このたびは、ヤマハ製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。この楽器は、豊富な音 色や機能で演奏をお楽しみいただける電子キーボードです。この楽器に搭載された機能を十分に活か し、演奏をお楽しみいただくため、本書をよくお読みになってからご使用ください。 また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに大切に保管していただきますようお願 いします。 ご使用前に必ず4〜9ページの「安全上のご注意」をお読みください。 保証書付 裏表紙にあります。
もくじ この楽器のおすすめ機能 ....................................................... 4 対応フォーマットと機能 .................................................... 10 付属品(お確かめください) ................................................ 10 取扱説明書について............................................................ 11 グルーブクリエイターで遊ぶ クイックサンプリングを使う 各部の名称と機能 12 ご使用前の準備 16 電源の準備 ........................................................................... 16 電源を入れる/切る .............................................................
この楽器のおすすめ機能 最新のサウンドクオリティ メガブースト マイク入力 最新の音源を採用したことで、表現 力が向上し、この楽器1台で存在感 のある演奏ができます。 最大同時発音数は64音で、DSPは2 系統(メイン音色用のDSP1と、パー ト割当できるDSP2)を搭載していま す(26ページ)。また、DSP1とDSP2 ではディレイ効果を使えます。 [MEGA BOOST]ボタンを押すと、 通常の音量調節とは別枠で、最大で +6dB程度、音量をアップできます (21ページ)。外部スピーカーを接続 しないときも、この楽器1台で迫力 のある演奏ができます。 マイク入力端子を搭載し、さらに電 池駆動(16ページ)できるので、コン セントのないところでもマイクを 使ったパフォーマンスができます。 また、マイク入力にリバーブやコー ラスなどの効果をかけたり、トーク 用の設定に切り替えて使ったりでき ます(36ページ)。 820種類の楽器(音色)や、290種類の自動伴 奏(スタイル)を使って、弾きたい曲に合った 音で演奏ができます(22ページ、29ページ)。 また、これらのデータを選ぶときに、楽器の 種類
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々へ の危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 注意喚起を示す記号 禁止を示す記号 行為を指示する記号 ■「警告」「注意」「ご注意」について 誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を区分して掲載して います。 警告 「死亡する可能性または重傷を負う 可能性が想定される」内容です。 注意 「傷害を負う可能性が想定される」 内容です。 ご注意 「故障、損傷や誤動作、 データの損失 の発生が想定される」内容です。 電源アダプターについて 警告 注意 ヤマハ製電子楽器以外に使用しない。 禁止
楽器本体について 警告 水に注意 電源 / 電源アダプター 禁止 電源コードをストーブなどの熱器 具に近づけたり、無理に曲げたり、 傷つけたりしない。また、電源コー ドに重いものをのせない。 禁止 電源コードが破損し、感電や火災の原因 になります。 内部に水などの液体が入ると、感電や火 災、または故障の原因になります。入っ た場合は、すぐに電源スイッチを切り、 電源プラグをコンセントから抜いた上 で、お買い上げの販売店または巻末のヤ マハ修理ご相談センターに点検をご依 頼ください。 電源は必ず交流100Vを使用する。 必ず実行 エアコンの電源など交流 200V のもの があります。誤って接続すると、感電や 火災のおそれがあります。 ぬれた手で電源プラグを抜き差し しない。 電源アダプターは、必ず指定のもの (70ページ)を使用する。 必ず実行 感電のおそれがあります。 異なった電源アダプターを使用すると、 故障、発熱、火災などの原因になります。 電源プラグにほこりが付着している 場合は、ほこりをきれいに拭き取る。 本体の上に花瓶や薬品など液体の 入ったものを置かない。また、浴室
電池 充電式ニッケル水素電池を使用す る場合は、電池の取扱説明書の指示 に従う。 電池を分解しない。 禁止 電池の中のものに触れたり目に入った りすると、化学やけどや失明のおそれが あります。 必ず実行 電池を火の中に入れない。 破裂するおそれがあります。 電池は子供の手の届くところに置 かない。 禁止 使い切りタイプの電池は、充電しな い。 禁止 禁止 充電すると液漏れや破裂の原因になり ます。 火災、発熱、液漏れの原因になります。 禁止 複数の電池を使う場合、同じメー カーの同じ種類、同じ品番の新しい 電池を使用する。 必ず実行 禁止 電池がショートし、発熱、破裂、火災の おそれがあります。 指定(70ページ)以外の電池を使用 しない。 下記のような異常が発生した場合、 すぐに電源スイッチを切り、電源プ ラグをコンセントから抜く。 (電池 を使用している場合は、 電池を本体 電源プラグ から抜く。) を抜く ・電源コード/プラグがいたんだ場合 ・製品から異常なにおいや煙が出た場合 種類やメーカー、品番の異なる電池を一 緒に使用したり、新しい電池と古い電池 を一緒に使う
注意 電源 / 電源アダプター この製品を電源コンセントの近く に設置する。 たこ足配線をしない。 禁止 音質が劣化したり、コンセント部が異常 発熱して火災の原因になることがあり ます。 必ず実行 電源プラグを抜くときは、電源コー ドを持たずに、必ず電源プラグを 持って引き抜く。 必ず実行 電源コードが破損して、感電や火災の原 因になることがあります。 電源プラグに容易に手が届く位置に設 置し、異常を感じた場合にはすぐに電源 スイッチを切り、電源プラグをコンセン トから抜いてください。また、電源ス イッチを切った状態でも微電流が流れ ています。この製品を長時間使用しない ときは、必ず電源プラグをコンセントか ら抜いてください。 指定のスタンドを使用する。 また、付属のネジがある場合は必ず それを使用する。 必ず実行 本体が転倒し破損したり、内部の部品を 傷つけたりする原因になります。 接続 長期間使用しないときや落雷のお それがあるときは、必ずコンセント から電源プラグを抜く。 感電や火災、故障の原因になることがあ 電源プラグ ります。 を抜く 必ず実行 感電、聴覚障害または機器の損
取り扱い 本体のすき間に手や指を入れない。 お客様がけがをするおそれがあります。 禁止 本体が破損したり、お客様やほかの方々 がけがをしたりする原因になります。 禁止 パネル、鍵盤のすき間から金属や紙 片などの異物を入れない。 禁止 本体の上にのったり重いものをの せたりしない。また、ボタンやス イッチ、入出力端子などに無理な力 を加えない。 大きな音量で長時間使用しない。 感電、ショート、火災、故障や動作不良 の原因になることがあります。 禁止 聴覚障害の原因になります。特にヘッド ホンを使用する場合はご注意ください。 万一、聴力低下や耳障りを感じた場合 は、専門の医師にご相談ください。 ●データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。 ●不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。 • 使用後は、必ず電源を切りましょう。 • [ ]( スタンバイ / オン ) スイッチを切った状態 ( 画面表示が消えている ) でも微電流が流れています。 [ ]( スタンバイ / オン ) スイッチが切れているときの消費電力は、最小限の値で設計されてい
ご注意 お知らせ 製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐた め、以下の内容をお守りください。 ■ データの著作権に関するお願い ■ 製品の取り扱いに関する注意 • テレビやラジオ、オーディオ機器、携帯電話など 他の電気製品の近くで使用しないでください。楽 器本体またはテレビやラジオなどに雑音が生じる 場合があります。 • スマートフォンやタブレット端末などのスマート デバイスのアプリと一緒に使用する場合は、通信 によるノイズを避けるためスマートデバイスの機 内モードをオンにしてお使いいただくことをおす すめします。 • 使用環境により、強い電波の影響を受けると、ま れに楽器が誤動作することがあります。 • 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やス トーブの近くなど極端に温度が高くなるところ、 逆に温度が極端に低いところ、また、ほこりや振 動の多いところで使用しないでください。本体が 変形したり、内部の部品が故障したり、動作が不 安定になったりする原因になります(5℃〜40℃ の範囲で動作することを確認しています)。 • 本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム 製品などを置かないでください
対応フォーマットと機能 GMシステムレベル1 メーカーや機種が異なった音源でも、ほぼ同じ系統の音色で演奏が再現されることを目的に設けら れた、音源の音色配列やMIDI機能に関する音源フォーマットです。 XGライト ヤマハの高品位な音源フォーマットである「XG」の簡易(ライト)版です。「XG」のソングデータ を「XGlite」マークの付いた音源を使って手軽に再生して楽しむことができます。ただし、 「XGlite」ではコントロールできるパラメーターやエフェクトなどに一部制限がありますので、 「XG」のソングデータが元のデータと異なって聞こえる場合があります。 USB コンピューターと周辺機器を接続するためのシリアルインターフェースです。 スタイルファイルフォーマット(SFF) スタイルファイルフォーマット(SFF)とは、ヤマハの自動伴奏機能のノウハウを集大成した、伴奏 スタイルに関するフォーマットです。 付属品(お確かめください) • 取扱説明書(本書)×1 • 和文シート×1 譜面立ての取り付け方 PSR-E473 取扱説明書 • 電源アダプター ×1 • 製品登録のご案内×1 和文シート 本
取扱説明書について この楽器には、以下の説明書が用意されています。 ■冊子マニュアル • 取扱説明書(本書) この楽器の基本的な機能の使い方と操作を説明しています。 ■電子マニュアル • リファレンスマニュアル この楽器の応用的な機能の使い方と操作を説明しています。 • データリスト 音色名、スタイル名などのリストや、MIDIに関する資料を掲載しています。 • スマートデバイス接続マニュアル この楽器をスマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスと接続する方法を説明しています。 • コンピューターとつなぐ この楽器とコンピューターを接続する方法や、データを送受信する方法などを説明しています。 これらのマニュアルは、下記ウェブサイトの「取扱説明書」のページからご覧いただけます。製品名等を入力して、検索して ください。 *「MIDI入門」と入力すると、MIDIの基礎知識を説明した資料をPDFで入手できます。 ダウンロード https://jp.yamaha.
