このリファレンスマニュアルの使い方 QL5/QL1 リファレンスマニュアル ( 本書 ) は、用語の検索機 能やリンク機能を活用できます。 用語の検索 用語を検索するときは、本書を表示しているソフトウェアの機 能を使います。 Adobe Reader を使っているときは、 検索バーに用語を入力し てコンピューターキーボードの キーを押すと、入力 した用語を検索します。 前の画面 / 次の画面を表示する Adobe Reader を使っているときは、 前の画面 / 次の画面を表 示できます。ページのリンクでページを移動したあとに、 前の画 面に戻りたいときに便利です。 リファレンスマニュアル 機能ツリー図を使う 4 ページ以降に、QL シリーズの機能ツリー図が掲載されていま す。ディスプレイに表示されている画面や機能の説明ページを さがすときに、 この機能ツリー図を活用してください。 JA
目 目 EQ/ ダイナミクス............................................................................... 54 次 このリファレンスマニュアルの使い方 .................................................................................... 1 EQ を使う ................................................................................................................................ 54 ダイナミクスを使う................................................................................................................ 57 EQ/ ダイナミクスのライブラリーを操作する ................
目 エフェクトとテンポの同期 ................................................................................................. 138 プレミアムラックを操作する.............................................................................................. 139 グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト / プレミアムラックの ライブラリーを操作する ........................................................................................ 148 ワードクロック / スロットの設定 ..................................................................................... カスケード接続を利用する ..................
機能ツリー図 機能ツリー図 FUNCTION ACCESS AREA TO STEREO/MONO 47 I/O 152 154 CH1-32 48 DANTE OUTPUT PATCH 151 CH33-64/ST IN 48 6 OUTPUT 48 11 SURROUND 40 (20) CHANNEL PARAMETER 15, 24, 46 CHANNEL LIBRARY 44 EQ LIBRARY 60 AMP 155 DANTE OUTPUT PATCH 155 EXTERNAL HA 158 EXTERNAL HA PORT SELECT 159 EXTERNAL HA EDIT 159 INTERNAL HA 26 DYNAMICS LIBRARY 1ch 26 GEQ/PEQ LIBRARY 148 MONITOR 8ch 27 EFFECT LIBRARY 148 MONITOR CH1-32 29 CH33-64/ST IN 29 INPUT DELAY 表示のみ 37 CH1-
機能ツリー図 SETUP CH JOB SAVE/LOAD 204 CH COPY MODE 74 WORD CLOCK/SLOT 211 CH MOVE MODE 76 CH DEFAULT MODE 77 CASCADE IN/OUT PATCH OUTPUT PORT MIDI/GPI 214, 215 51 161, 230 MIDI SETUP 162 PROGRAM CHANGE 164 CONTROL CHANGE 167 GPI 231 FADER START 233 BUS SETUP 216 CONSOLE LOCK 203 DATE/TIME 218 NETWORK 219 DANTE SETUP 219 PATCH 20, 22, 28, 100, 107, 150, 159, 215 PORT SELECT CH SELECT 18, 120, 170, 202 Others CONFIRMATION 192 SOFT KEYBOARD (19) LOGIN 187 Startup Menu SCE
セレクテッドチャンネルセクション SELECTED CHANNEL VIEW 画面 セレクテッドチャンネルセクション ディスプレイ右側に配置されたセレクテッドチャンネルセクションは、従来のアナログミキサーのチャ ンネルモジュールに相当する部分で、現在選ばれているチャンネルの主要なパラメーターは、 パネル上 のノブを使って設定できます。 このセクションでは、最後に [SEL] キーで選択したチャンネルが操作の対象になります。 ST IN チャン ネル、STEREO チャンネルをひとつのチャンネルストリップに割り当てた場合は、 L/R チャンネルの どちらか一方のみが選択され、主要なパラメーターは連動します。 セレクテッドチャンネルセクションでの操作 セレクテッドチャンネルセクションでの操作は以下の手順で行ないます。 手順 1. フェーダーバンクセクションにあるバンクセレクトキーで、操作したいチャンネルが含まれている バンクを選ぶ。 2. トップパネルにあるチャンネルストリップセクション、マスターセクションの [SEL] キーを使って 操作するチャンネルを選ぶ。 3.
セレクテッドチャンネルセクション 送り先のバスがモノラル ×2 のとき ■ GAIN/PATCH フィールド 1 HA ( ヘッドアンプ ) のアナログゲイン / デジタルゲインを設定します。また、 HA の動作状態が表示さ れます。 2 1 GAIN ノブ 3 3 HA のアナログゲイン / デジタルゲインを設定します。 ノブを押すと GAIN/PATCH 1ch 画面が表示されます。 2 G.C.
セレクテッドチャンネルセクション サラウンドモード時 (MIX1 〜 MIX6) ■ PAN/BALANCE フィールド STEREO/MONO バスに送られる信号のオン / オフ切り替えやパン / バランスの設定を行ないます。 3 DOWN MIX このフィールドの表示や機能は、選択されているチャンネルの種類に応じて異なります。 ダウンミックス係数と L/R ボタンの設定が表示されま す。 このフィールドを押すと、TO STEREO/MONO 画面が 表示されます。 インプットチャンネル /MIX チャンネル選択時 1 TO STEREO PAN ノブ 3 STEREO バスへのパンを設定します。 ノブを押すと、TO STEREO/MONO 8ch 画面が表示さ れます。ST IN チャンネルが選択されている場合は、 この 画面で、PAN ノブまたは BALANCE ノブのどちらを表 示させるかを選べます。 MIX チャンネルの場合は、シグナ ルタイプがモノのときは PAN に、ステレオのときは BALANCE になります。 1 2 ■ INPUT DELAY フィールド ディレイの設定
セレクテッドチャンネルセクション ■ EQ パラメーターフィールド ■ DYNAMICS1/DYNAMICS2 フィールド 4 バンド EQ のパラメーターを設定します。各ノブを押すと、HPF/EQ 1ch 画面が表示されます。 ダイナミクス 1/2 のパラメーターを設定します。 1 2 1 Q ノブ バンドごとのキューが表示されます。 HIGH バンドのフィルタータイプとして LPF または H.SHELF ( ハイシェルビング ) が選ばれているとき、 または LOW バンドで L.
セレクテッドチャンネルセクション ■ DIRECT OUT フィールド ■ DCA/MUTE フィールド ダイレクトアウトに関する設定を行ないます。 そのチャンネルが所属する DCA/ ミュートグループを選びます。 1 ポップアップボタン 1 タブ このボタンを押すと、INSERT/DIRECT OUT 1ch 画面が表示 されます。 ボタンの下にダイレクトアウトの出力レベルの値が 表示されます。 1 DCA グループ、またはミュートグループを選択します。 選択したタブ をもう一度押すと、DCA/MUTE GROUP ASSIGN MODE 画面が 表示されます。 2 2 ON ボタン 3 DCA グループ選択時 ダイレクトアウトのオン / オフを切り替えます。 2 DCA グループ選択ボタン 2 チャンネルが所属する DCA グループを選びます。 ■ RECALL SAFE フィールド リコールセーフに関する設定を行ないます。 3 ミュートグループ表示インジケーター 1 3 1 ポップアップボタン このボタンを押すと、RECALL SAFE 画面が表示されます。
チャンネルストリップセクション ■ CHANNEL NAME フィールド チャンネルストリップセクション 現在選ばれている 8 チャンネルのチャンネル番号、チャンネル名、 チャンネルアイコンが画面の上下に 表示されます。現在選択されているチャンネル名はハイライト表示されます。 タッチスクリーン下部に配置されたチャンネルストリップセクションでは、 インプット系チャンネル、 アウトプット系チャンネル、 DCA グループを呼び出して操作できます。フェーダーバンクセクション にあるバンクセレクトキーを押すと、そのキーに対応するチャンネル /DCA グループのフェーダー/ [ON] キー/[CUE] キーを使って操作できます。 : 選択されているチャンネル : 選択されていないチャンネル チャンネルストリップセクションでの操作 ■ GAIN/PATCH フィールド 手順 HA ( ヘッドアンプ ) のアナログゲイン / デジタルゲインを設定します。また、 HA の動作状態が表示さ れます。 1.
チャンネルストリップセクション ・ USER DEFINED ノブに INPUT GAIN → DIGITAL GAIN を割り当てたり、USER DEFINED キーに ALTERNATE 機能を割り当てて、ALITERNATE をオンのまま USER DEFINED ノブや セレクテッドチャンネルの GAIN ノブを回すことでも、 デジタルゲインを操作できます。 ■ EQ フィールド EQ の大まかな特性が表示されます。このフィールドを押すと、 HPF、 EQ の設定を行なう HPF/EQ 1ch 画面が表示されます。 NOTE スロットにパッチされている場合 : DCA、モニターが選択されているとき、このフィールドには 何も表示されません。 スロット名が表示されます。 ラックに接続されている場合 : ■ DYNAMICS1/2 フィールド パッチとモジュールが表示されます。 ダイナミクス 1/2 のスレッショルド値とメーターが表示されます。 こ のフィールドを押すと、DYNAMICS1/2 の 1ch 画面が表示されま す。 アウトプットに接続されている場合 : パッチのみが表示されま
チャンネルストリップセクション 送り先のバスが VARI ( ステレオ ) のとき MATRIX チャンネル ( モノラル ) /MONO チャンネル選択時 奇数 - 偶数の順に並んだ 2 つのバスがステレオの場合、左側のノブが PAN ノブ、右側のノブが SEND ノブとして機能します。 チャンネル内部のどこかでクリップが起きると、Σ クリップインジケーターが点灯します。 MATRIX チャンネルがステレオのとき、または STEREO チャンネルのときは、左右チャンネルのバラ ンスを示す BALANCE ノブが表示されます。 送り先のバスが FIXED のとき ノブの代わりにバスごとの SEND ON/OFF ボタンが表示されます。 ■ DCA グループフィールド チャンネルが所属する DCA グループ (1 〜 16) が 1 段目と 2 段目に表示されます。 このフィールドを押すと、 DCA/MUTE GROUP ASSIGN MODE 画面が表示されます。 ■ TO STEREO/MONO フィールド STEREO/MONO バスに送られる信号のオン / オフ状態やパン / バランスの設
入出力のパッチング 入出力のパッチング 出力ポート ( 端子 / ポート ) インプットパッチ / アウトプットパッチの変更方法、およびインサート接続やダイレクト出力の操作方 法について説明します。 QL シリーズが初期状態のとき、それぞれのインプット系チャンネルには次の入力ポート ( 端子 / ポー ト ) がパッチされています。 インプット系チャンネル 入力ポート ( 端子 / ポート ) INPUT1 〜 32 CH33 〜 48 DANTE1 〜 16 CH49 〜 64 DANTE17 〜 32 ST IN1L 〜 4R FX5L(A) 〜 FX8R(B) CH1 〜 16 INPUT1 〜 16 CH17 〜 32 DANTE1 〜 16 ST IN1L 〜 4R FX5L(A) 〜 FX8R(B) STEREO L/R Dante オーディオネットワークとのパッチを行なう DANTE INPUT PATCH 画面では、QL シリーズ の入力と I/O デバイスの入力とをパッチします。QL5 は 64 チャンネル、 QL1 は 32 チャンネルの入 力ができる
入出力のパッチング PATCH/NAME 画面 インプットパッチを変更する 2 3 7 手順 1. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL] キーを押して、操作す るインプット系チャンネルを選ぶ。 1 2. OVERVIEW 画面のチャンネル番号 / チャンネル名のフィールドを押す。 3.
入出力のパッチング 4 カテゴリー選択リスト アウトプットパッチを変更する 入力ポートのカテゴリーを選択します。それぞれのカテゴリーは、次の入力ポートに対応していま す。 チャンネルの種類によって、表示されるカテゴリーは変わります。 パッチを変更するには、アウトプット系チャンネルごとに出力先となる出力ポートを選択する方法と、 出力ポートごとに出力元となるアウトプット系チャンネルを選択する方法があります。 ・ DANTE1-32............. DANTE1 〜 DANTE32 ・ DANTE33-64.......... DANTE33 〜 DANTE64(QL5 のみ) アウトプット系チャンネルごとの出力ポートを選択する PB OUT(R) ・ INPUT/PB OUT ...... INPUT1 〜 32*1 、PB OUT(L)、 ・ SLOT1 ....................... SLOT1(1) 〜 SLOT1(16) ・ SLOT2 ....................... SLOT2(1) 〜 SLOT2(16) 手順 ・ EFFECT RACK..
入出力のパッチング 7 ポート選択ボタン PATCH/NAME 画面 3 4 カテゴリーの中から、 パッチするポートを選択します。選択を解除するときは、もう一度ボタンを 押します。 5 9 8 タブ 項目を切り替えます。 1 9 閉じるボタン 画面を閉じます。 出力ポートごとにアウトプット系チャンネルを選択する 2 7 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の中央にある SYSTEM SETUP フィールドの OUTPUT PORT ボタンを押す。 6 3. OUTPUT PORT 画面下部のタブで、操作する出力ポートを選ぶ。 4. 操作するポートのチャンネル選択ボタンを押す。 5.
入出力のパッチング NOTE CH SELECT 画面 QL1 の場合、その機種にないチャンネルは表示されません。 2 チャンネル選択ボタン 現在のカテゴリーの中から出力ポートに割り当てるチャンネルを選びます。 3 CLOSE ボタン 画面を閉じます。 チャンネルに外部機器をインサート接続する 2 1 INPUT、MIX、MATRIX、STEREO、MONO の各チャンネルの信号経路に、エフェクトプロセッサーな どの外部機器をインサート接続できます。このとき、インサートに使用する入出力ポートの種類や、 イン サートアウト / インの位置は、チャンネルごとに指定できます。 手順 3 1. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL] キーを使って、外部機 器をインサートしたいチャンネルを選ぶ。 1 カテゴリー選択リスト 2.
入出力のパッチング ■ INSERT IN HA フィールド INSERT/DIRECT OUT 画面 (1ch) 3 6 7 6 7 インサートインに、 HA を装備した入力ポートを選択した場合に表示されます。 9 6 +48V ボタン 9 インサート1とインサート 2 で現在選ばれている HA のファンタム電源 (+48V) のオン / オフ を切り替えます。 8 7 A.
入出力のパッチング 2 INSERT ON/OFF ボタン ・ GEQ RACK ............................... GEQ1L(A) 〜 GEQ8R(B) インサートのオン / オフを切り替えます。ボタンの上部に現在設定されているインサートポイン トが表示されます。 ・ EFFECT RACK ........................ FX1L(A) 〜 FX8R(B) ・ PREMIUM RACK ....................
入出力のパッチング INSERT/DIRECT OUT 画面 (1ch) INPUT チャンネルをダイレクト出力する 6 INPUT チャンネルの信号は、I/O デバイスの OUTPUT 端子、任意の OMNI OUT 端子、または任意の スロットの出力チャンネルからダイレクト出力できます。 手順 1. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL] キーを使って、ダイレ クト出力したい INPUT チャンネルを選ぶ。 2. SELECTED CHANNEL VIEW 画面の DIRECT OUT フィールドにあるポップアップボタンを押 す。 1 3. INSERT/DIRECT OUT 画面の DIRECT OUT PATCH ボタンを押す。 4. 出力ポートを選ぶ。 4 5.
入出力のパッチング DIRECT OUT 画面 (8ch) PORT SELECT 画面 1ch または 8ch の INSERT/DIRECT OUT 画面の DIRECT OUT PATCH ボタンを押すと表示され ます。 ダイレクト出力に使用する出力ポートを設定します。 4 1 2 1 2 3 1 DIRECT OUT ON ボタン 3 ダイレクトアウトのオン / オフを切り替えます。ボタンの上部に現在設定されているダイレクト アウトポイントが表示されます。 1 カテゴリー選択リスト 2 DIRECT OUT PATCH ボタン 出力ポートのカテゴリーを選択します。それぞれのカテゴリーは、次の出力ポートに対応していま す。チャンネルの種類によって、表示されるカテゴリーは変わります。 現在選ばれているダイレクトアウトの出力ポートが表示されます。このボタンを押すと、 出力ポー トを選択する PORT SELECT 画面が表示されます。 ・ OUTPUT/DIGITAL/REC.......
インプット系チャンネル インプット系チャンネル ・ HPF ( ハイパスフィルター) 特定の周波数よりも低い帯域をカットします。 ここでは、インプット系チャンネルについて説明します。 ・ 4 BAND EQ (4 バンドイコライザー) HIGH、HIGH MID、LOW MID、LOW の 4 バンドを備えたパラメトリック EQ です。 インプット系チャンネルの信号の流れ ・ DYNAMICS 1 ゲート / ダッキング / エキスパンダー/ コンプレッサーとして利用できるダイナミクスプロセッ サーです。 インプット系チャンネルは、 I/O デバイスやリアパネルの入力端子、スロット 1 〜 2 などを経由して入 力された信号を加工し、 STEREO バス、MONO バス、 MIX バス、 MATRIX バスに送り出すセクション です。インプット系チャンネルには次の 2 種類があります。 ・ DYNAMICS 2 コンプレッサー/ コンパンダー/ ディエッサーとして利用できるダイナミクスプロセッサーです。 INPUT チャンネル ( モノラル ) ・ INPUT DELAY ( インプットデ
インプット系チャンネル ・ INSERT ( インサート ) (INPUT チャンネル ( モノラル ) のみ ) 任意の出力 / 入力ポートをパッチし、 エフェクトプロセッサーなど外部機器をインサートします。 インサートアウト / インサートインの位置は EQ の直前、フェーダーの直前、[ON] キーの直後の 中から選択できます。 PATCH/NAME 画面 ■ PATCH タブ選択時 2 ・ DIRECT OUT ( ダイレクトアウト ) (INPUT チャンネル ( モノラル ) のみ ) 任意の出力ポートをパッチし、 入力信号をその出力ポートからダイレクト出力します。ダイレクト 出力の位置は、HPF の直前、EQ の直前、フェーダーの直前、[ON] キーの直後の中から選択できま す。 3 5 1 ・ METER ( メーター) インプット系チャンネルのレベルが表示されます。 レベルの検出位置は切り替えできます ( → P.
インプット系チャンネル ■ ICON タブ選択時 ■ NAME タブ選択時 キーボード画面でチャンネル名を直接入力できます。 1 2 3 1 チャンネルカラー選択ボタン チャンネルカラーを選びます。 2 アイコン選択ボタン チャンネルアイコンを選びます。 3 サンプルネーム設定ボタン プリセットされたサンプルネームを選びます。あとで、NAME タブ画面で修正もできます。 NOTE ・ チャンネル名のフィールドは、サンプル名を入力したあとでも文字を追加 / 修正できます。 「Vocal1」 「Vocal2」のように、共通の名前に連番号が続くチャンネル名を付けたいときは、サン プル名を入力したあとで番号を加えると素早く入力できます。 ・ チャンネルカラーとして黒 (OFF) が選択されたチャンネルは、 チャンネルカラーインジケー ターが消灯します。 25 リファレンスマニュアル
インプット系チャンネル GAIN/PATCH 画面 (1ch) HA ( ヘッドアンプ ) を設定する 1 インプット系チャンネルの HA ( ヘッドアンプ ) に関する各種設定 ( ファンタム電源のオン / オフ、 ゲ イン、フェイズ ) を行ないます。 9 0 ・ HA のアナログゲインだけを調整したい場合は、 [TOUCH AND TURN] ノブで操作できます。 ゲインを設定する HA の設定は、GAIN/PATCH 画面で行ないます。 手順 1. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL] キーを押して、チャン ネルを選ぶ。 2 2. SELECTED CHANNEL VIEW 画面の GAIN/PATCH フィールドにある GAIN ノブを押す。 3. GAIN/PATCH 画面の 1ch または 8ch タブを押す。 3 4 5 6 78 1 チャンネルアイコン、チャンネル番号、チャンネルネーム表示 4.
インプット系チャンネル 3 INPUT PORT ボタン GAIN/PATCH 画面 (8ch) チャンネルに割り当てられたポートが表示されます。このボタンを押すと、 パッチするポートを選 択する PORT SELECT 画面が表示されます。 8 9 4 アイコン / チャンネル名ボタン チャンネルの番号、アイコン、チャンネル名が表示されます。このボタンを押すと、 入力ポートの パッチングやチャンネル名の設定を行なう PATCH/NAME 画面が表示されます。 1 5 AG-DG LINK ボタン アナログゲインとデジタルゲインのリンクのオン / オフを切り替えます。リンクをオンにすると、 ゲインコンペンセーションがオンのときでも、アナログゲインの調節によりデジタルゲインが連 動します。 2 6 φ( フェイズ ) ボタン 3 入力される信号の正相 / 逆相を切り替えます。 7 D.
インプット系チャンネル 2 PATCH ボタン 3 HA セクション インプットチャンネルに入力ポートをパッチする PORT SELECT 画面が表示されます。 インプットチャンネルに HA がパッチされているときに表示されます。 PORT SELECT 画面 NOTE HA が確認できないスロットがパッチされているときは、MY カードの種類が表示されます。 TAKE FROM CHANNEL ボタン ・ +48V ボタン HA がパッチされているインプットチャンネルのみ、表示されます。 ボタンを押して、 ファンタム 電源 (+48V) のオン / オフを切り替えます。 TAKE FROM PORT ボタン ・ A.
インプット系チャンネル 2 OVER インジケーター GAIN/PATCH 画面 (1-32、33-64/ST IN(QL5)、ST IN(QL1)) 入力ポートやラック出力の信号がフルスケールを超えたときに点灯します。このインジケーター は、インプットチャンネルが選択されているときのみに、 表示されます。 該当するインプット系チャンネルの HA の設定状態が表示されます。また、[TOUCH AND TURN] ノ ブを使って、選択されているヘッドアンプのゲインを調節します。 2 1 2 3 +48V インジケーター チャンネルごとの +48V のオン / オフ状態が表示されます。 1 4 φ( フェイズ ) インジケーター 3 チャンネルごとのフェイズの設定状態が表示されます。 NOTE HA が認識できないスロットがパッチされたインプットチャンネルでは、1 の位置にパッチ先 のスロット / ポート番号が表示されます。3 は表示されません。 ラックがパッチされたインプットチャンネルでは、1 の位置にラックのポート ID が表示され ます。 と表示されます。 何もパッチされていないイ
インプット系チャンネル ゲインコンペンセーションがオンのときのアナログゲインとデジタルゲインの関係 インプット系チャンネルから STEREO/MONO バスに信号を送る ゲインコンペンセーションがオンのときは、アナログゲインを動かすと、 I/O デバイスがアナログゲイ ンを動かした幅と同じだけ戻した信号をオーディオネットワークへ出します。このため、オーディオ ネットワーク上の信号は、デジタル領域で常に一定のレベルに補正された状態になります。 STEREO バス /MONO バスは、 メインのスピーカーに信号を出力するために利用します。STEREO バスや MONO バスに信号を送る方法としては、ST/MONO モードと LCR モードという 2 つのモー ドがあり、チャンネルごとに選択できます。 それぞれのモードの特徴は、 次のとおりです。 たとえば、アナログゲインの値を +30dB に設定した状態でゲインコンペンセーションをオンにした 場合、アナログゲインを +45 まで上げても、 オーディオネットワークへは -15dB 補正されて +30dB のレベルで送られます。 ■ ST/MONO モード
インプット系チャンネル 手順 1. STEREO/MONO バスに信号を送りたいインプット系チャンネルのファンタム電源、ゲイン、フェ イズを設定する。 2. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL] キーを押して、 STEREO/MONO バスに信号を送りたいインプット系チャンネルを選ぶ。 3. SELECTED CHANNEL VIEW 画面の PAN/BALANCE フィールドのノブを押して選択し、もう 1 回ノブを押す。 4. TO STEREO/MONO 画面の MODE 選択ボタンを使って、チャンネルごとに ST/MONO モードま たは LCR モードを選ぶ。 SELECTED CHANNEL VIEW 画面 TO STEREO/MONO 画面 5. トップパネルのMASTERセクションで、ST INチャンネル(ステレオ)/INPUTチャンネル(モノラ ル ) の [ON] キーをオンにして、フェーダーを適切な位置まで上げる。 TO STEREO/MONO 画面 (8ch) 6.
