User Manual

Table Of Contents
70 PSR-SX600 リファレンスマニュアル
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接続
マイク入力に個別のエフェクト(インサーション)をかける
この楽器には、エコー、ディレイ、ディストーションなどの高品位なエフェクトがかけられるデジタルシグナルプ
ロセッサー (DSP)が内蔵されています。このDSPエフェクトは特定のパートだけにかけることもできます。例え
ばマイクに入力された歌声(ボーカルパート)だけにディレイをかけて個別の響きをもたせた後に、全パート共通の
リバーブやコーラスをかけて一体感を演出するなど、多彩な効果を与えることができます。このページではボーカ
ルパートだけに個別のエフェクトをかける方法を紹介します。
1 設定画面を表示させます。
[MICSETTING](マイク設定)→TAB(タブ)[E]Mixer
NOTE マイクの接続方法については取扱説明書5章をご覧ください。
2 [8](DSP)ボタンを押して、エフェクトタイプ選択画面を表示させます。
3 [1]/[2](Block)ボタンで、エフェクトブロックを選びます。
リバーブやコーラス以外のDSPエフェクトをボーカルパートだけにかけるときは、エフェクトブロックで
DSP5を選びます。エフェクトのブロックダイヤグラムについては、94ページをご覧ください。
4 [3](Part)ボタンで、エフェクトをかけるパートを選びます。
リバーブやコーラス以外のDSPエフェクトをボーカルパートだけにかけるときは、ここでMICを選びます。
5 [4]/[5](Category)ボタンでカテゴリーを選び、[6]/[7](Type)ボタン
でタイプを選びます。
マイクに向かって声を出しながら効果を確認します。
NOTE リバーブにはカテゴリーがありません。
6 エフェクトの設定を保存します。
保存の手順については、次ページ「マイク設定を保存する/呼び出す」をご覧ください。
[8](Detail)ボタンを押すと、エフェクトの詳細設定ができます。
詳しくは89ページの「オリジナルのエフェクトタイプを作る」をご覧くだ
さい。
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