User Manual
Table Of Contents
- 表紙
- 取扱説明書について
- 安全上のご注意
- こんなことができます
- 付属品(お確かめください)
- 対応フォーマットと機能
- 各部の名称
- ご使用前の準備
- 基本操作
- いろいろなボイス(楽器音)で演奏する
- リズムや自動伴奏に合わせて演奏する (スタイル)
- 曲(ソング)を再生、練習、録音する
- オーディオファイルを再生/録音する (USBオーディオプレーヤー)
- マルチパッドを使う
- 弾きたい曲に合ったパネル設定を呼び出す (ミュージックファインダー)
- パネル設定を登録する (レジストレーションメモリー)
- 音量バランスや音色などを調節する (ミキサー)
- 他の機器と接続して演奏する
- 楽器の詳細設定と機能(ファンクション)
- ダイレクトアクセスチャート
- 困ったときは
- 仕様
- 索引
![](/manual/yamaha/psr-s670/user-manual-japanese/images/img-40.png)
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PSR-S670 取扱説明書
この楽器には、鍵盤での演奏音(レフト、ライト1、2)に深さや広がりを付け表現の幅を広げる、いろいろな種類の
エフェクトがあります。エフェクトは、以下のボタンでオン/オフを切り替えます。
• HARMONY/ARPEGGIO(ハーモニー /アルペジオ)
右手鍵域で弾いた演奏にハーモニー効果をつけたり、右手鍵域で和音を弾いてアルペ
ジオを鳴らしたりできます。詳細は、後述の「右手鍵域で弾いた演奏にハーモニー /
エコーの効果をつける」(下記)、「アルペジオ(分散和音)を鳴らす」(42ページ)をご覧
ください。
• DSP/DSPVARI.(DSP/DSPバリエーション)
内蔵のデジタルエフェクトにより、音に臨場感や広がりなどを付けることができま
す。たとえば、リバーブをかけると、コンサートホールで弾いているような音になり
ます。
[DSP]ボタン:現在選ばれている鍵盤パートのボイスに対して、DSP(Digital
SignalProcessor)をかけるかどうかを設定します。
[DSPVARI.]ボタン:DSPのバリエーションを切り替えるときに使います。たとえ
ば、ロータリースピーカーエフェクトの回転スピード(速い/遅い)を変更します。
右手鍵域で弾いた演奏音に、ハーモニー (デュエット、トリオなど)、エコー、トレモロ、トリルの効果がつきます。
1 [HARMONY/ARPEGGIO](ハーモニー /アルペジオ)ボタンをオンに
します。
2 付加したいハーモニー /エコータイプを選びます。
2-1 設定画面を表示させます。
[FUNCTION](ファンクション)→TAB(タブ)[E]MENU1(メニュー 1)
→カーソルボタン[][][E][F]HARMONY/ARPEGGIO(ハーモニー /
アルペジオ)→[ENTER](決定)
2-2 [1]〜[3](CATEGORY)ボタンを押して、「Harmony」(ハーモ
ニー )または「Echo」(エコー )を選びます。
2-3 [4]〜[6](TYPE)ボタンで演奏音に付加したいハーモニー /エ
コータイプを選びます。
ボイスにエフェクト(効果)をかける
これらのエフェクト(効果)は、選択したパート
(PARTSELECT(パートセレクト)ボタンが点灯
しているパート)にのみかかります。
NOTE
DSPエフェクトのかかり具合
を細かく設定することもでき
ます。ボイス選択画面から[5
](VOICESET)→
EFFECT(エフェクト)→2
DSPを選ぶと、設定画面が開
きます。詳しくは、ウェブサ
イト上のリファレンスマニュ
アルをご覧ください。
右手鍵域で弾いた演奏にハーモニー /エコーの効果をつける
NOTE
ボイスを選択すると、ハーモ
ニー /エコー /アルペジオタ
イプは、自動的にVOICE
SET(ボイスセット)で設定さ
れているタイプになります。
ボイスセット機能について
は、ウェブサイト上のリファ
レンスマニュアルをご覧くだ
さい。
NOTE
[7](DETAIL)ボタンを押
すと、選んだハーモニー /エ
コータイプの詳細設定画面が
表示されます。詳細設定につ
いては、ウェブサイト上のリ
ファレンスマニュアルをご覧
ください。
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