各部の名称と機能 ■フロント(正面)パネル (和文シートを載せた状態) 画面 (20ページ) B A D C E F G H 036 (C1) 048 (C2) 060 (C3) 072 (C4) 084 (C5) 096 (C6) 各鍵盤には番号(例036)と音名(例C1)が割り当てられています。これらは、スプリットポイント(60ページ)を指定するときなどに必要です。 で囲まれたボタン名について(シフト機能) A [シフト] (SHIFT)ボタンを押したままボタンを操作す ると、その枠内に書かれた機能が実行されます。 例えば、[シフト]ボタンを押しながら[マイク ボーカ ル/トーク/ミュート]ボタンを押すと、 設 定画面が呼び出されます。 q w e q[ ] (スタンバイ/オン)スイッチ .........................17ページ 電源のスタンバイ/オンを切り替えます。 w [全体音量] (MASTER VOLUME)コントロール ..
各部の名称と機能 B !0 [DSP2]ボタン .................................................................26ページ DSP2効果をオン/オフします。 y :DSP2効果タイプの選択画面を呼び出します。 !1 [デモ] (DEMO)ボタン ...............................................33ページ u デモソングを連続再生します。 t r i : 連続再生するソンググループ(デモグループ)の設 定画面を呼び出します。 o !2 [メトロノーム] (METRONOME)ボタン ...........21ページ !0 メトロノームをオン/オフします。 !5 !6 !1 !2 !3 !4 r [マイク ボーカル/トーク/ミュート] (MIC VOCAL/ TALK/MUTE)ボタン ..................................................
各部の名称と機能 C D @2 !7 @0 !9 @7 @6 !8 @8 @9 #0 #1 @6 〜 #1 再生コントロールボタン スタイル、ソング/オーディオ、またはグルーブのう ち、ランプがついているものの再生をコントロールし ます。 スタイル(STYLE)ランプ点灯時 ..............................29ページ @3 @1 @4 ソング/オーディオ(SONG/AUDIO)ランプ点灯時 @5 .........................................................................................32ページ グルーブクリエイター (GROOVE CREATOR)ランプ 点灯時 ...........................................................................38ページ !7 [楽器] (VOICE)ボタン ...............................................
各部の名称と機能 G H $7 $3 $4 $5 $6 $8 $9 クイックサンプリング(QUICK SAMPLING) $9 [ピッチベンド] (PITCH BEND)ホイール ホイールを上下に動かして鍵盤演奏音のピッチ(音高) を滑らかに上げ下げします。 $3 〜 $6 [A]〜[D]パッド ...................................................40ページ サンプルを再生します。 $7 [ループホールド] (LOOP HOLD)ボタン ..........40ページ このボタンを押したまま[A]〜[D]パッドを押すと、 サンプルがくり返し再生されます。 パネル設定 ここで説明したように、パネル上のボタンを使ってさ まざまな設定ができます。これらの設定をまとめて 「パネル設定」と呼びます。 :すべてのサンプルの再生を停止します。 $8 [キャプチャー ] (CAPTURE)ボタン .....................
ご使用前の準備 電池を使うときは 電源の準備 この楽器の電源には、電源アダプターか電池を使用でき ますが、電源アダプターのご使用をおすすめします。 ご注意 USBフラッシュメモリーに対して操作する場合は、電源アダプ ターをご使用ください。電池を使用すると、操作中に電源が切 れてデータを失うおそれがあります。 電源アダプターを使うときは 図の順序で電源アダプターを接続します。 この楽器は、単3形のアルカリ乾電池、マンガン乾電池、 充電式ニッケル水素電池(充電池)を使用できます。ただ し、使い方により大きな電力を消費する場合があるので、 アルカリ乾電池または充電池のご使用をおすすめします。 ご注意 充電池をお使いの場合は、必ず充電池の説明書をお読みくださ い。 1 電源が切れていることを確認してください。 2 本体を柔らかい布などの上で裏返し、電池カバーを 外します。 1 DC IN端子 (15ページ) 電源 アダプター 2 電源コンセント (AC 100V) 警告 • 電源アダプターは、必ず指定のもの(70ページ)をご使用くだ さい。異なった電源アダプターを使用すると、故障、発熱、 火災などの原
ご使用前の準備 3 鍵盤を弾いて音を確かめながら、[全体音量] ■電池の種類を設定する お使いの電池の種類に合わせて、本体の設定(アルカリ乾 電池または充電式ニッケル水素電池)を切り替えてくださ い。設定は電源を入れてから変更します。初期設定は、 アルカリ乾電池です。設定の確認、変更について詳しく は65ページ(機能番号081)をご覧ください。 ご注意 電池の種類の設定を間違えると、電池の劣化を早めたり、電池 の使用可能時間が短くなります。正しい設定でお使いくださ い。 ■電源の状況を確認する 電池と電源アダプターのどちらが電源として使われてい るかは、画面上で確認できます。電池が使われている場 合は、残量を確認できます。 001L!CGrPno : 電池が使われています。 表示なし: 電源アダプターが使われています。 NOTE 電源アダプターが接続されている場合は、電池がセットされて いても画面上にアイコンは表示されません。 電池の残量表示 電池残量がありません。電源が切れます。 電池残量が少なくなっています。充電池の場合 は早めの充電を、乾電池の場合は早めの交換を おすすめします。電池残量が少
基本操作と画面表示 基本操作 この楽器の基本機能は楽器(音色)、スタイル、ソング/オーディオ、グルーブクリエイターの4つです。基本機能を選ん でから、演奏に使うデータ(音色、スタイル、ソング、グルーブなど)を選びます。 1 2 データを選ぶ 基本機能を選ぶ 3 再生をスタートする 1 [楽器]、[スタイル]、[ソング/オーディオ]、 [グルーブクリエイター ]ボタンのうち、使いた い機能のボタンを押します。 4 鍵盤を弾く 3 スタイル、ソング、オーディオ、またはグルーブの 再生がスタートします。 基本機能を選ぶと、選んだ機能の現在値が表示され ます。 NOTE もう一度[スタート/ストップ](START/STOP)ボタンを押 すと、再生はストップします。 NOTE スタイル、ソング/オーディオ、グルーブクリエイター機 能は、どれか一つだけが使えます。現在どの機能が選ばれ ているかは、トラックコントロールボタンの横にあるラン プで表示されます。 [スタート/ストップ](START/STOP)ボタンを 押します。 4 鍵盤を弾いて楽器(音色)を鳴らします。 NOTE 2 お
基本操作と画面表示 データを選ぶ ダイアル、カテゴリー選択、数字入力の3つの方法で データ(音色、スタイルなど)を選びます。 数字入力のオン/オフ(音色、スタイルのみ) 音色やスタイルを選ぶ場合は、初期設定では数字入力 がオフになっています。数字入力をするには、次の操 作でカテゴリーボタンを数字入力ボタンに切り替える 必要があります。 ダイアルで選ぶ ダイアルを回してデータを選びます。 右(時計回り)に回すと大きな番号に、左に回すと小さな 番号になります。 小さな番号 [シフト](SHIFT)ボタンを押したまま[グランドピアノ] (PORTABLE GRAND)ボタンを押すと、数字入力がオ ンになり、画面に アイコンが点灯します。 大きな番号 もう一度同じ操作をすると、数字入力がオフになり、 アイコンは消灯します。 NOTE 本書では、項目を選んだり、数値を変更したりする操作 を、ダイアルを使う方法で説明しています。ダイアルで変 更できるものは、ほとんどの場合、数字入力でも変更でき ます。 NOTE ソング、オーディオファイル、またはグルーブを選ぶとき は、数字入力はオフにできません。 カ
基本操作と画面表示 画面表示 音色、スタイル、ソング、オーディオファイル、グルーブなど、楽器の状態が表示されます。 q 001L!CGrPno e 001 118 w 01 1 0 r t 1 y q r 電池/USB状態表示 電池、USBフラッシュメモリーの使用状態を表示します。 電池状態(17ページ) 再生/録音状態、機能番号の表示 認識されているコードやテンポなど、再生や録音の状態を表示し ます。機能設定(59ページ)中は機能番号を表示します。 自動伴奏鍵域(29ページ)で弾いたコー ド、またはソングで再生されたコード USBフラッシュメモリーの接続状態(55ページ) オーディオファイル再生/録音中(47ページ) 001 ・ソング/グルーブ再生中: 小節番号 ・機能設定中: 機能番号 (59ページ) w 各種機能の状態表示(1) ビート 各機能のオン/オフの状態を表示します。 録音待機中または録音中(44ページ) マイク(36ページ) 118 DSP効果(26ページ) メガブースト(21ページ) テンポ(21ページ) A-Bリピート(35ページ)
