User Manual

PSS-A50 MIDIリファレンス2
MIDIに関する設定
MIDIに関する各種設定や操作について説明します。設定方法については、取扱説明書12ページをご覧ください。
NOTE
NOTE
この楽器のパネル設定(音色など)
は、
コンピューターから受信し
MIDIメッセージでは変わりま
せん。
NOTE
コンピューターから受信した
MIDIデータがこの楽器にない
色を使用している場合は、この
楽器では再生できません。
この楽器とコンピューターのあいだで演奏情報を送受信するためには、送信側と受信側でMIDIチャンネルを合
わせておく必要があります。楽器側でMIDI送信チャンネルを設定しておけば、鍵盤演奏やアルペジオ演奏など
が、設定されたチャンネルでコンピューターに送信されます
送信データとチャンネル設定
この楽器から送信する以下のデータは、手弾き音の送信チャンネルに合わせて、自動的に設定されるチ
ンネルで送信されます。
NOTE
通常、この楽器の鍵盤を弾くと本体内部の「音源」から音が出ます。この状態を「ローカルコントロールオン」と呼びます。「ローカルコント
ロールをオフ」にすると、「鍵盤」と「音源」が切り離され、鍵盤を弾いてもこの楽器からは音が出なくなります。一方、鍵盤を弾いた演
データはMIDI送信されますので、この楽器の音を鳴らさず接続したコンピューター側の音源を鳴らしたいときなどに、ローカルコントロール
をオフにします。
音色切替に関する情報を、MIDIでは「プログラムチェンジ」と呼びます。この楽器では、プログラムチェンジの送受信をできるようにしたり
できないようにしたりできます。たとえば、送受信をオンに設定しておくと、楽器本体での音色切替情報をコンピューターに送信したり、コ
ンピューターから音色切替情報を受信できます。(ただし、鍵盤演奏の音色は切り替わりません。)
演奏表現に関する情報を、MIDIでは「コントロールチェンジ」と呼びます。この楽器では、コントロールチェンジの送受信をできるようにし
たり、できないようにしたりできます。たとえば、送受信をオンに設定しておくと、楽器本体での演奏情報をコンピューターに送信したり、
コンピューターからの情報を受信したりできます。(ただし、鍵盤演奏には影響しません。)
楽器本体とコンピューターとの接続方法については、取扱説明書6ページをご参照ください。
MIDI送信チャンネルの設定
手弾き音
設定範囲:01〜16、oFF
初期設定:01
アルペジオ演奏 手弾き音+1チャンネル
楽器に録音した手弾き音 手弾き音+2チャンネル
楽器に録音したアルペジオ演奏 手弾き音+3チャンネル
16チャンネルの次は、ま01チャンネルに戻ります。
チャンネルをoFFに設定した場合は、上記すべての演奏データが出力されなくなります。
楽器への録音方法については、取扱説明書10ページをご覧ください。
ローカルコントロールオン/オフの設定
プログラムチェンジ送受信オン/オフの設定
コントロールチェンジ送受信オン/オフの設定