インプット系チャンネル 4 ST ボタン /MONO ボタン TO STEREO/MONO 画面 (CH1-32、CH33-64/ST IN(QL5)、ST IN(QL1)) MODE ボタンが ST/MONO モードに設定されているときに、そのチャンネルから STEREO バ ス /MONO バスに送られる信号のオン / オフを切り替えます。 該当するインプット系チャンネルから STEREO バス /MONO バスに送られる信号の状態が表示され ます。 また、選択されているパンまたはバランスを調節します。 5 Σ クリップインジケーター チャンネル内のいずれかの位置でクリップが生じたときに点灯します。 1 2 3 4 6 TO ST PAN/TO ST BALANCE ノブ INPUT チャンネル ( モノラル ) では、STEREO バスに送られる信号の左右の定位を調節する PAN ノブとして機能します。 ST IN チャンネル ( ステレオ) では、PAN ノブとして機能するほか に STEREO バスに送られる左右の信号の音量バランスを調節する BALANCE ノブとしても機 能します。
インプット系チャンネル ■ CSR ノブが 100% の場合 LCR モード選択時の信号レベル LCR モードを選んだ場合、CSR ノブと TO ST PAN ノブの設定によって、 STEREO(L/R) バスと MONO(C) バスに送られる信号レベルが変わります。 MONO(C) バスに送られる信号 信 号 レ ベ ル ■ CSR ノブが 0% の場合 (INPUT チャンネル ( モノラル )) TO ST PAN ノブが通常の PAN ノブとして働き、MONO(C) バスには信号が送られません。 STEREO(L) バスに送られる信号 STEREO(R) バスに送られる信号 信 号 レ ベ ル STEREO(L) バスに送られる信号 L C R PAN ノブ STEREO(R) バスに送られる信号 L C ■ CSR ノブが 100% の場合 (ST IN チャンネル ) R TO ST PAN ノブ ST IN(L) チャンネルから MONO(C) バスに 送られる信号 信 号 レ ベ ル ■ CSR ノブが 0% の場合 (ST IN チャンネル ( ステレ
インプット系チャンネル MIX バスには、センドレベルが固定の FIXED タイプと、 センドレベルが可変の VARI タイプとがあり ます。 MATRIX バスは VARI タイプのみです。 奇数 / 偶数の順に並んだ 2 系統の MIX バス単位で、 FIXED タイプと VARI タイプを切り替えることができます。切り替えは、 SETUP ボタン→ BUS SETUP ボタンで表示される BUS SETUP 画面で行ないます。 インプット系チャンネルから MIX/MATRIX バスに信号を送る MIX バスは、主にステージ上のフォールドバックスピーカーや外部のエフェクトプロセッサーに信号 を送るために利用します。MATRIX バスは、主にマスターレコーダーや楽屋のモニターシステムなどの 機器に、STEREO バスや MIX バスとは異なるミックスを送信する用途で利用します。 ■ MIX バスが FIXED タイプの場合 インプット系チャンネルから MIX/MATRIX バスに信号を送るには、次の 2 つの方法があります。 ■ セレクテッドチャンネルセクションを使う [TOUCH AND TURN
インプット系チャンネル 2 ALL POST ボタン ■ MIX/MATRIX バスがステレオバスの場合 選択されている送り先に対するすべての送り元 ( インプットチャンネル / アウトプットチャンネ ル ) のセンドポイントを「POST」に設定します。 このとき、 PRE/POST ボタンが消灯します。 3 送り先表示 現在選ばれている送り先が表示されます。 4 送り先選択ボタン 奇数 / 偶数の番号順に並んだ 2 系統の MIX/MATRIX バスの主要なパラメーターを連動できま す。 送り先の MIX/MATRIX バスがステレオに設定されているときは、2 つ並んだ TO MIX/ MATRIX SEND LEVEL ノブのうち、左側のノブが TO MIX/MATRIX PAN ノブ (TO STEREO/MONO 画面で BALANCE モードを選んでいるときは BALANCE ノブ ) として機能 します。 送り先となる MIX/MATRIX バスを選びます。 5 チャンネル選択ボタン 操作する送り元のチャンネルを選びます。ボタン内に現在のチャンネルのアイコン / 番号 / カ ラー
インプット系チャンネル 9 SEND LEVEL ノブ ・ 現在選ばれている MIX/MATRIX バス選択ボタンをもう 1 回押すと、対応する MIX/MATRIX チャンネルのキューモニターがオンになります。 選択した MIX/MATRIX バスに送られる信号 をモニターしたいときは、この方法が便利です。 ・ USER DEFINED キーに SENDS ON FADER の機能をアサインできます。 これにより、特定の MIX/MATRIX バスへの SENDS ON FADER モードに素早く切り替えたり、元の状態に戻した りできます。 選択されている送り先へのセンドレベルが表示されます。[TOUCH AND TURN] ノブを使って 操作できます。 送り先が FIXED に設定されているときは、灰色の円だけが表示されます。 フェーダーを使う (SENDS ON FADER モード ) トップパネルのフェーダーを使って、すべてのインプット系チャンネルから特定の MIX/MATRIX バ スに送られる信号を設定します。 SENDS ON FADER モード 1 手順 1.
インプット系チャンネル チャンネルネームディスプレイの表示 SENDS ON FADER モード時に、チャンネルのオン / オフを表示します。 チャンネル オン INPUT DELAY 画面 SELECTED CHANNEL VIEW 画面 チャンネル オフ INPUT DELAY 画面 (8ch) USER SETUP ポップアップ画面の PREFERENCE ページにて、 NAME DISPLAY の設定を 「NAME ONLY」 にした場合、チャンネル番号を表示します。 インプット系チャンネルのディレイのオン / オフや設定値を操作します。 1 6 2 3 チャンネル番号の表示 4 チャンネル間の遅延を補正する ( インプットディレイ ) 5 ここでは、インプットディレイを使ってインプット系チャンネル間の遅延を補正する方法について説明 します。 1 DELAY SCALE ボタン 押すと、 DELAY SCALE 画面が表示され、ディレイタイムを表示する単位を選べます。 ディレイスケールは、 meter ( メートル / 秒 )、feet ( フィート / 秒 )、samp
インプット系チャンネル 2 チャンネル選択ボタン 3 ディレイ設定ノブ ( インプットチャンネルのみ ) 現在選ばれているインプットチャンネルが青で表示されます。押すと、そのチャンネルが選択され ます。 [TOUCH AND TURN] ノブで値を操作できます。現在の設定値は、 ノブの横 ( 常に ms 単位で表 示 ) とノブの下 ( 現在選ばれているスケールで表示 ) で確認できます。 NOTE 3 ディレイ設定ノブ ( インプットチャンネルのみ ) DELAY SCALE として ms ( ミリ秒 ) が選択されている場合、 ノブの右には何も表示されませ ん。 [TOUCH AND TURN] ノブでディレイの値を操作します。現在の設定値は、ノブの上 ( 常に ms 単位で表示 ) とノブの下 ( 現在選ばれているスケールで表示 ) で確認できます。DELAY SCALE として ms( ミリ秒 ) が選択されている場合、ノブの上には何も表示されません。 ステレオインプットチャンネルにおける追加機能 4 DELAY ON ボタン V3 で、ステレオインプットチャンネルの入力信号を、
インプット系チャンネル 1 LR-MONO SELECT フィールド ■ LR-MONO 設定 4つのボタンから1つを選択します。選択した設定ボタンが点灯し、他は消灯します。 両チャンネルの信号が一時的にモノラル信号となります。 ON PAN/BAL STEREO L STEREO R 通常の STEREO 設定 STEREO IN Lch L-MONO 設定 R-MONO 設定 ON PAN/BAL STEREO IN Rch LR-MONO 設定 ステレオインプットチャンネルを選択した場合、OVERVIEW 画面は以下のようになります。 ■ 設定方法 ステレオインプットチャンネルを選択した場合、SELECTED CHANNEL VIEW 画面は以下のように なります。 2 2 LR-MONO SELECT 選択ボタン トグルボタンです。繰り返し押すことで設定が切り替わります。 1 39 リファレンスマニュアル
インプット系チャンネル SELECTED CHANNEL VIEW 画面 インプット系チャンネルのサラウンド出力について BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、SELECTED CHANNEL VIEW 画面は以 下のようになります。 サラウンドモードに設定する 3 バスの設定をサラウンドモードに変更することで、サラウンドミックスが可能になります。 6 7 手順 1 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の SURROUND SETUP ボタン ( → P.183) を押す。 2 3. 5.1SURROUND ボタンを押す。 3 4. MIX1 〜 6 をサラウンド出力のどのチャンネルにアサインするか選択する。 5. APPLY ボタンを押す。 4 6.
インプット系チャンネル 5 LFE ノブ LFE(低周波エフェクト) チャンネルのレベルを設定します。 6 サラウンドポジション サラウンドポジションがハードパン ( 振り切り ) になっているか、それ以外かでボールの色が変 わります。 ハードパン:赤色 それ以外:オレンジ色 1 7 サラウンドグラフ 2 3 サラウンドポジショニングを表わしています。ここを押すと、SURROUND PAN 1CH 画面が開 きます。 OVERVIEW 画面 BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、OVERVIEW 画面は以下のようになります。 F/R を調整している場合 1 サラウンドグラフ 1 サラウンドポジショニングを表わしています。 ここを押すと、SURROUND PAN 1CH 画面が開 きます。 2 2 L/R 3 F/R 切り替えボタン トグルボタンで、L/R を調整する画面と F/R を調整する画面を切り替えます。 [TOUCH AND TURN] ノブで調整できます。 3 LFE ノブ LFE (低周波エフェクト)チャンネルのレベルを設定します。 [TO
インプット系チャンネル 6 DIV ノブ SURROUND PAN 画面 (1ch) フロントセンターの信号を左、右、センターチャンネルに送る割合を設定します。 0 にするとフロ ントセンター信号は左右チャンネルのみに送られます。50 にすると、 左、 右、 センターの各チャン ネルに同等に送られます。また 100 にするとセンターチャンネルのみに送られます。[TOUCH AND TURN] ノブで調整できます。 BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、SURROUND PAN 画面 (1ch) は以下の ようになります。この画面は SELECTED CHANNEL VIEW 画面および OVERVIEW 画面でパン表示 部を押すと表示されます。 3 8 9 > 7 LFE ノブ LFE (低周波エフェクト)チャンネルのレベルを設定します。 [TOUCH AND TURN] ノブで調整できます。 8 DEFAULT ボタン 押すと、 各パラメーターが初期設定値にリセットされます。 9 COPY ボタン 1 各パラメーターの設定値が、バッファーメモリーにコピーされ
インプット系チャンネル SURROUND PAN 画面 (1-32、33-64/ST IN(QL5)、 ST IN (QL1)) 1 BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、SURROUND PAN 画面 (1-32、3364/ST IN(QL5)、 ST IN (QL1)) は以下のようになります。この画面は SELECTED CHANNEL VIEW 画面および OVERVIEW 画面でパン表示部を押すと表示されます。 2 1 2 F/R を調整している場合 1 サラウンドグラフ サラウンドポジショニングを表わしています。 L/R を調整している場合 2 L/R F/R 切り替えボタン トグルボタンで、L/R を調整する画面と F/R を調整する画面を切り替えます。 [TOUCH AND TURN] ノブで調整できます。 43 リファレンスマニュアル
インプット系チャンネル TO STEREO/MONO OUTPUT 画面は以下のようになります。MIX1 〜 6 に関して設定できるパラ メーターはなく、一覧するだけの画面となります。 TO STEREO/MONO 画面 BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、MIX1-8 の TO STEREO/MONO 8CH 画面は以下のようになります。MIX1-6 はダウンミックス設定用になります。 1 2 1 L/R ボタン 出力先を設定します。 チャンネルライブラリーを操作する 2 係数設定フェーダー ダウンミックス係数を設定します。∑クリップが付いています。 インプット系チャンネルの各種パラメーター(HA 設定を含む ) をストア / リコールする「INPUT CHANNEL LIBRARY」があります。 ライブラリーを呼び出すには、SELECTED CHANNEL VIEW 画面の LIBRARY ボタンを押します。 ライブラリーの操作方法については取扱説明書 ( 別紙 ) の「ライブラリーを使う」をご参照ください。 LIBRARY ボタン 44 リファレンスマニュアル
アウトプット系チャンネル STEREO チャンネル /MONO(C) チャンネル アウトプット系チャンネル それぞれ、インプット系チャンネルから STEREO バス、 MONO(C) バスに送られた信号を加工し、対応 する出力ポートや MATRIX バスに送出するチャンネルです。インプット系チャンネルが LCR モード のときは、STEREO(L/R) チャンネルと MONO(C) チャンネルを組み合わせて、 3 系統の出力チャン ネルとして利用できます。 ここでは、アウトプット系チャンネル (MIX チャンネル、 MATRIX チャンネル、STEREO チャンネル、 MONO チャンネル ) について説明します。 アウトプット系チャンネルの信号の流れ MIX 1 2 1516 M O N ST O MATRIX CUE L R (C) 1 2 7 8 L R STEREO L,R,MONO(C) アウトプット系チャンネルは、インプット系チャンネルから各種のバスに送られた信号を、EQ やダイ ナミクスで加工し、出力ポートやほかのバスに送り出すセクションです。 アウトプット系チャンネルに は、
アウトプット系チャンネル ・ ON ( オン / オフ ) アウトプット系チャンネルのオン / オフを切り替えます。 オフにすると、そのチャンネルはミュー トされます。 チャンネル名 / アイコン / チャンネルカラーを設定する 手順 ・ MATRIX ON/OFF (MATRIX センドオン / オフ ) MIX チャンネル、 STEREO(L/R) チャンネル、MONO(C) チャンネルから MATRIX バスに送ら れる信号のオン / オフを切り替えます。 1. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL] キーを押して、アウト プット系チャンネルを選ぶ。 2.
アウトプット系チャンネル MIX チャンネルから STEREO/MONO バスに信号を送る STEREO バスや MONO バスに信号を送る方法としては、 ST/MONO モードと LCR モードという 2 つのモードがあり、チャンネルごとに選択できます。 それぞれのモードの特徴は、インプット系チャンネ ルと同じです。 手順 1. フェーダーバンクセクションのバンクセレクトキーとトップパネルの [SEL] キーを使って、 STEREO/MONO バスに信号を送りたい MIX チャンネルを選ぶ。 2. SELECTED CHANNEL VIEW 画面の PAN/BALANCE フィールドのノブを押して選択し、もう SELECTED CHANNEL VIEW 画面 1 回ノブを押す。 3.
アウトプット系チャンネル 3 MODE 選択ボタン TO STEREO/MONO 画面 (CH1-32、 CH33-64/ST IN(QL5)、ST IN(QL1)、 OUTPUT) ボタンを押すと、 モードが ST/MONO と LCR とで切り替わります。 4 ST ボタン /MONO ボタン 該当するチャンネルから STEREO バス /MONO バスに送られる信号の状態が表示されます。また、 選 択されているパンまたはバランスを調節します。 MODE ボタンが ST/MONO モードに設定されているときに、そのチャンネルから STEREO バ ス /MONO バスに送られる信号のオン / オフを個別に切り替えます。 5 Σ クリップインジケーター 1 2 3 4 チャンネル内のいずれかの位置でクリップが生じたときに点灯します。 6 TO ST PAN/TO ST BALANCE ノブ シグナルタイプが MONO の MIX チャンネルの場合、STEREO バスに送られる信号の左右の定 位を調整する PAN ノブとして、STEREO の MIX チャンネルの場合は STEREO バス
アウトプット系チャンネル NOTE MIX チャンネル、STEREO/MONO チャンネルから MATRIX バ スに信号を送る ・ STEREO/MONO チャンネルは、MASTER セクションの [SEL] キーを使って直接選ぶことも できます。 ・ 特定の MATRIX バスに送られる信号をモニターするには、 フェーダーバンクセクションのバン クセレクトキーを使って対応する MIX/MATRIX チャンネルを呼び出し、チャンネルストリッ プセクションの対応する [CUE] キーを押します。 MIX、STEREO/MONO の各チャンネルから MATRIX バス 1 〜 8 に信号を送るには、次の 2 つの方 法があります。 セレクテッドチャンネルセクションを使う [TOUCH AND TURN] ノブを使って、MATRIX バスへのセンドレベルを調節する方法です。この方法 を使えば、 MIX、STEREO(L/R)、 MONO(C) の任意のチャンネルからすべての MATRIX バスに送られ る信号を同時に操作できます。 MATRIX SEND 画面 3 1 2 ■ フェーダーを使う
アウトプット系チャンネル 7 SEND ON/OFF ボタン フェーダーを使う (SENDS ON FADER モード ) 送り元のチャンネルごとにセンドのオン / オフを切り替えます。 トップパネルのフェーダーを使って、MIX および STEREO/MONO チャンネルから特定の MATRIX バスに送る信号を設定します。 8 SEND PAN/BALANCE ノブ ステレオの送り先へのパンまたはバランスを設定します。 送り先がモノラルの場合、または FIXED に設定されている場合、このノブは表示されません。 手順 送り元がモノラルの場合は、PAN になります。 1. 信号を送るMATRIXバスに出力ポートを割り当て、対応する出力ポートにモニターシステムなどを 送り元がステレオの場合は、BALANCE 固定になります。 接続する。 2.
アウトプット系チャンネル OUTPUT PORT 画面 チャンネル間の遅延を補正する ( アウトプットディレイ ) 2 アウトプットディレイは、離れた位置に設置したスピーカーから出力する信号のタイミングを補正する ためなどに使います。 2. SETUP 画面の画面中央にある SYSTEM SETUP フィールドの OUTPUT PORT ボタンを押す。 1 3 4 3. ディレイタイムを設定し、DELAY ボタンをオンにする。 5 手順 1.
アウトプット系チャンネル 6 DELAY ボタン PORT TO PORT 機能を使う 出力ポートのディレイのオン / オフを切り替えます。 7 φ ( フェイズ ) ボタン 手順 出力ポートに割り当てられた信号の位相を正相 ( 黒 ) または逆相 ( 黄色 ) に切り替えます。 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 8 GAIN ノブ 2. SETUP 画面の画面中央にある SYSTEM SETUP フィールドの OUTPUT PORT ボタンを押す。 出力ポートのアウトプットゲインを調節します。設定値を変更するには、画面上のノブを押して選 択し、[TOUCH AND TURN] ノブを操作します。ノブを回すことで 1.0dB 単位で、ノブを押しな がら回すことで 0.1dB 単位で設定できます。現在の設定値は、ノブのすぐ下に表示されます。 3. OUTPUT PORT 画面で、チャンネル選択ボタンを押す。 4.
アウトプット系チャンネル CH SELECT 画面 2 1 3 1 カテゴリー選択リスト チャンネルのカテゴリーを選択します。PORT TO PORT 機能に対応するカテゴリーとチャンネ ルは以下のとおりです。 ・ INPUT IN.......................................... INPUT1 〜 32*1 ・ SLOT1 IN......................................... SLOT1(1) 〜 SLOT1(16) ・ SLOT2 IN......................................... SLOT2(1) 〜 SLOT2(16) *1.
EQ/ ダイナミクス NOTE EQ/ ダイナミクス ・ OVERVIEW 画面の EQ フィールドで EQ の特性が確認できます。この OVERVIEW 画面でセレ クテッドチャンネルセクションの EQ のノブを使い、 パラメーターの設定を変更できます。 ・ EQ の設定は、 専用のライブラリーを使っていつでも保存 / 読み込みが行なえます。また、 さま ざまな楽器や用途に応じたプリセットが使用できます。 ・ SELECTED CHANNEL VIEW 画面を表示させ、 セレクテッドチャンネルセクションのノブを 使って EQ やハイパスフィルターを調節できます ( → P.
EQ/ ダイナミクス 4 EQ タイプ切り替えボタン H EQ ON/OFF ボタン EQ のタイプを TYPE I ( 従来のヤマハデジタルミキサーのアルゴリズム ) または TYPE II ( バン ド間の干渉が少ないアルゴリズム ) に切り替えます。 EQ のオン / オフを切り替えます。 I EQ IN/OUT レベルメーター 5 ATT ノブ EQ 通過前と通過後のピークレベルが表示されます。ステレオのチャンネルの場合は、L/R の両方 のチャンネルのメーターが表示されます。 EQ 通過前のアッテネーターの値が表示されます。[TOUCH AND TURN] ノブで調節できます。 6 タブ J EQ パラメーター設定ノブ 画面に表示させるチャンネルを切り替えます。 LOW、 LOW MID、HIGH MID、 HIGH の各バンドの Q、FREQUENCY、 GAIN パラメーターが表 示されます。[TOUCH AND TURN] ノブを使って調節できます。 7 EQ グラフ NOTE EQ やフィルターのパラメーターの設定値が表示されます。 ・ LOW バンドでシェル
EQ/ ダイナミクス HPF/EQ 画面 (8ch) HPF/EQ 画面 (CH1-32、 CH33-64/ST IN(QL5)、ST IN(QL1)、 OUTPUT) 8 チャンネル単位で、 インプット系チャンネルまたはアウトプット系チャンネルの EQ 設定が表示され ます。セレクテッドチャンネルセクションのノブを使って EQ の設定を変更できます。 該当するインプット系チャンネル ( またはアウトプット系チャンネル ) が同時に表示されます。 この画 面は表示のみで、パラメーターの調節は行なえません。複数の EQ 設定を素早く確認したり、離れた位置 のチャンネルに EQ の設定をコピー/ ペーストしたりしたいときに便利です。 1 1 2 2 3 4 5 1 チャンネル選択ボタン 操作するチャンネルを選びます。ボタン内に現在のチャンネルのアイコンと番号、 ボタンの下に名 前が表示されます。 2 EQ グラフ EQ やフィルターのパラメーターの設定値が表示されます。 また、グラフの下に現在選ばれている EQ タイプが表示されます。 3 EQ ON/OFF ボタン 1 チャンネル選択ボタ
EQ/ ダイナミクス DYNAMICS1/2 画面 (1ch) ダイナミクスを使う ダイナミクスのすべてのパラメーターを、チャンネルごとに表示 / 変更できます。 特定のチャンネルの ダイナミクスを細かく設定したいときに便利です。 インプット系チャンネルでは 2 系統、アウトプット系チャンネルで 1 系統のダイナミクスが使用でき ます。 8 1 2 3 4 5 手順 1. バンクセレクトキーと [SEL] キーを使って、ダイナミクスを操作したいチャンネルを選ぶ。 6 2. SELECTED CHANNEL VIEW 画面の DYNAMICS1/DYNAMICS2 フィールドにあるス 0 レッショルドノブを押す。 3. DYNAMICS1/2 画面の 1ch タブを押す。 7 4.
