User Manual
36 PSR-S670 リファレンスマニュアル
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リズムや自動伴奏に合わせて演奏する ︵スタイル︶
スタイルファイルフォーマットの項目を設定する(PARAMETER)
スタイルファイルフォーマット(SFF:StyleFileFormat)とは、ヤマハのスタイル再生機能のノウハウを集大成し
た「統一フォーマット」です。SFF関連の設定画面では、スタイルのオリジナルデータが、コード鍵域でのコード指
定を元に、どのように実音に変換されていくかを指定します。各設定項目、コード演奏と実際の発音に至るまでの
流れは下図のとおりです。
以下の手順は、「スタイル制作の流れ」(27ページ)の手順6に該当します。
NOTE ここで設定するパラメーターは、SFFGEフォーマットに対応しています。よって、この楽器で制作したスタイルは、SFFGEフォー
マット対応の楽器でのみ再生できます。
1 PARAMETER(パラメーター )画面で、カーソルボタン[][]を押して編集する項目を選び
ます。
各項目の詳細は、37ページをご覧ください。
録音前に設定します。
録音後に設定します。
ソースパターンの設定
• SOURCEROOT(ソースルート)
• SOURCECODE(ソースコード)
録音前にどのキー /どのコードタイプで演奏するかを設定します。
ソースパターンからノート(音符)変換
• NTR(コードルート変更に対する変換)・・・・・37ページ
• NTT(コードタイプ変更に対する変換)・・・・・37ページ
通常演奏時のコード指定
変換されたノートのオクターブ調整
• HIGHKEY(コードルート変更に対するノート変換の折り返し点)
• NOTELIMIT(発音音域の制限)
その他
• RTR(コード変更時に鳴っていた音に対する処理)
発音
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