共通の機能を使う 各基本機能に共通する操作や、楽器全体の状態を調節する機能などについて説明します。 タップ機能を使う メトロノームを使う 曲を練習するときなどに、メトロノームを使います。 1 2 [メトロノーム](METRONOME)ボタンを押し てスタートします。 もう一度[メトロノーム](METRONOME)ボタ ンを押すと止まります。 メトロノームの音量を設定する 機能設定(63ページ 機能番号061)で設定します。 メトロノームの拍子を設定する 機能設定(63ページ 機能番号059、060)で設定します。 詳しくは、ウェブサイト上のリファレンスマニュアル (11ページ)をご覧ください。 ソングやスタイルの再生中に[テンポ/タップ](TEMPO/ TAP)ボタンを2回押すと、そのテンポに切り替わります。 停止中は、選んだソング/スタイルの拍子の回数(4拍子な ら4回)ボタンを押すと、そのテンポで再生をスタートでき ます。(タップスタート) 楽器全体の音量を上げる (メガブースト) メガブースト機能を使うと、最大で+6dB程度音量がアッ プするので、外部スピーカーを接続しなくても、この
いろいろな楽器(音色)で弾く この楽器では、ピアノ以外の楽器(音色)を選んで演奏できます。また、ひとつの音色(メイン音色)を鳴らす だけでなく、もうひとつ別の音色(デュアル音色)を重ねて鳴らしたり、鍵域を左右に分けて左手で右手とは 違う音色(スプリット音色)を弾いたりできます。 音色(メイン音色)を選ぶ 1 もうひとつの音色(デュアル音色) を重ねる [楽器](VOICE)ボタンを押します。 音色の番号と名前が表示されます。 音色の一覧については、ウェブサイト上のデータリス ト(11ページ)をご覧ください。 メイン音色に重ねて、もうひとつ別の音色を鳴らせます。 1 [デュアル](DUAL)ボタンを押してデュアルを オンにします。 楽器(音色)名 001L!CGrPno 音色選択画面 になっている ときに表示 デュアルがオンの ときに表示 音色番号 2 カテゴリーボタンやダイアルを使って、鳴らし たい音色を選びます(19ページ)。 デュアル音色は、現在のメイン音色に最適なものが 自動的に選ばれますが、自分で選ぶこともできます。 2 鍵盤を弾いてみましょう。 または 同時に2つの音
いろいろな楽器(音色)で弾く 左手と右手とで別の音色(スプ リット音色)を弾く 鍵盤全体を図のようにを2つの領域に分けることで、右 手と左手で違う音色を鳴らせます。 号004)の設定画面が表示されるので、ダイアルを回して 設定を変更します。 スプリット音色の音量を調節する 機能設定(61ページ 機能番号026)で設定します。 左手鍵域で鳴らす音色を「スプリット音色」と呼びます。 最適なパネル設定を呼び出す ―ワンタッチセッティング(OTS) スプリットポイント…初期設定:054(F#2) 036 (C1) 048 (C2) スプリット音色が 鳴る 1 060 (C3) 072 (C4) 084 (C5) 096 (C6) メイン音色(とデュアル音色)が鳴る [スプリット](SPLIT)ボタンを押してスプリット をオンにします。 現在選択されているソング、スタイル、グルーブに最適 な音色やテンポなどのパネル設定をまとめて呼び出すこ とができます。 [ソング/オーディオ](SONG/AUDIO)、[スタイル] (STYLE)または[グルーブクリエイター ](GROOVE CREA
いろいろな楽器(音色)で弾く ハーモニー効果をつける/アルペ ジオ機能を使う 鍵盤で弾いた音に、ハーモニーやトレモロ、エコーなど の効果をつけたり、自動で分散和音を弾けるアルペジオ 機能を使ったりできます。ハーモニーやアルペジオには タイプごとに様々な効果があります。詳しくは、ウェブ サイト上のデータリスト(11ページ)内の「エフェクトタ イプリスト」をご覧ください。 1 [ハーモニー /アルペジオ](HARMONY/ ARPEGGIO)ボタンを押します。 ハーモニー効果またはアルペジオ機能がオンになり ます。 ハーモニーがオン のときに表示 タイプ別鳴らし方 ●ハーモニータイプ01〜05 スタイル(ACMP)をオン(29ページ)にして自動伴奏 鍵域でコードを弾きながら右手鍵盤を弾く ●ハーモニータイプ06〜12(トリル) 鍵盤を2つ押さえ続ける ●ハーモニータイプ13〜19(トレモロ) 鍵盤を押さえ続ける ●ハーモニータイプ20〜26(エコー ) 鍵盤を弾く アルペジオがオン のときに表示 ハーモニー効果またはアルペジオ機能をオンにする と、現在のメイン音色に最適なハーモニータイプま
いろいろな楽器(音色)で弾く アーティキュレーション効果をかける ギターのハーモニクスなど、楽器特有の奏法を再現する 効果です。[アーティキュレーション](ARTICULATION) ボタンを押している間だけ、演奏音にアーティキュレー ション効果がかかります。 この効果をかけられる音色をS.Art Lite音色(スーパー アーティキュレーションライト音色)と呼びます。 1 ペダルを使ってアーティキュレーション効果をかける 機能設定(62ページ 機能番号054)でペダル(フットス イッチ)にアーティキュレーション機能を割り当てると、 ペダルを踏むことで効果をかけられます。 NOTE • アーティキュレーション効果はメイン音色にのみかかりま す。 • S.Art Lite音色は、鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )などに よって鳴り方が変わります。 お好みのS. Art Lite音色を選びます。 S.Art Lite音色を選択すると、画面にアイコンが表示 されます。また、S.Art Lite音色は、ウェブサイト上 のデータリスト(11ページ)内の「音色リスト」で 「***」がつけられています。 S.
演奏や再生音に効果をかける 鍵盤演奏やスタイル、ソング、グルーブの再生音、マイク入力音などに効果をかけ、表現の幅を広げること ができます。 3 ダイアルを回して、好きなDSP2タイプを選び DSP効果をかける ます。 この楽器には、音にデジタル信号処理を施して変化をつ けるDSP(デジタルシグナルプロセッサー )が2つ搭載さ れています(DSP1、DSP2)。DSP1はメイン音色に、 DSP2は機能設定(61ページ、機能番号043)で指定した パートにDSP効果をかけます。 DSP効果の各タイプについて詳しくは、ウェブサイト上 のデータリスト(11ページ)内の「エフェクトタイプリス ト」をご覧ください。 4 [決定](ENTER)ボタンを押して「DSP2Type」 の設定画面を抜けます。 5 ダイアルを回して機能番号043「DSP2Part」 を表示させます。 6 [決定](ENTER)ボタンをして、「DSP2Part」の 設定画面に入ります。 現在の効果対象パートが表示されます。 DSP1の設定 1All DSP1効果は、メイン音色を選んだときに最適なタイプが 自動的に選ばれます。
演奏や再生音に効果をかける モーションエフェクトをかける 演奏音に動的な効果をかけることができます。 [モーションエフェクト](MOTION EFFECT)ボタンを押 している間だけ、効果がかかります。 001L!CGrPno 01 01 モーションエフェクトの効果対象パート 各タイプの効果対象パートは、タイプ選択画面で次のよ うに表示されます。 表示 対象パート All 下記の全パート Keyboard メイン、デュアル、スプリット音色 StyGrv スタイル、グルーブ StyGrvDr スタイルとグルーブのリズムパートのみ StyGrvAc スタイルとグルーブの伴奏(ACMP)パートのみ Sampling サンプリングパッド再生 KbSampl メイン、デュアル、スプリット音色、 サンプリングパッド再生 現在選ばれているモーションエフェクトタイプ モーションエフェクトには、フィルター効果、ピッチ効 果、モジュレーション効果など、様々なタイプがありま す。どのようなタイプがあるかは、ウェブサイト上の データリスト(11ページ)内「エフェクトタイプリスト」 をご覧く
ノブを回して自分だけの音を作る 2つのノブを回すことで、演奏音にさまざまな効果をかけ、音の印象を変化させることができます。ノブの 上に印刷されている機能の組み合わせを選んで、ノブを回してみましょう。 ノブに機能を割り当てる [ノブアサイン](KNOB ASSIGN)ボタンを押すたびに、2 つのノブに割り当てられる機能が1→2→3→4→5→6→ 7→1…の順番で切り替わります。 NOTE • 割り当てる機能を変えただけでは、ノブの位置が中央でなく とも、演奏音に変化はつきません。ノブを回して初めて設定 値の変化が反映されます。 • パネル設定やノブの動かし方によっては、ノブを回しても効 果がわかりにくかったり、ノイズが出たりなど、意図と異な る動作をする場合があります。 • DSP1効果には、機能割り当てを3にしてノブを回しても変 化しないタイプもあります。 • 機能の割り当ては、[ノブアサイン](KNOB ASSIGN)ボタン を押しながらオクターブ(OCTAVE)[−]/[+]ボタンを押すこ とでも変更できます。 ノブを使う 今どの機能が割り当てられているかは、画面上で確認で きます。 ここでは、
