リファレンスマ ニュアル 本書(リファレンスマニュアル)は、取扱説明書の説明を補うもので、応用的な内容について説明しています。 取扱説明書を読んだあとに、お読みください。 PSR-E473 リファレンスマニュアル 1
目次 楽器(音色)に関する設定.....................................................................................................................3 音色のサウンドを変える ..................................................................................................................................................... 3 効果に関する設定 ...............................................................................................................................4 リバーブタイプを選ぶ ................................................................
楽器(音色)に関する設定 音色のサウンドを変える メイン/デュアル/スプリット音色のそれぞれに対して、 音量やオクターブ、リバーブやコーラスの深さなどを調 節できます。いろいろな項目の設定値を変えて、好みの サウンドを作ってみましょう。 ご注意 • 別の音色を選ぶ前に保存してください。別の音色を選ぶ と、音色関連の設定がリセットされます。 1 [機能](FUNCTION)ボタンを押して、機能設定 画面に入ります。 2 設定したい項目が表示されるまで、ダイアルを 回します。 M.Volume 006 各設定項目は下記のように表示されます。 • メイン音色に関する項目: M. ******(機能番号006〜014) • デュアル音色に関する項目: D. ******(機能番号015〜024) • スプリット音色に関する項目: S.
効果に関する設定 リバーブタイプを選ぶ コーラスタイプを選ぶ リバーブは、演奏音にコンサートホールで弾いたような 残響音を加える効果です。リバーブタイプは、スタイル やソングを選ぶと、最適なものが自動的に選ばれますが、 自分で選ぶこともできます。 コーラスは、同時に複数のパートを演奏しているかのよ うな厚みを音に加える効果です。コーラスタイプは、ス タイルやソングを選ぶと、最適なものが自動的に選ばれ ますが、自分で選ぶこともできます。 1 [機能](FUNCTION)ボタンを押して、機能設定 1 [機能](FUNCTION)ボタンを押して、機能設定 2 「Reverb」(機能番号037)が画面に表示されるま 2 「Chorus」(機能番号039)が画面に表示されるま 画面に入ります。 でダイアルを回します。 画面に入ります。 でダイアルを回します。 Reverb Chorus 037 3 [決定](ENTER)ボタンを押します。 現在のリバーブタイプが表示されます。 02Hall2 現在のリバーブタイプ 039 3 [決定](ENTER)ボタンを押します。 現在のコー
効果に関する設定 マスター EQを設定して最適な音 にする 本体スピーカーやヘッドホン、外部スピーカーなどで鳴 らすサウンドを、最も聞きやすい音に設定します。 1 [シフト](SHIFT)ボタンを押したまま、[メガ ブースト](MEGA BOOST)ボタンを押します。 現在のマスター EQタイプが表示されます。 押したまま 1Standard 040 現在のマスター EQ タイプ 2 ダイアルを回してマスター EQタイプを選びま す。 マスター EQタイプ 1 Standard 標準的な設定です。 2 Piano ピアノソロ演奏に適した設定です。 3 Bright 中域を抑えて音の印象を明るくしま す。 4 Mild 高域を抑えて音の印象を柔らかくし ます。 3 [機能](FUNCTION)ボタンを押して機能設定画 面を抜けます。 PSR-E473 リファレンスマニュアル 5
演奏するときの便利な機能 楽器の音の高さを変える (トランスポーズ) 楽器の音の高さを微調整する (チューニング) ドラム音を除くこの楽器全体の音の高さを、半音単位 で、±1オクターブの範囲で変更できます。 チューニング(音の高さの微調整)の基準となるラの音を、 約0.2 Hz単位で427.0 Hz〜453.0 Hzの範囲で設定でき ます。初期設定は440.
