User Manual

34 PSR-S670 リファレンスマニュアル
2
自動伴奏演奏
2.DYNAMICS(ダイナミクス)
スタイル再生の、ある特定のタイミングの音を強めたり弱めたりする(ベロシティー値、またはボリューム値を
上げ下げする)ことで、アクセントの効いた演奏効果を出します。ここでの設定は、BASIC(ベーシック)画面で
選択したセクションの全チャンネルに一律にかけることも、チャンネル別にかけることもできます。
2 [ENTER](決定)ボタンを押して、編集内容を実行します。
STRENGTH、EXPAND/COMP.、BOOST/CUTは、最後に設定したパーセンテージが表示されます。
実行後は、画面に「戻す→[ENTER]」と表示され、[ENTER]ボタンを押すと、編集した内容を元に戻せます。
元に戻せるのは、1つ前の操作だけです。
3 スタイルを保存します(27ページ手順8)。
保存せずにスタイルを切り替えたり電源を切ったりすると、編集したデータは失われます。ご注意ください
チャンネル単位で編集する(CHANNEL)
BASIC(ベーシック)画面やパネル上のボタンで選んだセクションの各チャンネルのデータを編集できます。以下の
手順は、「スタイル制作の流れ」(27ページ)の手順6に該当します。
1 CHANNEL(チャンネル)画面で、カーソルボタン[][]を押して編集する項目を選びます。
1.QUANTIZE(クオンタイズ)
ソングクリエーター (54ページ)の場合と同じです。ここでは、ソングクリエーターでの設定値に加えて、下記
2つの設定があります。
[2 ] CHANNEL
(チャンネル)
ダイナミクス効果をかけるチャンネルを選びます。選んだチャンネルは画面左上に
表示されます。
[3 ]/
[4 ]
ACCENTTYPE
(アクセントタイプ)
どのタイミングでアクセントをかけるかを選びます。
[5 ] STRENGTH
(ストレングス)
アクセントの効き具合を決定します。値を大きくするほど、より強い効果が得られ
ます。
[6 ] EXPAND/COMP.
(エクスパンド/コン
プレッション)
音量をエクスパンド(拡張)/コンプレッション(圧縮)します。値を100%以上に設
定すると、変化幅が広がります(エクスパンド)。また、値を100%未満に設定す
と、変化幅が狭まります(ンプレッション)。
[7 ]BOOST/CUT
(ブースト/カット)
音量をブースト(増加)せたり、カット(減少)したりします。値を100%以上に設
定すると、音量が大きくなります。また、値を100%満に設定すると、音量が小
さくなります。
23
1
4
8分音符でスイング
16分音符でスイング
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