リズムや自動伴奏を再生しながら弾く(スタイル) この楽器には、「スタイル」と呼ばれる、さまざまなジャンルのリズムや伴奏パターンが搭載されています。 スタイルの自動伴奏機能(ACMP)を使えば、左手でコードを押さえるだけでコードに合った伴奏を自動で鳴 らせます。これにより、一人で演奏しても、バンドやオーケストラの伴奏付きの演奏を楽しめます。 スタイルを再生しながら演奏する 1 4 [シンクロスタート](SYNC START)ボタンを押 して、シンクロスタートをオンにします。 [スタイル](STYLE)ボタンを押します。 143EuTrance スタイルの番号と名前が表示されます。 スタイル選択画面 のときに表示 スタイル名 00180sGtPop シンクロスタートオンで点滅 自動伴奏鍵域でコードを弾いたときにスタイルがス タートする状態になります。 スタイル番号 2 カテゴリーボタンやダイアルを使ってお好みの スタイルを選びます。 スタイルの番号や名前については、ウェブサイト上 のデータリスト(11ページ)をご覧ください。 3 5 自動伴奏鍵域でコードを弾き、スタイル再生を スタート
リズムや自動伴奏を再生しながら弾く(スタイル) スタイル再生に変化をつける スタイルにはイントロ、メインA/B、エンディングのセ クションがあります。通常再生されるのはメインA/Bセ クションですが、セクションを切り替えることで、演奏 に変化をつけられます。各セクションへの切り替え方は 次の通りです。 スタイルの音量を調節する スタイルの音量を調節することにより、鍵盤演奏とのバ ランスをとることができます。機能設定(61ページ 機能 番号031)で調節します。 テンポを調節する 21ページ「テンポを調節する」をご覧ください。 ■ イントロ: 停止中に[イントロ/エンディング](INTRO/ ENDING)ボタンを押します。再生開始後、イントロ 再生が終了すると自動的にメインAまたはメインBに 切り替わります。 INTRO≥A イントロ再生後に切り替わる セクション(メインAまたはB) スタイルのシンクロストップを使う [シンクロストップ](SYNC STOP)ボタンを押してオンに すると、自動伴奏鍵域でコードを押さえている間だけス タイルが鳴り、鍵盤から指を離すとスタイル再生が止ま ります。[シン
リズムや自動伴奏を再生しながら弾く(スタイル) フィンガリングタイプを設定する スタイルを再生するとき、自動伴奏鍵域で弾くコードの 弾き方をフィンガリングタイプと呼びます。この楽器で は、次の2つのフィンガリングタイプから選べます。 ● マルチフィンガー (初期設定) コードを構成する音を弾いて自動伴奏を鳴らす弾き 方です。ただし、メジャー、マイナー、セブンス、 マイナーセブンスは、鍵盤を1〜3個押さえて簡単に 弾くこともできます。 ● スマートコード 1 [機能](FUNCTION)ボタンを押して機能設定画 面に入ります。 2 ダイアルを回して、「S.
ソングやオーディオファイルを再生する この楽器では、ソング(MIDIデータ)とオーディオファイルを再生することができます。どちらも、単に再 生して楽しむだけでなく、再生しながら演奏することもできます。 ソング (MIDIデータ) この楽器では、内蔵曲や市販の曲データなどのMIDIデータを総称して「ソング」と呼んでいます。MIDI データは、鍵盤を押す/離すといった演奏の動きを記録したデータです。楽譜と同じように、どの鍵盤をど のくらいの強さでどのタイミングで弾いた、といった演奏情報が記憶され、音そのものは記録されません。 記録された演奏情報にもとづいて、音源に演奏させることで、はじめて発音されます。鍵盤パートや音色の 情報なども記録されているため、パートごとのオン/オフ、楽器(音色)の変更ができ、演奏の練習に便利で す。この楽器では、楽器内のユーザーソングをMIDIファイルとしてUSBフラッシュメモリーに取り出すこ とができます。また、外部のMIDIファイルは、ストレージモード(53, 64ページ)でコンピューターから本 体の内蔵メモリーに転送するか、USBフラッシュメモリーに入れて楽器に接続することで、ソ
ソングやオーディオファイルを再生する 3[ ](スタート/ストップ)ボタンを押してソ ングを聞いてみましょう。 デモソングを再生する [デモ](DEMO)ボタンを押します。 ソング番号001〜003が順番に演奏され、最後のソング が再生し終わると、また最初のソングに戻ってくり返し 再生されます。 もう一度[ ](スタート/ストップ)ボタンを押す と、ソングの再生は止まります。 再生中の小節 013Jeanie 001 演奏中は、ビートに合わせて4つ の矢印(4拍子の場合)が点滅 ストップしたいときは、もう一度[デモ](DEMO)ボタン または[ ](スタート/ストップ)ボタンを押します。 NOTE BGMとして連続再生する [デモ](DEMO)ボタンを押すと、初期設定では番号001 〜003のソングが連続再生されますが、連続再生の対象 を変えたり、再生する順番をランダムに変えたりして、 BGMを再生する使い方ができます。 詳細はウェブサイト上のリファレンスマニュアル(11 ページ)をご覧ください。 ソングの音量を調節する ソングの音量を調節することにより、鍵盤演奏とのバラ ンスをとることがで
ソングやオーディオファイルを再生する オーディオファイルを再生する ご注意 オーディオファイルの再生中はUSBフラッシュメモリーを抜い たり、楽器の電源を切ったりしないでください。USBフラッ シュメモリー内のデータが壊れるおそれがあります。 1 USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE] 端子に接続します。 メッセージ一覧 メッセージ NoUSB NoFile USBフラッシュメモリーにオーディオ ファイルが入っていません。 ErrLoad オーディオファイルのフォーマットがこ の楽器に対応していないため、読み込め ません。 USB Err USBフラッシュメモリーに不具合がある ときに表示されます。 • USBフラッシュメモリーが動作確認済 みのものか、ウェブサイト上の動作確 認済み機器リスト(54ページ)でご確認 ください。 • USBフラッシュメモリーをフォーマッ トしてください。(56ページ) 接続については、54ページの「USBフラッシュメモ リーと接続する」をご覧ください。 2 [ソング/オーディオ](SONG/AUDIO)ボタンを 押して、AUDIOアイコ
ソングやオーディオファイルを再生する ソングの一部をくり返して聞く (A-Bリピート) ソング(MIDIデータ)のある特定の範囲(A点とB点)を小 節単位で指定して、くり返し再生できます。 A 1 2 B ソングを再生しながら、くり返し再生の開始位 置(A点)にしたいポイントで[ ](A-Bリ ピート)ボタンを押します。 くり返し再生の終了地点(B点)にしたいポイン トに来たら、もう一度[ ](A-Bリピート) ボタンを押します。 これで、A-B間のくり返し再生(リピート再生)が始ま ります。 数秒、 「A-b REPEAT」と画面に表示され、A-Bリ ピートアイコンが点灯します。 4 ソングの各トラックは、それぞれメロディーやリズム、 伴奏など、異なるパートを鳴らしています。一部のト ラックをミュートして自分で弾いたり、特定のトラック だけを鳴らしたりすることができます。トラックを ミュートするには、ミュートしたいトラックのボタン ([1/右手]〜[5]、[スタイル])を押します。ミュートを解 除するには、もう一度同じボタンを押します。 ソング再生をスタートします(33ページ)。 数秒、
マイクを接続して弾き語りをする [MIC INPUT]端子にマイクを接続すると、歌声にリバーブやコーラスをかけて、弾き語りができます。マ イクから入力された音声は、楽器本体のスピーカーから鳴ります。また、歌と歌との合間にトークを入れた いときは、トーク用の設定に切り替えることもできます。 注意 外部機器と接続するときは、すべての機器の電源を切った上で行ってください。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず 機器の音量を最小にしてください。感電または機器の損傷の原因になります。 マイクを接続する 1 楽器の電源を入れる前に、[全体音量](MASTER VOLUME)コントロールを左に回し、音量を最 小にします。 2 リアパネルの[GAIN]ノブを中央に設定します。 6 [シフト](SHIFT)ボタンを押したまま[マイク ボーカル/トーク/ミュート](MIC VOCAL/ TALK/MUTE)ボタンを押して、マイク音量設 定画面を呼び出します。 100MicVol 044 7 マイクに向かって声を出しながら、ダイアルを 回してマイク音量を調節します。 3 リアパネルの[MIC INPUT]端子(