演奏するときの便利な機能 鍵盤の感度を変える(タッチレスポンス) メトロノームの拍子を設定する この楽器にはタッチレスポンス機能が搭載されており、 鍵盤を弾くときの感度(鍵盤を弾く強さによって音量が変 化する割合)を、4段階(1〜4)に設定することができます。 初期設定から変更できます。ここでは例として、6/8に 設定する手順を紹介します。 1 2 [機能](FUNCTION)ボタンを押して、機能設定 画面に入ります。 1 [シフト](SHIFT)ボタンを押したまま、[メトロ ノーム](METRONOME)ボタンを押します。 画面にメトロノームの拍子が表示されます。 押したまま 「TouchRes」(機能番号005)が画面に表示され るまでダイアルを回します。 04TimeSigN 059 118 TouchRes 拍子(分子) 005 3 [決定](ENTER)ボタンを押します。 現在のタッチレスポンスが表示されます。 2Medium 現在のタッチレスポンス 2 ダイアルを回して、拍子の数を選びます。 1拍目に「チーン」となり、それ以外の拍では「カチ」 と鳴ります。拍子
スケールチューンに関する設定 この楽器では、ピアノなどの楽器と同じように、各鍵盤の音高が平均律であらかじめ調整されています。 また、演奏したいジャンルや目的に応じて、平均律以外の音律に設定することもできます。 プリセットの音律を選ぶ (スケール機能) この楽器にあらかじめ搭載されている音律の中から好き な音律を選びます。 音律のベースノートを変える 音律のベースノート(基準となる音)を変えます。Equal (平均律)以外の音律を使う場合は、演奏するキーに応じ て、ベースノートの設定を忘れずに行いましょう。 1 [機能](FUNCTION)ボタンを押して、機能設定 1 [機能](FUNCTION)ボタンを押して、機能設定 2 「Scale」(機能番号055)が画面に表示されるま 2 「BaseNote」(機能番号056)が画面に表示され 画面に入ります。 でダイアルを回します。 画面に入ります。 るまでダイアルを回します。 BaseNote Scale 056 055 3 [決定](ENTER)ボタンを押します。 現在の音律が表示されます。 1Equal 現在の音律 現在のベ
スケールチューンに関する設定 ノート別にチューニングしてオリ ジナル音律を作る ノート(音)別に1セント(半音を100等分したピッチの単 位)単位でチューニングすることにより、オリジナルの音 律を作ることができます。 1 [機能](FUNCTION)ボタンを押して、機能設定 画面に入ります。 8 ダイアルを回して−64〜63セントの範囲で チューニングします。 変更した値を初期値に戻したいときは、[+]、[−]ボ タンを同時に押します。 NOTE • 各ノートの初期値は、次のうち、最後に呼び出された音 律の値になります。 - 機能番号055「Scale」で設定されたプリセット音律 - レジストレーションメモリーから呼び出された(編集し て保存済みの)オリジナル音律「(Edited)」 9 [決定](ENTER)ボタンを押して、値の設定画面 を抜けます。 2 「TuneNote」(機能番号057)が表示されるまで ダイアルを回します。 10 必要に応じて、手順2〜9をくり返します。 11 [機能](FUNCTION)ボタンを押して機能設定 画面を抜けます。 TuneNote 057 3 [
ハーモニー /アルペジオの設定 アルペジオとソング/スタイル/ グルーブの同期タイミングを変更 する(アルペジオクオンタイズ) ソング/スタイル/グルーブ再生に合わせてアルペジオを 鳴らすときに、拍のタイミングに合わせて鍵盤を弾いた つもりでも、多少は前後にずれてしまいます。このとき アルペジオの再生は、以下3種類のいずれかのタイミン グで同期するよう補正されます。 フットスイッチでアルペジオ再生 を持続する(アルペジオホールド) アルペジオ再生時に鍵盤から指を離しても、[SUSTAIN] 端子に接続したフットスイッチを踏み続けることで再生 が続くよう、設定できます。 1 [機能](FUNCTION)ボタンを押して、機能設定 画面に入ります。 • OFF: 同期しない • 1/8: 8分音符のタイミングで同期 • 1/16: 16分音符のタイミングで同期 この設定項目を「アルペジオクオンタイズ」といい、ア ルペジオタイプを選ぶと自動的に上記のいずれかが設定 されますが、自由に変更することもできます。 2 「PdlFunc」(機能番号054)が画面に表示される までダイアルを回します。 PdlFunc
