User Manual

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オリジナルのボイスを作成する
2種類のオリジナルボイス(ノーマルボイスとドラムボイス)を作成できます。ノーマルボイスはコモ(共通)
定と複数のエレメントから構成され、ドラムボイスはコモン設定と複数のドラムキーから構成されます。お好みの
波形ファイル(WAVまたはAIFFフォーマットのオーディオデータ)を各エレメントやドラムキーに割り当てるこ
とで、オリジナルのボイスを作成できます。作成したボイスはコンテンツとしてパック内に保存されます。
1. パックマネージャー画面のパックリストから、これから作るボイスの保存先となるパックを選びま
す。
パックのインポート方法については5ページ、新規パックの作成方法については9ページをご覧ください。
2. コンテンツ追加ボタンをクリックし、表示されるメニューから以下のいずれかを選んでコンテンツ
を追加します。
•ノーマルボイスを作
波形ファイルをエレメントに割り当てることで新規ノーマルボイスを作成します。プログラムチェンジ番号は空いている
最小の番号が割り当てられますが、あとで変更できます。
•ドラムボイスを作成
波形ファイルをドラムキーに割り当てることで新規ドラムボイスを作成します。プログラムチェンジ番号は空いている最
小の番号が割り当てられますが、あとで変更できます。
•コンテンツをインポート
既存のコンテンツをインポートすることで新規ボイスを作成します。ファイル選択ダイアログが表示されたら、インポー
トするファイルを選択します。
新規ボイスまたはインポートしたコンテンツは、コンテンツリストの最後に追加されます。
3. コンテンツ編集ボタンをクリックし、表示されるメニューから「ボイス編集」を選びます。
以下のようなボイス編集画面が表示されます。
ヒント
オリジナルボイスを編集する際、実際の音をモニターしながら作業ができると大変便利です。そのためには、下図
のようなデバイスを用意し、ヤマハエクスパンションマネージャーをインストールしたコンピューターに接続する
必要があります。またコンピューターには、これらのデバイス用のドライバーをインストールする必要があります。
ドライバーのインストール方法については、それぞれに付属の取扱説明書を参照してください。
NOTE
割り当てられた波形ファイルが2オクターブを超えてピッチアップされた場合、ヤマハエクスパンションマネージャーからは再
生されません。それらはパックデータ作成時に適切に処理され、実際の楽器上で演奏できるようになります。
NOTE
ンテンツ編集メニューの「ボイス編集」以外の項目については10ページご覧ください。
集対象のボイスによっては、一部の項目を編集できない場合があります。
電子楽器
モニタースピーカー
オーディオインターフェース
コンピューター
オーディオケーブル
USBケーブル
エクスパンション
マネージャー
ドライバー
USBケーブ