マイクを接続して弾き語りをする マイクを使ってトークする マイクを外す [マイク ボーカル/トーク/ミュート](MIC VOCAL/ TALK/MUTE)ボタンを押して、マイクタイプをトークに 切り替えます。 1 [全体音量](MASTER VOLUME)コントロール を左に回し、音量を最小にします。 マイクオン マイクタイプ:ボーカル マイクオン マイクタイプ:トーク マイクオフ 2 楽器の電源を切ります。 3 [MIC INPUT]端子からマイクを外します。 マイクタイプがトークのときには、リバーブとコーラス がオフになり、パンがセンターになります。 マイクのパン(定位)を調整する マイク音の定位(音の位置)を調整できます。機能設定 (62ページ 機能番号045)で設定します。 マイクにリバーブとコーラスをかける マイクに入力された歌声に、リバーブをかけてホールで 歌っているかのように響かせたり、コーラスをかけて音 に厚みや自然なゆらぎを与えることができます。機能設 定(62ページ)で設定します。 ・リバーブ:機能番号046 ・コーラス:機能番号047 PSR-E473 取扱説明
グルーブクリエイターで遊ぶ グルーブクリエイターとは、内蔵されたさまざまなダンスミュージックのリズムやフレーズ(グルーブ)を組 み合わせて、グルーブ感のある演奏を作り上げる機能です。グルーブを鳴らしながら、左手鍵域でキー (調) を変えたり、ノブを回してサウンドをコントロールすることができ、曲の盛り上がりを表現できます。 グルーブを再生する 1 グルーブの音に変化をつける [グルーブクリエイター ](GROOVE CREATOR)ボタンを押してから、ダイアルを回 して好きなグルーブを選びます。 スタイル(ACMP)が自動的にオンになり、鍵盤が自動 伴奏鍵域(29ページ)とメロディー鍵域に分かれます。 グルーブの再生中に以下の操作で、サウンドにいろいろ な変化をつけることができます。 ● 各トラックをオン/オフする トラックコントロール(TRACK CONTROLの[1]〜[6] ボタンを押して、各トラックをオン/オフします。 グルーブ選択画面 のときに表示 001Elec Dnc 点滅 NOTE • [シフト](SHIFT)ボタンを押しながら[−]/[+]ボタン を押すと、各音楽ジャンル
グルーブクリエイターで遊ぶ ● リトリガー機能を使う リトリガー機能とは、再生中グルーブのセクションの 先頭部分をくり返し再生する機能です。使い方につい て詳しくは、ウェブサイト上のリファレンスマニュア ル(11ページ)をご覧ください。 ● キー (調)を変える 自動伴奏鍵域(29ページ)の鍵盤を押します。 スプリットポイント SECT B 指定したキー (調)が表示されます ● ノブを回してサウンドを変える [ノブアサイン](KNOB ASSIGN)ボタンを何度か押し て、機能4〜6のうちのひとつを選び、ノブを回しま す。ノブの効果については、28ページをご覧くださ い。 ● 右手鍵域にアルペジオをかける 機能設定(62ページ 機能番号050)でアルペジオのタ イプを選んで、[ハーモニー /アルペジオ ](HARMONY/ARPEGGIO)ボタンを押してアルペジ オをオンにしてから、右手鍵域の鍵盤を押さえます。 アルペジオについて詳しくは、24ページをご覧くださ い。 NOTE • スプリットがオンのときは、左手鍵域を押さえたとき のみアルペジオがかかります。また、同時にグルーブ のキーも変わり
クイックサンプリングを使う この楽器には音をサンプリングし、パッドを押して再生できる機能「クイックサンプリング」が搭載されて います。 サンプリング 曲や音源の一部を録音し、演奏に使用できる「サンプル」を作ることです。サンプルは通常のオーディオファイルと異な り、効果音のように使ったり、ループさせてリズムパターンのように使ったりすることができます。 サンプリング可能な入力音は、以下の3種類です。 ・ [AUX IN]端子に接続した外部機器からの音声(52ページ) ・ [MIC INPUT]端子に接続したマイクからの音声(36ページ) ・ [USB TO HOST]端子に接続したコンピューターやスマートフォン、タブレットなどからの音声(52ページ) また、USBフラッシュメモリーに保存されたWAVファイルを、サンプルとして登録することもできます(43ページ)。 この楽器には初期設定でもサンプル(サンプリングされた音声)が入っています。まずは鳴らしてみましょう。 サンプルを再生する 1 任意のクイックサンプリングパッド[A]〜[D]を 押します。 押したパッドが点灯し、パッドを押している間だけ サンプルが
クイックサンプリングを使う サンプリングの準備をする サンプリングするための外部機器を接続し、録音できる 十分な音量になるように調節します。 NOTE NOTE 音声入力の音量が小さすぎると、サンプリングができません。 1 楽器本体の音量を最小にします。 2 サンプリングする外部機器を接続します。 3 各外部機器の接続方法について詳しくは、下記ペー ジをご覧ください。 ・[AUX IN]端子: 52ページ ・[MIC INPUT]端子: 36ページ ・[USB TO HOST]端子: 52ページ 入力される音量を十分に大きくします。 • [AUX IN]端子: 外部機器の再生音量を最大にします。 • [MIC INPUT]端子: リアパネルの[GAIN]ノブを最大にします。 • [USB TO HOST]端子: コンピューター /スマートデバイス上で、MIDI ファイルやオーディオファイルの再生音量を最大に します。 NOTE • [AUX IN]端子に接続した外部機器の音量を最大にしても 再生音が小さいときは、機能設定(64ページ)の機能番号 068「AuxInVol」で音量を上げて調
クイックサンプリングを使う 5 点滅しているパッドを押して、サンプリングを 開始します。 画面に「Sampling」と表示されます。 点滅 Sampling ご注意 サンプリング中はUSBフラッシュメモリーの抜き挿しをし ないでください。楽器の動作が不安定になり、サンプリン グが正しく行われない場合があります。 NOTE [決定](ENTER)ボタンを押すことでもサンプリングが始ま ります。 6 外部機器の再生を開始します。または、マイク に向かって音を出します。 NOTE 外部機器またはマイクからの音量が小さすぎた場合は、 「LowInput」と表示され、サンプリングがキャンセルされ ます。その後、手順3の状態に戻ります。 7 サンプリングしたい音やフレーズの終わりの位 置で、音声入力を止めます。 外部機器を再生している場合は、再生を停止します。 マイクを使っている場合は、音を止めます。 8 点灯しているパッドをもう一度押して、サンプ リングを終了します。 画面に「Writing!」と表示され、サンプルが上書き 保存されます。パッドが消灯し、サンプリングが終 わり、手順2の状態に戻りま
クイックサンプリングを使う 初期設定のサンプルに戻す クイックサンプリングパッドごとに、自分で登録したサ ンプルを削除して、初期設定のサンプルに戻せます。 ご注意 登録したサンプルは、初期設定のサンプルに戻すと失われま す。大切なサンプルは、初期設定に戻す前にUSBフラッシュメ モリーに保存してください。 1 2 [キャプチャー ](CAPTURE)ボタンを押して、 クイックサンプリングモードに入ります。 [シフト](SHIFT)ボタンを押したまま、削除し たいサンプルが登録されているクイックサンプ リングパッドを押します。 パッドが点滅し、画面に「ClrSMPL?」と表示されま す。 USBフラッシュメモリー内の WAVファイルをサンプルとして 取り込む USBフラッシュメモリーに保存されたWAVファイルを、 楽器内蔵メモリーにサンプルとして取り込み、クイック サンプリングパッドに割り当てることができます。 詳しくは、ウェブサイト上のリファレンスマニュアル (11ページ)をご覧ください。 サンプルをUSBフラッシュメモ リーに保存する クイックサンプリングパッド[A]〜[D]に登録されたサン プル
自分の演奏を録音する この楽器では、以下の2つの方法で自分の演奏を録音できます。 ソング録音 自分の演奏を、ユーザーソングとして、内蔵メモリーに録音します。編集しやすいのが特長で、トラックご とに録音する、録音後にトラックごとに消去する、トラックごとに録音し直す、などができます。ユーザー ソングは最大10曲、合計約19,000音符まで録音できます。ユーザーソングは、USBフラッシュメモリー にMIDIファイルとして書き出して、他のMIDI機器やシーケンサーでデータを再生/編集できます(57ペー ジ)。 オーディオ録音 演奏した音そのものを、オーディオファイルとして、USBフラッシュメモリーに録音します。[MIC INPUT] 端子、[AUX IN]端子、[USB TO HOST]端子からの入力音も録音できます。オーディオファイルのフォー マットはWAV形式(44.
自分の演奏を録音する ご注意 「Writing!」表示中に電源を切ったり、電源アダプターを 抜き差ししないでください。データが失われます。 NOTE スタイルやグルーブクリエイターを使って演奏していると きは、次の方法で自動的に録音を終了することもできま す。 • スタイル:[イントロ/エンディング/rit.](INTRO/ ENDING/rit.