スタイルに関する設定 スタイル再生用のコードの押さえ方 ここでは、初めてコードを弾く方のために、よく使われるコードの自動伴奏域での押さえ方を紹介します。 このほかにもたくさんのコードがありますので、もっと詳しく知りたい場合は、市販のコード表などをご参照ください。 ★がルート(根音)です。 メジャー マイナー セブンス マイナーセブンス メジャーセブンス C Cm C7 Cm7 CM 7 D Dm D7 Dm7 DM 7 E Em E7 Em7 EM7 F Fm F7 Fm7 FM7 G Gm G7 Gm7 GM7 A Am A7 Am7 AM 7 B Bm B7 Bm 7 BM 7 • コード押鍵はその転回形も受け付けます。ただし、以下のコードを例外とします。 m7、m7b5、m7(11)、6、m6、sus4、aug、dim7、7b5、6(9)、sus2 • 7sus4は、省略した場合のみ転回形は受け付けません。 • コードとして成立しない鍵盤が押された場合、画面にコード名は表示されません。 また、そのときのスタイル演奏は、リズ
スタイルに関する設定 スマートコードで再生されるコード フィンガリングタイプ(機能番号032)が「SmartChd」(スマートコード)の場合、楽譜の調号に基づいてスマートコード キー (機能番号033)を設定しておくと、スタイル(ACMP)をオンにして自動伴奏鍵盤域でルート音を押したときに、以下 の表に沿って多くのメロディーに合うコードが選ばれます。 ルート音 楽譜の調号 調号 0 個 スマート コードキー ( 画面表示 ) Db C Eb D F# E F G Bb A D dim7 Eb 1+5 E F dim F# 7 Db 7 D Eb m E F m7 b5 F# G dim G# m C m7 b5 Db D dim Eb m E dim7 F 1+5 F# G dim FL4 C 1+5 Db D dim Eb 7 E Fm F# FL3 Cm Db D m7 b5 Eb E dim Fm FL2 Cm Db dim7 D 1+5 Eb E dim FL1 C7 Db Dm Eb SP
スタイルに関する設定 スタイルを構成するパートの音色 を変える(スタイルリボイス) スタイルは下記のように6つのトラックで構成され、各 トラックの中にパートが1つか2つ含まれています。 この楽器では、スタイルを構成する各パート(ドラム、 ベースなど)の音色を変更することができます。 トラック パート パート名表示 Drums1 StyVcDr1 Drums2 StyVcDr2 ベース(BASS) Bass StyVcBas コード1(CHORD1) Chord1 StyVcCh1 コード2(CHORD2) Chord2 StyVcCh2 パッド(PAD) Pad StyVcPad Phrase1 StyVcPh1 Phrase2 StyVcPh2 ドラム(DRUMS) フレーズ(PHRASE) NOTE • スタイルによって、上記の中のどのパートを含むかは異なり ます。 NOTE • 音色が元のままの場合は、音色名の左に「PrE」と表示さ れます。 • トラックにパートが2つ含まれる場合は、手順2の操作で そのトラックの1番目のパートの設定画面が呼び出さ
スタイルに関する設定 スタイルを鳴らさずにコードを指定 する [スタイル](STYLE)ボタンを押し、[スタイル オン/オフ] (ACMP ON/OFF)ボタンを押してスタイル(ACMP)をオ ンにしたあと、シンクロスタートはオフのまま左手(自動 伴奏)鍵域でコードを弾くと、スタイルが鳴らずにコード 音だけが鳴り、押されたコードは画面に表示されます。 この状態にすると、スタイルを鳴らさずに、右手でハー モニー効果を使った演奏ができます。 ACMPを点灯 自動伴奏鍵域 指定したコード 14 PSR-E473 リファレンスマニュアル
