User Manual

PSR-SX600 リファレンスマニュア 39
2
自動伴奏演奏
(
スタ
\
自動伴奏機能
)
以上のルールを守って録音すれば、演奏時に指定したコードに合わせて適切な音が鳴ります。
イントロ、エンディング録音時のルール
イントロやエンディングは、再生中にコード変更されないことが前提になっています。したがって、メインや
フィルインの録音時のようなルールを守る必要はなく、自由にコード進行を持たせて構いません。しかし、初
期設定でソースルート/ソースコードがCM7に設定されていますので、以下の点は守ってください。
イントロは、その終わり部分がコードCのパターンにつながるようなフレーズを作ること。
エンディングは、その始まり部分がコードCのパターンからつながってくるようなフレーズを作ること。
ソースルート/ソースコードを設定する
初期設定では、CM7(ソースルート=C、ソースコード=M7)に設定されていますが、必要に応じて、自分の演
奏しやすいソースルート/ソースコードに変更することもできます。TAB(タブ)[E][F]ボタンを押して
Parameter(パラメーター )画面を表示させ、ソースルート/コード(またはプレイルート/コード)を好きなルー
トおよびコードに切り替えます。なお、CM7からほかのコードに変えると、録音時に弾いてもよい鍵盤
(スケールノートとコードノート)も変わります。詳細は45ページをご覧ください。
4 STYLECONTROL[START/STOP](スタイルコントロールスタート/ストップ)ボタンを押
して、録音をスタートします。
録音済みのデータがある場合は再生されますので、必要に応じて[1]〜[8]ボタンでチャンネルオン/オフ
を切り替えます。録音済みデータを削除したい場合は、カーソルボタン[][]で「3RhythmClear/Ch
Delete/DrumSetup」を選んだあと、[4]/[5](ChannelDelete)ボタンを押します。「Channel
Delete」画面が表示されたら、削除したいチャンネルに該当する[1]〜[8]ボタンを押したあと、
[ENTER](決定)ボタンを押して削除を実行します。「ChannelDelete」画面を閉じるには、[EXIT](戻る)ボ
ンを押します。
5 ループ再生が1小節目の1拍目に来たタイミングで、録音するベース、コード、フレーズの演奏
をスタートします。
冒頭から録音開始したい場合、[SYNCSTART](シンクロスタート)ボタンを使ったシンクロスタートが便利で
す。詳しくは取扱説明書2章をご覧ください。
6 STYLECONTROL[START/STOP]ボタンを押して、演奏をストップします。
追加したいフレーズや音があれば、もう一度[START/STOP]ボタンを押して録音を続けます。
録音済のソースパターンの再生音を試聴するには
1) TAB[E][F]ボタンを押してParameter画面を表示させます。
2) [1](RecCh)ボタンを押してRecChannel画面を表示させます。
3) [1]〜[8]ボタンを押して、再生したいチャンネルをオン、再生しないチャンネルをオフにします。そ
のあと[EXIT]ボタンを押してRecChannel画面を閉じます。
4) STYLECONTROL[START/STOP]ボタンを押して、スタイルを再生させます。
5) Parameter画面で、PlayRoot(プレイルート)/Chord(コード)を試聴したいコードに変更します。
以上の操作で、通常演奏時に、ソースパターンがどのように再生されるか試聴できます。
7 [1]または[2]ボタンをもう一度押して、録音を解除します。
8 スタイルを保存します(36ページ手順8)。
注記
保存せずにスタイルを切り替えたり電源を切ったりすると、録音したデータは失われます。ご注意ください。
CRC CRC
C=本来のコードノート
R=使用推奨ノート
*ソースパターンは、CとRで構成することをおすすめします。