EQ/ ダイナミクス 7 ダイナミクスタイプ切り替えボタン A KEY IN SOURCE 選択ボタン ダイナミクスのタイプを切り替えます。選択できるダイナミクスは、 次のとおりです。 押すと、 KEY IN SOURCE SELECT 画面が表示され、ダイナミクスを起動させるキーイン信号 を選ぶことができます。 ・ インプットチャンネルのダイナミクス 1 GATE、DUCKING、COMPRESSOR、EXPANDER ・ インプットチャンネルのダイナミクス 2 COMPRESSOR、COMPANDER-H、COMPANDER-S、DE-ESSER ・ アウトプットチャンネルのダイナミクス 1 COMPRESSOR、EXPANDER、COMPANDER-H、COMPANDER-S 8 ダイナミクスグラフ ダイナミクスの入出力特性が表示されます。 9 ダイナミクスパラメーター設定ノブ ダイナミクスのパラメーターの設定値が表示されます。[TOUCH AND TURN] ノブを使って調 節できます。パラメーターの種類は、現在選ばれているタイプに応じて異なります。 ・ GATE、DUCKING の場合
EQ/ ダイナミクス 3 ダイナミクスグラフ DYNAMICS1/2 画面 (8ch) ダイナミクスのパラメーターの設定値が表示されます。また、グラフの下に現在選ばれているダイ ナミクスのタイプが表示されます。グラフを押すと、そのチャンネルの DYNAMICS 1ch 画面が 表示されます。 8 チャンネル単位で、 インプット系チャンネルまたはアウトプット系チャンネルのダイナミクスの設定 が表示されます。左右のチャンネルを確認しながらスレッショルドなど特定のパラメーターを操作した いときに便利です。 4 THRESHOLD ノブ ダイナミクスのスレッショルド値が表示されます。[TOUCH AND TURN] ノブで操作できます。 1 5 DYNAMICS ON/OFF ボタン ダイナミクスのオン / オフを切り替えます。 2 3 DYNAMICS1/2 画面 (CH1-32、CH33-64/ST IN(QL5)、 ST IN(QL1)、 OUTPUT) 4 該当するチャンネルのダイナミクスに関する全体的な設定を行ないます。 5 1 2 1 チャンネル選択ボタン 操作するチャンネルを
EQ/ ダイナミクス 2 ダイナミクスパラメーター ダイナミクスのタイプや各種メーターが表示されます。押すと、そのチャンネルの DYNAMICS 1ch 画面に切り替わります。 ダイナミクスのタイプが DUCKING、EXPANDER、 COMPANDER(-H/-S)、DE-ESSER のと き、 上部にタイプ名が表示されます。 下部には、 ダイナミクス通過後のレベルを表示するメーター、 GR メーター、 スレッショルドの設 定値 ( 数値 ) が表示されます。また、タイプが GATE のとき以外は、スレッショルドの設定値を示 す縦線が表示されます。 EQ/ ダイナミクスのライブラリーを操作する EQ/ ダイナミクスでは、設定をストア ( 保存 ) / リコール ( 読み込み ) する専用のライブラリーが使用 できます。 EQ/ ダイナミクスライブラリーの操作方法については、 取扱説明書 ( 別紙 ) の「ライブラリー を使う」をご参照ください。 EQ ライブラリー LIBRARY ボタン インプット系チャンネルの EQ 設定をストア / リコールする「INPUT EQ LIBRARY」 と、 ア
チャンネルジョブ チャンネルジョブ ここでは、複数チャンネルのレベルやミュートを一括して操作する DCA グループ / ミュートグルー プ、 複数チャンネルのパラメーターを連動させるチャンネルリンク、およびチャンネル間でパラメー ターをコピー/ 移動する操作について説明します。 DCA グループ QL シリーズでは、複数チャンネルのレベルを一括操作する 16 の DCA グループが利用できます。 DCA グループは、インプット系およびアウトプット系チャンネルを 16 のグループに登録し、 DCA フェーダーを使ってレベルを一括操作する機能です。同じ DCA グループに属するインプット系チャン ネルどうしであれば、レベル差を保ったまま 1 本の DCA フェーダーでレベルを操作できます。ドラム 用マイクのグルーピングを行なう場合などに便利です。 ファンクション アクセスエリア CH JOB メニュー NOTE ・ 1 つのチャンネルを複数の DCA グループに割り当てることもできます。 その場合は、割り当て られたすべての DCA グループフェーダーの各レベルを加算した値になります。 ・ 各チャンネル
チャンネルジョブ 6 POST ONLY ボタン DCA/MUTE GROUP ASSIGN MODE 画面 DCA グループのミュート対象を POST のみに設定します。 DCA グループごとに割り当てるチャンネルを設定します。 7 PRE & POST ボタン 1 DCA グループのミュート対象を PRE と POST に設定します。 この設定をした DCA グループの下に PRE & POST インジケーターが表示されます。 NOTE 2 ・ DCA グループのミュート対象は各 DCA グループに対して個別に設定できます。 ・ 複数の DCA グループに登録しているチャンネルは、 いずれかの DCA グループをミュートすれ ば、そのチャンネルの信号経路 ( 該当するバスへの送りを含む ) がミュートされることになり ます。 3 4 8 CLOSE ボタン 画面を閉じます。 5 ■ 特定のチャンネルが所属する DCA グループを選ぶ 手順 1. インプット系およびアウトプット系チャンネルの [SEL] キーを押して、操作するチャンネルを選 ぶ。 8 6 2.
チャンネルジョブ 例その2:CH1 が ON。MUTE GROUP1 と DCA GROUP1 にアサインされている状態。 DCA グループを操作する DCA フェーダーを使って、 DCA グループを操作します。 操作例 1. MUTE MASTER1 を ON(MUTE)。 手順 CH1 は MUTE 状態になり、ON キー点滅。 1. DCA グループにインプット系およびアウトプット系チャンネルを割り当てる。 2. CH1 の ON キーを押す。 2. トップパネルのチャンネルストリップセクションやマスターセクションのフェーダーを使って、使 CH1 は MUTE の一時解除が起こり、 ON キー点灯。 用したい DCA グループに属するインプット系およびアウトプット系チャンネルどうしの相対的 3. DCA1 の ON キーを押し、消灯させる。 なバランスを調節する。 CH1 は MUTE 状態になり、ON キー点滅。 3. バンクセレクトキーで[ST IN/DCA]キーを押す。 4. CH1 の ON キーを押す。 4.
チャンネルジョブ ■ 特定のミュートグループに所属するチャンネルを選ぶ DCA/MUTE GROUP ASSIGN MODE 画面 ミュートグループごとに割り当てるチャンネルを選択します。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの CH JOB ボタンを押す。 1 2. CH JOB メニューの MUTE GROUP ボタンを押す。 3. DCA/MUTE GROUP ASSIGN MODE 画面のミュートグループマスターボタンを使って、チャ 2 ンネルの割り当て先となるミュートグループを選ぶ。 4.
チャンネルジョブ 6 MUTE SAFE ボタン ミュートグループを操作する すべてのミュートグループに対して、 特定のチャンネルをアサイン設定に関係なく除外したいと きに使用します。 ミュートグループアサイン表示フィールドには、ミュートグループから除外する チャンネルが表示されます。ミュートセーフについては 「ミュートセーフ機能を使う」( → P.66) をご参照ください。 ミュートグループを操作するには、DCA/MUTE GROUP ASSIGN 画面内のミュートグループマス ターボタンで操作できますが、USER DEFINED キーにミュートグループ 1 〜 8 のオン / オフ機能を 割り当てて操作すると便利です。 ■ USER DEFINED キーにミュートグループを割り当てる 7 ミュートグループマスターボタン ミュートグループごとにミュートのオン / オフを切り替えます。 手順 8 DIMMER LEVEL ノブ 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 ミュートグループごとに、ディマー機能が有効なときのレベルを設定します。 2.
チャンネルジョブ NOTE NOTE USER SETUP 画面では、ユーザーごとに利用できる機能を制限したり、動作環境を設定したり できます。この画面には複数のページが含まれており、画面下部のタブを使ってページを切り 替えます。 ミュートセーフに設定したチャンネルの [SEL] キーが点灯し、 そのチャンネルに対応する フェーダーのイラストが緑色でハイライト表示されます。点灯している [SEL] キーをもう 1 回 押して消灯させると、 ミュートセーフを解除できます。 ■ USER DEFINED キーでミュートグループをオン / オフする ミュート中の一時解除機能を使う ミュートグループをミュートするには、ミュートのオン / オフ機能を割り当てた USER DEFINED キーを押します。 チャンネルが所属するいずれかのミュートグループマスターボタンがオンのときに、 そのチャンネルの [ON] キーのオンにより、ミュートを一時的に除外できます。 ただし、プレビューモードでは [ON] キー を押すことによるミュート中の操作が無効となります。 USER DEFINED キーの LED が点
チャンネルジョブ 2 CH RECALL SAFE フィールド NOTE ・ 手順 4 でパラメーターを選択しただけではリコールセーフは有効になりません。リコールセー フのオン / オフを切り替えるには、必ず手順 5 の操作も行なってください。 ・ バスの設定は、リコールセーフの対象にならないので、常にリコールしたシーンが再現されま す。 このため、リンクグループに含まれる特定のチャンネル、 またはステレオに設定された 2 本の バスのどちらかがリコールセーフに設定されていると、そのチャンネルのパラメーター設定が ほかのチャンネルと異なることがありえます。 このような場合には、次に該当するパラメー ターを操作したときに自動的にリンクし直されます。 チャンネルリンクはグローバルパラメーターで一括してセーフにできます。 ・ リコールセーフ機能とフォーカスリコール機能 ( → P.
チャンネルジョブ 5 チャンネル選択ボタン ・ STEREO チャンネルの場合 リコールセーフを設定するチャンネルを選びます。 NOTE このボタンで設定するチャンネルを切り替えても、パネル上で選択されているチャンネルは連 動しません。 ・ MONO チャンネルの場合 6 設定チャンネル表示 現在選択されているチャンネルのアイコン / 番号 / カラー/ 名前が表示されます。 7 APPLY TO ALL INPUT ボタン ( インプットチャンネルのみ表示 ) このボタンをオンにすると、インプットチャンネルでリコールセーフに設定されているパラメー ターの種類が、すべてのインプットチャンネルに適用されます。 グローバルパラメーターのリコールセーフがオンになっている場合は、選択されているチャンネ ルのセーフパラメーター選択ボタンが、次のように緑で点灯します。 すべてのインプットチャンネルで共通のパラメーターをリコールセーフ設定にしたいときにオン にします。 8 APPLY TO ALL OUTPUT ボタン ( アウトプットチャンネルのみ表示 ) このボタンをオンにすると、アウトプットチャンネ
チャンネルジョブ ボタン名 INSERT PATCH*2 対応パラメーター インプット チャンネル インサートパッチの設定 ○ *3 DIRECT OUT ダイレクトアウトの設定 ○ *3 MIX ON MIX センドのオン / オフ ○ MATRIX ON MATRIX センドのオン / オフ ○ DELAY ディレイの設定 ○ NAME チャンネルネーム ○ OUTPUT PATCH アウトプットパッチの設定 BAL BALANCE パラメーターの設定 *4 DCA ASSIGN *1. *2. *3. *4.
チャンネルジョブ 任意のインプット系チャンネルをリンクさせる CH LINK MODE 画面 ( インプット系チャンネル ) ここでは、インプット系チャンネルの特定のパラメーターをリンクさせる方法を説明します。 リンクさせるインプット系チャンネルを表示したり、連動させるパラメーターを設定したりできます。 5 NOTE チャンネルリンクの設定は、シーンの一部として保存されます。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの CH JOB ボタンを押す。 2. CH JOB メニューの CH LINK ボタンを押す。 1 2 3. インプット系チャンネルのリンク元の [SEL] キーを押しながら、リンク先の [SEL] キーを押して、 チャンネルをリンクさせる。 4. CH LINK MODE 画面の LINK PARAMETER フィールドにある各ボタンを使って、連動させるパ 3 ラメーターを選ぶ ( 複数選択可 )。 5.
チャンネルジョブ 3 LINK PARAMETERS フィールド 4 SEND PARAMETERS フィールド フィールド内のボタンを使って、連動させるパラメーターを選択します。これは、リンクグループ ごとに設定できます。 LINK PARAMETERS フィールドで、MIX ON、MIX SEND、MATRIX ON、MATRIX SEND の 各ボタンをオンにした場合、このフィールドのボタンを使って送り先となるバスを指定します。 LINK PARAMETER フィールドで選べるパラメーターは、次の表のとおりです。 HA ヘッドアンプの設定 HPF HPF の設定 DIGITAL GAIN デジタルゲインの設定 EQ EQ の設定 DYNAMICS1、2 ダイナミクス 1、2 の設定 INSERT インサートの設定 DIRECT OUT ダイレクトアウトの設定 MIX SEND MIX バスに送られる信号のセンドレベル MIX ON MIX バスに送られる信号のオン / オフ MATRIX SEND MATRIX バスに送られる信号のセンドレベル MATR
チャンネルジョブ 3 LINK PARAMETER フィールド CH LINK MODE 画面 ( アウトプット系チャンネル ) フィールド内のボタンを使って、連動させるパラメーターを選択します。これは、 リンクグループ ごとに設定できます。 リンクさせるアウトプット系チャンネルを表示したり、 連動させるパラメーターを設定したりできま す。 LINK PARAMETER フィールドで選べるパラメーターは、 次の表のとおりです。 5 1 2 3 EQ EQ の設定 DYNAMICS ダイナミクスの設定 INSERT インサートの設定 MATRIX SEND MATRIX バスに送られる信号のセンドレベル *1 MATRIX ON MATRIX バスに送られる信号のオン / オフ *1 FADER フェーダーの操作 CH ON チャンネルのオン / オフ TO STEREO STEREO/MONO バスに送られる信号のオン / オフ *1 DCA DCA グループの割り当て MUTE ミュートグループの割り当て *1.
チャンネルジョブ ■ チャンネルリンクの各種操作 CH LINK SET 画面 CH LINK MODE 画面のチャンネル表示フィールドを押すと表示されます。この画面でチャンネルを リンクさせることもできます。 ・ 3 チャンネル以上をリンクさせる リンク元の [SEL] キーを押したまま、リンクグループに加えたいアウトプット系チャンネルの [SEL] キーを順に押します。 ・ 既存のリンクグループに新しいチャンネルを加える グループ内の任意の [SEL] キーを押しながら、 グループに加える [SEL] キーを押します。 NOTE リンク先のアウトプット系チャンネルがすでに別のリンクグループに登録されていた場合は、 元のグループのリンクからは解除されて、あとから操作を行なった新しいグループに加えられ ます。 ・ リンクを解除する 同じリンクグループに登録されている任意の [SEL] キーを押しながら、解除するチャンネルの [SEL] キーを押します。 1 ・ リンクグループに設定されているチャンネル間のレベルバランスを変更する リンクされている任意のチャンネルの [SEL] キーを押しながら変更
チャンネルジョブ 5 CLOSE ボタン 画面を閉じます。 NOTE QL5 の設定データを QL1 で使用した場合、その機種にないチャンネルにアサインされている と、ボタン上に取り消し線が表示されます。 チャンネルのコピー/ 移動 / 初期化 複数のチャンネル間でミックスパラメーターをコピー/ 移動したり、特定のチャンネルのパラメーター を初期設定値に戻したりできます。 ファンクション アクセスエリア チャンネルのパラメーターをコピーする 各チャンネルのミックスパラメーターの設定値を別のチャンネルにコピーできます。コピーを実行する と、 コピー先のパラメーターに上書きされます。 CH JOB メニュー CH COPY MODE 画面 コピーが行なえるチャンネルの組み合わせは次のとおりです。 チャンネルの設定をコピーする操作を行ないます。 ・ インプット系チャンネルどうし ・ STEREO L/R チャンネルと MONO チャンネル ・ MIX チャンネルどうし ・ MATRIX チャンネルどうし 手順 1. ファンクションアクセスエリアの CH JOB ボタンを押す。 2.
チャンネルジョブ 1 SOURCE CH フィールド 2 DESTINATION CHs フィールド コピー元のチャンネルが表示されます。この画面が表示されているときに、 パネル上の [SEL] キーでチャンネルを 1 つ選ぶと、対応するチャンネルがこのフィールドにハイライト表示されま す。 コピー元に選んだチャンネルを選択し直すには、このフィールドを押します。 選択前 コピー先のチャンネルが表示されます。コピー元を設定する と、パネル上の [SEL] キーでコピー先のチャンネルを選ぶこと ができ ( 複数選択可 )、このフィールドにハイライト表示され ます。コピー先に選択したチャンネルをすべて解除するには、 DESTINATION CHs フィールドを押します。 選択後 NOTE QL1 の場合、その機種にないフェーダーは表示されません。 3 COPY ボタン コピー操作を実行します。コピー元とコピー先を指定したあとでボタンを押すと、コピーが実行さ れます。 4 CLOSE ボタン 画面を閉じて元の画面に戻ります。 チャンネルのパラメーターを移動する コピー元が MIX/MATRIX チ
チャンネルジョブ ファンクション アクセスエリア CH JOB メニュー NOTE QL1 の場合、その機種にないフェーダーは表示されません。 3 MOVE ボタン 移動操作を実行します。移動元と移動先を指定したあとでボタンを押すと、移動元から移動先に チャンネルの設定が移動します。また、移動元と移動先の間に含まれるすべてのチャンネルの設定 が、移動元の方向に 1 チャンネル分ずれます。 CH MOVE MODE 画面 4 CLOSE ボタン 画面を閉じて元の画面に戻ります。 チャンネルのパラメーターを初期化する 1 2 チャンネルのパラメーターを初期設定値に戻せます。この操作はすべてのチャンネルに対して行なえま す。 手順 3 1. ファンクションアクセスエリアの CH JOB ボタンを押す。 2. CH JOB メニューの DEFAULT ボタンを押す。 4 3. 初期化するチャンネルの [SEL] キーを押して点灯させる ( 複数選択可 )。 4.
チャンネルジョブ 2 DEFAULT ボタン チャンネルを選んだあとでこのボタンを押すと、初期化が実行されます。 3 CLOSE ボタン 画面を閉じて元の画面に戻ります。 ミックスマイナスについて MIX/MATRIX バスに送られる信号から特定チャンネルの信号だけを抜くミックスマイナス機能です。 ファンクション アクセスエリア これを利用すれば、 演奏者やアナウンサー用のモニター信号として、 本人の音声だけを抜いた信号を素 早く送ることができます。 CH JOB メニュー NOTE ミックスマイナスは、 いわゆるモードを切り替えるような操作ではなく、 設定を素早く行なう ためのショートカットです。 このため、 実行したあとでも画面の各パラメーターは自由に変更 できます。 NOTE 初期化後は、 TARGET CHs フィールドは何も選択されていない状態に戻ります。 CH DEFAULT MODE 画面 手順 パラメーターを初期化する操作を行ないます。 1. [SEL] キーを押しながら、セレクテッドチャンネルセクションの MIX/MATRIX バスキーを押す。 2.
チャンネルジョブ NOTE MIX MINUS ポップアップ画面は、ファンクションアクセスエリアの CH JOB ボタン→ MIX MINUS ボタンから開くこともできます。 78 リファレンスマニュアル
シーンメモリー SCENE フィールド シーンメモリー 1 2 QL シリーズでは、ミックスパラメーターや入出力ポートのパッチングなどの設定に名前を付け、 シー ンとしてメモリーにストア ( 保存 ) / リコール ( 読み込み ) できます。 2 4 3 シーンには、000 〜 300 のシーン番号が付けられており、 000 はミックスパラメーターを初期値に 戻すための読み込み専用のシーン、 001 〜 300 は読み書き可能なシーンです。 1 つのシーンには、トップパネル上のフェーダーの位置や [ON] キーの状態のほか、次のようなパラ メーターが含まれます。 SCENE フィールドを押すと、シーンをより詳しく表示 / 設定できる SCENE LIST 画面が表示されま す。 ・ 入力 / 出力ポートのパッチング 1 シーン番号 ・ チャンネルネーム、 カラー 現在選択されているシーン番号が表示されます。新しいシーン番号を選ぶと、 番号が点滅し、現在 読み込まれているシーン番号と異なることを表わしています。 ・ バスの設定 ・ ヘッドアンプの設定 2 R マーク (READ O
シーンメモリー SCENE STORE 画面 シーンをストア / リコールする 1 現在のミックス設定をシーンメモリーにストア / リコールするには、 SCENE LIST 画面を使用しま す。 2 シーンをストアする ■ SCENE LIST 画面を使う 手順 1. トップパネルの各操作子や、タッチスクリーン上のボタンなどを使って、ミックスパラメーターを 設定する。 2. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 3. [TOUCH AND TURN] ノブを回して、ストア先のシーン番号を選ぶ。 4. SCENE LIST 画面の STORE ボタンを押す。 5. 必要に応じて、シーンにタイトルやコメントを付ける。 6. SCENE STORE 画面下部の STORE ボタンを押す。 7.
シーンメモリー シーンのプロテクトの有効 / 無効を切り替えるには、 選択されているシーンの R マーク / プロテ クトマークを押します。 押すたびに、 プロテクト ( 錠前 ) マーク表示、 R (READ ONLY) マーク表 示、 マークなしを切り替えます。 SCENE LIST 画面 シーンの各種操作を行ないます。この画面は SCENE フィールドを押すと表示されます。 E 1 ・ プロテクト ( 錠前 ) マーク シーンの上書きができなくなります。 ・ R (READ ONLY) マーク プロテクトに加えて、 USB メモリーからのファイルのロードなどでも上書きができなくなりま す。なお、この設定はシーン番号 001 から連続したシーン番号のみ設定可能です。 2 5 4 3 ・ マークなし 何もプロテクトされません。 NOTE 6 シーン番号 000 の R マークは、無効にできません。 6 カレントシーン リスト内で枠が青く表示されているシーンが、 現在選ばれているシーン ( カレントシーン ) です。 別の行のシーン番号を押すと、そのシーンがカレントシーンの位置に来るように
シーンメモリー C RECALL UNDO ボタン 1 RECALL SCENE ボタン リコール操作を取り消します。 直前の動作がリコール操作の場合のみ有効です。 現在選ばれているシーンをリコールします。 D ページ切り替えタブ 2 RECALL UNDO ボタン SCENE LIST 画面の右側の表示を切り替えます。 リコール操作を取り消します。直前の動作がリコール操作の場合のみ有効です。 NOTE E PREVIEW ボタン ・ USER DEFINED キーに、 RECALL UNDO ボタンと同じ機能を割り当てることもできます ( → P.194)。 ・ MIDI メッセージ ( プログラムチェンジ ) を使用してシーンをリコールすることもできます ( → P.164)。 押すと、カレントシーンの信号処理には影響を与えずに、シーンの設定値をディスプレイやパネル で確認と編集ができる PREVIEW モードになります。 シーンをリコールする 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 2.
シーンメモリー USER DEFINED キーを使ってリコールする USER DEFINED キーを使えば、 キーを 1 回押すだけで選択したシーンを直接リコールしたり、シーン を順送りしたりできます。これを行なうには、 まず USER DEFINED キーにシーンをリコールする機能 を割り当てておく必要があります。 USER DEFINED キーに割り当て可能なリコール操作には、次の種 類があります。 ・ RECALL 現在読み込まれているシーンを直接リコールします。 ・ INC RECALL 現在読み込まれているシーンの次の番号のシーンを直接リコールします。 ・ DEC RECALL 現在読み込まれているシーンの前の番号のシーンを直接リコールします。 SETUP 画面 USER SETUP 画面 NOTE 現在読み込まれているシーンの前後のシーン番号にシーンがストアされていない場合、 シーン がストアされている最も近いシーン番号がリコールされます。 ・ DIRECT RECALL 特定のシーン番号を指定し、そのリコール操作を USER DEFINED キーに割り当てます。この機 能を割り当てた U
シーンメモリー 1 ソートボタン シーンメモリーを編集する 押した場所に応じて、 次のように並び替えが実行されます。 ここでは、シーンメモリーにストアしたシーンの並び替え、 タイトル変更、コピー( 複製 ) / ペースト ( 貼り付け ) などの編集操作を行なう方法を説明します。 ・ NO. シーン番号順に並び替えます。 シーンメモリーを並び替える ・ TITLE タイトルの数字 / アルファベット順に並び替えます。 手順 ・ COMMENT コメントの数字 / アルファベット順に並び替えます。 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 ・ TIME STAMP 作成日時の順に並び替えます。 2. SCENE LIST 画面下部の COMMENT タブを押す。 3. トップパネルにある [TOUCH AND TURN] ノブを回してシーンを選ぶ。 NOTE 4.
シーンメモリー シーンメモリーの編集について シーンをコピー/ ペーストする シーンメモリーにストアしたシーンは、別のシーン番号にコピー/ ペーストしたり、クリア ( 消去 ) した りできます。シーンの編集は、SCENE LIST 画面の上部にあるボタンで行ないます。 任意のシーンをバッファーメモリーにコピーし、別のシーン番号にペースト ( 貼り付け ) します。 1 2 3 4 5 NOTE グローバルペースト機能を利用すると、カレントシーンの任意のチャンネル / パラメーターの 設定内容をコピーして、メモリー内の任意のシーンデータ ( 複数選択可能 ) にペーストするこ ともできます ( → P.86)。 6 手順 1 COPY ボタン 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 押すと、選択したシーンがバッファーメモリーにコピーされます。 2.
シーンメモリー シーンをカットする グローバルペースト機能を使う ここでは、シーンをカットする方法について説明します。 グローバルペーストは、カレントシーンの任意のチャンネル / パラメーターの設定内容を、メモリー内 のシーンデータ ( 複数選択可能 ) にコピー&ペーストする機能です。カレントシーンの変更内容を、 ス トア済みの複数のシーンに一括して反映させたいときに便利です。 シーンをカットすると、それ以降のシーンの番号が前に詰まります。なお、カットしたシーンは、任意の 位置にペースト / インサートできます。シーンをカットする場合は、シーン番号順にシーンリストを並 び替えてください。 NOTE ユーザーレベルで SCENE LIST の STORE/SORT がオンになっているユーザーのみ、 グロー バルペースト機能を利用できます。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE LIST 画面の SCENE フィールドを押す。 2. [TOUCH AND TURN] ノブを回してカットするシーン番号を選び、SCENE LIST 画面の CUT ボ 手順 タンを押す。 1.