ソングやオーディオファイルに関する設定 BGMとして再生する ランダムな順番で再生する 初期設定で[デモ](DEMO)ボタンを押すと、内蔵ソング 数曲だけが連続再生されますが、連続再生の対象を内蔵 ソング全曲やコンピューターから転送されたソング全曲 などに変えることができます。これにより、さまざまな 曲をBGMとして鳴らすことができます。連続再生の対象 は、6つのグループに分けられており、その中から1つを 選びます。 [デモ](DEMO)ボタンを押してソングを連続再生すると き、番号順ではなく、ランダムな順番で再生するよう、 設定を変えられます。 1 [シフト](SHIFT)ボタンを押したまま、[デモ] (DEMO)ボタンを押して、「DemoGrp」(機能 番号077)の選択画面を呼び出します。 現在の再生対象のグループが表示されます。 NOTE •「DemoGrp」(機能番号077; 連続再生の対象)が「Demo」 以外に設定されている場合のみ、この設定を変えられます。 1 [機能](FUNCTION)ボタンを押します。 2 「PlayMode」(機能番号078)が画面に表示され るまでダ
ソングやオーディオファイルに関する設定 ソングのメロディー音色を変える 内蔵のソングや外部機器からのソングのメロディー音色 を、好みの音色に変えることができます。 1 [ソング/オーディオ](SONG/AUDIO)ボタンを 押して好きなソングを選び、再生をスタートさ せます。 2 [楽器](VOICE)ボタンを押したあと、ダイアル を回して好きな音色を選びます。 108Strings 3 [機能](FUNCTION)ボタンを押します。 4 ダイアルを回して「MelodyVc」(機能番号036) を表示させます。 MelodyVc 036 5 [決定](ENTER)ボタンを押します。 手順2で選んだ音色が、ソングのメロディー音色にな ります。 NOTE • ほかのソングを選ぶと、変更したメロディー音色はリ セットされます。 • ユーザーソングのメロディー音色は変えられません。 • USBフラッシュメモリー内のソングやコンピューターか ら転送されたソングなど、ソングデータによっては、メ ロディー音色以外の音色が変わることがあります。 • オーディオデータの音色を変えることはできません。 6
グルーブクリエイターの操作 グルーブのリトリガー機能を使う リトリガー機能とは、再生中のセクションの先頭部分を くり返し再生する機能です。 1 [グルーブクリエイター ](GROOVE CREATOR) ボタンを押してから、ダイアルを回して好きな グルーブを選びます。 2[ ](スタート/ストップ)ボタンを押すか、 自動伴奏鍵域の鍵盤を押してグルーブを再生し ます。 3 再生しているセクションのボタンを押すと、セ クションの冒頭に戻って再生されます。また、 再生中のセクションのボタンを押し続けるとセ クションの冒頭部分がくり返し再生されます。 ノブを使って、くり返し再生される部分の長さ(リト リガーレート)をコントロールすることもできます (18ページ)。 NOTE • リトリガーを使ったグルーブ再生をソングに録音した場 合、録音されたソングを再生するときに、画面上のビー ト表示やメトロノーム/アルペジオ再生されるソングと 同期しません。 PSR-E473 リファレンスマニュアル 17
ノブに割り当てられる機能 ノブに割り当てられる各機能について説明します。 z, v カットオフ/レゾナンス c DSP1, m DSP2 特定の周波数帯域の音声信号だけを通過させ、他の周波 数帯域の音声信号をカットすることで、音質を変化させ る機能です。シンセサイザーのような電子的なサウンド を作り出してみましょう。 ● ノブA/B:DSPパラメーター A/B (DSP PARAMETER A/B) 内蔵のデジタルエフェクトにより、DSP1はメイン音 色に、DSP2は「DSP2パート」(機能番号043)で指定 したパートにDSP効果をかけられます。各効果につき 2つのパラメーターがノブAとBに割り当てられていま す。cのときはDSP1のパラメーターを、mのときは DSP2のパラメーターをノブでコントロールできます。 ロータリースピーカーの回転する速さやかかり具合、 ディストーションのひずみ具合を好みの設定に調節す るなど、リアルタイムで動かすことで、いろいろな演 奏を楽しめます。 NOTE • zのときはメイン音色/デュアル音色に、vのときはスタイ ル/グルーブに効果がかかります。 • フィルター
