.1. ProVisionaire Edge Settiing ネットワーク設定 ProVisionaire Edgeをインストールしたら、コンピューターのスタートメニューからProVisionaire Edge Settingを起動してネットワークインターフェースやモニタリング対象デバイスを設定してください。 ProVisionaire Edge Settingの詳細については、後述するProVisionaire Edge Settingウィンドウを参照してく ださい。 2.1.1. ネットワークインターフェースの設定 1. ProVisionaire Edgeが稼働するネットワークインターフェースのIPアドレスを、モニタリングする対象 デバイスと同じサブネットワークになるように設定してください。 2.
2. 基本のプロセス 2.1.2. デバイス登録 ProVisionaire Edgeでモニタリングするデバイスを登録します。 1. ProVisionaire Edgeでは、選択されたネットワークインターフェース上にあるデバイスが自動で検出さ れるため、ProVisionaire Edge Settingでのデバイスの手動登録は原則不要です。 NOTE 自動登録されるデバイスは、ProVisionaire Edge Setting モニタリング画面の「モニタリング対象デバ イスの登録」の一覧には表示されません。 NOTE 以下の場合は自動で検出されません。ProVisionaire Edge Setting モニタリング画面の「モニタリング 対象デバイスの登録」でデバイスの手動登録をしてください。 ◦ 他のネットワークセグメントに存在するデバイスをモニタリングする場合 ◦ 下記の自動検出に対応していない機種をモニタリングする場合(ProVisionaire Edge V1.
2. 基本のプロセス 対象機器(ProVisionaire Edge V1.2時点) 機器名 接続端子 IPアドレス IPアドレス設定方法 DM7 Series *1 NETWORK端⼦ 任意 SETUP → NETWORK → FOR MIXER CONTROL DM3 Series *2 NETWORK端⼦ 任意 SETUP → NETWORK → FOR MIXER CONTROL RIVAGE PM Series (コンソール、DSP) *3 NETWORK[PC]端⼦ 192.168.53 変更できません。 .
2. 基本のプロセス 2.2. デバイスのモニタリング開始 1. モニタリングする対象デバイスとコンピューターをネットワーク接続してください。 2. コンピューターのスタートメニューからProVisionaire Edgeを起動してください。 3. ブラウザ上でProVisionaire Edgeが起動します。デバイスのモニタリングを開始してください。 デバイスのモニタリングの詳細については、後述のProVisionaire Edgeモニタリングウィンドウを参照 してください。 ProVisionaire Edge V1.
3. 画面構成 3. 画面構成 3.1. 「ProVisionaire Egde Setting」ウィンドウ 「ProVisionaire Egde Setting」ウィンドウではProVisionaire Edgeの設定をします。 この画面を開くには、[スタートメニュー] → [Yamaha ProVisionaire Edge] → [ProVisionaire Edge Setting] を選択します。 3.1.1.
3. 画面構成 ❺[デバイスの登録]ボタン クリックするたびにデバイスが追加されます。ネットワーク上のデバイスのIPアドレスと対象モデルを設定し てください。 ❻[日時表示フォーマット] [障害・イベントリスト]の表示時間のフォーマットを指定します。 ❼[データサイズの上限] 指定したサイズを超えると古いデータから自動的に削除されます。 高度な設定 ❽[ProVisionaire Edge HTTP Serverが使用するTCPポート(デフォルト:50081)] モニタリング情報を他のコンピューターに渡すためのTCPポート番号を設定します。 TCPポート番号を変更した場合は、Windowsファイアウォールの設定も変更してください。 ❾[ProVisionaire EdgeがデバイスからIoTデーターを収集するために使用するTCPポート(デフォル ト:50080)] モニタリング情報を収集するためのTCPポート番号を設定します。 TCPポート番号を変更した場合は、Windowsファイアウォールの設定も変更してください。 3.1.2.
