User Manual

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このたびは、ヤマハパワーアンプリファイアーPX10/PX8/PX5/PX3をお買い求めいただきまして、ま
ことにありがとうございます。PXアンプの優れた機能を十分に発揮させるとともに、末永くご愛用いただ
くために、この取扱説明書をご使用の前に必ずお読みください。
また、ご一読いただいたあとも、不明な点が生じた場合に備えて、大切に保管いただきますようお願いいた
します。
裏面の「安全上のご注意」をご使用の前に必ずお読みください。
この取扱説明書に掲載されているイラストは、すべて操作説明のためのものです。
この取扱説明書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。
この取扱説明書では、パワーアンプリファイアーPX10/PX8/PX5/PX3を総称して「PXアンプ」と呼
びます。
この取扱説明書では、特に断りがないかぎりPX10のイラストを使用しています。
PXアンプの設定方法には、ベーシックモードとアドバンストモードの2種類があります。この取扱説明
書ではベーシックモードについて説明しています。詳細な設定はアドバンストモードを使用してくださ
い。アドバンストモードについては、「PX10/PX8/PX5/PX3リファレンスマニュアル」を参照してく
ださい。
特長
軽量ながら最大1000Wもの高出力を実現(PX10)
ヤマハ独自のClass-D技術とプロセッシング技術により高音質と高信頼性を実現
ヤマハスピーカーの性能を最大限に引き出すスピーカープリセッ
D-CONTOURを始めとするさまざまなDSP機能
各種スピーカーへの最適設定を可能にするコンフィグウィザード
豊富な入出力端子
付属品
電源コード
3芯−2芯変換プラグ
取扱説明書(本書)
TechnicalSpecifications(スペックシート、英文)
電源コード誤脱防止クランプ
USBキャップ
ボリュームノブを適切に設定するだけで、通常のアンプとして使用できます。
次の設定で、スピーカーの性能をより発揮させることができます。
「PX10/PX8/PX5/PX3リファレンスマニュアル」は、PDF形式の電子ファイルになっています。こ
のファイルは、コンピューターでご覧いただけます。コンピューターでご覧いただくソフトウェアとし
て「Adobe
®
Reader
®
」を使うと、用語をすばやく検索したり、必要な部分だけを印刷したり、リンク
をクリックして該当する項目を開いたりすることができます。特に用語検索とリンク機能は、電子ファ
イルならではの便利な機能です。ぜひご活用ください。
最新のAdobeReaderは下記のウェブサイトからダウンロードできます
http://www.adobe.com/jp/
この取扱説明書では、操作方法を以下の記号で説明しています。
[(項目名)]:メインノブを回して「(項目名)」を選びます。
:メインノブを押します。
:[MENU]キーを押します。
:[ ](バック)キーを押します。
:Aの操作のあと、Bの操作をします。
手順間の矢印は、基本的な操作手順を実線( )で、前の画面に戻る操作を点線( )で示します。
JA
VGU3730
保証書付
取扱説明書
注意
USBキャップは、子供が誤って飲み込まないよ
うに、子供の手の届かないところに保管してく
ださい。
セットアップ
事前準備
必要に応じて、PXアンプをラックマウン
トします。
電源がオフになっていることを確認し、ボ
リュームノブを2つとも左いっぱいに回し
ます。
注意
「事前準備」を必ず実施してください。電源が入った状態で接続しないでください。
ステレオ接続(フルレンジスピーカー2台使用)
Lチャンネル用
フルレンジスピーカー
Rチャンネル用
フルレンジスピーカー
ミキサー
Lチャンネル
Rチャンネル
HOME画面
MENU画面(トップ画面)
SPTYPE画面
HPF画面
ハイパスフィルターのカットオフ周波数を選びま
す。ハイパスフィルターを使用しない場合は
「OFF」を選びます。
CONFIRMATION画面
(設定した値を適用)
1. [SPEAKERS]A端子にLチャンネル用のフルレン
