User Manual
ボ
イ
ス
や
鍵
盤
演
奏
に
関
す
る
設
定
リファレンスマニュアル 4
3
ダイアルを回すか、[−/NO]、[+/YES]ボタンを押して設定値を変えます
鍵盤を弾いてみましょう。
4
必要に応じて、レジストレーションメモリーに保存します
手順2〜3で変更した設定は、違うボイスを選ぶと消えてしまいます。お気に入りの
設定を保存しておきたい場合は、レジストレーションメモリーを活用しましょう。
この楽器で扱えるボイスは以下の2種類です。
ボイスの特徴
カテゴリーにかかわらず、内蔵のボイス名には、ボイスの特徴が表示されます。
•Cool!(クール) .......... エレクトリック楽器の特徴をとらえて録音し、大きなメモリーを
使用したボイスです。
•Live!(ライブ)........... アコースティック楽器をステレオサンプリングで録音した、臨場
感豊かなボイスです。
•Sweet!(スイート) .. アコースティック楽器の演奏テクニックを最大限に引き出した音
を録音した、感情豊かなボイスです。
•Kit(キット)............... ドラムキットやSFXキットです。ドラムキットはいろいろな打楽
器の音色が、SFXキットは効果音が鍵盤に割り振られています。
•Mega(メガ) ............. メガボイスでは、ベロシティー (鍵盤を弾く強さ)によって音量/
音質が変わるだけではなく、選ばれているボイスの違う奏法のサ
ウンドが呼び出されて鳴ります。たとえば、ギターのさまざまな
奏法(オープンソフト、デッドノート、スライドなど)のサウンド
を鳴らすために、従来の電子楽器では奏法ごとに違うボイスを呼
び出すなどしていましたが、メガボイスではベロシティーを変え
ることで、1つのボイスでそれらを呼び出せるのです。
このようなしくみのボイスですから、予期せぬサウンドを鳴らし
てしまう可能性があり、鍵盤演奏には適していません。スタイル
データなど、頻繁にボイス変更をすることでデータが重くなるこ
とを避けたいMIDIシーケンスデータを制作する場合に使うと、た
いへん有用です。メガボイスのベロシティーについては、取扱説
明書の巻末の「メガボイスマップ」をご覧ください。
ボイスの種類
内蔵(プリセット)ボイス あらかじめ本体に内蔵されているボイス
エクスパンションボイス
USBフラッシュメモリーからエクスパンションパックをインストールすること
で、楽器に保存されるボイス(取扱説明書10章を参照)
内蔵ボイス
エクスパンションボイスがインストールされている場合
[エクスパンション](EXPANSION)ボタンを押すと、エ
クスパンションボイスが選べます。
• メガボイスは、他のモデル
との互換性がありません。
したがって、メガボイスを
使ったスタイル/ソングデー
タを、メガボイスを搭載し
ていない楽器で再生した場
合は、この楽器で鳴ってい
たサウンドを再現できませ
ん。
• メガボイスは、鍵盤を弾く
強さ(ベロシティー )などに
よって鳴り方が変わります。
したがって、エフェクトを
かけたり、移調したり、ボ
イスのパラメーター (3ペー
ジ)を変えたりすると、意図
しない鳴り方になることが
あります。
NOTE