User Manual

PSR-E373 取扱説明書
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二人で一緒に弾いてみよう(デュオ)
デュオモードをオンにすると、鍵盤が左右の鍵域に分かれ、同時に二人が同じ音域で演奏できます。1台の
楽器で二人同時に演奏したり、二人並んで座り、一人がお手本を弾き、もう一人がそれを見ながら練習した
りする、といった使い方ができます。
1
[機能]ボタンを何度か押して、「DuoMode(54
ページ機能番号048)を画面に表示させます。
2
[+/YES]ボタンを押して、「on」を選びます。
066(F#3)がデュオスプリットポイントとなり、鍵盤
が左奏者側と右奏者側に分かれます。
3
左側鍵域と右側鍵域に分かれて、二人で演奏し
ましょう。
4
デュオモードを解除するには、「DuoMode」を
呼び出し(手順1参照)、[−/NO]ボタンを押し
て「oFF」にします。
左奏者側の音色を変更する
左奏者の楽器音のみを変更するには、機能設定(54
ページ機能番号049)で選択します。左奏者の楽器音
と右奏者の楽器音が異なる場合は、画面には右奏者
の楽器音が表示されます。
デュオモードでのスピーカー音
デュオモードの初期設定では、左側鍵域の演奏音が
左側のスピーカーから、右側鍵域の演奏音が右側の
スピーカーから鳴ります。スピーカー音の鳴らし方
については、下記手順で変更ができます。
1. 機能設定で「DuoType」(55ページ機能番号
055)を呼び出します。
2. 「Balance」または「Separate」のどちらかを選
択することにより、左右のスピーカーの出力方法
を選択します。
「Balance」:左側鍵域と右側鍵域の演奏音が、
左右両方のスピーカーで鳴ります。
「Separate」:左側鍵域の演奏音が左側のス
ピーカーで、右側鍵域の演奏音が右側のスピー
カーで鳴ります。
デュオモードでの初期設定は「Separate」です。
デュオモードでのサステイン効果
通常のモードと同様、デュオモードでも下記いずれ
かの方法で鍵盤演奏音に余韻(サステイン効果)を付け
られます。いずれも、左側鍵域と右側鍵域の両方に
効果をかけられます。
[SUSTAIN]端子に接続したフットスイッチ(14ペー
)を踏む。
機能設定(53ページ機能番号024)をONに設定す
る。鍵盤演奏音に常に余韻が付きます。
右奏者側と左奏者側では、同じ音色(メインボイス)に設
定されます。
デュオスプリットポイントは、[スタイルオン/オフ]
タンを1秒以上押すと、機能設定画面(54ページ機能番
050)で変更できます。
DuoMode
on
デュオがオンのときに表示されます。
デュオスプリットポイント
初期設定:(066:F#3)
左奏者側 右奏者側
C3相当
C3相当
NOTE
デュオモードではレッスン、ハーモニー /アルペジオや
デュアル機能など、一部ご使用になれない機能があります。
デュオモードでは、「DuoType」=Separate(55ページ
機能番号055)の設定により、ステレオサウンドの定位
(パン)や左右の音質や音量が、通常とは聞こえ方が違い
ます。特にキーごとに定位の異なるドラムキットなどで
はご注意ください。
サステイン効果は左側鍵域と右側鍵域で別々にかけるこ
とはできません。
サステインは、オンにしたまま電源を切ると、オンの状
態が保持されます。
NOTE
NOTE
NOTE