シーンメモリー GLOBAL PASTE 画面 DYNA2 ダイナミクス 2 の設定 (KEY IN SOURCE を含む ) MIX SEND MIX バスへのセンドレベル、パン、PRE/POST MATRIX SEND MATRIX バスへのセンドのセンドレベル、パン、PRE/POST FADER フェーダーのレベル CH ON INSERT 1 2 [ON] キーのオン / オフ状態 *1 インサートのオン / オフ、インサートポイント INSERT PATCH*1 インサートイン / アウトのパッチ、インサートインのヘッドアンプの設定 DIRECT OUT ダイレクトアウトのオン / オフ、レベル、ダイレクトアウトポイント、パッチ MIX ON MIX バスへのセンドのオン / オフ MATRIX ON MATRIX バスへのセンドのオン / オフ TO ST TO ST のオン / オフ、パン / バランスの設定 MONO TO MONO のオン / オフ DCA ASSIGN*2 DCA グループに登録されている設定 *1.
シーンメモリー ・ PATCH/OTHERs タブ 選択できるパラメーターは、次のとおりです。 INPUT PATCH すべてのインプット系チャンネルのインプットパッチ、インサートイン / アウトパッ チ、ダイレクトアウトパッチの設定 OUTPUT PATCH すべてのアウトプット系チャンネルのアウトプットパッチ、インサートイン / アウト パッチ INPUT NAME すべてのインプット系チャンネルのチャンネル名、アイコン、チャンネルカラー OUTPUT NAME すべてのアウトプット系チャンネルのチャンネル名、アイコン、チャンネルカラー HA アナログゲイン、ファンタムオン / オフ、ゲインコンペンセーション、フェーズの設 定 CH LINK チャンネルリンクの設定 MUTE GROUP NAME MUTE グループ名の設定 CUSTOM FADER BANK*1 フォーカスリコール機能を使う 「フォーカスリコール機能」とは、 シーンをリコールしたときに、そのシーンのパラメーターを部分的に リコール ( 読み込み ) する機能です。 シーンごとに設定できます。たとえば、あるシ
シーンメモリー SCENE LIST 画面 FOCUS RECALL 画面 1 リコールするパラメーターをシーンごとに設定します。 2 2 4 1 3 3 5 7 9 6 4 8 0 1 FOCUS ボタン 1 CLEAR ALL ボタン /SET ALL ボタン シーンごとにフォーカス機能の有効 / 無効を切り替えます。 フォーカスチャンネルの選択、およびグローバルフォーカスパラメーターの設定をすべてオフ、ま たはすべてオンに設定します。 2 SET ポップアップボタン 押すと、リコール対象となるパラメーターを選択する FORCUS RECALL ポップアップ画面が表 2 フォーカスチャンネル表示フィールド 示されます。 リコール操作の対象となるチャンネルが表示されます。表示方法は、RECALL SAFE 画面と共通 です。 3 FOCUS PARAMETER インジケーター シーンごとに設定されているフォーカスリコールの設定状態をインジケーターで表示します。 すべてのパラメーターがリコール対象のチャンネル 4 CURRENT SETTING フィールド 次の
シーンメモリー 3 SET BY SEL ボタン フェード機能を使う このボタンをオンにすると、[SEL] キーでチャンネルを追加できます。新しいチャンネルを選択 に加えるには、このボタンをオンにして、 追加するチャンネルの [SEL] キーを押します。 もう一度同じ [SEL] キーを押すと、選択が解除されます。 フェード機能とは、 シーンをリコールしたときに、任意のチャンネル /DCA グループのフェーダーが新 しい値に到達するまで、一定の時間をかけて連続変化させる機能です。フェード機能は、シーンごとに独 立して設定できます。 NOTE QL1 の場合、その機種にないチャンネルは表示されません。 手順 4 FOCUS PARAMETER 表示フィールド 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 すべてのシーンでリコール操作の対象に設定されているパラメーター、 およびラックが表示され ます。操作方法と内容は、RECALL SAFE MODE 画面 ( → P.67) と共通です。 2. SCENE LIST 画面下部の FADE TIME タブを押す。 3.
シーンメモリー SCENE LIST 画面 (FADE TIME フィールド ) FADE TIME 画面 フェード効果を加えるチャンネルを選んだり、 フェードタイムを調節したりできます。SCENE LIST 画面の FADE TIME フィールドにある SET ボタンを押すと表示されます。 1 2 1 3 4 3 2 4 1 チャンネル表示フィールド フェード効果を加えるチャンネル /DCA グループがハイライト表示されます。フェード効果を加 えるチャンネル /DCA グループを選ぶには、そのチャンネル /DCA グループの [SEL] キーを押 します。 もう一度 [SEL] キーを押すと、 選択を解除できます。 1 SET ボタン 押すと、フェード機能を利用するチャンネルを選んだり、フェードタイム ( フェーダーが新しい値 に到達するまでの時間 ) を設定したりする FADE TIME 画面が表示されます。 2 FADE TIME ノブ フェードタイムを設定します。[TOUCH AND TURN] ノブを使って調節できます。 設定範囲は 0.0sec 〜 60.
シーンメモリー SCENE LIST 画面 (GPI OUT フィールド ) シーンリコールに連動して外部機器にコントロール信号を出力する (GPI OUT) あるシーンをリコールしたときに、 QL シリーズの GPI 端子に接続した外部機器に対してコントロール 信号を出力できます。次のように操作します。 NOTE GPI OUT の設定については、 「GPI OUT を使う」( → P.231) をご参照ください。 1 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SCENE フィールドを押す。 2. SCENE LIST 画面下部の GPI OUT タブを押す。 3. GPI OUT の各ポートに出力したいコントロール信号を、シーンごとに設定する。 4. GPI OUT を出力するシーンをリコールする。 2 1 GPI OUT CONTROL ボタン 各 GPI OUT から出力するコントロール信号を設定します。 ボタンを押すたびに下記の機能が切り替わります。 ・ ‒‒‒‒ (OFF) ................... 何も出力しません。 ・ TRIGGER ..............
シーンメモリー NOTE シーンリコールに連動してオーディオファイルを再生する ・ シーンをリコールしてからオフセットタイムが経過するまでは、ファンクションアクセスエリ アにカウントダウンが表示されます。 ・ シーンリコール時に再生中の別のソングがあった場合、 オフセットタイムの設定にかかわら ず、再生中のソングはシーンリコール時に停止します。 あるシーンをリコールしたときに、 USB メモリー内の特定のオーディオファイルが再生されるように リンク設定できます。特定の場面で効果音や BGM を自動再生したいときに便利です。 NOTE ・ 再生するオーディオファイルは、 YPE フォルダーの中の SONGS フォルダーに保存してくださ い。ルートディレクトリーやそのほかのフォルダーに保存しても、指定できません。また、再生 を実行すると、TITLE LIST 画面のパスは、\YPE\SONGS\ に移動します。 ・ 録音中や録音待機中は再生できません。 ・ 再生モードの設定にかかわらず、 指定されたオーディオファイルは 1 回だけ再生されます。 ・ 指定したファイルは、ファイル名 8 文字+拡張子 3
シーンメモリー 7 OFFSET ノブ SONG SELECT 画面 [TOUCH AND TURN] ノブを使って、 リコール操作後オーディオファイルの再生までにかかる 時間を設定します。オフセットタイムは、0.0 〜 99.0 の範囲を 0.
シーンメモリー 同様にカレントシーンの変更に対して、下記のソフトウェアや外部へ通知が行なわれます。 ・ QL Editor ・ StageMix ・ MIDI Tx ・ GPI OUT METER はカレントシーンの信号処理の状態を示します。 PLAYBACK LINK はカレントシーンの RECALL に対して働きます。 カスケード接続の挙動はマスター/ スレーブ共に独立に動作します。PREVIEW モード中はリンクしま せん。 PREVIEW モードでは下記の機能が動作しません。 ・ QL Editor との同期 ・ ユーザーの切り替え ・ USER LEVEL の変更 ・ LOAD/SAVE 機能 ・ CUE の変更 ・ USER DEFINED KEYS 動作 ・ USER DEFINED KNOBS 動作 ・ モニター(MONITOR、CUE、OSCILLATOR、TALKBACK) の変更、表示 ・ Nuendo Live の設定変更、 表示 ・ レコーダーの変更、表示 ・ DANTE SETUP や DANTE PATCH の変更 ・ FADE TIME ・ EFFECT FREEZE の PL
モニター / キュー 次の図は、モニター/ キューの信号の流れを表わしたものです。 モニター/ キュー CUE / STEREO MONITOR モニター機能とは、ニアフィールドモニターやヘッドフォンなどを使って、各種アウトプットをモニ ターする機能です。QL シリーズのフロントパネル下には、モニター用の PHONES アウト端子が装備 されており、モニターソースとして選んだ信号を常時モニターできます。 また MONITOR OUT L/R/C チャンネルを任意の出力端子に割り当てれば、同じ信号を外部スピーカーでモニターすることもできま す。 CUE TRIM (INPUT/OUTPUT/DCA) MONO MONITOR DELAY AUTO BYPASS CUE ON CUE L BUS CUE L METER CUE R BUS CUE R METER CUE OUT ON DELAY (MAX:1000ms) DELAY (MAX:1000ms) CUE OUT L To OUTPUT PATCH CUE OUT R To OUTPUT PATCH PHONES
モニター / キュー ・ MONITOR FADER ( モニターフェーダー) MONITOR OUT L/R/C チャンネルの出力レベルを STEREO MASTER フェーダーまたは MONO MASTER フェーダーで調節します。MONITOR LEVEL と直列に配置されています。 PHONES LEVEL LINK が ON の場合、 PHONES アウト端子のレベルにも影響します。 モニター機能を利用する ここでは、任意のモニターソースを選び、PHONES アウト端子または外部のモニタースピーカーでモ ニターする方法を説明します。 ・ ON ( オン / オフ ) モニター機能のオン / オフを切り替えます。 手順 1.
モニター / キュー 4 MONITOR FADER フィールド MONITOR 画面 モニターレベルを調節するモニターフェーダーの設定 / 表示を行ないます。 MONITOR 画面の MONITOR フィールドでは、モニターの設定状況を確認したり、 オン / オフを切り 替えたりできます。 2 3 4 ・ MONITOR FADER LEVEL ノブ モニターフェーダーのレベルを調節します。 5 ・ FADER ASSIGN 表示 現在モニターフェーダーに割り当てられているフェーダーの種類が表示されます。表示の意味は 次のとおりです。 ・ ----................................................. 割り当てなし ・ MASTER A ............................... マスターA のみ ・ MASTER A+ ............................ マスターA、マスターB、カスタムフェーダーバンク 6 1 ・ MASTER B................................
モニター / キュー 2 DIMMER フィールド MONITOR 画面 モニター信号を一時的に減衰させるディマー機能の設定を行ないます。 モニターの詳細設定を行ないます。 この画面は、MONITOR 画面の MONITOR 表示ボタンまたは、メー ・ DIMMER LEVEL ノブ ディマーがオンのときにモニター信号を減衰させる量を調整します。 ターフィールドを押すと表示されます。 1 4 2 3 5 6 7 ・ DIMMER ON ボタン ディマー機能のオン / オフを切り替えます。このボタンをオンにするとモニター信号が減衰しま す。 3 TALKBACK DIMMER フィールド TALKBACK をオンにしたときにモニター信号を一時的に減衰させるディマー機能の設定を行 ないます。 0 ・ TALKBACK DIMMER LEVEL ノブ トークバックをオンにしたときのモニターレベルの減衰量を調節します。 ・ TALKBACK ON インジケーター トークバックのオン / オフ状態を表示します。 4 PHONES LEVEL LINK ボタン PHONES アウト端子の信
モニター / キュー 8 MONITOR FADER フィールド 0 メーターフィールド モニターレベルを調節するモニターフェーダーの設定 / 表示を行ないます。 ・ MONITOR FADER LEVEL ノブ モニターフェーダーのレベルを調節します。 [TOUCH AND TURN] ノブを使って調節できます。 ・ メーター モニターの L/R/C チャンネルの出力レベルを表示します。 ・ FADER ASSIGN 表示 現在 MONITOR FADER を割り当てているフェーダーの種類を表示します。表示の意味は次のと おりです。 ---- 割り当てなし MASTER A MASTER A フェーダーのみ MASTER A+ MASTER A 以外に、MASTER B フェーダーやカスタムフェーダーバンクにもアサイン MASTER B MASTER B フェーダーのみ MASTER B+ MASTER B 以外に、カスタムフェーダーバンクにもアサイン CUSTOM カスタムフェーダーバンクの 1 つ CUSTOMs 複数のカスタムフェーダーバンク PORT SELEC
モニター / キュー NOTE SURROUND MONITOR 画面 ( サラウンドモード ) ASSIGN フィールドで選択できるモニターソースは最大 8 系統です。8 系統のモニターソース を選択すると、それ以上は選択ができなくなります。先に不要なソースのボタンをオフにして ください。 サラウンドモニターの詳細設定を行ないます。 この画面は、BUS SETUP でバス設定をサラウンド モードに設定した場合に、 MONITOR 画面の MONITOR 表示ボタンまたはメーターフィールドを押す と表示されます。 2 MONITOR 画面 ( サラウンドモードでのモニターフィールド ) 3 4 BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、MONITOR 画面のモニターフィールドは 以下のようになります。 2 3 4 5 5 1 1 6 1 SURROUND MONITOR 表示ボタン このボタンを押すと、サラウンドモニターの詳細設定を行なう SURROUND MONITOR 画面が 表示されます。 7 2 SOURCE SELECT フィールド モニターサ
モニター / キュー ・ STEREO ボタン ステレオモードでダウンミックスします。 MONITOR SOURCE SETUP 画面 SURROUND MONTIOR 画面の MONITOR SOURCE SETUP ボタンを押すと、 この画面が開きま す。 ・ MONO ボタン モノラルモードでダウンミックスします。 1 2 4 DOWNMIX SETUP ボタン このボタンを押すと、DOWNMIX SETUP 画面が開きます。ダウンミックスに関するパラメー ターを設定します。 5 メーターフィールド モニターしているサラウンド信号のメーターを表示します。メーターの並びは、SURROUND SETUP 画面にて設定された並びと同じになります。 6 スピーカーミュートフィールド モニターするスピーカーを個別にミュートできます。 7 SOLO ボタン モニタースピーカーのソロ機能をオンにします。オンにするとスピーカーミュートフィールドの すべてのスピーカーボタンはオンになります。このときどれかスピーカーボタンを押すとそれだ けオンになり、他のボタンはオフになります。別のスピーカーボタンを押した
モニター / キュー DOWNMIX SETUP 画面 キュー機能を利用する SURROUND MONTIOR 画面の DOWNMIX SETUP ボタンを押すと、 この画面が開きます。チャン ネルの並びは、SURROUND SETUP 画面にて設定された並びと同じになります。 キューのグループについて 3 QL シリーズのキュー信号は、 次の 4 つのグループに分類できます。 1 INPUT CUE グループ インプット系チャンネルのキュー信号です。このグループのキューを有効にするには、INPUT チャンネルの [CUE] キーを押してオンに切り替えます。 1 INPUT チャンネルの [CUE] キー 2 DCA CUE グループ 2 DCA グループのキュー信号です。このグループのキューを有効にするには、 DCA グループのい ずれかの [CUE] キーを押してオンに切り替えます。 DCA グループの [CUE] キー 1 アウトプットチャンネルフィールド 出力チャンネルを選択します。 L、R ボタンはオン / オフを切り替えできます。 2 ダウンミックスパラメーターフィー
モニター / キュー 3 OUTPUT CUE グループ キュー機能の操作 アウトプット系チャンネルのキュー信号です。このグループのキューを有効にするには、 アウト プット系チャンネルのいずれかの [CUE] キーを押します。 ここでは、任意のチャンネル /DCA グループの [CUE] キーを使って、キュー信号をモニターする方法 を説明します。 NOTE MONITOR ポップアップ画面の CUE INTERRUPTION をオフにすると、 接続したモニタース ピーカーなどにキュー信号が送られませんのでご注意ください。ただし、 フロントパネルの PHONES アウト端子からは、モニターのオン / オフ設定とは関係なく、 常にキュー信号が出力 されます。モニター機能の設定については「モニター機能を利用する」( → P.97) をご参照くだ さい。 アウトプット系チャンネルの [CUE] キー 手順 MIX/MATRIX チャンネルの [CUE] キー 1. ファンクションアクセスエリアの MONITOR ボタンを押す。 2.
モニター / キュー NOTE MONITOR 画面 ・ モニターアウトや PHONES アウト端子へは、CUE OUTPUT ボタンのオン / オフに関係なく CUE 信号が送られます。 ただし、CUE INTERRUPTION をオフにしてしまうと、モニターアウ トへキュー信号が送られなくなります。 PHONES アウト端子には CUE INTERRUPTION の設 定に関係なく常にキュー信号が送られます。 ・ SENDS ON FADER 画面の MIX/MATRIX バス選択ボタンを使用するときに、選択したボタン をもう 1 回押すと、対応する MIX/MATRIX チャンネルのキューがオンになります ( → P.36)。 ・ キューの操作とチャンネル選択の操作を連動させたい場合は、USER SETUP 画面の PREFERENCE タブで [CUE] → [SEL] LINK をオンに設定してください ( → P.192)。 ・ USER DEFINED キーに、CLEAR CUE ボタンと同じ機能を割り当てることもできます ( → P.
モニター / キュー 6 CLEAR CUE ボタン 3 PFL TRIM ノブ キューを一括で解除します。MIX CUE モードが選ばれているときは選択されているチャンネル すべてが解除されます。 PFL を選択したときのモニターレベルが表示されます。 レベルの調節は、 [TOUCH AND TURN] ノブで行ないます。 ■ DCA CUE フィールド CUE 画面 DCA のキューに関する設定を行ないます。 キューの詳細設定を行ないます。この画面は、 INPUT/DCA/OUTPUT CUE フィールドを押すと表示 4 キューポイント選択ボタン されます。 1 2 4 7 A B DCA の検聴を行なう位置を PRE PAN ( パンの直前 ) または POST PAN ( パンの直後 ) から選 C びます。 5 DCA TRIM ノブ DCA をキューするときのモニターレベルを表示します。 [TOUCH AND TURN]ノブを使って調 節が行なえます。 6 UNITY ボタン オンにすると、 それぞれの DCA グループのマスターレベルを 0dB( ユニテ
モニター / キュー B CUE OUTPUT ボタン MONITOR 画面 ( サラウンドモードでの CUE フィールド ) キュー出力のオン / オフを切り替えます。 BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、MONITOR 画面の CUE フィールドは以 下のようになります。 C CUE LEVEL ノブ 1 キューアウトの出力レベルを表示します。 [TOUCH AND TURN] ノブを使って調節できます。 D CUE OUT PATCH ボタン 押すと、キュー出力の L/R チャンネルにパッチする出力ポートを選ぶ PORT SELECT ポップ アップ画面が表示されます。 1 5.1SOLO ボタン 5.
トークバック / オシレーター トークバックを利用する トークバック / オシレーター 任意の入力用端子に入力された信号を、 任意のバスに送り出します。 トークバックとは、選択した INPUT 端子の信号を任意のバスに送り出す機能です。 主にオペレーター からの指示を演奏者やスタッフに伝える目的に利用します。 手順 また、QL シリーズにはサイン波やピンクノイズを任意のバスに出力するオシレーターが内蔵されてお り、 外部機器のチェックや会場の特性をテストするのに利用できます。 1. ファンクションアクセスエリアの MONITOR ボタンを押す。 2. MONITOR 画面の TALKBACK 表示ボタンまたは ASSIGN フィールドを押す。 トークバック / オシレーターの信号の流れは、次の図のとおりです。 MIX 1 2 ...1516 M O ST ON MATRIX L R (C) 1 2 ...7 8 3. リアパネルの INPUT 端子にマイクを接続する。 CUE L R 4.
トークバック / オシレーター MONITOR 画面 TALKBACK 画面 MONITOR 画面の TALKBACK フィールドでは、 トークバックの設定状況を確認したり、トークバッ クのオン / オフを切り替えたりできます。 TALKBACK ポップアップ表示ボタンまたは ASSIGN フィールドを押して、TALKBACK ポップアッ プ画面を表示させます。このポップアップ画面では、トークバックの詳細設定が行なえます。 1 2 3 1 INPUT TO TALKBACK フィールド 通常の入力ポートに接続されたマイクをトークバック入力として使用します。 1 2 3 ・ INPUT TO TALKBACK パッチボタン 押すと、 任意のインプットポートをトークバックにパッチする PORT SELECT ポップアップ画 面が表示されます。選択したポート名がボタン内に表示されます。 4 1 TALKBACK 表示ボタン ・ +48V ボタン 選択した入力ポートに供給されるファンタム電源 (+48V) のオン / オフを切り替えます。 このボタンを押すと、トークバックの詳細設定を行
トークバック / オシレーター 2 TALKBACK ON ボタン MONITOR 画面 トークバックのオン / オフを切り替えます。 MONITOR 画面の OSCILLATOR のフィールドでは、オシレーターの設定状況を確認したり、オシ レーターのオン / オフを切り替えたりできます。 3 ASSIGN フィールド ・ チャンネル選択ボタン トークバックの信号を送るチャンネル ( バス ) を選択します。 ・ CLEAR ALL ボタン 押すと、すべての選択を解除できます。 オシレーターを利用する 内蔵オシレーターのサイン波やピンクノイズを任意のバスに出力します。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの MONITOR ボタンを押す。 2. MONITOR 画面の OSCILLATOR 表示ボタンまたは ASSIGN フィールドを押す。 1 3. OSCILLATOR 画面の OSCILLATOR MODE フィールドにあるボタンを押して、出力したい信号 2 の種類を選ぶ。 4. パラメーターフィールドのノブやボタンを使って、オシレーターのパラメーターを調節する。 5.
トークバック / オシレーター 5 OSCILLATOR OUTPUT ボタン モード= SINE WAVE オシレーター出力のオン / オフを切り替えます。 OSCILLATOR 画面 オシレーターの詳細設定が行なえます。この画面は、 MONITOR 画面の OSCILLATOR 表示ボタンを 押すと表示されます。 1 ・ LEVEL ノブ ................サイン波の出力レベルが表示されます。[TOUCH AND TURN] ノブを 使って操作できます。 2 ・ FREQ ノブ..................サイン波の周波数が表示されます。[TOUCH AND TURN] ノブを使っ て操作できます。 5 モード= SINE WAVE 2CH 4 ・ LEVEL ノブ (ODD/L).............. ODD/L 側のサイン波の出力レベルが表示されます。 [TOUCH AND TURN] ノブを使って操作できます。 ・ FREQ ノブ (ODD/L)................
トークバック / オシレーター モード= BURST NOISE ・ LEVEL ノブ、 HPF ノブ、LPF ノブ ........ モード= PINK NOISE と共通です。 ・ WIDTH ....................... 断続的に出力されるノイズ部分の長さが表示されます。[TOUCH AND TURN] ノブを使って操作できます。 ・ INTERVAL ................
メーター INPUT METER 画面 メーター すべてのインプットチャンネルのメーターとフェーダーが一覧表示されます。 ここでは、すべてのチャンネルの入出力レベルメーターを表示する METER 画面に関する操作方法に ついて説明します。 METER 画面を操作する METER 画面を呼び出せば、すべてのチャンネルの入出力レベルを画面上に表示したり、 レベルメー ターのメーターポイント ( レベルを検出する位置 ) を切り替えたりできます。METER 画面を表示する には、ファンクションアクセスエリアの METER フィールドを押します。 NOTE QL1 の場合、その機種にないチャンネルは表示されません。 INPUT/OUTPUT/RTA タブ OUTPUT METER 画面 INPUT METER 画面と OUTPUT METER 画面、RTA 画面を切り替えます。 すべてのアウトプットチャンネルのメーターとフェーダーが一覧表示されます。 113 リファレンスマニュアル
メーター フェーダーレベル / メーター表示 METERING POINT フィールド チャンネルのメーターとフェーダーが表示されます。 レベルを検出するメーターポイントを次の中から選びます。レベルメーターのメーターポイントは、イ ンプット系チャンネルとアウトプット系チャンネルとで個別に設定できます。 1 2 3 4 ■ INPUT METER の場合 ・ PRE GC......................GAIN COMPENSATION の直前 ・ PRE D.GAIN .............DIGITAL GAIN の直前 ・ POST D. GAIN.........DIGITAL GAIN の直後 ・ PRE FADER..............フェーダーの直前 (INPUT DELAY 直前) ・ POST ON ..................[ON] キーの直後 5 チャンネル 7 の [ON] キーが ON で、チャンネル 8 の [ON] キーが OFF の場合。 ■ OUTPUT METER の場合 ・ PRE EQ ................