自分の演奏を録音する 3 上書き録音するトラックを指定して、録音待機 状態に入ります。 PECUser 1 001 点滅 選んだトラックが点滅 ●メロディー演奏だけを録音したい場合 [録音](REC)ボタンを押したまま、録音したいト ラックのボタン([1/右手]〜[5])を押します。 ユーザーソングを消去する (ソングクリア) 録音済みのユーザーソングを1曲すべて(全トラック)を消 去します。 1 [ソング/オーディオ](SONG/AUDIO)ボタンを 押して、SONGアイコンを点灯させます。 AUDIOアイコンが点灯した場合は、もう一度[ソン グ/オーディオ](SONG/AUDIO)ボタンを押します。 「No USB」と画面に表示され、SONGアイコンが点 灯しない場合は、数秒待つとSONGアイコンが点灯 します。 2 ダイアルを回して、消去したいユーザーソング 031〜040 (User 1〜10)を選びます。 押したまま 3 [1/右手](1/RIGHT)ボタンを押したまま[スタイ ●スタイル演奏だけを録音したい場合 [スタイル](STYLE)ボタンを押して、スタイルを選
自分の演奏を録音する ユーザーソングの特定のトラック を消去する(トラッククリア) USBフラッシュメモリーにオー ディオファイルを録音する 録音済みのユーザーソングのひとつのトラックを選んで、 そのトラックのデータだけを消去します。 演奏をオーディオファイルとして、USBフラッシュメモ リーに録音します。 1 ご注意 [ソング/オーディオ](SONG/AUDIO)ボタンを 押して、SONGアイコンを点灯させます。 AUDIOアイコンが点灯した場合は、もう一度[ソン グ/オーディオ](SONG/AUDIO)ボタンを押します。 「No USB」と画面に表示され、SONGアイコンが点 灯しない場合は、数秒待つとSONGアイコンが点灯 します。 2 3 USBフラッシュメモリーをお使いになる前に、必ず「[USB TO DEVICE]端子ご使用上の注意」(54ページ)をご覧くださ い。 NOTE オーディオ録音機能を使うときは、電源アダプターをご使用く ださい。電池をご使用の場合は、オーディオ録音機能は使えま せん。 ダイアルを回して、消去したいユーザーソング 031〜040 (User 1〜1
自分の演奏を録音する 4 [録音](REC)ボタンを押して録音を開始します。 録音中は画面に録音時間が表示されます。 録音時間は、最長80分、またはUSBフラッシュメモ リーの容量がいっぱいになるまでです。 スタイルやグルーブを録音する場合は、[ ](ス タート/ストップ)ボタンを押してスタイルまたはグ ルーブの演奏を再生/停止させます。 ご注意 録音中はUSBフラッシュメモリーを抜いたり、楽器の電源 を切ったりしないでください。USBフラッシュメモリー内 のデータが壊れるおそれがあります。 NOTE [ ](スタート/ストップ)ボタンはスタイルまたはグ ルーブの再生/停止をさせるだけで、録音の開始/停止はで きません。 5 [録音](REC)ボタンを押して録音をストップし ます。 「Writing!」と表示され、演奏が保存されます。保存 が終わると「Complete」が表示され、録音したオー ディオファイル名が「AUDIO***」(***は数字)と表 示されます。 メッセージ一覧 メッセージ USBフラッシュメモリーが接続されてい ません。 UseAdpt 電池で駆動しています。電源アダプ
好みの設定を記憶させる(レジストレーションメモリー ) レジストレーションメモリーは、楽器(音色)やスタイル など、パネル設定をボタンに登録し、演奏中でもワン タッチで呼び出せる機能です。4つのレジストレーショ ンメモリーボタンに登録した設定を1バンクとして扱い、 8バンク登録できます。 8バンク メモリー 1 メモリー 2 メモリー 3 メモリー 4 32種類(8バンク×4)の設定を記録できる NOTE お買い上げ時には、バンク1〜8に設定例が登録されています。 パネル設定をレジストレーション メモリーに記録する 1 本体の設定(音色、スタイル、グルーブなど)を、 記録させたい状態にします。 NOTE ソング再生中は、レジストレーションメモリーへの記録は できません。 2 [バンク/メモリー ] (BANK/MEMORY)ボタン を何度か押して、バンク番号(1〜8)を選びま す。 1 バンク番号 レジストレーションメモリー番号 設定が保存されているレジストレーションメモリー 番号が点灯します。 3 [バンク/メモリー ] (BANK/MEMORY)ボタン レジストレーション
好みの設定を記憶させる(レジストレーションメモリー ) 記録済みのパネル設定を呼び出す 1 [バンク](BANK)ボタンを何度か押して、バン ク番号(1〜8)を選びます。 設定が保存されているレジストレーションメモリー 番号が点灯します。 レジストレーションメモリーにはさまざまな設定を登録 し、一度に呼び出すことができますが、演奏の場面に よっては、特定の設定だけは変更せずに、レジストレー ションメモリーを使いたいことがあるかもしれません。 たとえば、スタイルだけは変更せずに、音色の設定やエ フェクトの設定を切り替えたいときなどです。このよう な場合に「スタイルフリーズ」をオンにしていると、レ ジストレーションメモリーのボタンを押しても、スタイ ル関連の設定だけは現状のまま維持(フリーズ)できます。 各フリーズ機能については、機能設定(64ページ)で設定 します。 メモリー (MEMORY) [1]〜[4]ボタンを押しま す。 • スタイルフリーズ(StyleFrz): 機能番号 073 • トランスポーズフリーズ(TransFrz):機能番号 074 • 音色フリーズ(VoiceFrz):機能
外部機器と接続する 注意 外部機器と接続する前に、すべての機器の電源を切ってください。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機器の音量を最小にし てください。感電または機器の損傷の原因になります。 別売のヘッドホンを使う ヘッドホンを[PHONES]端子に接続します。ヘッドホン を接続すると、自動的にこの楽器のスピーカーからは音 が出なくなります。 楽器の音を外部スピーカーから 鳴らす [OUTPUT]端子を使ってアンプ内蔵スピーカーと接続す ると、より大きな音で迫力ある演奏ができます。 アンプ内蔵スピーカー ステレオ標準 フォーンプラグ 入力端子 モノラル標準 フォーンプラグ 注意 モノラル標準 フォーン プラグ 大きな音量で長時間ヘッドホンを使用しないでください。聴覚 障害の原因になります。 音の信号 NOTE 機能設定(64ページ)の機能番号079「Speaker」を 「1(HPSwitch)」以外に設定すると、ヘッドホンの接続の有無 に関係なくスピーカーをオンまたはオフにできます。 オーディオケーブル 楽器の[全体音量](MASTER VOLUME)コントロールを 使って、外
外部機器と接続する オーディオ機器の音をこの楽器で 鳴らす 楽器の[AUX IN]端子に、スマートフォンなどのオーディ オ機器を接続すれば、楽器本体のスピーカーからオー ディオ機器の再生音を鳴らし、再生に合わせて鍵盤を弾 くことができます。 しょう。 NOTE オーディオ再生音のメロディー部分をキャンセル(小さく) できます。 「メロディーパートの音を小さくする(メロ ディーキャンセル)」の手順をご覧ください。 6 演奏が終わったら、オーディオ機器での再生を 停止します。 ご注意 機器の損傷を防ぐため、外部機器の音をこの楽器から鳴らすと きは、最初に外部機器、次にこの楽器の順に電源を入れてくだ さい。電源を切るときは、最初にこの楽器、次に外部機器の順 に電源を切ってください。 1 5 オーディオ再生音に合わせて鍵盤を弾いてみま オーディオ機器のヘッドホン端子と楽器本体の [AUX IN]端子をオーディオケーブルで接続し ます。 ステレオミニプラグ ヘッドホン 端子 オーディオ接続ケーブル メロディーパートの音を小さくす る(メロディーキャンセル) [AUX IN]端子や[USB TO HO
外部機器と接続する USB端子 NOTE [USB TO HOST] 端子 コンピューター • この楽器では、ユーザーソングを[USB TO HOST]端子を経 由して外部機器に転送することはできません。ユーザーソン グを取り出すには、USBフラッシュメモリーに保存します (57ページ)。 • スタイルファイルの容量上限は、1ファイルあたり50KBで す。上限を超えたファイルは楽器上で認識されません。 楽器 USBケーブル スマートデバイスとの接続方法については、ウェブサイ ト上の「スマートデバイス接続マニュアル」(11ページ) をご覧ください。 ご注意 • USBケーブルは、ABタイプのものをご使用ください。また、 3メートル未満のケーブルをご使用ください。 • USB3.