ジスピーカー、[SPEAKERS]B端子にRチャンネ
ル用のフルレンジスピーカーを接続します。
2. [INPUT]A/B端子に音源(ミキサーなど)からの出
力を接続します。[INPUT]A端子にLチャンネル、
[INPUT]B端子にRチャンネルを接続します。
3. 電源コードを接続し、電源を入れます。最初に本体と
電源コードを接続してから、電源コードをコンセント
に差し込んでください。
4. 誤って電源コードがACIN端子から外れないように、
付属の誤脱防止クランプで電源コードを固定してくだ
さい。取り付け方法は裏面の「リアパネル」を参照してください。
NOTE
詳細は裏面の「接続方法」を参照してください。
電源コード
コンセントへ
ACIN端子
[CONFIGWIZARD]
[FULLFULL]
[(カットオフ周波数)]
[APPLY]
スピーカー選択
接続するスピーカーを表示されたリストから選び
ます。リストにない場合は「GENERIC」を選
ます。
[(スピーカー名)]
「音質調整」に進んでください
注意
「事前準備」を必ず実施してください。電源が入った状態で接続しないでください。
クロスオーバー接続
(フルレンジスピーカーとサブウーファーを1台ずつ使用)
ミキサー
フルレンジ
スピーカー
サブウーファー
スピーカー選択(A)
接続するサブウーファーを表示されたリストから
選びます。リストにない場合は「GENERIC」を
選びます。
1. [SPEAKERS]A端子にサブウーファー、
[SPEAKERS]B端子にフルレンジスピーカーを接
続します。
2. [INPUT]A端子に音源(ミキサーなど)からの出力を接続します。
3. 電源コードを接続し、電源を入れます。最初に本体と
電源コードを接続してから、電源コードをコンセント
に差し込んでください。
4. 誤って電源コードがACIN端子から外れないように、
付属の誤脱防止クランプで電源コードを固定してくだ
さい。取り付け方法は裏面の「リアパネル」を参照してください。
NOTE
詳細は裏面の「接続方法」を参照してください。
電源コード
コンセントへ
ACIN端子
HOME画面
MENU画面(トップ画面)
SPTYPE画面
X-OVER
クロスオーバー周波数を選びます
CONFIRMATION画面
[CONFIGWIZARD]
(設定した値を適用)
[FULLSUB]
[(クロスオーバー周波数)]
[APPLY]
スピーカー選択(B)
接続するフルレンジスピーカーを表示されたリス
トから選びます。リストにない場合は
「GENERIC」を選びます。
[(スピーカー名)]
[(スピーカー名)]
「音質調整」に進んでください
HPF画面
サブウーファーのハイパスフィルターのカットオ
フ周波数を選びます。ハイパスフィルターを使用
しない場合は「OFF」を選びます。
[(カットオフ周波数)]
NOTE
Aチャンネルをミュートするには、[A]キーとメインノブを一緒に
押します。ミュートを解除するには、もう一度[A]キーとメインノ
ブを一緒に押します。
Bチャンネルをミュートするには、[B]キーとメインノブを一緒に
押します。ミュートを解除するには、もう一度[B]キーとメインノ
ブを一緒に押します。
音質調整
音源から信号を入力し、ボリュームノブを少しずつ
右に回して、スピーカーから音がでることを確認し、
適切な音量に調節します。
MENU画面(トップ画面)
D-CONTOUR画面
MODE選択画面
MODEを以下の3種類から選びます。
OFF:D-CONTOURをオフにします。
FOH/MAIN:メインスピーカーに適した周波数特性にな
るように高域と低域を持ち上げた設定です。
MONITOR:フロアモニターとして明瞭性に重要な中高域
を聞こえやすくし、床置きしたときにブーミーになりが
ちな低域を抑えた設定です。
D-CONTOUR画面
DEPTH選択画面
110の範囲で設定します。
数字が大きくなるほど、効果が深くかかります。
MENU画面(トップ画面)
HOME画面
[(MODE)]
[DEPTH]
[MODE]
[D-CONTOUR]
[TUNING]
TUNING画面

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