User Manual

リファレンスマニュア 12
ハーモ
関する設
リバーブやコーラスに加え、DSPによりさらに多彩な効果を楽器音にかけられ
ます。リバーブやコーラスは楽器音全体にかかるエフェクトですが、DSPでは
タイプにより、鍵盤音にだけ効果がかかります。
DSPタイプは、メインボイス選択時に最適なものが自動的に選ばれますが、下
記操作で自由に変えられます。
1
[DSP]ボタンを押してDSPをオンにします
オンにするとボタンが点灯します。DSP効果をつけたくないときはもう一度同じボ
タンを押してオフにします。
2
[DSP]ボタンを1秒以上押して、DSPタイプの項目「DSPType」を表示
させます
現在選択されているDSPイプが表示されます。
3
ダイアルを回して好きなDSPタイプを選びます
鍵盤を弾いて音の響きを確かめてみましょう。DSPタイプは取扱説明書のDSP
プリストを参照してください。
4
必要に応じて、レジストレーションメモリーに保存します
手順23の設定はメインボイスを変更すると消えてしまいます。お気に入りの設定
を保存していおきたい場合は、レジストレーションメモリーを活用しましょう。
DSPタイプを選ぶ
DSPとはデジタルシグナル
プロセッサー (Digital
SignalProcessor)の略で、
デジタル信号を加工してさ
まざまなエフェクトを作り
出す専用マイクロプロセッ
サーのことです。
NOTE
DSPのオン/オフにより楽
器の音量が変わって聞こえ
たり、音色によってDSP
効果がわかりにくい場合が
あります。
外部から本体にロードした
ソングやスタイルを再生し
ているとき、自分で鍵盤を
弾いた音のDSP効果が思っ
たようにかからない場合が
あります。これは、ロード
したソングやスタイルが持
つ演奏情報によって、DSP
のタイプが最適なものから
別のタイプに切り替わって
しまうためで、故障ではあ
りません。
また、ソングの再生で
[
f]、[r]や[ ]ボ
ンを使用したときも、同様
に感じることがあります。
これは、ソングの位置
よって演奏情報が異なって
いる場合、早送りなどのソ
ング位置の変更により
DSPのタイプも切り替わっ
てしまうためです。
NOTE
DSPオンでボタンが点灯
DSPタイプ項目
現在のDSPタイプ
1秒以上押す