メーター ■ INPUT METER の場合 RTA METER 画面 リアルタイムアナライザーの画面です。 選択したソースを 1/6 オクターブバンド (61 バンド ) で周波 数解析をした結果を表示します。 3 4 5 1 6 フェーダーカラー 現在選択されている MIX/MATRIX バス (SEND MASTER) と同じチャンネルカラーになります。 フェーダーの位置が、バスに送っている信号レベルです。 SEND ボタンを OFF にしている、 またはチャンネルを OFF にしていると、 フェーダーカラーはグレー になります。 2 ■ OUTPUT METER の場合 MIX バスから MATRIX バスに送るフェーダーだけカラーが切り替わります。 7 1 周波数特性グラフ 1/6 オクターブバンドで周波数解析したグラフが表示されます。 2 ソース選択ボタン 周波数特性を見たいアウトプット系チャンネルを指定します。 3 OVER 表示 0dB を超えたデータは OVER インジケーターと同じ表示をします。 4 十字カーソル表示 グラフ内でタッチしたポイントの周波数値とレ
メーター 5 CUE OVERRIDE ボタン METER 画面 ( サラウンドモード ) これを ON すると、CUE 画面で設定されたキュー信号をリアルタイムアナライザー に送り、その 特性が表示されます。 BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、METER 画面は以下のようになります。 ・ CUE MODE を MIX CUE に設定している場合、CUE 画面で選択されたすべてのチャンネルを ミックスした信号を周波数解析します。 ・ CUE MODE を 5.
メーター ファンクションアクセスエリア画面 BUS SETUP でバス設定をサラウンドモードに設定すると、ファンクションアクセスエリアの METER 画面は以下のようになります。 表示仕様は以下のようになります。 ・ 左側に SURROUND 信号のメーター、 右側に STEREO 信号のメーターを表示します。L R C LFE Ls Rs の並びは SURROUND SETUP 画面で設定した並びと同じになります。 CUE 動作中の場合 ・ EFFECT CUE は、従来通り右側に表示されます。 ・ 5.1 SOLO CUE は、 左側に上書き表示されています。ただし、CUE MODE を 5.1SOLO に設定 しているときは、 5.1SOLO CUE 以外の CUE はできません。 ・ CUE( あるいは 5.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト / PREMIUM RACK GEQ RACK1(GEQ1) GEQ RACK IN PATCH METER RACK IN METER RACK OUT 31BandGEQ INSERT 1,2 OUT [CH 1-64{32}, MIX 1-16, STEREO L,R,MONO(C), MATRIX 1-8] ここでは内蔵のグラフィック EQ とパラメトリック EQ、エフェクト、 PREMIUM RACK の操作方法に ついて説明します。 METER RACK IN A METER RACK IN B METER RACK OUT A METER RACK OUT B METER RACK IN A METER RACK IN B METER RACK OUT A METER RACK OUT B Flex15GEQ GEQ1 IN A/B GEQ2-8 IN A/B 8BandPEQ GEQ RACK2-8(GEQ2-8) (s
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK VIRTUAL RACK 画面 バーチャルラックを操作する 1 ここでは例として、バーチャルラックに GEQ/PEQ/ エフェクトをマウントし、ラックの入出力のパッ チを設定する方法について説明します。 1 手順 1. ファンクションアクセスエリアの RACK ボタンを押す。 2. VIRTUAL RACK 画面上部の GEQ または EFFECT タブを押す。 3. ラックに GEQ/PEQ/ エフェクトをマウントするには、そのラックに対応するラックマウントボタ ンを押す。 4. RACK MOUNTER 画面にある MODULE SELECT フィールドの各種ボタンを使ってマウントす る項目を選び、 OK ボタンを押す。 5. INPUT PATCH ボタンを押す。 6. CH SELECT 画面で入力元を選び、OK ボタンを押す。 23 4 7. OUTPUT PATCH ボタンを押す。 8.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 4 INPUT PATCH ボタン 5 OUTPUT PATCH ボタン タイプがエフェクトのときは L/R の 2 つのボタン、 Flex15GEQ または 8BandPEQ のときは A/B の 2 つのボタン、31BandGEQ のときは 1 つのボタンだけが表示されます。 タイプがエフェクトのときは L/R の 2 つのボタン、Flex15GEQ または 8BandPEQ のときは A/B の 2 つのボタン、31BandGEQ のときは 1 つのボタンだけが表示されます。 このボタンを押すと、ラックのインプットにパッチする信号経路を選択する CH SELECT 画面が 表示されます。 このボタンを押すと、 ラックのアウトプットにパッチする信号経路を選択する CH SELECT 画面 が表示されます。 選べるカテゴリーとチャンネルは以下のとおりです。 選べるカテゴリーとチャンネルは以下のとおりです。 ・ MIX/MATRIX .....................................
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 6 ラックコンテナ ・ 16ch Automixer の場合 (GEQ ラック1〜 8) ラックの設定内容が表示されます。RACK MOUNTER 画面で選択したタイプに応じて、 次のよう に変わります。 ・ 何もマウントされていない場合 押すと、ラックにマウントする GEQ/ エフェクトを選ぶ RACK MOUNTER 画面が表示されま す。 ・ 31BandGEQ の場合 各バンドの設定、 GEQ のオン / オフ、入出力のレベルが表示されます。押すと、GEQ の設定を変 更する GEQ EDIT 画面が表示されます。 ・ Flex15GEQ の場合 A/B のそれぞれに対し、各バンドの設定、GEQ のオン / オフ、 入出力のレベルが表示されます。押 すと、A/B それぞれに対し、GEQ の設定を変更する GEQ EDIT 画面が表示されます。 ・ 8ch Automixer の場合 (GEQ ラック1〜 4) ・ 8BandPEQ の場合 A/B のそれぞれに対し、EQ の周波数特性、PEQ のオン
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK NOTE ・ マウントを変更した場合には、パッチはイン / アウトともに外れます。 ・ 16ch Automixer はラック 1 から 8 までを、8ch Automixer はラック 1 から 4 までを使用しま す。 7 4 CANCEL ボタン 7 リンクインジケーター RACK MOUNTER 画面で行なった変更を取り消して画面を閉じます。 31BandGEQ の奇数 - 偶数番号のラックどうし、 または Flex15GEQ の A/B もしくは 8BandPEQ の A/B がリンクされているときに表示されます。 5 OK ボタン RACK MOUNTER 画面で行なった変更を確定して画面を閉じます。 RACK MOUNTER 画面 NOTE ラックに GEQ、 PEQ またはエフェクトをマウントします。この画面は、VIRTUAL RACK 画面のラッ クマウントボタンを押すと表示されます。 1 2 1 ラックにマウントされていた GEQ/PEQ/ エフェクトを解除して RACK MO
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK GEQ をチャンネルにインサートする GEQ EDIT 画面 ここでは、選択したチャンネルに GEQ をインサートして使用する方法を説明します。 NOTE ・ 31BandGEQ と Flex15GEQ の画面の表示は、ほぼ共通です。 ただし、Flex15GEQ では、 1 つの ラックにマウントした 2 台の GEQ (A/B) を個別に表示して操作します。 ・ GEQ を操作中にトップパネルの [SEL] キーを押すと、そのチャンネルにインサートされてい る GEQ、 エフェクト、プレミアムラックのポップアップ画面に変わります。 手順 1. 「バーチャルラックを操作する」(→P.119)の手順1〜8を参考にして、ラックにGEQをマウントし て、ラックの入力元 / 出力先を設定する。 2 2. GEQ フィールドのラックまたは EFFECT フィールドのラックの中から、GEQ がマウントされた 3 4 5 6 ラックコンテナを押す。 3.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 4 RACK LINK ボタン GEQ EDIT 画面の場合 (31BandGEQ、 Flex15GEQ) このボタンを押すと、隣り合った GEQ どうしをリンクさせる RACK LINK 画面が表示されま す。 31BandGEQ の場合は、 奇数→偶数の順にラック番号が隣り合った GEQ どうしがリンクしま す。 また、Flex15GEQ の場合は、 同じラック内の GEQ(A) と GEQ(B) がリンクします。 1 2 ・ GEQ x → y ボタン 「 ( x」、 「y」はラック番号、またはラック番号と A、 B のアルファベット ) x のパラメーターを y にコピーしてからリンクします。 ・ GEQ y → x ボタン y のパラメーターを x にコピーしてからリンクします。 1 RTA ボタン これを ON にすると、周波数特性グラフが EQ の下地に薄くオーバーレイ表示します。 ・ RESET BOTH ボタン 両方のパラメーターを初期化してからリンクします。 2 HOLD ボタン RTA
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 1 EQ グラフ 31BandGEQ を操作する 31BandGEQ の現在の大まかな特性が表示されます。 チャンネルストリップセクションのフェーダー1 〜 8 と [ON] キーを使って、31BandGEQ を操作し ます。 2 フェーダー 31BandGEQ の各帯域のブースト / カット量がフェーダーで表示されます。実際の設定値は、下 の数値ボックスで確認できます。 手順 1. GEQ フィールドまたは EFFECT フィールドのラックの中から、31BandGEQ がマウントされた 3 FADER ASSIGN フィールド ラックのラックコンテナを押す。 チャンネルストリップセクションのフェーダーを使って操作する帯域を選びます。FADER ASSIGN フィールドの各ボタンは、次の帯域に対応しています(QL1 のみ)。 2. GEQ ON/OFF ボタンを押して 31BandGEQ をオンにする。 3. FADER ASSIGN フィールドの各ボタンを押して、操作する帯域を選ぶ。 4.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK Flex15GEQ を操作する GEQ EDIT 画面 (Flex 15GEQ) チャンネルストリップセクションのフェーダーと [ON] キーを使って、Flex15GEQ を操作します。 Flex15GEQ がマウントされたラックは、VIRTUAL RACK 画面に GEQ2 台分 (A/B) の情報が表示 されます。 NOTE Flex15GEQ をマウントすると、 1 つのラックにモノラルの 31 バンド GEQ が 2 台搭載されま す。ただし、調節できるバンドの数は、1 台につき最大 15 バンドに制限されています。 手順 1. Flex15GEQ がマウントされたラックのラックコンテナを押す。 2. GEQ ON/OFF ボタンを押して Flex15GEQ をオンにする。 3. FADER ASSIGN フィールドの各ボタンを押して、操作する帯域を選ぶ。 4.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 1 PEQ グラフ ■ PEQ をチャンネルにインサートする PEQ やフィルターのパラメーターの設定値が表示されます。 ここでは、選択したチャンネルに PEQ をインサートして使用する方法を説明します。 2 INPUT ボタン 手順 このボタンを押すと、 ラックの入力元を選ぶ CH SELECT 画面が表示されます。操作方法は、 GEQ フィールドの INPUT ボタンと同じです。 1. 「バーチャルラックを操作する」 (→P.119)の手順1〜8を参考にして、ラックにPEQをマウントし て、ラックの入力元 / 出力先を設定する。 3 OUTPUT ボタン 2. GEQ フィールドのラックまたは EFFECT フィールドのラックの中から、PEQ がマウントされた このボタンを押すと、 ラックの出力先を選ぶ CH SELECT 画面が表示されます。操作方法は、 GEQ フィールドの OUTPUT ボタンと同じです。 ラックコンテナを押す。 3.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK ・ RESET BOTH ボタン 両方のパラメーターを初期化してからリンクします。 PEQ EDIT 画面(8PEQ) ・ CANCEL ボタン リンクを中止して画面を閉じます。 NOTE RACK LINK ボタンは、リンクが可能な場合にのみ表示されます。 RACK をリンクさせると、 GEQ フィールドにリンク状態を表わすマークが表示されます。 0 PEQ ON/OFF ボタン 現在選ばれている PEQ のオン / オフを切り替えます。 A PEQ FLAT ボタン このボタンを押すと、PEQ のすべてのバンドの GAIN パラメーターが 0dB にリセットされま す。 HPF、LPF、 およびノッチフィルターの ON ボタンはすべてオフになります。 上記以外のパラメーターの値はリセットされず、保持されます。 B PEQ IN/OUT レベルメーター 1 PEQ 通過前と通過後のピークレベルが表示されます。 C ラック切り替えタブ GEQ1 〜 8 または EFFECT1 〜 8 を切り替えます。 8B
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK PEQ EDIT 画面 (HPF/LPF NOTCH) AUTOMIXER について QL シリーズはオートミキサーを標準装備しています。オートミキサーは、 台本がないようなスピーチ 用途において、有効なマイクを検出してゲイン配分を自動最適化することで、エンジニアがフェーダー 操作に掛かり切りになることなく、複数のマイク間で一貫したシステムゲインを維持します。 オートミキサーの動作原理 オートミキサーで使用している Dugan スピーチシステムでは、 スピーチ用途において最大 16 本のマ イクのオートミックスゲインを自動調整します。 3 4 複数のマイクで一人が話す場合 3 4 複数のマイクで二人が話す場合 マイクの入力 音声 (dB) マイクの入力 音声 (dB) オートミックス でのゲイン (dB) オートミックス でのゲイン (dB) 1 1 2 5 4 6 5 4 6 5 4 6 1 人が話した場合には、そのマイクのゲインが瞬時に上 がり、他のマイクのゲインは下がります。別の
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK オートミキサーをチャンネルのポストフェーダーにインサートする ■ チャンネルコントロールフィールド ここでは、バーチャルラックにオートミキサーをマウントして、オートミキサーの入出力を任意のチャ ンネル (ST IN チャンネル除く ) のポストフェーダー(POST ON) にインサートする方法を説明しま す。 オートミキサーの操作方法については、次の「オートミキサーを操作する」をご参照ください。 各チャンネルは常に man/auto/mute のいずれかのモードになっています。有効なチャンネルモード のインジケーターが点灯します。 モードを選択するには、そのモードボタンかマスターフィールドの PRESET ボタンを押します。 1 手順 1. 「バーチャルラックを操作する」 (→P.119)の手順1〜8を参考にして、 ラック1にオートミキサー をマウントして、ラックの入力元 / 出力先を設定する。 2 3 4 5 2. 「チャンネルに外部機器をインサート接続する」 (→ P.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 3 weight 6 チャンネル番号 入力チャンネル間の相関的な感度を調整します。入力がない場合に auto mix gain メーターがど れもほぼ同レベルになるようにウェイト設定を調整します。たとえば、1 本のマイクの近くでノイ ズが聞こえる場合 (例 : コンピューターの通気ファンやエアコンの通風音など)、そのチャンネル のウェイト値を下げるとノイズが抑えられます。 インサートするチャンネル番号とチャンネルネームが表示されます。 7 man/auto/mute man/auto/mute をトグルで切り替えます。 チャンネルのウェイト設定を変更するには、 weight スライダーを [TOUCH AND TURN] ノブ を使って調整します。 man: ゲインを変化させずにオーディオをそのまま通過させます。マイクで歌うときはこのモー ドにします。 オートミキサーは、グループ内のすべての入力のミックスに対する特定チャンネルの入力レベル の比を計算します。次の例で weight コントロールの仕組みを説明し
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 2 meters 内蔵エフェクトのタイプには、L/R チャンネルの入力信号を個別に処理する「STEREO タイプ」(2IN/ 2OUT) と、 両方のチャンネルをミックスしてから処理する「MIX タイプ」(1IN/2OUT) の 2 種類があ ります。 チャンネルコントロールフィールドのメーターインジケーターを切り替えます。ボタンを押すた び、 gain, input, output に切り替わります。 エフェクトの L/R 入力の両方に信号経路を割り当てた場合は、STEREO または MIX のどちらかのエ フェクトタイプが選ばれているかに応じて、L/R チャンネルの処理方法が次のように異なります。 NOTE 通常はメーターを gain モードにしてください。 3 reset ■ STEREO タイプのエフェクト オートミキサーの設定が初期化されます。 INPUT L EFFECT L L RETURN INPUT R EFFECT R R RETURN 内蔵エフェクトを操作する ■ MIX
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 内蔵エフェクトをセンド / リターン経由で利用する ■ インプット系チャンネルのエフェクトセンドレベルを調節する ここでは、 MIX バスをエフェクトセンドバス、 ST IN チャンネルをエフェクトリターンチャンネルとし て利用し、センド / リターン経由でエフェクトを使用する方法について説明します。 SELECTED CHANNEL VIEW 画面の SEND フィールドで、ラックの入力元に設定した MIX バスの TO MIX SEND LEVEL ノブを押して選び、[TOUCH AND TURN] ノブで各チャンネルからその MIX バスに送られる信号のセンドレベルを調節します。 NOTE NOTE ・ MIX バスをエフェクトセンドバスとして使用するときは、 バスのタイプとして「VARI」 を選択し ておきます。 こうすれば、インプット系チャンネルごとにセンドレベルを調節できます。 ・ また、 エフェクトへの入力をステレオで使用したいときは、送り先の MIX バスをステレオに指 定しておくと便利です (
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 内蔵エフェクトをチャンネルにインサートする 内蔵エフェクトのパラメーターを操作する 内蔵エフェクトの入出力を任意のチャンネル (ST IN チャンネルを除く ) のインサートアウト / インに 割り当てて、チャンネルにエフェクトをインサートする方法を説明します。エフェクトの操作方法につ いては、 「内蔵エフェクトのパラメーターを操作する」( → P.134) をご参照ください。 エフェクトのタイプを変更したり、パラメーターを調節したりする操作について説明します。エフェク トがマウントされたラックでは、 VIRTUAL RACK 画面に次の情報が表示されます。 1 2 手順 1. 「バーチャルラックを操作する」(→P.119)の手順1〜3を参考にして、ラックにエフェクトをマウ ントする。 1 エフェクトタイトル / タイプ 2.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK EFFECT EDIT 画面 エフェクトのパラメーターを調節します。 NOTE ・ エフェクトタイプごとのパラメーターの内容については、QL データリスト(巻末)をご参照く ださい。 ・ エフェクトのパラメーターを操作中にトップパネルの [SEL] キーを押すと、そのチャンネルに インサートされている GEQ、エフェクト、 プレミアムラックのポップアップ画面に変わります。 3 42 5 0 6 7 1 NOTE ・ ライブラリーをリコールして、エフェクトタイプを切り替えることもできます。 ・ エフェクトタイプ「HQ.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 8 エフェクトパラメーターフィールド ■ PLAY/REC 現在選ばれているエフェクトタイプに応じたパラメーターが表示されます。フィールド内のノブ を押すと、横一列に並んだノブを [TOUCH AND TURN] ノブで操作できます。 エフェクトタイプとして FREEZE が選ばれているときに表示されます。 ・ PLAY ボタン /REC ボタン フリーズエフェクトの録音 ( サンプリング ) と再生を行ないま す。 詳しい操作は「フリーズエフェクトを利用する」 ( → P.139) をご参照ください。 また、ノブを押しながら回すことで細かい単位で設定できます。 9 MIX BAL.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK ■ タップテンポ機能を使う USER DEFINED キーを押した間隔の平均値 (BPM) が算出され、その値が BPM パラメーターに反映 されます。 各間隔の平均がパラメーターに入力される (a、b、 c の平均 ) a SETUP 画面 b c USER SETUP 画面 1 回目の タッピング 2 回目の タッピング 3 回目の タッピング 4 回目の タッピング NOTE ・ 平均値が 20 〜 300BPM の範囲外のときは無視されます。 ・ 特殊パラメーターフィールドの MIDI CLK ボタンをオンにすれば、MIDI ポートから入力される MIDI タイミングクロックのテンポに応じて BPM パラメーターの値が変化します。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの RACK ボタンを押す。 USER DEFINED KEYS ページ USER DEFINED KEY SETUP 画面 2. VIRTUAL RACK 画面の EFFECT タブを押す。 3.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK DELAY = NOTE x 4 x (60/TEMPO) sec FREQ. = (TEMPO/60) / (NOTE x 4) Hz 例 1:SYNC=ON、 DELAY=250 ms、TEMPO=120 で、NOTE を 8 分音符から 4 分音符に変 更した場合 DELAY = 変更後の NOTE x 4 x (60/TEMPO) = (1/4) x 4 x (60/120) = 0.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK フリーズエフェクトを利用する EFFECT EDIT 画面 (FREEZE 選択時 ) 簡易サンプラー機能を持つエフェクトタイプ「FREEZE」の操作方法について説明します。このエフェ クトタイプが選ばれているときは、 画面上の操作で録音 ( サンプリング ) や再生が行なえます。 エフェクトタイプ「FREEZE」 が選ばれているときは、 特殊パラメーターフィールドに PLAY ボタン、 REC ボタン、プログレスバーが表示されます。 NOTE エフェクトタイプ「FREEZE」と「HQ.PITCH」は、ラック 1/3/5/7 でのみ使用できます。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの RACK ボタンを押す。 2. VIRTUAL RACK 画面の EFFECT タブを押す。 1 3. ラック 1/3/5/7 のどれかのエフェクトコンテナを押す。 3 2 4.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK NOTE プレミアムラックを操作する ・ ステレオソースを扱うチャンネルにインサートする場合は、手順 5、6 と同じ要領でプロセッ サーの R 入力 / 出力に R チャンネルのインサートアウト / インサートインを割り当ててくだ さい。 ・ パラメーターの操作方法については、次の「プレミアムラックのパラメーターを操作する」 をご 参照ください。 ・ プロセッサーの入力 / 出力段で信号が OVER しないように、デジタルゲインやプロセッサーの パラメーターを調節してください。 ラックの入出力のパッチを設定する方法は、エフェクトラックと同じです。( → P.132) プレミアムラックにおいて、 センド / リターン経由を利用できるのは、ラック 1 〜 2 のみです。ラック 3 〜 8 は、インサートパッチのみになります。 「バーチャルラックを操作する」 ( ( → P.119) をご参照く ださい )。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの RACK ボタンを押す。 ■ プロセッサーのマウント方法 2.
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK プレミアムラックのパラメーターを操作する ■ Portico 5033 プレミアムラックの各画面には以下の項目があります。 Portico 5033 は、Rupert Neve Designs (RND) 社の 5 バンドアナログ EQ をエミュレートしたプ ロセッサーです。5033EQ は、Rupert Neve 氏が開発した往年の名機と評価されている「1073」から の歴史を受け継ぎ、 独特のトーンコントロール特性を持っています。 また、Rupert Neve 氏がみずから 設計したインプット / アウトプットトランスフォーマーまでも VCM テクノロジーでモデリングする ことにより、 バイパス状態でも非常に音楽性の高いサウンドを実現するモデルです。その特性は、ローを 絞れば低域が引き締まり、 ハイを上げても耳が痛くならずに必要な帯域が上がってくる独特の効きを 持っています。 1 2 3 8 1 ASSIST ボタン このボタンを押すと、各パラメーターを操作する番号が表示されます。 5 3 2 LIB
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 6 LMF/MF/HMF IN ボタン FF 回路方式は、 現代のコンプレッサーでは主流の方式です。 音色の変化を抑えつつ、しっかりとコ ンプレッションをかけたい場合に使用します。 LMF/MF/HMF の EQ をそれぞれオン / オフします。 FB 回路方式は、ビンテージコンプレッサーで使用されている方式です。 音色に対して機器固有の 色づけをしつつ、スムーズなコンプレッションをかけたい場合に使用します。 7 LF/HF IN ボタン LF と HF の EQ を同時にオン / オフします。 4 GAIN REDUCTION メーター 8 グラフ表示 ゲインリダクション量が表示されます。 EQ の特性が視覚的に表示されます。 5 THRESHOLD ノブ ■ Portico 5043 コンプレッサーがかかりはじめるレベルを調節します。 Portico 5043 は、Portico 5033 と同じく RND 社のアナログコンプレッサーをエミュレートした プロセッサーです。実機の 5043 Comp
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK ・ +4/+8 .............出力信号レベルの基準を -18dB として、その基準から +4dB または +8dB した値が 0VU として表示されます。 ■ U76 U76 はさまざまな場面でオールマイティーに活躍する代表的なビンテージコンプレッサーをエミュ レートしたプロセッサーです。通常のコンプレッサーにあるスレッショルドはパラメーターとして用意 されておらず、入力ゲインと出力ゲインのバランスでコンプレッサーのかかり具合を調節するスタイル を持っています。 RATIO パラメーターの 「All モード」と呼ばれる設定では、非常に強力なコンプレッ ションサウンドになり、このモデルのキャラクターとなっています。音質は豊かな倍音を付加してアグ レッシブなサウンドを生み出します。 1 ・ OFF...................
