User Manual

PSR-SX600 リファレンスマニュア 23
2
自動伴奏演奏
(
スタ
\
自動伴奏機能
)
スタイル再生のためのコードの認識方法として、下表のフィンガリングタイプ(押さえ方)があります。フィンガリ
ングタイプは、下記画面で変更できます。
[MENU](メニュー)→TAB(タブ)[E]Menu1(メニュー1)→カーソルボタン[][][E][F]SplitPoint/Chord
Fingering(スプリットポイント/コードフィンガリング)→[ENTER](決定)→TAB[E][F]ChordFingering
(コードフィンガリング)
NOTE AIとは、ArtificialIntelligence(人工知能)の略語です。
コードフィンガリングタイプ
フィンガリングタイプ 特徴
SingleFinger
(シングルフィンガー )
簡単なルールに従って鍵盤を13つ押さえるだけで、メジャー、マイナー、セブンス、
マイナーセブンスのコードを認識します。
MultiFinger
(マルチフィンガー )
「シングルフィンガー」の押鍵ルールと「フィンガード」の押鍵ルールの両方が使えます。
Fingered
(フィンガード)
左手鍵域でコードを構成する音をそのまま押すことで、コードを指定します。コードの構
成音の詳細は、24ページをご覧いただくか、コードチューター機能(27ページ)でご確認
ください。
FingeredOnBass
(フィンガードオンベース)
フィンガードで認識されるコードに加え、オンベースコード(押さえたコード音の中で一
番低いベース音)も認識しますので、より高度なコード進行を利用した演奏が可能になり
ます。
FullKeyboard
(フルキーボード)
左手/右手鍵域に関係なく、全鍵域での押鍵をもとにコードを検出します。コードはフィ
ンガードと似た方法で検出されます。たとえば、左手でベース音を弾いて右手でコードを
弾いたり、左手でコードを弾いて右手でメロディーを弾くなど、左手と右手で離れた鍵盤
を弾いても、コードを検出します。
AIFingered
(AIフィンガード)
基本的にはフィンガードと同じですが、鍵盤を2音以下しか押さえなくても、1つ前に弾
いたコードなどをもとに適切なコードを推定します。
AIFullKeyboard
(AIフルキーボード)
基本的にはフルキーボードと似ていますが、鍵盤を2音以下しか押さえなくても、その前
に弾いたコードなどをもとに適切なコードを推定します。ただし、9
th
と11
th
と13
th
認識されません。
SmartChord
(スマートコード)
メジャー、マイナー、ディミニッシュなどのコードを知らなくても、ルート(根音)を指一
本で弾くだけで適切なコードを推定します。
Cm
C
Cm
7
C
7
メジャーコード
ルートキーだけ押さえてく
ださい。
マイナー (m)コード
ルートキーと、左の黒鍵を
押さえてください。
セブンス(7)コード
ルートキーと、左の白鍵を押さ
えてください。
マイナーセブンス(m7)コード
ルートキーと、左の白鍵と黒鍵を押
さえてください。