User Manual

PSR-S670 リファレンスマニュア 21
2
自動伴奏演奏
スタイル再生のためのコードの認識方法として、7種類のフィンガリングタイプ(押さえ方)があります。フィンガ
リングタイプは、下記画面で変更できます。
[FUNCTION](ファンクション)→TAB(タブ)[E]MENU1(メニュー1)→カーソルボタン[][][E][F]SPLIT
POINT/CHORDFINGERING(スプリットポイント/コードフィンガリング)→[ENTER](決定)→TAB
[E][F]CHORDFINGERING(コードフィンガリング)
NOTE AIとは、ArtificialIntelligence(人工知)略語です。
コードフィンガリングタイプ
SINGLEFINGER
(シングルフィンガー )
簡単なルールに従って鍵盤を13つ押さえるだけで、メジャー、マイナー、セブンス、
マイナーセブンスのコードを認識します。
MULTIFINGER
(マルチフィンガー )
「シングルフィンガー」の押鍵ルールと「フィンガード」の押鍵ルールの両方が使えます。
FINGERED
(フィンガード)
左手鍵域でコードを構成する音をそのまま押すことで、コードを指定します。コードの構
成音の詳細は、22ページをご覧いただくか、画面右側に表示されるコードチューター機
能でご確認ください。
FINGEREDONBASS
(フィンガードオンベース)
フィンガードで認識されるコードに加え、オンベースコード(押さえたコード音の中で
番低いベース音)も認識しますので、より高度なコード進行を利用した演奏が可能にな
ます。
FULLKEYBOARD
(フルキーボード)
左手/右手鍵域に関係なく、全鍵域での押鍵をもとにコードを検出します。コードはフィ
ンガードと似た方法で検出されます。たとえば、左手でベース音を弾いて右手でコードを
弾いたり、左手でコードを弾いて右手でメロディーを弾くなど、左手と右手で離れた鍵盤
を弾いても、コードを検出します。
AIFINGERED
(AIフィンガード)
基本的にはフィンガードと同じですが、鍵盤を2音以下しか押さえなくても、1つ前に弾
いたコードなどをもとに適切なコードを推定します。
AIFULLKEYBOARD
(AIフルキーボード)
基本的にはフルキーボードと似ていますが、鍵盤を2以下しか押さえなくても、その前
に弾いたコードなどをもとに適切なコードを推定します。ただし、9
th
と11
th
と13
th
認識されません。
Cm
C
Cm
7
C
7
メジャーコード
ルートキーだけ押さえてく
ださい。
マイナー (m)コード
ルートキーと、左の黒鍵を
押さえてください。
セブンス(7)コード
ルートキーと、左の白鍵を押さ
えてください。
マイナーセブンス(m7)コード
ルートキーと、左の白鍵と黒鍵を押
さえてください。