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 7 (HIGH) BOOST ノブ ■ EQ-1A HIGH FREQUENCY ノブで設定した周波数帯域の増幅量を調節します。 EQ-1A はパッシブ型 EQ の代表といわれるビンテージ EQ をエミュレートしたプロセッサーです。低 域と高域の 2 つの帯域を、 それぞれブーストとアッテネート ( カット ) でコントロールする独特の操作 スタイルを持っています。一般的な EQ とはまったく異なる周波数特性は、このモデルならではの個性 的なキャラクターになっています。 また、入出力回路や真空管による音の質感も非常に音楽的で、 バラン スのよいサウンドを生み出します。 8 (HIGH) ATTEN ノブ ATTEN SEL ノブで設定した周波数帯域の減衰量を調節します。 9 (HIGH) ATTEN SEL ノブ ATTEN ノブで減衰する周波数帯域を切り替えます。 3 4 5 7 8 9 ■ Dynamic EQ Dynamic EQ は、特定のモデルをエミュレートしたものではなく、 新しく開発され
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 3 SIDECHAIN LISTEN ボタン C グラフ表示 オンにするとダイナミクスに連動させるサイドチェーン信号を、 インサートしているチャンネル が送信されているバス (STEREO バスや MIX/MATRIX バスなど ) に出力します。このとき、 グ ラフにはサイドチェーンフィルターの特性が表示されます。 イコライザーの特性が表示されます。 通常は、 周波数や効き具合を示すリファレンス EQ グラフ、 動的に変化する EQ の特性を示すダイ ナミック EQ グラフが表示されます。 4 FILTER TYPE ボタン メインバスのイコライザーとサイドチェーンフィルターのタイプを切り替えます。メイン EQ と サイドチェーンフィルターは、 以下のように連動します。 ダイナミック EQ グラフ FILTER TYPE メイン EQ サイドチェーンフィルター (Low Shelf) (Bell) (Hi Shelf) Low Shelf Bell Hi Shelf LPF BPF HPF
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 1 INPUT ADJUST ■ Buss Comp 369 インプットゲインの調整を行ないます。ただし、通過音量(COMP IN と LIMIT IN がオフのときの 音量)が変わらないように、アウトプットゲインが逆向きに連動して変化します。 例えば、INPUT ADJUST が +5dB のとき、インプットゲインは +5dB になり、アウトプットゲインは -5dB に なります。 Buss Comp 369 は、1980 年代から現在に至るまで、 レコーディングスタジオや放送局で標準的に 使われているバスコンプレッサーをエミュレートしたプロセッサーです。積極的なコンプレッションサ ウンド作りに長けた U76 とは対照的に、ソースの表現力を損なわないスムーズで自然なコンプレッ ションが特長です。コンプレッサーとリミッターの両方が内蔵されており、用途によって使い分けたり 組み合わせたりすることができます。また入出力回路のオーディオトランスやディスクリートクラス A アンプによる豊かな倍音が、 音質に深みとまとまり感を
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK 6 COMP GAIN コンプレッサーのメイクアップゲイン。リミッターの前で作用する。 7 COMP RATIO コンプレッサーのレシオ 8 METER SELECT(STEREO でマウントした場合 ) メーターの信号ソースを選択します。 IN( 入力レベル )/GR( ゲインリダクション )/OUT( 出力レ ベル ) の三つから選択できます。 切り替えるとメーターのデザインも VU/GR/VU と切り替わり ます。 8 「METER」が OUT のとき 9 VU SELECT(DUAL でマウントした場合 ) VU メーターの信号ソースを選択します。入力レベル / 出力レベルの二つから選択できます。 0 LIMIT IN リミッターのオン・オフ A LIMIT ATTACK 8 リミッターのアタック・タイム。 FAST: 2ms、SLOW: 4ms 「METER」 が IN のとき B LIMIT THRESHOLD リミッターのスレッショルド。ただし、値が INPUT ADJUST に連動して変
グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト /PREMIUM RACK ■ プレミアムラックライブラリー グラフィック EQ/ パラメトリック EQ/ エフェクト / プレミアム ラックのライブラリーを操作する プレミアムラックは、各モジュールタイプにライブラリーが 7 種類あります。プレミアムラックの設定 をストア / リコールするには、各モジュールタイプのライブラリーを使用します。 各ライブラリーは 000 〜 100 番まであり、000 番は読み込み専用の初期化データになっています。000 番以外は自由 に読み書きできます。 ■ GEQ/PEQ ライブラリー GEQ や PEQ の設定をストア / リコールするには、 「GEQ ライブラリー」または「PEQ ライブラリー」 を使用します。QL シリーズで使用するすべての GEQ や PEQ で、この GEQ ライブラリーや PEQ ラ イブラリーを使用できます。 GEQ ライブラリーには 31BandGEQ と Flex15GEQ の 2 つのタイプ がありますが、タイプ違いでもリコールできます。ただし、Flex15GEQ において
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ I/O DEVICE 画面(DANTE PATCH ページ) I/O デバイスと外部ヘッドアンプ ここでは、 QL シリーズに接続する I/O デバイスや外部ヘッドアンプの操作について説明します。この 操作の前に DANTE SETUP にてマウントする I/O デバイスを決定してください。詳しくは「Dante オーディオネットワークにある I/O デバイスをマウントする」( → P.224) をご参照ください。 2 I/O デバイスを利用する 3 QL シリーズは、Dante 端子に接続した I/O デバイス (R シリーズなど ) を、チャンネルごとにリモー ト操作できます。 1 QL シリーズと I/O デバイスの接続については、 取扱説明書 ( 別紙 ) の 「I/O デバイスとの接続」をご参 照ください。 I/O デバイスのパッチ 4 Dante 端子に接続した I/O デバイスと Dante オーディオネットワークとのパッチを行ないます。 手順 1.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ 3 ポート選択ボタン DANTE INPUT PATCH 画面 このボタンを押すと、 PORT SELECT 画面が表示されます。 I/O DEVICE 画面(DANTE PATCH ページ) で、 DANTE INPUT PATCH ボタンを押すと表示されま す。 I/O デバイスからコンソールに入力する 64 チャンネルを設定します。 1 ボタンの上段は 「Dante Device ID 番号 (16 進 ) −チャンネル番号 (10 進 )」 が表示されます。 2 ボタンの下段は各ポートのチャンネルラベル (Dante Audio Channel Label) の先頭の 8 文字が表示されます。 パッチがない場合は、 上段に「---」と表示され、下段は表示なしとなります。 NOTE ・ QL シリーズがサポートしている I/O デバイス以外の製品を接続した場合、ボタン上段の表示 が 「DEVICE LABEL の先頭 4 文字 ― チャンネル番号 (10 進 )」 となります。 ・ CL シリーズをマウントしている場合、ボタン上段の表示が 「CL#X
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ 2 ポート選択ボタン R シリーズをリモート操作する 入力ポートを設定します。 Dante 端子に接続した R シリーズをリモート操作します。 3 CLOSE ボタン 設定を終了して画面を閉じます。 手順 1. I/O DEVICE 画面上部の I/O タブを押して、I/O DEVICE 画面(I/O ページ)を表示させる。 OUTPUT PATCH 画面 2. HA 機能を持つ I/O デバイスがマウントされたラックを押す。 I/O DEVICE 画面(DANTE PATCH ページ)で、I/O デバイスを選んで押すと表示されます。アウト プットパッチを設定します。 3. I/O DEVICE HA 画面を開いて、I/O デバイスの HA をリモート操作する。 4. インプットチャンネルからリモート操作する場合は SELECTED CHANNEL VIEW 画面が表示さ れていなければ、 セレクテッドチャンネルセクションのいずれかのノブを押す。 5.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ ■ HA 表示 I/O デバイス画面(I/O ページ) 1 I/O デバイスの HA の設定を表示します。画面を押すと、HA の詳細を設定する I/O DEVICE HA 画面 が表示されます。 2 7 3 6 5 4 8 任意のインプットチャンネルの [SEL] キーを押すと、対応するポートが点灯します(外部の QL シリー ズは点灯しません) 。 5 アナログ GAIN ノブ アナログゲインの設定値を表示します。この画面は表示のみで、 値を変更することはできません。 6 +48V インジケーター ポートごとの +48V ファンタム電源のオン / オフ状態を表示します。 7 OVER インジケーター 入力レベルがクリップしたことを示すインジケーターです。 8 HPF インジケーター ポートごとのハイパスフィルターのオン / オフ状態を表示します。 ■ INPUT 表示 1 表示切り替えボタン REMOTE HA ASSIGN にアサインされていない I/O デバイスの INPUT を表示します。 このボタンを押すと、対応する I/O デバ
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ 5 MADI STATUS INPUT ステータス ■ RMio64-D 表示 MADI STATUS OUTPUT ステータス RMio64-D のパネルを表示します。ボタンを押すことで設定を変更することができます。 1 2 3 4 MADI の入力信号と出力信号の情報 ( フレーム周波数 / チャンネル数 ) を表示します。 5 6 WORD CLOCK WCLK IN インジケーター WORD CLOCK MADI インジケーター WORD CLOCK DANTE インジケーター WORD CLOCK WCLK IN/MADI/DANTE ボタン ワードクロックソースを選択します。 9 WCLK IN RMio64-D のリアパネルの WORD CLOCK IN 端子から入力されているワードクロック信号 を使用します。有効なワードクロック入力がないときはインジケーターが点滅します。 MADI MADI 入力信号のワードクロックを使用します。有効なワードクロック入力がないときはイ ンジケーターが点滅します。 DANTE Dante ネ
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ 8 G.C. インジケーター I/O DEVICE HA 画面 ゲインコンペンセーションがオンのときに、オーディオネットワークに出力される固定されたゲイ ン値を示すインジケーターです。 I/O DEVICE 画面(I/O ページ)で、HA 側の I/O デバイスがマウントされたラックを押すと表示されま す。 QL シリーズのディスプレイに表示されるノブやボタン、またはトップパネルの [TOUCH AND TURN] ノブを使って I/O デバイスの HA をリモート操作できます。 ■ インプットチャンネルからリモート操作する場合 7 QL シリーズのインプットチャンネルから I/O デバイスの HA をリモート操作するには、操作したい チャンネルの GAIN/PATCH 画面で操作します。 1 2 3 8 4 5 AMP をリモート操作する 6 Dante 端子に接続した AMP をリモート操作します。 手順 1 +48V MASTER 1.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ I/O DEVICE 画面 (AMP ページ) 1 WIRELESS をリモート操作する 2 Dante 端子に接続した WIRELESS をリモート操作します。 手順 3 1. I/O DEVICE 画面上部の WIRELESS タブを押す。 2. I/O DEVICE 画面(WIRELESS ページ)で、表示された I/O デバイスを押す。 3. OUTPUT PATCH 画面で、必要に応じて出力ポートの設定をする。 設定は「I/O デバイスのパッチ」 の手順 7 ( → P.149) 以降をご参照ください。 I/O DEVICE 画面(WIRELESS ページ) 1 2 3 1 表示切り替えボタン このボタンを押すと、対応する I/O デバイスが表示されます。 このボタンの下に表示される VIRTUAL/CONFLICT/DUPLICATE については、P.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ 3 DANTE SETUP ボタン QL5 このボタンを押すと、オーディオネットワークの設定を行なう DANTE SETUP 画面が表示され ます。 オーディオ信号 リモート信号 外部ヘッドアンプを利用する スロット経由のヘッドアンプコントロールに対応した I/O カード (MY16-ES64 など ) を QL シリー ズのスロットに装着すると、 外部ヘッドアンプ ( ヤマハ SB168-ES や AD8HR) のファンタム電源 (+48V) のオン / オフ、ゲイン、 HPF などのパラメーターを QL シリーズからリモートコントロールで きます。 MY16-EX MY16- ES64 I/O カードの設定については、I/O カードの取扱説明書をご参照ください。 QL シリーズと AD8HR の接続 QL シリーズを使用して AD8HR をリモート操作するには、まず EtherSound カード MY16-ES64 を QL シリーズのスロット 1 に装着して、 イーサネットケーブルで NAI48-ES と接続します。 次に、 NAI48-ES の H
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ ■ リング接続 QL シリーズと SB168-ES の接続 QL シリーズを使用して SB168-ES をリモート操作するには、EtherSound カード MY16-ES64 を QL シリーズのスロット 1 に装着して、イーサネットケーブルで SB168-ES と接続します。この接続 によって、 QL シリーズから SB168-ES をリモート操作できるようになります。 QL5 オーディオ信号 リモート信号 また、複数の SB168-ES をデイジーチェーン接続またはリング接続して、 QL シリーズのスロットに 拡張カード MY16-EX を 1 枚装着することにより、最大 2 台の SB168-ES を同時にリモート操作 することもできます。 NOTE リモート操作をする情報は、 QL シリーズの SLOT1 からのみ送受信できます。 ■ デイジーチェーン接続 MY16-ES64 MY16-EX QL5 オーディオ信号 リモート信号 OUT IN SB168-ES OUT MY16-ES64 MY16-EX IN SB168-ES OUT
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ I/O DEVICE 画面 (EXTERNAL HA ページ ) 外部ヘッドアンプをリモート操作する 5 MY16-ES64 や NAI48-ES などを使用して接続した外部ヘッドアンプ ( 以下 「外部 HA」) を、 QL シ リーズでリモート操作します。 QL シリーズと外部 HA の接続方法については、 「外部ヘッドアンプを利 用する」( → P.156) や、外部 HA の取扱説明書をご参照ください。 6 手順 1. QL シリーズと外部 HA を接続する。 2. ファンクションアクセスエリアの RACK ボタンを押す。 1 3. I/O DEVICE 画面上部の EXTERNAL HA タブを押す。 4. I/O DEVICE 画面 (EXTERNAL HA ページ ) で、ラックに対応する EXTERNAL HA PORT SELECT ボタンを押す。 5. EXTERNAL HA PORT SELECT 画面の PORT SELECT ボタンを使って、外部 HA のオーディオ 出力を接続した入力ポートを選ぶ。 6.
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ 5 VIEW 切り替えボタン EXTERNAL HA 画面 バーチャルラックを SB168-ES 用と AD8HR 用に切り替えます。 接続されている機器に応じて 切り替えてください。 外部 HA をリモート操作します。 この画面は、I/O DEVICE 画面 (EXTERNAL HA ページ ) のバーチャ ルラックを押すと表示されます。 6 COMM PORT 切り替えボタン 1 スロットに接続された外部ヘッドアンプを使用するときに、リモート操作するかどうかを設定し ます。操作するときは、 「SLOT1」を選びます。 2 EXTERNAL HA PORT SELECT 画面 3 外部 HA の入力ポートを設定します。 この画面は、I/O DEVICE 画面 (EXTERNAL HA ページ ) の EXTERNAL HA PORT SELECT ボタンを押すと表示されます。 4 1 5 1 +48V MASTER 外部 HA が接続されている場合は、 マスターファンタム電源のオン / オフ状態が表示されます ( オン / オフの切り替えは、外部
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ ■ QL シリーズのインプットチャンネルから外部 HA をリモート操作する INTERNAL HA 画面 外部 HA を I/O デバイスや本体の HA と同様に使用できます。GAIN/PATCH 画面については 「HA ( ヘッドアンプ ) を設定する」( → P.26) をご参照ください。 1 手順 2 1. バンクセレクトキーと [SEL] キーを使って、HA を操作したいチャンネルを含む SELECTED 3 CHANNEL VIEW 画面を表示させる。 4 2. 外部 HA を操作したいチャンネルの GAIN/PATCH フィールドを押す。 3. GAIN/PATCH 画面の PATCH ボタンを押して、外部 HA が割り当てられた入力ポートを選ぶ。 4.
MIDI NOTE MIDI MIDI メッセージの送受信に使用するポートは、リアパネルの MIDI IN/OUT 端子、スロット 1 に装着された I/O カードの中から選択できます。選択したポートは、上記のすべての機能に共 通です。 ここでは、外部機器から QL シリーズに MIDI メッセージを送って QL シリーズのパラメーターを操作 したり、逆に QL シリーズの操作に応じて MIDI メッセージを外部機器に出力したりする方法について 説明します。 MIDI の基本設定 次の図は、 MIDI IN/OUT 端子を使って MIDI メッセージの送受信を行なう場合の接続例です。 MIDI IN MIDI OUT MIDI IN QL シリーズが送受信する MIDI メッセージの種類、使用する MIDI ポート、MIDI チャンネルなどを選 択します。 MIDI OUT 手順 外部機器 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面中央の MIDI/GPI ボタンを押す。 3.
MIDI 3 PROGRAM CHANGE MODE フィールド MIDI/GPI 画面 (MIDI SETUP ページ ) プログラムチェンジの送受信方法を選択します。 送受信する MIDI メッセージの種類や使用するポートなどを選択できます。 ・ SINGLE .................... このボタンがオンのときは、単一の MIDI チャンネルのプログラムチェン ジのみを送受信します ( シングルモード )。 ・ MULTI....................... このボタンがオンのときは、複数の MIDI チャンネルのプログラムチェン ジを送受信します ( マルチモード )。 ・ OMNI......................... このボタンがオンのときは、シングルモードですべての MIDI チャンネル のプログラムチェンジを受信します。 シングルモードの送信、 マルチモー ドの送受信に対しては無効です。 1 2 3 4 5 ・ BANK........................
MIDI MIDI SETUP 画面 ( ポート選択用 ) MIDI SETUP 画面 ( チャンネル選択用 ) MIDI メッセージを送受信するポートを選びます。 この画面は、PORT/CH フィールドにある送信 (Tx) または受信 (Rx) のポート選択ボタンを押すと表示されます。 MIDI メッセージを送受信するチャンネルを選びます。この画面は、PORT/CH フィールドのチャンネ ル選択ボタンを押すと表示されます。 1 2 1 2 3 1 CH フィールド 1 TERMINAL フィールド MIDI メッセージを送信または受信するチャンネルを CH1 〜 CH16 から選択します。 MIDI メッセージの送信または受信を行なうポートを選びます。 選択できる項目は次のとおりです。 NONE ポートを使用しません。 MIDI リアパネルの MIDI IN (Rx)、OUT (Tx) 端子 SLOT1 リアパネルのスロット 1 に装着されたシリアル通信をサポートするカード 2 OK ボタン 設定した内容を確定して、画面を閉じます。 2 PORT NO.
MIDI MIDI/GPI 画面 (PROGRAM CHANGE ページ ) プログラムチェンジでシーン / ライブラリーのリコールを操作する PROGRAM CHANGE ページでは、プログラムチェンジの送受信方法や、 プログラムナンバーごとに 割り当てるイベント ( シーンのリコール / エフェクトライブラリーのリコール ) を設定します。 QL シリーズでは、プログラムチェンジのナンバーごとに特定のイベント ( シーンのリコール / エフェ クトライブラリーのリコール ) を割り当てて、 QL シリーズ上で実行したときに、対応するナンバーの プログラムチェンジメッセージを外部機器に送信できます。また、 外部機器からプログラムチェンジ メッセージを受信したときに、対応するイベントを実行できます。 1 2 手順 1. QL シリーズと外部機器を接続する。 2. 「MIDI の基本設定」( → P.161) を参考にプログラムチェンジを送受信するポートと MIDI チャンネ ルを選ぶ。 3. MIDI/GPI 画面の PROGRAM CHANGE タブを押す。 4.
MIDI ・ PROGRAM CHANGE EVENT ....................
MIDI 1 TYPE フィールド イベントの種類を選択します。 手順 選択できる項目は、次の表のとおりです。 1. QL シリーズと外部機器を接続する。 2. 「MIDIの基本設定」(→P.161)を参考に、コントロールチェンジを送受信するポートとMIDIチャン NO ASSIGN 割り当てなし SCENE シーンメモリーをリコールする操作 EFFECT エフェクトライブラリーをリコールする操作 3. MIDI/GPI 画面の CONTROL CHANGE タブを押す。 PREMIUM RACK プレミアムラックライブラリーをリコールする操作 4. コントロールチェンジの送受信モードや送受信のオン / オフやエコー出力の設定を行なう。 ネルを選ぶ。 5.
MIDI 3 リスト MIDI/GPI 画面 (CONTROL CHANGE ページ ) コントロールナンバーごとに割り当てられたイベント ( フェーダー/ ノブの操作、[ON] キーのオ ン / オフ切り替えなど ) が表示されます。 コントロールチェンジの送受信方法や、コントロールナンバーごとに割り当てるイベント ( フェー ダー/ ノブの操作、 [ON] キーのオン / オフ切り替えなど ) を設定できます。 ・ NO. ...................コントロールナンバーを表わします。使用できるコントロールナンバーは、1 〜 31、33 〜 95、 102 〜 119 です。 1 ・ CONTROL CHANGE EVENT ....................
MIDI MIDI CONTROL CHANGE 画面 パラメーターチェンジでパラメーターを操作する CONTROL CHANGE ページの各イベントを押すと表示されます。この画面で、 コントロールナンバー に割り当てるイベントを設定します。 QL シリーズでは、コントロールチェンジや NRPN の代わりに、 「パラメーターチェンジ」と呼ばれる SysEx メッセージを使って、特定のイベント ( フェーダー/ ノブの操作、[ON] キーのオン / オフ切り 替え、 システム設定やユーザー設定の変更など ) を制御できます。 送受信できるパラメーターチェンジについては、QL データリスト(巻末) にある「MIDI データフォー マット」をご参照ください。 手順 1. QL シリーズと外部機器を接続する。 2. 「MIDIの基本設定」(→P.161)を参考に、パラメーターチェンジを送受信するポートとMIDIチャン 2 1 ネル ( デバイスナンバー) を選ぶ。 3.
レコーダー レコーダー レコーダーの入出力にチャンネルを割り当てる ここではレコーダーの機能や操作方法について説明します。 USB メモリーレコーダーの入力 / 出力にチャンネルをパッチします。 入力には任意のアウトプット系 チャンネルまたは INPUT チャンネルのダイレクト出力、出力には任意のインプット系チャンネルを パッチできます。 USB メモリーレコーダーについて 手順 QL シリーズには、簡単な操作で内部信号を USB メモリーに録音したり、 USB メモリーに保存された オーディオファイルを再生したりする USB メモリーレコーダー機能が搭載されています。 1. ファンクションアクセスエリアの RECORDER ボタンを押す。 2.
レコーダー 7 PLAYBACK OUTPUT CUE ボタン RECORDER 画面 (USB タブ選択時 ) オンにすると、 レコーダーのプレイバックの出力信号をモニターできます。 この画面では、USB メモリーレコーダーの入出力に信号を割り当てたり、録音 / 再生を行ないます。 NOTE RECORDER INPUT CUE ボタンと同時にオンにすることはできません。 8 メーター レコーダーの出力信号のレベルが表示されます。 CH SELECT 画面 RECORDER INPUT L/R ボタンまたは PLAYBACK OUTPUT L/R ボタンを押すと表示されます。 1 1 23 4 8 7 6 2 1 2 1 カテゴリーリスト 5 チャンネルの種類を選びます。 1 RECORDER INPUT L/R ボタン 2 チャンネル選択ボタン 押すと、レコーダーのインプットの L/R チャンネルにパッチする信号を選択する CH SELECT 画面が表示されます。 USB メモリーレコーダーの入出力にパッチするチャンネルを選びます。入力と出力でパッチで きるチャ
レコーダー レコーダーの出力にパッチできるチャンネル RECORDER 画面 (USB タブ選択時 ) ・ CH1 〜 64(QL5)、 CH1 〜 32 (QL1) ............................................................ INPUT チャンネル 1 〜 64(QL5) 、INPUT チャンネ ル 1 〜 32(QL1) ・ STIN 1L/1R 〜 STIN 8L/8R............. ST IN チャンネル 1 〜 8 の L/R USB メモリーに録音する 任意の出力チャンネルの信号を、ディスプレイ右側の USB 端子に装着された USB メモリーにオー ディオファイル (MP3) として録音します。 手順 1 2 1. 「レコーダーの入出力にチャンネルを割り当てる」( → P.169) を参考に、USB メモリーレコーダー の入出力にチャンネルを割り当てる。 2. 十分な空き容量のある USB メモリーを USB 端子に装着する。 3.