USBフラッシュメモリーと接続する [USB TO DEVICE]端子に接続したUSBフラッシュメモリー (別売)に、ユーザーソングや楽器の設定など を、個別のファイルとして保存できます。保存したファイルは、あとで楽器本体に読み込むことができま す。 ご注意 USBフラッシュメモリーに対する操作を行う場合は、電源アダプターを使用してください。電池を使用すると、操作中に電源が切れて データを失うおそれがあります。また機能によっては、画面上に「UseAdpt」と表示され、操作ができません。 [USB TO DEVICE]端子ご使用上の注意 本機には[USB TO DEVICE]端子があります。[USB TO DEVICE]端子にUSB機器を接続する場合は、以 下のことをお守りください。 NOTE USB機器の取り扱いについては、お使いのUSB機器の取 扱説明書もご参照ください。 ■ 使用できるUSB機器 • USBフラッシュメモリー USBフラッシュメモリーの取り扱いに ついて 本機にUSBフラッシュメモリーを接続すると、楽器 本体で制作したデータをUSBフラッシュメモリーに 保存したり、USBフラッシュ
USBフラッシュメモリーと接続する USBフラッシュメモリーを使う ご注意 USBフラッシュメモリーを使う前に、必ず54ページ「[USB TO DEVICE]端子ご使用上の注意」をお読みください。 NOTE スムーズに操作できるよう、メッセージが表示されることがあ ります。詳しくは58ページ「メッセージ一覧」をご覧くださ い。 1 USBフラッシュメモリーを[USB TO DEVICE] 端子に接続し、画面左上に「USB」と点灯する ことを確認します。 「USB」表示は、USBフラッシュメモリーが楽器本体 に認識されたことを示しています。 接続準備中(点滅 ) 2 接続完了(点灯) [シフト](SHIFT)ボタンを押したまま[機能] (FUNCTION)ボタンを押して、ファイルコン トロール画面に入ります。 押したまま ファイルコントロール操作一覧 表示 操作 SaveSMPL USBフラッシュメモリーにサンプル を保存する 参照先 LoadSMPL USBフラッシュメモリー内のサンプ ルを読み込む Del SMPL USBフラッシュメモリー内のサンプ ルを削除する Del
USBフラッシュメモリーと接続する ファイルコントロール画面を 抜ける 1 ダイアルを回して、「Exit?」を表示させます。 USBフラッシュメモリーを フォーマットする 市販のUSBフラッシュメモリーを、この楽器で使用でき る状態にすることをフォーマット(初期化)といいます。 ご注意 Exit? 2 [決定](ENTER)ボタンを押すと、ファイルコン トロール画面を抜けます。 フォーマットを実行すると、そのUSBフラッシュメモリーの中 身は消去されます。必要なデータが入っていないのを確認して からフォーマットしてください。 1「USBフラッシュメモリーを使う」(55ページ) の手順1から3を実行し、「Format?」を表示さ せます。 Format? NOTE 以下のボタンのいずれかを押した場合も、ファイルコントロー ル画面を抜けます。 • [戻る](EXIT)ボタン • [機能](FUNCTION)ボタン • [楽器](VOICE)ボタン • [ソング/オーディオ](SONG/AUDIO)ボタン • [スタイル](STYLE)ボタン • [グルーブクリエイター ](GROOVE C
USBフラッシュメモリーと接続する USBフラッシュメモリーにデータ を保存する USBフラッシュメモリーから データを読み込む この楽器上の下記の種類のデータをUSBフラッシュメモ リーに保存できます。各データの保存方法について詳し くは、ウェブサイト上のリファレンスマニュアル(11 ページ)をご覧ください。 USBフラッシュメモリーに保存された下記の種類のデー タを、楽器本体に読み込めます。各データの読み込み方 法について詳しくは、ウェブサイト上のリファレンスマ ニュアル(11ページ)をご覧ください。 ユーザーデータ ユーザーデータ この楽器上の下記3つのデータを「ユーザーデータ」と いいます。これらをまとめてひとつの「ユーザーファイ ル」(.usr)として保存します。 • 全10曲のユーザーソングデータ(32ページ) • コンピューターから転送し、スタイル番号291〜 300に読み込んだスタイルデータ • 全レジストレーションメモリーデータ(49ページ) ユーザーファイル(.
USBフラッシュメモリーと接続する メッセージ一覧 メッセージ 58 意味 Can'tUse USBフラッシュメモリーが読み書き中の ため、現在ファイルの操作ができませ ん。 Complete 保存、転送などの実行が完了しました。 DataErr データが正しい形式ではありません。 DiskFull メモリー容量がいっぱいになったため、 データを保存できません。別のUSBフ ラッシュメモリーに保存するか、既存の データを削除してから、改めて保存して ください。 Error ファイルにエラーがあるか、操作中にエ ラーが起こりました。 FileFull ファイル数の制限を超えたため、保存で きません。別のUSBフラッシュメモリー に保存するか、既存のファイルを削除し てから、改めて保存してください。 NoData データがありません。 NoFile ファイルがありません。 Ovr (点滅) USBフラッシュメモリーに過電流が流れ たため、USBフラッシュメモリーとの通 信を停止しました。USBフラッシュメモ リーを[USB TO DEVICE]端子から抜 き、本体の電源を
機能設定(FUNCTION) チューニングやスプリットポイント、各音色やエフェクトなどの細かな設定をするのが機能設定です。設定 したい項目を、機能リスト(60〜65ページ)から見つけてから、下記の操作で設定します。 4 ダイアル、[+]ボタン、[−]ボタンで、値を設 機能設定の基本操作 1 定します。 [機能](FUNCTION)ボタンを押して、機能設定 画面に入ります。 [+]ボタンと[−]ボタンを同時に押すと、初期設定値 に戻ります。 選ばれている項目の値 054SplitPnt 004 2 設定したい項目名、および機能番号が画面に表 示されるまでダイアルを回します。または [+]ボタン、[−]ボタンを押します。 選ばれている項目 ・値を−1 SplitPnt 004 選ばれている項目の 機能番号 3 画面に呼び出したい機能番号が表示されたら、 [決定](ENTER)ボタンを押します。 その機能番号の現在の値が表示されます。 NOTE 以下の機能は、この操作をした時点ですぐに操作が実行さ れます。 •ソングメロディー音色(機能番号036) •イニシャルセンド(機能番号067)
機能設定(FUNCTION) 機能リスト 機能 番号 設定項目 画面表示 設定値 初期設定 内容 バック アップ 対象 楽器全体 Transpos −12〜12 0 Tuning 427.0〜453.0Hz 440.
機能設定(FUNCTION) 機能 番号 設定項目 初期設定 バック アップ 対象 画面表示 設定値 内容 025 音色 S.Voice 001〜820 026 音量 S.Volume 000〜127 * スプリット音色の音量を設定します。 027 オクターブ S.Octave −2〜+2 * スプリット音色の音域をオクターブ単位で設定します。 S.Pan L63〜L01、 C、R01〜R63 * スプリットの左右の定位(音が聞こえる位置)を設定します。 029 リバーブの深さ S.Reverb 000〜127 * スプリット音色へのリバーブのかかり具合を設定します。 030 コーラスの深さ S.
機能設定(FUNCTION) 機能 番号 設定項目 画面表示 設定値 MicVol 000〜127 初期設定 内容 バック アップ 対象 マイク 044 音量 マイクタイ マイク入力音の音量を設定します。 プによる マイク入力音の左右の定位(音が聞こえる位置)を設定しま マイクタイ す。ただし、マイクがオフ、またはマイクタイプが「TALK」 プによる のときは、 「−−−」と表示され、設定できません。 045 パン MicPan L63〜L01、 C、R01〜R63 046 リバーブの深さ MicRev 000〜127 マイク入力音へのリバーブのかかり具合を設定します。た マイクタイ だし、マイクがオフ、またはマイクタイプが「TALK」の プによる ときは、「−−−」と表示され、値を指定できません。 047 コーラスの深さ MicChor 000〜127 マイク入力音へのコーラスのかかり具合を設定します。た マイクタイ だし、マイクがオフ、またはマイクタイプが「TALK」の プによる ときは、「−−−」と表示され、値を指定できません。 B
機能設定(FUNCTION) 機能 番号 設定項目 画面表示 設定値 初期設定 バック アップ 対象 内容 スケールチューン 055 スケール Scale 1(Equal) 2(Pure Maj) 3(Pure min) 4(Bayat) 5(Rast) 1(Equal) 01(C)、02(C#)、 03(D)、04(Eb)、 05(E)、06(F)、 07(F#)、08(G)、 09(Ab)、10(A)、 11(Bb)、12(B) 01(C) 056 ベースノート BaseNote チューニング対象 057 ノート TuneNote 01(C)、02(C#)、 03(D)、04(Eb)、 05(E)、06(F)、 07(F#)、08(G)、 09(Ab)、10(A)、 11(Bb)、12(B) Tune −64〜63 058 チューニング 使用する音律を設定します。音律を変えると、各鍵盤の ピッチ(音高)が変わります。 • 1(Equal):平均律 • 2(Pure Maj):純正律長調 • 3(Pure min):純正律短調 • 4(Bayat):アラブ音律
機能設定(FUNCTION) 機能 番号 設定項目 画面表示 設定値 初期設定 [AUX IN]オーディ オ入力音量 AuxInVol 000〜127 50 [USB TO HOST] 069 [USB TO DEVICE] USBInVol オーディオ入力音量 000〜127 100 内容 バック アップ 対象 オーディオ 068 [AUX IN]端子からのオーディオ入力音の音量を設定しま す。 [USB TO HOST]端子、[USB TO DEVICE]端子からの オーディオ入力音の音量を調節します。 [USB TO HOST]端子からのオーディオ入力音を、楽器で の演奏音に重ねて再度コンピューターに出力するかどうか を設定します。楽器での演奏音しか出力したくない場合は 「OFF」に設定します。 070 オーディオ ループ バック Loopback ON/OFF ON 071 メロディーキャン セル MelodySP ON/OFF OFF [AUX IN]端子に接続した外部オーディオ機器や、[USB TO HOST]端子に接続したコン
