User Manual

いろいろな楽器音(ボイス)で弾いてみよう
PSR-E373 取扱説明書
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●アーティキュレーション
楽器特有の奏法を演奏音で再現する効果です。[アーティ
キュレーション]ボタンを押している間だけ、演奏音に
アーティキュレーション効果がかかります。
この効果をかけられる楽器音をS.ArtLiteボイス(スー
パーアーティキュレーションライトボイス)と呼びます
S.ArtLiteボイスは、楽器リスト(58ページ)で「***」が
つけられています。
アーティキュレーション効果の例
ギターを選択した場合、以下のようなギター固有の奏法
をリアルに再現できます。
例:楽器番号044「S.ArtLiteナイロン弦ギターハーモニクス」
アーティキュレーションボタンを押しながら鍵盤を弾く
と、ハーモニクス音が鳴ります。
例:楽器番号048「S.ArtLiteディストーションギター」
アーティキュレーションボタンを押すと、スクラッチノ
イズが鳴ります。
アーティキュレーション効果はS.ArtLiteボイスにのみか
かります。S.ArtLiteボイスが選択されている場合は、そ
の楽器音に最適な効果がかかります。
S.ArtLiteボイス以外の楽器音が選択されている場合は、
アーティキュレーション効果はかかりません。楽器音を
揺らすような効果がかかります。
1 鍵盤を弾きながら、[アーティキュレーション]ボタン
を押してみましょう。
2 [アーティキュレーション]ボタンを離すと、アーティ
キュレーションはオフになります。
ペダルを使ってアーティキュレーション効果をかける
機能設定(53ページ機能番号029)でペダル(フットス
イッチ)にアーティキュレーション機能を割り当てると
ペダルを踏むことで効果をかけられます。
●リ
コンサートホールやライブハウスで演奏しているような
残響効果です。リバーブタイプは、スタイル/ソング選
時に自動的に最適なものが選択されますが、機能設定
(53ページ機能番号020)で変更することもできます。
「oFF」を選ぶとリバーブはオフになります。また、リ
バーブ効果のかかり具合を、機能設定(53ページ機能
021)で調整することもできます。
●コ
演奏音に広がりやうねりを持たせる効果です。コーラス
タイプは、スタイル/ソング選択時に自動的に最適なも
が選択されますが、機能設定(53ページ機能番号022)
変更することもできます。「oFF」を選ぶとコーラスはオ
フになります。また、鍵盤演奏音のみコーラス効果のか
かり具合を機能設定(
52ページ
機能番号007、011、53
ページ機能番号015)で調整することもできます。
スタイル/ソングに対するコーラス効果のかかり具合は
更できません。
サステイン
機能設定(53ページ機能番号024)でオンにすることによ
り、メインボイス/デュアルボイスの演奏音に常に余韻
付けることができます。また別売りのフットスイッチ
(14ページ)を使うと、ピアノのダンパーペダルのような
サステイン効果をかけることができます。
NylnGtrH
044
S.ArtLiteボイスを選ぶと表示されます。
アーティキュレーション効果はメインボイスにのみかかりま
す。
S.ArtLiteボイスは、鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )などに
よって鳴り方が変わります。
サステインをオンにしても効果がかからない音色もありま
す。
NOTE
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