レコーダー 5 REC RATE ボタン ■ USB メモリーの階層 録音時の録音レートを切り替えます。 USB メモリーを USB 端子に装着すると、USB メモリーのルートディレクトリーに YPE フォル ダー、 さらに YPE フォルダー内に SONGS フォルダーが自動的に作成されます。 96kbps、128kbps、 192kbps が選択できます。ビットレートが大きくなるほど音質が向上し ますが、データサイズも大きくなります。 録音操作で作成されるファイルは、上記の SONGS フォルダー、またはその下の階層にあるフォルダー のうち現在選ばれているフォルダーに保存されます。 NOTE YPE フォルダー オーディオファイルのサンプリングレートは、 QL シリーズが現在動作しているワードクロッ クのレートが自動的に選ばれます。 ルートディレクトリー 6 表示切り替えボタン SONGS フォルダー ソングリストの下部に RECORDER INPUT/PLAYBACK OUTPUT フィールドを表示させる かどうかを切り替えます。 7 REW ボタン ソング ( オーディオフ
レコーダー RECORDER 画面 USB メモリー上のオーディオファイルを再生する 35 USB メモリー上に保存されたオーディオファイルを再生します。QL シリーズ本体で録音されたファ イル以外に、コンピューターから USB メモリーにコピーしたファイルも再生できます。 再生可能なファイルフォーマットは MP3 (MPEG-1 Audio Layer-3)、WMA (Windows Media Audio) と AAC (MPEG-4 AAC) の 3 種類で、サンプリングレートは 44.
レコーダー 4 サブディレクトリー C REPEAT ボタン 各ソングのトラック番号、サブディレクトリーの有無 ( ディレクトリーが選ばれている場合 )、 1 つ上のディレクリー名が表示されます。 このボタンがオンのときは、カレントソングの再生終了後、リスト内に PLAY チェックの入った 次の曲がなければ、リストの先頭に戻り、PLAY チェックの入った最初のソングを再生します。 ・ 上階層表示 ....... 押すと、現在より 1 つ上のディレクトリーに移動します。 オフのときは、 カレントソングの再生終了後に、リスト内に PLAY チェックの入った次の曲がな ければ、 停止します。SINGLE ボタンと REPEAT ボタンのオン / オフの設定によって、再生方法 が以下のようになります。 ・ サブディレクトリー.............
レコーダー 6 SONG TITLE/FILE NAME ボタン RECORDER 画面 (USB タブ選択時 ) 3 SONG TITLE/FILE NAME フィールドに表示する項目 ( ソングタイトルまたはファイル名 ) を 選択します。 4 コンピューターの DAW で録音 / 再生する QL シリーズを使ったシステムのオーディオネットワークに、Steinberg Nuendo などの DAW ソフ トウェアを組み込むときは、ソフトウェア Dante Virtual Soundcard ( 以下 DVS) を使います。DVS は、オーディオインターフェースの役割を果たし、 QL シリーズや I/O デバイスが接続されたオーディ オネットワークとオーディオ信号をやり取りします。これにより、ライブ演奏のマルチトラック録音や、 前日の本番を録音した素材を利用してのバーチャルサウンドチェックなどができます。 1 2 5 ここでは、オーディオネットワークに DAW ソフトウェアを組み込むときに必要な作業について説明 します。 6 使用する機材とソフトウェア ・ QL シリーズ ・ ギガビット
レコーダー ワードクロックの設定 Dante Virtual Soundcard の設定 Dante ネットワークでは、マスター機器が正確なワードクロックをネットワークのほかの機器に供給 します。マスターがネットワークから離脱したり、故障したりした場合は別の機器が自動的にクロック マスターの役割を引き継ぎます。 オーディオレコーディングで使用するコンピュー ターに Dante Virtual Soundcard ( 以下 DVS) と Dante Controller をインストー ルし、 DVS をオンにする前に以下の設定を行ない ます。 設定は、ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタン→ WORD CLOCK/SLOT ボタンを押して、 WORD CLOCK/SLOT 画面で行ないます。 V3.
レコーダー Dante Controller の設定 DAW ソフトウェアの設定 コンピューターのネットワークポートをギガビット対応スイッチングハブに接続します。 コンピュー ターの IP アドレス設定は自動取得 ( デフォルト設定 ) にしておきます。 Dante Controller で可能な設定は、下記のとおりです。 DAW ソフトウェア上では、ドライバーの設定を行ないます。デバイス設定をする画面で、 入出力するサ ウンドカード ( またはオーディオドライバー) として 「Dante Virtual Sound Card̶ASIO」(Mac の 場合は 「Dante」) または「Yamaha AIC128-D」を選択します。 ・ マルチトラック録音をするために I/O デバイスからのオーディオ信号を DVS もしくは Dante Accelerator カードにパッチする また、 ドライバーと DAW ソフトウェアとの内部パッチが必要となる場合があります。詳しくは、DAW ソフトウェアのマニュアルをご参照ください。 ・ バーチャルサウンドチェックを行なうために、コンピューターからのオーディ
レコーダー RECORDER 画面 (Nuendo Live タブ選択時 ) Nuendo Live との連携 QL シリーズには、Steinberg 社の DAW ソフトウェア Nuendo Live との連携機能があります。 QL シリーズと Nuendo Live との連携機能を実現するソフトウェア 「Yamaha Console Extension」 をコンピューターにインストールすることで、QL シリーズから Nuendo Live を操作して、マルチト ラックレコーディングなどを簡単に行なえます。 1 ここでは、 QL シリーズから Nuendo Live を操作する方法を説明します。 2 プロジェクトの準備 「コンピューターの DAW で録音 / 再生する」( → P.175) のとおり、下記の設定を行ないます。 ・ Dante Virtual Soundcard または Dante Accelerator の設定 3 ・ Dante Controller での設定 ・ Nuendo Live の設定 4 プロジェクトに録音する G 5 手順 6 1.
レコーダー ■ トランスポートフィールド Nuendo Live のトランスポートを操作します。 7 GO TO PROJECT START ボタン ロケーションをプロジェクトの最初に戻します。 DVS または Dante Accelerator を指定する この操作の前に DANTE SETUP にてマウントする I/O デバイスを決定してください。詳しくは 「Dante オーディオネットワークにある I/O デバイスをマウントする」 (→ P.224)をご参照くださ い。 8 GO TO PREVIOUS MARKER ボタン 手順 ロケーションをひとつ前のマーカーに戻します。 1. Nuendo Live 画面で、NUENDO Live SETUP ボタンを押す。 9 GO TO NEXT MARKER ボタン 2. NUENDO LIVE SETUP 画面で、設定方法選択ボタンを押す。 ロケーションをひとつ先のマーカーに進めます。 3. [TOUCH AND TURN]ノブを使って、設定する。 0 GO TO PROJECT END ボタン 4.
レコーダー 1 設定方法選択ボタン ■ 設定方法選択ボタン= SPECIFIED IP ADDRESS のとき DVS や Dante Accelerator を指定する方法を次の中から選びます。 Dante Accelerator を使用する場合は、SPECIFIED IP ADDRESS フィールドでコンピューターの IP アドレスを 指定します。 Dante Accelerator の IP アドレスと Yamaha Console Extension が 使用する IP アドレスが異なるので、手動で IP アドレスを指定する必要があります。 ・ NO ASSIGN ............................. 設定しない ・ DVS ............................................ デバイスリストから DVS を選択して設定する ・ SPECIFIED IP ADDRESS ...
レコーダー NOTE ・ Dante Accelerator は、ファームウェアのバージョンによってはリダンダンシーネットワークに 対応していません。 下記のウェブサイトで、 Dante Accelerator のファームウェアがリダンダン シーネットワークに対応しているバージョンかどうかをご確認ください。 http://www.yamahaproaudio.com/japan/jp/ マルチトラックのプロジェクトを再生する 手順 1. RECORDER 画面の Nuendo Live ページで、DANTE INPUT PATCH ボタンを押す。 RECORDER 画面 (Nuendo Live タブ選択時 ) 2. DANTE INPUT PATCH 画面で、Nuendo Live からの信号を割り当てたいポートの PORT SELECT ボタンを押す。 DANTE INPUT PATCH 画面 3. PORT SELECT画面の左のリストからNuendo Liveで使用しているDVSを選び、割り当てるポー トを選ぶ。 4.
セットアップ 4 PASSWORD CHANGE ボタン セットアップ 押すと、 パスワードを変更する PASSWORD CHANGE 画面が表示されます。 5 SAVE KEY ボタン SETUP 画面について 押すと、 ユーザー認証キーの上書き保存を行なう SAVE KEY 画面が表示されます ( → P.
セットアップ ■ BUS SETUP フィールド バスに関する設定を行ないます。 D BUS SETUP ボタン 押すと、MIX バス /MATRIX バスに関する設定を行なう BUS SETUP 画面が表示されます。 E SURROUND SETUP ボタン このボタンを押すことで、SURROUND SETUP 画面が表示されます。この画面でバス設定をス テレオモードからサラウンドモードに切り替えます。ステレオモードに設定されている場合、 MIX1 〜 6 のバス設定はグレーアウトしています。5.
セットアップ サラウンドモードに設定した場合、BUS SETUP 画面は以下のようになります。 ■ CONSOLE LOCK ボタン コンソールロックを実行します。 パスワードが設定されているときにこのボタンを押すと、 AUTHORIZATION 画面が表示され、正しいパスワードを入力するとコンソールロックが実行されま す。 パスワードがない状態でこのボタンを押すと、 ただちにコンソールロックが実行されます。 ■ CONTRAST/BRIGHTNESS フィールド LED の明るさやコントラストを設定します。 I BANK A/BANK B ボタン ブライトネス / コントラストの設定を保存するバンクを選択します。バンク A/B のそれぞれに設 定を保存しておき、必要に応じてバンクを切り替えることができます。 J CONTRAST NAME ノブ チャンネルネームディスプレイのコントラストを調節します。 K BRIGHTNESS NAME ノブ チャンネルネームディスプレイの輝度を調節します。 BRIGHTNESS CH COLOR ノブ チャンネルカラーとチャンネルネームディスプレイの輝度バランス
セットアップ ユーザーごとの権限は、以下のようになります。 ユーザー設定 ユーザーレベルを設定することにより、操作できるパラメーターをユーザーごとに制限したり、 USER DEFINED キーやプリファレンス設定をユーザーごとに切り替えたりできます。ユーザーごとの設定は 「ユーザー認証キー」として本体に保存したり、USB メモリーにまとめて記憶しておいて、 簡単にユー ザーを切り替えできます。たとえば、以下のような場合に便利です。 ログイン中のユーザー USER DEFINED ユーザー認証キー キーやプリファレン ユーザーレベル パスワード コメント の編集 設定 編集 スなどユーザーセッ 新規作成 上書き保存 トアップの編集 ◎ ◎ ( 管理者用設定と ( 管理者は常にすべ ・ 不用意な誤操作を防止できます。 管理者 ・ 外部のエンジニア ( ゲストエンジニア ) が操作できる範囲を制限できます。 ・ 複数のオペレーターが交代で操作する場合などに、出力設定をロックするなどして、 誤操作を 防止できます。 ゲスト用設定を て操作可能なため 編集可能 ) 編集不可・ゲスト ○ ー
セットアップ 管理者パスワードの設定 手順 工場出荷時の状態では、管理者パスワードが設定されていませんので、誰でも管理者権限でログインし てすべての操作ができます。 ほかのユーザーの操作を制限したい場合は、 必ず管理者パスワードを設定 してください。 1. ユーザー認証キーを USB メモリーに作成する場合は、USB メモリーを USB 端子に挿入する。 2. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 3. SETUP 画面の CREATE USER KEY ボタンを押す。 手順 4. CREATE USER KEY 画面で、ユーザー名、コメント、パスワード、パワーユーザー属性のオン / オ 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 フ、 各種ユーザー権限を設定したら、CREATE ボタンを押す。 2. SETUP 画面の PASSWORD CHANGE ボタンを押す。 5. 本体の内部メモリーにユーザー認証キーを作成する場合は、CREATE KEY 画面にある CREATE 3.
セットアップ CREATE USER KEY 画面 2 ログイン 3 QL シリーズを操作するには、 管理者、ゲスト、またはユーザーのどれかでログインします。 4 管理者とゲストのユーザー設定は本体に保存されていますが、ユーザーでログインするときは、 本体の 内部メモリーに保存されたキーを選ぶか、ユーザー認証キーが保存された USB メモリーを挿入する必 要があります。USB メモリーのユーザー認証キーを使った場合、ログイン後に USB メモリーを抜いて も、ログインしたユーザーのままになります。 1 NOTE 電源を入れ直した場合、基本的には最後に電源を切ったときのログイン状態で起動します。パ スワードが設定されているユーザーの場合はパスワードを入力する必要がありますが、入力を キャンセルした場合は強制的にゲストでログインします。 ■ 管理者でログインする 5 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の CURRENT USER ボタンを押す。 3. LOGIN 画面の ADMINISTRATOR のボタンを押す。 4.
セットアップ ■ ゲストでログインする 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の CURRENT USER ボタンを押す。 3. LOGIN 画面の GUEST のボタンを押してから LOGIN ボタンを押す。 SETUP 画面 LOGIN 画面 NOTE ・ パスワードが設定されていない場合は、手順 3 で LOGIN ボタンを押すと、 そのままログインさ れます。 ・ パスワードが正しくない場合は画面下部に 「Wrong Password!」 のメッセージが表示されます。 USB メモリーのユーザー認証キーの場合 SETUP 画面 LOGIN 画面 手順 1. USB メモリーを USB 端子に挿入する。 ■ ユーザーでログインする 2. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 本体や USB メモリーに保存したユーザー認証キーを使って、ユーザーでログインします。USB メモ リーを使うと、別の QL シリーズで作成したユーザー認証キーを使ってログインすることもできます。 3.
セットアップ NOTE ユーザー認証キーの編集 ・ パスワードが設定されていない場合は、 手順 6 で LOAD ボタンを押すと、 そのままログインさ れます。 ・ パスワードが正しくない場合は画面下部に「Wrong Password!」のメッセージが表示されます。 ・ 別の QL シリーズで作成したユーザー認証キーを選択した場合は、使用する QL シリーズの管 理者パスワードを入力するキーボード画面が表示されます ( 管理者パスワードが同じ場合は表 示されません )。正しい管理者パスワードを入力すると、 選択したユーザーのパスワードを入力 するキーボード画面が表示されます。ユーザー認証キーを保存し直すと、次回からは管理者パ スワードの確認が行なわれません。 「ユーザー認証キーの編集」( → P.189) ・ USB メモリーからのロード方法について詳しくは、 「USB メモリーからファイルをロードす る」( → P.
セットアップ ユーザーレベルの変更 USER SETUP 画面 8 ユーザーレベルを表示 / 変更します。 ・ 管理者の場合 .............管理者自身に設定はありませんが、 ゲストの設定を変更できます。 ・ ゲストの場合 .............ゲスト自身の設定を表示できます。 変更はできません。 ・ 通常のユーザーの場合.........ユーザー自身の設定を表示できます。変更はできません。 ・ パワーユーザーの場合.........ユーザー自身の設定を変更できます。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の USER SETUP ボタンを押す。 1 2 3 6 4 7 3. USER SETUP画面のUSER LEVELタブを押す(管理者でログインしている場合は、FOR GUEST ボタンを押して USER LEVEL for Guest ページに切り替える )。 4. 許可する項目のボタンを押して、ユーザーレベルを設定する。 5.
セットアップ 5 FILE LOAD ・ DCA MASTER......................... その DCA グループのフェーダー、ON/OFF、ICON/COLOR/ NAME の操作を制限します。 USB メモリーからロードするファイルに対して、どの設定を反映させるかを指定します。ユー ザー認証キーにはユーザーレベル、プリファレンスや USER DEFINED キーなどの各種設定 (USER SETUP 設定 ) が保存されます。その他のデータは 「ALL」 ファイルに保存されます。 「ALL」ファイルには、管理者 (Administrator) やゲスト (Guest) の USER SETUP 設定も含ま れます。 ・ DCA GROUP ASSIGN ......... その DCA グループへのアサインの変更操作を制限します。 ・ SET BY SEL.............................
セットアップ ・ STORE CONFIRMATION ・ RECALL CONFIRMATION オンにすると、 それぞれストア / リコール操作を行なうときに、 確認のメッセージが表示されま す。 プリファレンス設定 画面の表示や SEL キーの連動の ON/OFF などの操作環境に関する設定を、ユーザーの好みに合わせ て設定します。ログインしているユーザーの設定を変更しますが、 管理者でログインしている場合は、ゲ ストの設定も変更できます。 2 PATCH フィールド パッチ操作に関するオプション機能のオン / オフを選択します。 手順 ・ PATCH CONFIRMATION オンにすると、 インプット / アウトプットパッチを変更するときに、確認のメッセージが表示され ます。 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の USER SETUP ボタンを押す。 3.
セットアップ NOTE ・ IDENTIFY I/O DEVICE PORT BY [SEL] [SEL] キーを使って該当するチャンネルに接続されている I/O デバイスのポートの確認 (IDENTIFY) を行なう機能を使用するかどうかを設定します。 ・ チャンネルネームディスプレイに Dynamics1 および 2 のゲインリダクションメーターなどが 表示されます。 ・ SENDS ON FADER モードのときにチャンネルがオフの場合、 チャンネルネームディスプレイ が反転表示します。 ・ GR METER はゲインリダクションの動きを簡易的に確認するための機能です。 このボタンがオンのときにパネルの [SEL] キーを押すと、該当チャンネルの INPUT PATCH/ OUTPUT PATCH に設定されている I/O デバイスのポートのシグナルインジケーターが点滅し ます。 ・ POPUP APPEARS WHEN KNOB(S) PRESSED SELECTED CHANNEL VIEW 画面を表示させ、 パネル上のセレクテッドチャンネルセクション にあるノブを押したときに、画面 (1C
セットアップ ・ USER DEFINED KEY SETUP 画面に表示されるリストは QL シリーズ共通です。 QL1 の場合、その機種にないパラメーターを設定すると、 「Cannot Assign!」と表示されます。 ・ 登録した USER DEFINED キーに対応するパラメーターが存在しない場合、キーを操作しても 何も起こりません。 USER DEFINED キー トップパネルの USER DEFINED KEYS セクションにある USER DEFINED キーに機能を割り当て ておき、その機能を実行する方法を説明します。 ユーザーでログインしている場合は、そのユーザーの USER DEFINED キーを設定できます。 管理者で ログインしている場合はゲストの USER DEFINED キーも設定できます。 ALTERNATE 機能を使う NOTE USER DEFINED キーに ALTERNATE 機能 (ALTERNATE FUNCTION) を割り当ててそのキーを オンにすると、セレクテッドチャンネルセクションのノブを操作してパラメーターのオン / オフ切り替 えなどができます。
セットアップ USER DEFINED キー設定内容のバンク切り替え USER DEFINED キーに割り当て可能な機能 USER DEFINED キーの設定 (QL シリーズは 12 キー) を、最大4つのバンクに登録できます。 PARAMETER 1 ファンクション NO ASSIGN PARAMETER 2 — 割り当て無し。 LATCH — 押すたびに、ALTERNATE FUNCTION をトグ ルさせる。 バンクを切り替えると OFF になります。 UNLATCH — 押している間だけ、ALTERNATE FUNCTION に切り替える。 バンクを切り替えると OFF になります。 group a OVERRIDE ON — override ボタンがオンになっているグループ a のチャンネルは 0dB(ユニティゲイン)まで フェードインする。オフのチャンネルはすべて ミュートされる。 group a PRESET ON — グループ a のチャンネルが点灯 preset インジ ケーターの横にあるモードボタン(man、 auto、mute)のモードに入る。
セットアップ ファンクション PARAMETER 1 PARAMETER 2 MASTER — SENDS ON FADER — 解説 PARAMETER 1 ファンクション RACK EDITOR CH 1-16 {QL5/QL1} METER CH17-32 {QL5/QL1} CH49-64 {QL5} EDITOR CONTROL ST IN GROUP/LINK MUTE GROUP CHANNEL LINK SCENE MEMORY SCENE FADE TIME FOCUS RECALL EFFECT RACK1–8 — B3 PREMIUM RACK1A — PREMIUM RACK1B — EFFECT BYPASS — : — DYNAMICS LIBRARY PREMIUM RACK8A — INPUT EQ LIBRARY PREMIUM RACK8B — — — バンク設定を記憶 ( キーを 2 秒以上押す )、ま たは最後に記憶したバンク設定を表示 ( キーを 押し、2 秒未満で離す )。 LATCH
セットアップ PARAMETER 1 ファンクション PARAMETER 2 解説 ファンクション PARAMETER 1 PARAMETER 2 — メーターのピークホールドを ON/OFF させる。 ON のときに点灯。 GO TO PROJECT START REWIND SURROUND METER — サラウンドモードの場合、ファンクションアク セスエリアのメーター部に表示する内容をトグ ルで選択します。MIX1-6 の場合は消灯し、 SURROUND MONITOR の場合は点灯します。 PROGRAM CHANGE PGM 1–128 CONTROL CHANGE CC 1–31, 33–95, 102–119 PEAK HOLD ON METER MIDI NOTE ON C-2 (0) NOTE ON : GO TO PREV MARKER FAST FORWARD GO TO NEXT MARKER TRANSPORT NUENDO LIVE 各種 MIDI 信号を送信する。 NOTE ON の場合、バンクを切り替えると OFF になります。
セットアップ PARAMETER 1 ファンクション SCENE SEND MODE PARAMETER 2 解説 ファンクション — 1 つ後に存在する番号のシーンをリコール。 L ON DEC RECALL — 1 つ前に存在する番号のシーンをリコール。 R ON DIRECT RECALL SCENE #000–#300 任意の番号のシーンを直接リコール。 C ON RECALL UNDO — RECALL UNDO を実行する。 LFE ON STORE UNDO — STORE UNDO を実行する。 Ls ON INC — 1 つ後に存在する番号のシーンを選択する。 Rs ON DEC — 1 つ前に存在する番号のシーンを選択する。 PANNING L RECALL — 現在選ばれているシーンをリコールする。 PANNING R STORE — 現在の設定をストアする。 — INPUT や ST IN が選択されている場合に、 SELECTED CHANNEL VIEW 画面の SEND フィールドに表示させるアウ
セットアップ ファンクション TALKBACK PARAMETER 1 DIRECT ASSIGN WITH ON CURRENT PAGE PARAMETER 2 *3) USER DEFINED ノブ 解説 キーを押したときの動作は以下のようになりま す。 ・リスト 3) から選んだチャンネル以外のアサイ ンを外します。 ・チャンネルがアサインされていて、同時に TALKBACK が ON のときは、TALKBACK を OFF にして、チャンネルのアサインを外しま す。 ・それ以外は、TALKBACK が ON になりチャ ンネルのアサインも ON になります。 この間、LED 表示は以下のようになります。 ・チャンネルがアサインされていて、同時に TALKBACK が ON なら、LED は点灯します。 ・上記以外、LED は消灯します。 — 表示している画面にあるタップテンポ機能を利 用する。 WITH POPUP WITHOUT POPUP 設定したエフェクトのタップテンポ機能を利用 する。WITH POPUP に設定するとタップテン ポ画面を表示します。WITHOUT P
セットアップ NOTE USER DEFINED ノブに割り当て可能な機能 ・ 管理者でログインしている場合は FOR GUEST ボタンを押して SOFTWARE USER DEFINED KNOBS for Guest ページに切り替えて、ゲストの USER DEFINED ノブを設定する こともできます。 ・ タッチスクリーン下部にある USER DEFINED ノブ [1] 〜 [4] に対応した 4 個のボタンが SOFTWARE USER DEFINED KNOBS ページにあり、それぞれに割り当てられている機能や パラメーターがボタンの右に表示されます。何も割り当てられていないボタンには「----」と表示 されます。 ・ USER DEFINED KNOB SETUP 画面に表示されるリストは QL シリーズ共通です。 QL1 の場合、その機種にないパラメーターを設定すると、 「Cannot Assign!」と表示されます。 ・ 登録した USER DEFINED ノブに対応するパラメーターが存在しない場合、ノブを操作しても何 も起こりません。 PARAMETER 1 ファンクション
セットアップ PARAMETER 1 ファンクション *1) SELECTED CH, Automixer ch1‒16 *2) SELECTED CH, QL5: CH1-CH64, QL1: CH1-CH32, ST IN 1‒ST IN 8, MIX1‒MIX16, MTRX1‒MTRX8, STEREO, MONO (C) *3) SELECTED CH, QL5: CH1-CH64, QL1: CH1-CH32, ST IN 1L‒ST IN 8R *4) SELECTED CH, QL5: CH1-CH64, QL1: CH1-CH32, ST IN 1‒ST IN 8 *5) SELECTED CH, QL5: CH1-CH64, QL1: CH1-CH32, ST IN 1L‒ST IN 8R, MIX1‒MIX16 *6) MIX1‒MIX16, MTRX1‒MTRX8, ST L, ST R, MONO *7) SELECTED CH, QL5: CH1-CH64, QL1: CH1-CH32, ST IN 1L‒ST IN 8R, MIX1‒MIX16, ST L, ST R, MO
セットアップ USER SETUP 画面 (CUSTOM FADER BANK/MASTER FADER ページ ) カスタムフェーダーバンク トップパネル上のフェーダーに展開される組み合わせを、フェーダーバンクと呼びます。 フェーダーバンクには、インプット系チャンネル、アウトプット系チャンネルのほかに、チャンネルの種 類に関係なく組み合わせられるカスタムフェーダーバンクがあります。ここでは、カスタムフェーダー バンクを設定する手順について説明します。 1 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2 2. SETUP 画面の USER SETUP ボタンを押す。 3. USER SETUP 画面の CUSTOM FADER タブを押す。 4. バンクセレクトキーで、カスタムフェーダーバンクに登録したいチャンネルがあるフェーダーを 5 トップパネルに呼び出す。 3 5. CUSTOM FADER BANK/MASTER FADERページで、設定したいカスタムフェーダーバンクの 4 バンク選択ボタンを押す。 6.
