User Manual
8 PSR-S670 リファレンスマニュアル
1
いろいろなボイス ︵楽器音︶ で演奏する
3 必要に応じて、下記の設定をします。
NOTE スケールチューンの設定はレジストレーションメモリーに登録できます。[MEMORY](メモリー )ボタンを押すと表示される
REGISTRATIONMEMORYCONTENTS(レジストレーションメモリーコンテンツ)画面で「SCALE(スケール)」にチェックマーク
を付けて登録してください。
トランスポーズ(移調)するパートを変更する
TRANSPOSE(トランスポーズ)[−]/[+]ボタンを押したときに移調させるパートを設定できます。
1 設定画面を表示させます。
[FUNCTION](ファンクション)→TAB(タブ)[
E
]MENU1(メニュー 1)→カーソルボタン[
][
][
E
][
F
]
CONTROLLER(コントローラー )→[ENTER](決定)→TAB[
F
]KEYBOARD/PANEL(キーボード/パネル)
2 カーソルボタン[]を押して、「3TRANSPOSEASSIGN」(トランスポーズアサイン)を選び
ます。
3 [4]/[5]ボタンを押して、移調させるパートを選びます。
ここでの設定は、TRANSPOSE[−]/[+]ボタンを押したときに表示されるポップアップ画面で確認できま
す。
WERCKMEISTER
(ヴェルクマイスター =ヴェルク
マイスター音律)
KIRNBERGER
(キルンベルガー =キルンベル
ガー音律)
中全音律とピタゴラス音律を組み合わせた音律で、それぞれその組み合わせ方が異な
ります。転調により曲想が変化するのが特徴です。バッハやベートーベン時代に使
用され、現在でもその時代の曲をハープシコード(=チェンバロ)などで演奏するとき
にしばしば用いられます。
ARABIC1,2
(アラビック=アラブ音律)
アラブ音楽を演奏するときに使用される音律です。
[2 ] BASENOTE
(ベースノート)
音律の基準となる音(ベース音)を変えます。ベース音を変えると、音律の音程を
保ったまま移調します。
[3]/
[4]
TUNE
(チューン)
[3]ボタンでノート(鍵盤)を選び、[4]ボタンで選んだノートを1セント単
位でチューニングします。
NOTE セントとは、半音を100等分した音程の単位です。(100セント=半音)
[5]〜
[8]
PARTSELECT
(パートセレクト)
音律の設定を適用したいパートのオン/オフを切り替えます。
KEYBOARD
(キーボード)
TRANSPOSE[−]/[+]ボタンを押すと、以下のサウンドが移調します。ソング再生音
は移調しません。
・鍵盤演奏音
・スタイル再生音(コード鍵域で演奏した場合)
・マルチパッド再生音(コードマッチがオンで、左手でコードを弾いた場合)
SONG
(ソング)
TRANSPOSE[−]/[+]ボタンを押すと、ソング再生音が移調します。
MASTER
(マスター )
TRANSPOSE[−]/[+]ボタンを押すと、楽器本体が発音するすべてのサウンド(鍵盤演
奏音、ソング、スタイルなど)が移調します。オーディオファイルは移調できません。