ノブに割り当てられる機能 下記で、各機能のおすすめの使い方をご紹介していますので、参考にしてください。 おすすめの使い方 z x c 番号/効果 おすすめの使い方 カットオフ/ レゾナンス 音色番号184 Geminiや214 Noiseを選び、[ノブアサイン](KNOB ASSIGN)ボタンで z を選び ます。鍵盤を演奏しながらノブAやBを回すと、アナログシンセサイザーのような雰囲気を楽しむ ことができます。 リバーブ/コーラス 音色番号010 CP80を選び、[ノブアサイン](KNOB ASSIGN)ボタンで x を選びます。ノブA、ノ ブBを最も左に回すことで素の音にできます。ノブBを右に回していくと、音がうねるようなコー ラス効果が徐々にかかります。また、ノブAを右に回すと、ホールで弾いているような残響効果が かかります。 DSP1 音色番号038 Cool!Orgを選び、[ノブアサイン](KNOB ASSIGN)ボタンで c を選びます。機能設 定画面で、DSP1タイプ(機能番号041)を「01 RotarySp」に設定します。鍵盤を弾きながら、ノ ブAでロータリースピー
DJのように遊んでみる グルーブクリエイターとライブコントロールノブを使って、かっこよくダンスミュージックを鳴らしてみま しょう。かっこよくパフォーマンスをするにはリズム感が重要になってきます。DJのように体でリズムを とりながらボタンやノブを操作してみましょう。 ここでは、グルーブ番号001「Elec Dnc」をよりかっこよく鳴らすパフォーマンスの一例を紹介します。 グルーブを 盛り上げる イントロを つくる グルーブに効果 をつける リトリガーで 盛り上げる ほかのグルーブ に切り替える トラックのオン/オフでイントロを つくる セクションを切り替えてグルーブ を盛り上げる 1 [グルーブクリエイター ](GROOVE CREATOR) 1 画面のBEAT表示「 ボタンを押して、ダイアルまたは数字入力ボタ ンでグルーブ「001」を選びます。 2 トラック[1]、[2]、[3]をオン、[4]、[5]、[6] をオフにして、リズムだけが再生される設定に します。 001Elec Dnc 」の動きを見なが ら、タイミングよくセクション[B]ボタンを押 してセクションを切り替えます。
DJのように遊んでみる 4 リズムに合わせてノブAを回したり戻したりし てみましょう。同じフレーズでも音を変化させ て鳴らすことができます。 5 同じように[ノブアサイン](KNOB ASSIGN)ボ 4 セクションボタン[C]を押したまま、下のイラ ストを参考に、タイミングよくノブBの角度を 変えます。角度に応じてビートの刻みが細かく なっていきます。 タンで5を選んで使ってみましょう。 5(REVERB/CHORUS)は残響感や音の厚みをコント ロールできます。 NOTE • 割り当てる機能を変えただけでは、ノブの位置が中央で なくとも、演奏音に変化はつきません。ノブを回して初 めて設定値の変化が反映されます。 リトリガー機能でさらに盛り上げ る セクション[C]ボタンを押してセクションを切り替えて聞 いてみましょう。このグルーブのMEASUREのカウント 「005」以降は、ビートの刻みが速くなっているため、グ ルーブの盛り上がりが感じられます。リトリガー機能と ライブコントロールノブを使って、同じようにリズムの 刻みを細かくして、グルーブを盛り上げましょう。 1 画面を見ながら[ノブ
USBフラッシュメモリーを使う この章では、USBフラッシュメモリーとのファイルのやり取りや、USBフラッシュメモリー内のファイル 操作について説明します。USBフラッシュメモリーは楽器本体に接続済みとして説明します。USBフラッ シュメモリーの接続に関しては、取扱説明書の「USBフラッシュメモリーと接続する」をご覧ください。 ユーザーデータをUSBフラッシュ メモリーに保存する この楽器本体で作った下記3つのデータを「ユーザー データ」といいます。 • 全10曲のユーザーソングデータ • コンピューターから転送し、スタイル番号291〜 300に読み込んだスタイルデータ • 全レジストレーションメモリーデータ これらをまとめて1つのユーザーファイル(.