機能設定(FUNCTION) 機能 番号 設定項目 画面表示 設定値 初期設定 AutoOff OFF、5/10/15/ 30/60/120(分) 30(分) バック アップ 対象 内容 電源 080 オートパワーオフ 081 電池選択 Battery 1(Alkaline) 2(Ni-MH) Language 1(English) 2(Japanese) 自動的に電源が切れるまでの時間を設定します。「OFF」 に設定すると、自動では電源は切れません。 使用する電池の種類を設定します。 1(Alkaline) • 1(Alkaline):アルカリ乾電池、マンガン乾電池 • 2(Ni-MH):充電式ニッケル水素電池 言語 082 言語切替 1(English) USBフラッシュメモリー内のファイルや、コンピューター から楽器本体に転送されたファイルのファイル名を表示す るときの言語を設定します。ただし、 「2(Japanese)」を 選択しても全角文字は表示されません。 * 音色ごとに最適な設定値になっています。 ** 現在選ばれている「ソング」「
バックアップと初期化 バックアップデータ 以下のデータは自動的にバックアップ(保存)されるため、 電源を切ってもデータは消えません。 楽器を初期化する バックアップデータなどを消去し、設定を工場出荷時の 状態に戻すことを「初期化」と呼びます。目的に応じて、 以下の2つの方法で初期化を行なってください。 随時バックアップされる内容 • ユーザーソング(32ページ) • 外部から読み込んだスタイル(スタイル番号291〜300)(※) • クイックサンプリングパッドに登録されたサンプル(40ページ) ※スタイルファイルの読み込みについて詳しくは、ウェブ サイト上のリファレンスマニュアル(11ページ)をご覧 ください。 バックアップクリア バックアップデータを初期状態に戻します。 鍵盤の最高音(白鍵)を押したまま、[ ](スタンバイ/オ ン)スイッチを押して電源を入れます。 電源を切ったときにバックアップされる内容 • レジストレーションメモリー (49ページ) • 機能設定の各設定:(60〜65ページ) 機能リストのバックアップ対象列にチェックマークが入っ ている設定がバックアップされます。 上記のバック
困ったときは 現象 原因と解決方法 [ ](スタンバイ/オン)スイッチを押して、電源を入れたと きに、ポツンという音がする。 故障ではありません。本体に電流が流れるためです。電源を入れると きは[全体音量](MASTER VOLUME)を最小にしてください。 [ ](スタンバイ/オン)スイッチを押して、電源を入れたと き、電源がすぐ切れる。 指定以外の電源アダプターを使用すると、電源を入れたときに電源が すぐに切れる場合があります。電源アダプターは必ず指定のもの(70 ページ)をご使用ください。 この楽器の近くで携帯電話を使っている(または呼び出し音 が鳴っている)とき、本体スピーカーやヘッドホンから雑音 が出る。 この楽器の近くで携帯電話を使ったり、呼び出し音が鳴ったりすると、 雑音が出る場合があります。この楽器の近くでは、携帯電話の電源を 切ってください。 電源が勝手に切れる。 故障ではありません。オートパワーオフ機能(17ページ)が働いたため です。 • • • • • • 電池が消耗しています。新しい電池または充電された電池にすべて交 換するか、電源アダプターを使用してください。
困ったときは 現象 原因と解決方法 機能番号032「フィンガリングタイプ」(31、61ページ)の設定が、 コードの弾き方と合っていません。設定をご確認ください。押さえた コードが設定に応じて楽器にどう認識されるかは、ウェブサイト上の リファレンスマニュアル(11ページ)をご覧ください。 押さえたコードのとおりにスタイルが鳴らない。 機能番号032「フィンガリングタイプ」(31、61ページ)が、 「1(Multi)」に設定されている場合、以下のような現象が発生しますが、 正常な動作です。 • 同じようなコードが連続した場合(マイナーセブンスコードに、同じ ルート音のマイナーコードが続いた場合など)、スタイルが変化しな いことがあります。 • 鍵盤を2つだけ押さえた場合、直前に押さえたコードをもとに最適な コードが検出されます。 • オクターブ(完全8度)の鍵盤を押さえた場合は、ルート音だけの伴奏 が鳴ります。 スマートデバイスのアプリケーションが楽器を認識しない。 機能番号076「ストレージモード」(64ページ)がオン(ON)に設定され ています。ストレージモードをオフ(OFF)にしてください。
仕様 品名 サイズ/質量 電子キーボード 寸法 質量 鍵盤 操作子 幅×奥行き×高さ その他の操作子 7.0 kg (電池含まず) 鍵盤数 タッチ感度 ピッチベンドホイール 2 言語 英語(和文シート) 音源 音源方式 プリセット タイプ GM, XGlite 12 コーラス 5 マスター EQ フィンガリング スタイルコントロール 外部スタイル その他特長 プリセット プリセット 録音/再生 (MIDIソング) 録音 グルーブ数 セクション数 フォーマット 30 トラック数 録音 オリジナルフォーマット(SMF0変換機能あり) 再生 WAV(44.1 kHz、16 bit、ステレオ) 録音 WAV(44.1 kHz、16 bit、ステレオ) 1曲につき80分 (約0.9GB) ワンショット、ループ 4 約9.6秒/サンプル サンプリングソース AUX IN、MIC INPUT、USBオーディオインターフェース、WAVファイル サンプリング周波数 オリジナルフォーマット(16 bit、ステレオ) 44.
仕様 ファンクション その他 ピアノボタン ○ デモ ○ メロディーキャンセル ○ クロスフェード ○ USBオーディオインター フェース機能 44.1 kHz、16 bit、ステレオ モーションエフェクト メガブースト メモリー 内蔵メモリー 外付けメモリー 57 2 段階 (約+3 dB、約+6 dB) 約1.72 MB USBフラッシュメモリー DC IN ヘッドホン マイク メモリー /接続 端子 接続端子 AUX IN 電源部 ○ ステレオミニ端子 標準フォーン端子:L/L+R、R USB TO DEVICE ○ USB TO HOST ○ アンプ出力 6W+6W スピーカー 電源 ○ サステインペダル OUTPUT 音響 12V ステレオ標準フォーン端子 12 cm × 2 電源アダプター 電池 PA-150B、またはヤマハ推奨の同等品(出力 : DC 12 V、1.
索引 困ったときは ........................................ 67 コンピューター..................................... 52 コンピューターとつなぐ ..................... 11 ヒ A-Bリピート..........................................35 ACMP ....................................................29 B サ フ A BGM.......................................................33 D DSP.........................................................26 M MIDI ........................................32, 53, 63 MIDI入門 ...............................................
メモ
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保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 ●保証書 本書には保証書が掲載されています。 「販売店印・お買い上げ日」が記入されている場合 は、記載内容をお確かめのうえ、大切に保管してく ださい。記入されていない場合は、購入を証明する 書類(領収書、納品書など)とあわせて、大切に保管 してください。 有寿命部品の例 ボリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー類、接 続端子、鍵盤機構部品、鍵盤接点、ドラムパッドなど ●補修用性能部品の最低保有期間 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有 期間は、製造打切後8年です。 ●修理のご依頼 ●保証期間 保証書をご覧ください。 ●保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しく は保証書をご覧ください。 ●保証期間経過後の修理 修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料に て修理させていただきます。 有寿命部品については、使用時間や使用環境などに より劣化しやすいため、消耗劣化に応じて部品の交 換が必要となります。有寿命部品の交換は、お買い 上げ店また
◆ 本製品の仕様や取り扱いに関するお問い合わせ ご購入の特約店または下記ヤマハお客様コミュニケーションセンターへお問い合わせください。 お客様コミュニケーションセンター 電子ピアノ・キーボードご相談窓口 ナビダイヤル(全国共通番号) 0570-006-808 ※固定電話は、全国市内通話料金でご利用いただけます。 通話料金は音声案内で確認できます。 上記番号でつながらない場合は TEL 053-460-5272へおかけください。 受付:月曜日〜金曜日 10:00〜17:00(土曜、日曜、祝日およびセンター指定の休日を除く) https://jp.yamaha.com/support/ ◆ ウェブサイトのご案内 ・ヤマハ株式会社のホームページ ・ヤマハ エレクトーン・キーボードサイト ・ヤマハ サポート・お問い合わせ ・ヤマハミュージックデータショップ https://jp.yamaha.com/ https://jp.yamaha.com/kbd/ https://jp.yamaha.com/support/ https://yamahamusicdata.
PSR-E473 この度はヤマハ 電子キーボードをお買い上げいただきましてありがとうございました。 本書は下記の保証規定により無料修理を行なうことをお約束するものです。 お買い上げの日から右記期間中に万一故障が発生した場合は製品に本書を添えて お買い上げの販売店に修理をご依頼ください。 Manual Development Group © 2021 Yamaha Corporation 2021年7月発行 POIN-A1 VEF4820