User Manual

14 PSR-SX600 リファレンスマニュアル
1
楽器音 演奏
VoiceSet(ボイスセット)画面で設定できる項目
ボイスセット画面は、5つの画面で構成されています。各画面で設定できる項目は以下のとおりです。
NOTE 選んだボイスによって、設定できる項目は異なります。
Common(コモン)画面
1Volume/TouchSense/PartOctave
2Mono/PolyPortamentoTime
[2 ] Volume
(ボリューム)
編集中のボイスの音量を設定します。
[3 ]/
[4 ]
TouchSense
(タッチセンス)
編集中のボイスを鍵盤演奏で使う場合のタッチ感度や、タッチに対するベロシ
ティー (音量)の変化幅を設定します。
Depth(デプス):「入力したベロシティー」(実際に押した強さ)に対して、「音源に働
くベロシティー」の変化の度合いを調節します。
Offset(オフセット):「入力したベロシティー」(実際に押した強さ)に対して、ここ
での値を加減したものが音源に働きます。
[5 ]/
[6 ]
PartOctave
(パートオクターブ)
編集中のボイスを鍵盤演奏で使う場合のピッチを、オクターブ単位でシフトします
R1/R2での設定値は、編集したボイスをRIGHT(ライト)1、2パートで使う場合の
オクターブシフト値です。LEFTでの設定値は、編集したボイスをLEFT(レフト)
パートで使う場合のオクターブシフト値です。
[1 ]/
[2 ]
Mono/Poly
(モノ/ポリ)
編集中のボイスを鍵盤演奏で使う場合の発音方式を単音(Mono)/複音(Poly)のどち
らかから選びます。Mono(モノ)に設定すると、管楽器などの単音発音楽器をよりリ
アルに演奏できます。また、選んだボイスによっては、レガートに演奏したときに
ポルタメント効果が付きます
NOTE ポルタメントとは、最初に弾いた鍵盤のピッチから次に弾いた鍵盤のピッチまでを、
なめらかに変化させる効果です。
0
64 127
64
127
0
64 127
64
127
音源に働くベロシティー
デプス127(2倍)
デプス64(通常)
デプス32(1/2倍)
デプス0
Depth(デプス)の設定による
ベロシティーのカーブ変化
(オフセット=64で一定にしたとき)
受信したベロシティー
(実際に押した強さ)
Offset(オフセット)の設定による
ベロシティーのカーブ変化
(デプス=64で一定にしたとき)
音源に働くベロシティー
受信したベロシティー
(実際に押した強さ)
オフセット96(+64)
オフセット127(+127)
オフセット64(通常)
オフセット32(−64)
オフセット0(−127)
オフセット
による増減
オフセット
による増減
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