USBフラッシュメモリーを使う サンプルをUSBフラッシュメモ リーに保存する 重要 • クイックサンプリングモード中の場合は、[キャプチャー ] (CAPTURE)ボタンを押して、クイックサンプリングモード を終了してから操作します。 1 クイックサンプリングパッド[A]〜[D]を押し て、保存したいサンプルが登録されているパッ ドを確認します。 上書きについて 保存先に選んだファイルにすでにデータがある場 合は、「Overwrt?」と表示されます。 7 [決定](ENTER)ボタンを押して、保存を実行し ます。 画面に「Saving」と表示され、サンプルが保存され ます。 8 [機能](FUNCTION)ボタンを押して、ファイル コントロール画面を抜けます。 2 [シフト](SHIFT)ボタンを押したまま、[機能] (FUNCTION)ボタンを押して、ファイルコン トロール画面に入ります。 画面に「SaveSMPL」と表示されます。 押したまま SaveSMPL 3 [決定](ENTER)ボタンを押します。 画面に「PressA-D」と表示されます。 4 保存したいサンプルが登録
USBフラッシュメモリーを使う ユーザーソングをUSBフラッシュ メモリーにMIDIファイルとして保 存する ユーザーソングをスタンダードMIDIファイル(SMF、 フォーマット0)に変換してUSBフラッシュメモリーに保 存します。 5 [決定](ENTER)ボタンを押します。 保存の実行を確認するメッセージ「SaveOK?」が表 示されます。保存を中止する場合は、[戻る](EXIT)ボ タンを押します。 上書きについて 保存先に選んだファイルにすでにデータがある場 合は、「Overwrt?」と表示されます。 NOTE • グルーブを録音したユーザーソングなど、変換したSMFのサ イズが大きいと、楽器本体で再生できないことがあります。 グルーブの演奏を録音するときは、オーディオ録音がおすす めです。 • DSP効果は、SMFに変換されません。 • 楽器本体で設定したトランスポーズは反映されません。 1 [シフト](SHIFT)ボタンを押したまま、[機能] (FUNCTION)ボタンを押して、ファイルコン トロール画面に入ります。 6 [決定](ENTER)ボタンを押して、保存を実行し ます。
USBフラッシュメモリーを使う ユーザーデータをUSBフラッシュ メモリーから読み込む USBフラッシュメモリーから、ユーザーファイルとして 保存したユーザーデータ(22ページ)を、まとめて楽器本 体に読み込みます(ロードします)。 ご注意 • ユーザーファイルを読み込むと、楽器本体内にある既存の ユーザーソング全10曲、スタイル番号291〜300のスタイ ルデータ、レジストレーションメモリーデータはすべて上書 きされ、消去されます。大切なデータは、別ファイルとし て、読み込み前にUSBフラッシュメモリーに保存しておきま しょう。 重要 • 読み込むユーザーファイルは、USBフラッシュメモリーの 「USER FILES」フォルダー内にある必要があります。フォル ダー外にあるファイルは認識されません。 5 [決定](ENTER)ボタンを押して、読み込みを実 行します。 読み込みが完了すると、画面にメッセージ 「Complete」が表示されます。 ご注意 • 読み込み中はキャンセルできません。絶対に電源を切っ たりUSBフラッシュメモリーを抜いたりしないでくださ い。データ損失の原因になります。 6 [
USBフラッシュメモリーを使う サンプルをUSBフラッシュメモ リーから読み込む 重要 • クイックサンプリングモード中の場合は、[キャプチャー ] (CAPTURE)ボタンを押して、クイックサンプリングモード を終了してから操作します。 ご注意 • USBフラッシュメモリーからサンプルを読み込むと、登録し たいクイックサンプリングパッドに上書き登録されます。大 切なサンプルはあらかじめ保存しておきましょう(23ページ)。 1 [シフト](SHIFT)ボタンを押したまま、[機能] (FUNCTION)ボタンを押して、ファイルコン トロール画面に入ります。 押したまま 2 ダイアルを回して、「LoadSMPL」を表示させ ます。 LoadSMPL 3 [決定](ENTER)ボタンを押します。 画面に「PressA-D」と表示されます。 USBフラッシュメモリーにサンプルが保存されてい ないときは、「NoFile」と表示され手順2の画面に戻 ります。 4 登録したいクイックサンプリングパッドを押し ます。 5 ダイアルを回して読み込みたいファイル名を選 びます。 6 [決定](ENTER)
