User Manual

Table Of Contents
42 PSR-SX600 リファレンスマニュアル
2
自動伴奏演奏
(
スタ
\
自動伴奏機能
)
2Dynamics(ダイナミクス)
スタイル再生の、ある特定のタイミングの音を強めたり弱めたりする(ベロシティー値、またはボリューム値を
上げ下げする)ことで、アクセントの効いた演奏効果を出します。ここでの設定は、Basic(ベーシック)画面で
選択したセクションの全チャンネルに一律にかけることも、チャンネル別にかけることもできます。
2 [ENTER](決定)ボタンを押して、編集内容を実行します。
Strength、Expand/Comp.、Boost/Cut、最後に設定したパーセンテージが表示されます。
実行後は、画面に「戻す→[ENTER]」と表示され、[ENTER]ボタンを押すと、編集した内容を元に戻せます。
元に戻せるのは、1つ前の操作だけです。
3 スタイルを保存します(36ページ手順8)。
注記
保存せずにスタイルを切り替えたり電源を切ったりすると、編集したデータは失われます。ご注意ください。
[5 ]Swing
(スイング)
上記OriginalBeatの設定に応じて、裏拍のタイミングをずらすことにより、スイ
ング感を出します。たとえば、指定されているOriginalBeatが「8Beat」の場合、
スイングの設定により2番目、4番目、6番目、8番目のビートが遅れることでスイ
ング感が出ます。「A」〜「E」の設定はそれぞれ異なる度合いのスイング感を出しま
す。「A」設定では最も弱いスイング感、「E」設定では最も強いスイング感が得られま
す。
[6 ]/
[7 ]
Fine
(ファイン)
「グルーブ」の効き具合を微調節します。Push設定は実際のビートより早く演奏され
る「前ノリ」のリズムを作ります。また、Heavy設定は実際のビートより遅いタイミ
ング、「後ノリ」を作ります。2、3、4、5の数字は、効果をかけるビートを設定し
ます。指定されたビート数までのすべてのビートが前ノリや後ノリで演奏されます
が、最初のビートだけは含まれません。たとえば、「3」が選ばれているときは2番目
3番目のビートだけに効果があります。どの場合も、「A」タイプは弱い効果で、
B」タイプは中ぐらいの効果、「C」タイプは最大の効果を得ることができます。
[2 ] Channel
(チャンネル)
ダイナミクス効果をかけるチャンネルを選びます。選んだチャンネルは画面左上に
表示されます。
[3 ]/
[4 ]
AccentType
(アクセントタイプ)
どのようなアクセントをかけるかを設定します。世界の代表的なリズムパターンの
ノリの中から、好きなタイプを選べます。
[5 ] Strength
(ストレングス)
アクセントの効き具合を決定します。値を大きくするほど、より強い効果が得られ
ます。
[6 ] Expand/Comp.
(エクスパンド/コン
プレッション)
音量をエクスパンド(拡張)/コンプレッション(圧縮)します。値を100%以上に設
定すると、変化幅が広がります(エクスパンド)。また、値を100%未満に設定する
と、変化幅が狭まります(コンプレッション)。
[7 ] Boost/Cut
(ブースト/カット)
音量をブースト(増加)させたり、カット(減少)したりします。値を100%以上に設
定すると、音量が大きくなります。また、値を100%未満に設定すると、音量が小
さくなります。