3. 画面構成 3.2. 「ProVisionaire Egde」モニタリングウィンドウ 「ProVisionaire Egde」モニタリングウィンドウでは、ProVisionaire Edgeで対応デバイスの稼働状況を監視 できます。 この画面を開くには、Windowsの[スタートメニュー] [ProVisionaire Edge]を選択します。 → [Yamaha ProVisionaire Edge] NOTE 最新の状態を表示するには、ブラウザーのページの更新(再読み込み)を行ってください。 3.2.1. ダッシュボード画面 デバイス全体のステータス(OK、Warning、Error、Fault)を表示します。 • OK : 異常なし • Warning : 機器による自動回避・予防・保護、または前兆検知 • Error : 一時的な機能不全(原因:誤設定・誤操作・誤配線・誤運用など) • Fault : 復帰不能な機能不全(原因:ハードウェア故障など) 10 | ProVisionaire Edge V1.
3. 画面構成 3.2.2. デバイスリスト画面 ProVisionaire Edgeが収集したデバイスの稼働情報を表示します。 ❶[フィルター]ボタン フィルターの設定画面を表示します。 ❷[Enable]チェックマーク チェックすると、フィルターを有効にします。 ❸デバイス一覧 • ❹[詳細]ボタン デバイスの詳細情報を表示します。 ProVisionaire Edge V1.
3. 画面構成 • ❺機種 デバイスのモデル名 • ❻ID デバイスのUNIT ID • ❼IPアドレス デバイスのIPアドレス • ❽ファームウェアバージョン デバイスのMAINファームウェアバージョン • ❾Online/Offline デバイスの接続状態(Online/Offline) • ❿ステータス デバイスのステータス(OK/Warning/Error/Fault) • ⓫[識別]ボタン クリックすると機器のインジケーターが数秒間点滅します。 ⓬[オフラインのデバイス]ボタン オフラインのデバイスのみがリストに表示されます。 ⓭[障害発生中のデバイス]ボタン 障害が発生しているデバイスのみがリストに表示されます。 12 | ProVisionaire Edge V1.
3. 画面構成 3.2.3. 障害・イベントリスト画面 全てのモニタリング対象デバイスで発生した障害・イベントの情報を一覧で表示します。 ❶フィルターボタン フィルターの設定画面を表示します。 ❷[Enable]チェックマーク チェックすると、フィルターを有効にします。 ❸障害・イベント一覧 • ❹機種 デバイスのモデル名 • ❺ID デバイスのUNIT ID • ❻日時 障害やイベントが発生した日時 • ❼重大度 発生した障害やイベントの重大度 ◦ OK : 異常なし ◦ Warning : 機器による自動回避・予防・保護、または前兆検知 ◦ Error : 一時的な機能不全(原因:誤設定・誤操作・誤配線・誤運用など) ◦ Fault : 復帰不能な機能不全(原因:ハードウェア故障など) • ❽イベントタイプ 発生したイベントのタイプ ProVisionaire Edge V1.
3. 画面構成 • ❾ステータス 発生した障害・イベントのタイプ ◦ Momentary : イベントの発生 ◦ Occurred : 障害発生状態への遷移 ◦ Resolved : 障害解消状態への遷移 • ❿発生回数 次の障害やイベントが発生する前に発生した同一障害やイベントの発生回数 • ⓫メッセージ 発生した障害の詳細情報 ⓬[未解決]ボタン 障害が発生しているデバイスで未解決のもののみを表示します。 ⓭[全てクリア]ボタン ProVisionaire Edge内の全てのログをクリアします。ログのクリアを確認する画面を表示します。 14 | ProVisionaire Edge V1.
4. 困ったときは 4. 困ったときは 症状 原因 対応 ネットワーク上にデバイ スが存在するの に、ProVisionaire Edge でデバイスが見えない。 デバイスが自動登録に対 応していない機種のた め、デバイスの登録がさ れていない可能性があり ます。 ProVisionaire Edge Settingの「モニタリング対象デ ネットワーク上のデバイ 対象デバイス スをProVisionaire Edge がProVisionaire Edgeの Settingで登録できない。 サポート対象外である可 能性があります。 ヤマハプロオーディオサイトのProVisionaire Edgeの バイスの登録」でデバイスを手動登録してください。 自動登録非対応機種(ProVisionaire Edgev1.2時点) ・DM7 Control ・DM3 Standard ※2台以上接続する場合 互換表をご確認ください。 互換表は、"ProVisionaire Edge Compatibilities"で 検索してください。 ProVisionaire Edge V1.
© 2024 Yamaha Corporation 2024年5月 発行 YJ-A0