USBフラッシュメモリーを使う WAVファイルをUSBフラッシュ メモリーからサンプルとして読み 込む USBフラッシュメモリーに保存したWAVファイルを、 楽器にサンプルとして取り込み、クイックサンプリング パッドに割り当てることができます。 NOTE • 読み込めるファイルのフォーマットは、PCM(WAV)形式 (44.
USBフラッシュメモリーを使う スタイルファイルを個別に読み込む スタイル番号291〜300のいずれかに、外部で作られた スタイルファイル(.sty)を読み込み、内蔵スタイルと同じ ように演奏できます。読み込み(ロード)の方法として、 以下2種類があり、ここではまとめて操作方法を説明し ます。 ● USBフラッシュメモリーのルートに保存してあるスタ イルファイル(.sty)を読み込む。 ● コンピューターから楽器の内蔵メモリーに転送したス タイルファイル(.
USBフラッシュメモリーを使う USBフラッシュメモリー内のサン プルを消去する USBフラッシュメモリー内のオー ディオファイルを消去する 重要 1 [シフト](SHIFT)ボタンを押したまま、[機能] • クイックサンプリングモード中の場合は、[キャプチャー ] (CAPTURE)ボタンを押して、クイックサンプリングモード を終了してから操作します。 (FUNCTION)ボタンを押して、ファイルコン トロール画面に入ります。 1 [シフト](SHIFT)ボタンを押したまま、[機能] (FUNCTION)ボタンを押して、ファイルコン トロール画面に入ります。 押したまま 2 ダイアルを回して[DelAUDIO]を表示させま す。 押したまま 2 DelAUDIO ダイアルを回して、「Del SMPL」を表示させま す。 Del SMPL 3 [決定](ENTER)ボタンを押します。 USBフラッシュメモリー内のオーディオファイルが 「AUDIO***」(***は数字)と表示されます。ダイアル を回して削除したいファイルを選びます。 3 [決定](ENTER)ボタンを押します
USBフラッシュメモリーを使う USBフラッシュメモリー内のユー ザーファイルを削除する USBフラッシュメモリー内のMIDI ファイルを削除する USBフラッシュメモリー内のユーザーファイル(.
Audio Aux In Mic Sampling Pad Style/Groove Song Split Dual Main Noise Gate On Off Audio Loop Back 3 Band EQ/Noise Gate/Compressor Song/Style/Groove Creatorの 1つのパートにのみ機能する。 Insertion Effect DSP1 Insertion Effect Melody Cancel DSP2 Chorus Chorus Depth System Effect Reverb Depth Reverb Reverb Total Level Master EQ Mega Boost OUTPUT 結線図(ブロックダイアグラム) PSR-E473 リファレンスマニュアル 31
索引 B ソ BGM............................................................................ 15 ソング.......................................................................... 15 M タ MIDIファイル ............................................................ 30 タッチレスポンス .........................................................7 U チ USBフラッシュメモリー .......................................... 22 チューニング .................................................................6 W ト WAVファイル .................................