セットアップ シーンデータ中のカスタムフェーダーバンク コンソールロック カスタムフェーダーバンクの設定はシーン別にストア / リコールできます。 誤操作を防ぐために、一時的に本体の操作を禁止できます。意図せず操作子に触れたり、オペレーターが 休憩している間に第三者に操作されたりしないように、パネルにある操作子を操作できないように設定 します。 詳しくは「フォーカスリコール機能を使う」 (→ P.
セットアップ NOTE コンソールをロックする 画像ファイルは 800×600 ピクセルの BMP ファイルで、16/24/32 ビットのものが読み込め ますが、16 ビットに変換して表示されます。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の CONSOLE LOCK ボタンを押す。 設定データを USB メモリーにセーブ / ロードする 3. パスワードが設定されているユーザーでログインしている場合は、そのユーザーのパスワードを入 ディスプレイ右側にある USB 端子に市販の USB メモリーを挿入して、 QL シリーズ内部の設定デー タおよびユーザー認証キーを USB メモリーにセーブ / ロードできます。 力する。 4.
セットアップ 7 ファイルリスト SAVE/LOAD 画面 USB メモリーに保存されているファイルやサブディレクトリーが表示されます。反転した列は、 操作対象として選ばれていることを表わしています。 保存されているファイルやサブディレクトリーがリスト表示されます。 5 123 4 6 ファイルリストの以下の項目名を押すと、その項目名がオレンジ色に変わり、 リストが並び替わり ます。押すごとに並び替え順が昇順と降順に切り替わります。 ・ FILE NAME ............. ファイル名またはディレクトリー名と、そのタイプを示すアイコンが表 示されます。 ・ COMMENT.............. QL シリーズのファイルに入れたコメントが表示されます。この部分を押 すと、 ファイルにコメントを入力するキーボード画面が表示されます。 ・ READ ONLY...........
セットアップ C WITH DANTE SETUP AND I/O DEVICE ボタン 1 TYPE フィールド オフにすると、設定ファイルをロードしたときに DANTE SETUP と I/O デバイスに関する設定 と、 ワードクロックの設定を除外してロードします。 セーブするデータのタイプを選択します。TYPE フィールドの表示はタブの選択によって異なり ます。 NOTE ・ ALL タブ すべての項目を対象にします。 DANTE SETUP の SECONDARY PORT と CONSOLE ID の設定は、 「WITH DANTE SETUP AND I/O DEVICE」ボタンがオンになっていても変更されません。 ・ SCENE タブ シーンメモリーを対象にします。 QL シリーズの内部データを USB メモリーにセーブする ・ INPUT/OUTPUT タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 QL シリーズのすべての内部データを USB メモリーに設定ファイルとしてセーブします。 保存された ファイルの拡張子は「.CLF」 になります。 ボタン 手順 1.
セットアップ ・ SETUP タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 ボタン USB メモリーからファイルをロードする USB メモリーにセーブされた QL 設定ファイル ( 拡張子 .CLF) を QL シリーズにロードします。 データ内容 MIXER SETUP ミキサーセットアップ OUTPUT PORT アウトプットポート MONITOR CUE/MONITOR/OSCILLATOR/TALKBACK MIDI SETUP MIDI セットアップ MIDI PGM MIDI プログラムチェンジ MIDI CTL MIDI コントロールチェンジ Dante In Patch DANTE インプットパッチライブラリー 同様の手順で、設定ファイルだけでなく、以下のファイルをロードすることもできます。 拡張子 タイプ ファイルの内容 .CLF ALL .CLU KEY QL シリーズの内部設定ファイル QL シリーズのユーザー認証キー .XML XML ヘルプ表示用 XML ファイル .TXT TEXT ヘルプ表示用テキストファイル .
セットアップ ・ EFFECT/GEQ タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 LOAD SELECT 画面 ボタン 1 データ内容 EFFECT LIB EFFECT ライブラリー GEQ LIB GEQ ライブラリー 8PEQ LIB 8Band PEQ ライブラリー ・ PREMIUM タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 ボタン 3 2 4 5 6 7 Portico5033 ライブラリー 5043 LIB Portico5043 ライブラリー U76 LIB U76 ライブラリー Opt-2A LIB Opt-2A ライブラリー EQ-1A LIB EQ-1A ライブラリー DynaEQ LIB DynamicEQ ライブラリー BussComp LIB Buss Comp 369 ライブラリー ・ SETUP タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 4 ボタン 1 TYPE フィールド MIXER SETUP ロードするデータのタイプを表示します。表示はタブの選択によって異なります。 ・ ALL タブ すべての項
セットアップ ・ ADMIN タブ 選択できる項目は次の表のとおりです。 タイプ USB メモリーにセーブされたファイルを編集する USB メモリー内にあるファイルやディレクトリーを並び替え、 ファイル名 / コメントの編集、 コピー ( 複製 )、ペースト ( 貼り付け ) などの編集操作を行ないます。 データ内容 ADMIN PREF PREFERENCE (Administrator 用 ) ADMIN UDEF USER DEFINED KEYS/USER DEFINED KNOBS (Administrator 用 ) ADMIN FADER CUSTOM FADER BANK (Administrator 用 ) GUEST PREF PREFERENCE (Guest 用 ) GUEST UDEF USER DEFINED KEYS/USER DEFINED KNOBS (Guest 用 ) GUEST FADER CUSTOM FADER BANK (Guest 用 ) GUEST LEVEL USER LEVEL (Guest 用 ) ■ ファイルを並び替え
セットアップ ■ ファイルをコピー/ ペーストする USB メモリーをフォーマットする 任意のファイルをバッファーメモリーにコピーし、別のファイル名を付けてペースト ( 貼り付け ) しま す。 USB メモリーをフォーマットします。 4GB 以上の USB メモリーは FAT32 に、2GB 以下の USB メモリーは FAT16 にフォーマットされ ます。 手順 1. [TOUCH AND TURN]ノブを回してコピー元のファイルを選び、SAVE/LOAD 画面の COPY ボ 手順 タンを押す。 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. ディレクトリーアイコンや PATH フィールドにある矢印ボタンを押して、ペーストするディレクト 2. SETUP 画面の SAVE/LOAD ボタンを押す。 リーに移動する。 3. SAVE/LOAD 画面の FORMAT ボタンを押す。 3. PASTE ボタンを押す。 4. ボリューム名を入力して FORMAT ボタンを押す。 4. ファイル名を入力して PASTE ボタンを押す。 5.
セットアップ USB 端子に過電流が発生した場合に復帰する ワードクロック / スロットの設定 USB 端子に過電流が発生したことによって USB 機器との接続が切れても、 本体の電源を入れなおさ ずに USB 機器が使用できます。 「ワードクロック」とは、オーディオ信号をデジタル処理するタイミングの基になるクロックのことで す。デジタルオーディオ信号を送受信するときは、相互の機器を同一のワードクロックに同期させる必 要があります。同期がずれた状態でデジタルオーディオ信号をやりとりすると、仮にサンプリング周波 数が同じであってもデータが正しく送受信できなかったり、信号にノイズが乗ったりします。 具体的には、 まず基準となるワードクロックを送信する機器 ( ワードクロックマスター) を決め、 残りの 機器 ( ワードクロックスレーブ ) は、 そのワードクロックに同期するように設定します。 QL シリーズをワードクロックスレーブとして使用し、外部から供給されるワードクロックに同期させ るには、クロックソース ( ワードクロックが供給されるポート ) を指定する必要があります。 ここでは、QL シリーズが
セットアップ ・ DANTE 48k ・ DANTE 44.1k 本体のリアパネルにある Dante 端子から供給されるワードクロックをクロックソースとして使 用します。 WORD CLOCK/SLOT 画面 4 1 NOTE QL V1.
セットアップ ・ UNKNOWN ( 黒色 ) 外部機器が接続されていない、 有効なクロック入力がないなどの理由で、クロックの状態を検出で きないことを示しています。その端子 / スロットを選択することはできますが、有効な接続が確立 されるまで、正常な同期は行なえません。 カスケード接続を利用する 複数の QL シリーズ、 または QL シリーズと外部ミキサー( ヤマハ PM5D など ) をカスケード接続す ると、 バスを共通化できます。 たとえば外部ミキサーを使ってインプットの数を追加したい場合などに 便利です。 NOTE ここでは、2 台の QL シリーズをカスケード接続する場合を例に挙げ、 その接続方法や操作方法につい て説明します。 ・ 選択したクロックのインジケーターが水色にならない場合は、外部機器と正しく接続されてい るかどうか、 また、外部機器がクロック情報を送信できるように設定されているかどうかをご 確認ください。 ・ ワードクロックの設定を変更したときに、出力端子からノイズが発生することがあります。 ス ピーカーを保護するために、ワードクロックの設定を変更するときは、 必ずパワーア
セットアップ NOTE CASCADE 画面 (CASCADE OUT PATCH ページ ) ・ サラウンドモードのとき、 MIX バス 1 〜 6 のカスケード出力は使用できなくなります。また CUE モードで 5.1SOLO を選択しているときは、カスケードスレーブ側の CUE をカスケード マスター側でモニターすることはできません。 ・ PM5D とカスケード接続する場合は、PM5D 側の CASCADE IN PORT SELECT をスロットに 切り替えることで、 QL シリーズをカスケードスレーブとして使うこともできます。 ただし、音 声信号のカスケードのみでコントロール信号のリンクはできません。 ・ AD/DA カードや OMNI OUT 端子を使ってアナログミキサーとカスケード接続することもで きます。 ・ カスケード接続できる台数に制限はありませんが、カスケードマスターからの台数に従って、 カスケードスレーブでの信号の遅延が大きくなります。 各種のバスを出力するスロット / 出力ポートを選択します。 2 3 カスケードスレーブ QL シリーズの操作 手順 1.
セットアップ ・ シーンのストア操作 カスケードマスターQL シリーズの操作 ・ DIMMER (MONITOR 画面 ) の操作 ・ パネル LED とディスプレイのブライトネス (SETUP 画面 ) の操作 手順 ・ マスターのミュートグループの操作 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 3 CASCADE COMM PORT 2. SETUP 画面の SYSTEM SETUP フィールドにある CASCADE ボタンを押す。 QL シリーズどうしをカスケード接続し、キュー操作やシーンのストア / リコール操作などをリ ンクさせるときに、リンク情報の送受信に使用する通信ポートを選択します。 3. CASCADE 画面の CASCADE IN PATCH タブを押す。 4. CASCADE IN PATCH ページでポートを割り当てたいバスの IN PATCH ボタンを押す。 ・ NONE .............. リンク動作なし 5. PORT SELECT画面のカテゴリー選択リスト/ポート選択ボタンを使って割り当てたいスロット/ ・ MIDI .
セットアップ BUS SETUP 画面 MIX バス /MATRIX バスの基本設定 MIX バス /MATRIX バスの各種設定を行ないます。 MIX バスや MATRIX バスの基本設定 ( ステレオ / モノラルの切り替え、インプット系チャンネルから 信号を送るときのセンドポイントなど ) を変更します。以下の操作で設定した内容は、シーンの一部と して保存されます。 1 2 4 1 3 4 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 2. SETUP 画面の BUS SETUP ボタンを押す。 3. BUS SETUP 画面のタブを使って、設定変更したいバスを選ぶ。 4. シグナルタイプ切り替えボタンを使って、バスごとに STEREO ( 奇数 / 偶数番号の順に並んだ 2 つ のバス単位で主要パラメーターを連動させる )、または MONOx2 ( モノラル ×2 チャンネルとし て使用する ) を選ぶ。 5. バスタイプ / センドポイント選択ボタンを使って、バスタイプとインプット系チャンネルから信号 が送られる位置を選ぶ。 6.
セットアップ 4 PAN LINK ボタン タッチスクリーン /LED/ ネーム表示 / ランプの輝度を設定する このボタンは、SIGNAL TYPE が STEREO で、 バスタイプが VARI の設定になっている場合に 表示されます。ボタンがオンのときは、インプットチャンネルから該当する 2 つのバスの送られ る信号のパンが、 STEREO バスのパンと連動します。 タッチスクリーン、 トップパネル上の LED とネーム表示、 リアパネルの LAMP 端子に接続されたラン プの輝度を設定します。輝度の設定は、バンク A/B の 2 種類を保存しておき、 必要に応じて素早く切り 替えることができます。 5 タブ MIX/MATRIX バスを切り替えます。 手順 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 ファンタム電源全体のオン / オフを切り替える 2. SETUP 画面の下段右側にあるフィールドで、BANK A または BANK B ボタンを押す。 3. [TOUCH AND TURN] ノブを使って、それぞれの輝度を調節する。 手順 1.
セットアップ 5 SCREEN 3 FORMAT ( 表示フォーマット ) タッチスクリーンの明るさを設定します。 輝度を 2 以下に設定したときは、画面が完全に見えなくならないように、次回電源をオンにした ときに、輝度 2 で起動します。 内蔵時計の日付 / 時刻の表示方法を選択します。 表示方法は次の中から選択できます。 ・ 日付 MM/DD/YYYY ( 月 / 日 / 西暦年 ) 6 PANEL トップパネル上の LED の明るさを設定します。 DD/MM/YYYY ( 日 / 月 / 西暦年 ) NOTE YYYY/MM/DD ( 西暦年 / 月 / 日 ) AD8HR が接続されている場合は、 AD8HR の LED 輝度も変わります。 ・ 時刻 24-Hour ( 時間を 0 〜 23 時で表示 ) 7 LAMP 12-Hour ( 時間を AM 0 〜 AM 11 時、PM 0 〜 PM 11 時で表示 ) リアパネルの LAMP 端子に接続されたランプの明るさを設定します。 内蔵時計の日時を合わせる ネットワークアドレスを設定する 本体に内蔵された時計の日時設
セットアップ NETWORK 画面 Dante オーディオネットワークを設定する 1 QL シリーズ本体、および本体の Dante 端子と接続する I/O デバイスの Dante オーディオネット ワーク設定は、 QL シリーズで行ないます。ここでは Dante オーディオネットワークの設定について説 明します。 3 手順 2 1. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押して、SETUP 画面を表示させる。 4 2. 画面中央の DANTE フィールドにある DANTE SETUP ボタンを押して、DANTE SETUP 画面を 表示させる。 3.
セットアップ 6 BIT 選択ボタン DANTE SETUP 画面(SETUP ページ) オーディオのビットレートを 24 ビットと 32 ビットから選択します。 2 1 ・ 24bit................R シリーズなどとデータを送受信するときに使用します。通常、QL シリーズの システムではこの設定で使用します。 3 ・ 32bit................25bit 以上でデータが送受信される場合 ( カスケード、ゲインコンペンセー ション使用時 ) に有利ですが、データ通信量は 24bit 時よりも 20 〜 30% ほ ど増加します。 7 LATENCY 選択ボタン Dante オーディオネットワークのレイテンシーを 0.25ms/0.5ms/1.0ms/2.0ms/5.0ms から選択します。 接続方法や規模によってレイテンシーの設定は変わります。 詳しくは「Dante オーディオネット ワークのレイテンシーを設定する」( → P.
セットアップ NOTE CONSOLE ID と SECONDARY PORT を切り替える 手順 1. DANTE SETUP 画面(SETUP ページ)にて CONSOLE ID と SECONDARY PORT を選択する。 2. APPLY ボタンを押す。 3.
セットアップ ■ 接続例とレイテンシー設定 リダンダンシー接続 ディジーチェーン接続 シンプルな 64 イン 48 アウト シンプルな 64 イン 48 アウト 3 3 2 4 2 3 1 1 1 QL QL 3 ホップ =0.25 ms 2 QL 4 ホップ =0.5 ms 3 ホップ= 0.25 ms リダンダンシー接続 ディジーチェーン接続 FOH/ モニターで 64 イン 48 アウトを共用 FOH/ モニターで 64 イン 48 アウトを共用 4 3 2 3 QL 2 QL QL 4 3 1 2 QL 1 QL 1 QL 4 ホップ =0.5 ms 4 ホップ =0.5 ms 3 ホップ =0.
セットアップ ディジーチェーン接続 リダンダンシー接続 256 チャンネル HA リモート ( 最大規模 ) 256 チャンネル HA リモート ( 最大規模 ) を 2 台のコンソールで共用 9 8 3 4 7 6 5 4 5 4 2 3 3 2 QL 1 QL 1 QL QL 9 ホップ =1.0 ms 1 4 ホップ =0.5 ms 2 5 ホップ =0.
セットアップ 3 I/O デバイス選択ボタン Dante オーディオネットワークにある I/O デバイスをマウントする Dante オーディオネットワークにある複数の I/O デバイスの中から、どの機器を使うかを選択してマ ウントします。1 台の QL シリーズに対して最大 24 台マウントできます。 押すと、 DEVICE SELECT 画面が表示されます。ボタンの上段はデバイスラベルが表示されま す。ボタンの下段は製品名と入出力数が表示されます。マウントされていない場合は、上段に 「---」 と表示され、下段は表示なしとなります。 手順 このボタンの下に表示される VIRTUAL/CONFLICT/DUPLICATE については、P.149 の ① 「I/O デバイスリスト」をご参照ください。 1. DANTE SETUP 画面下部の DEVICE MOUNT タブを押す。 2. I/O デバイス選択ボタンを押す。 DANTE SETUP 画面 3. DEVICE SELECT 画面で、設定方法選択ボタンを押す。 4. [TOUCH AND TURN] ノブを使って、設定する。 5.
セットアップ ■ 設定方法選択ボタン= DEVICE LIST のとき ■ 設定方法選択ボタン= SUPPORTED DEVICE のとき Dante オーディオネットワークにある I/O デバイスのリストから選択してマウントする場合は、 DEVICE LIST ボタンを押して、DEVICE LIST フィールドを表示させます。 QL シリーズがサポートしている I/O デバイスから選択してマウントする場合は、SUPPORTED DEVICE ボタンを押して、 SUPPORTED DEVICE フィールドを表示させます。Dante オーディオ ネットワークに接続していなくても設定できます。 3 1 3 1 2 4 2 1 DEVICE LIST 1 DEVICE TYPE Dante オーディオネットワークにある I/O デバイスのリストが表示されます。 QL シリーズがサポートしている I/O デバイスのタイプがリスト表示されます。 リストから、マウントする I/O デバイスを選びます。 リストから、マウントする I/O デバイスのタイプを選びます。 2 DEVICE LI
セットアップ NOTE ■ 設定方法選択ボタン= DVS または MANUAL のとき ・ I/O デバイスが 1 台の場合は、 I/O デバイスの UNIT ID を「1」に設定します。 ・ 接続する機器が複数ある場合、ID は機器どうしで重ならないように割り振ります。 ・ R シリーズ以外は、機種が異なれば R シリーズや、 他の種類の機種と同じ ID を振ることはでき ます。 ただし、I/O デバイスの入出力ポート画面の表示は UNIT ID で表示されるため、 区別が付 きにくくなるので、 できるだけ重ならないように設定してください。 ・ パネル、設定画面等から UNIT ID、デバイスラベルを変更できない機器 (Dante-MY16-AUD カード、Dante Accelerator 等 ) を SUPPORTED DEVICE として使用できるようにするには、 Dante Controller からデバイスラベルを変更する必要があります。 ・ I/O デバイスは、デバイスラベルを以下のように付けることで SUPPORTED DEVICE として 認識します。 Y###-**********
セットアップ 3 HA デバイス選択ボタン REMOTE HA を設定する 押すと、 REMOTE HA SELECT 画面が表示されます。ボタンの上段はデバイスラベルが表示さ れます。 ボタンの下段は製品名と入出力数が表示されます。マウントされていない場合は、上段に 「---」と表示され、 下段は表示なしとなります。 このボタンの下に表示される VIRTUAL/CONFLICT/DUPLICATE については、P.149 の ① 「I/O デバイスリスト」をご参照ください。 Dante オーディオネットワークにある複数の HA デバイスの中から、どの機器を使うかを選択してマ ウントします。1 台の QL シリーズに対して最大 8 台マウントできます。 手順 1. DANTE SETUP 画面下部の REMOTE HA ASSIGN タブを押す。 2. HA デバイス選択ボタンを押して、REMOTE HA SELECT 画面を表示させる。 REMOTE HA SELECT 画面 3.
セットアップ 機器状態の表示 ■ R シリーズ 接続されている QL シリーズおよび R シリーズ (Ro8-D 除く ) の機器の状態や Dante の状態をタッ チスクリーンで確認できます。R シリーズの状態をコンソールから確認するには、DANTE SETUP で REMOTE HA にアサインしている必要があります。 I/O DEVICE 画面の I/O フィールドにて、R シリーズの本体と Dante ネットワークの状態がインジ ケーター表示されます。 V1.
セットアップ ■ エラーメッセージ ■ 警告メッセージ 問題が解消されるまで、 SYSTEM のインジケーターが以下のように点灯 / 定期的に点滅し続けます。 問題が解消されるまで、インジケーターは点灯 / 定期的に点滅し続けます。 修理が必要な場合は、QL5/QL1 取扱説明書に記載されているヤマハ修理ご相談センターにご連絡く ださい。 緑色の [SYNC] インジケーターが消灯している場合は、機器のクロックが未確定であることを示しま す。 [SYSTEM] インジケーター 内容 対策方法 [SYNC] インジケーター Dante の内部エラーが発生した。 2 回点滅 対策方法 ワードクロックの設定が間違って いる。 QL5/QL1 ネイティブ対応機器または Dante Controller でクロックマスター とサンプリング周波数を正しく設定し てください。 Dante ネットワークの回線がつな がっていない。 Ethernet ケーブルが抜けていないか、 または断線していないか確認してくだ さい。 Dante ネットワークの結線が間 違っているため、他の Dante
セットアップ GPI ( 汎用インターフェース ) を使う 点灯または 点滅 2 回点滅 リダンダンシーネットワークのと きに、[SECONDARY] 端子に接 続されている回線に異常が発生し た。 リアパネルにある GPI 端子は、 GPI (General Purpose Interface) の入出力端子として利用できま す。この端子では、5 系統の GPI IN ポートと 5 系統の GPI OUT ポートが利用できます。 たとえば、外 部スイッチなどを使って QL シリーズ内部のパラメーターやシーンの切り替えを操作したり、逆に QL シリーズ側の操作やシーンの切り替えに応じて外部機器にコントロール信号を送信したりできます。 シーンの切り替えに応じて外部機器にコントロール信号を送信する方法については、 「シーンリコール に連動して外部機器にコントロール信号を出力する (GPI OUT)」( → P.
セットアップ 3 POLARITY MODE 選択ボタン NOTE ・ ラッチ動作では、外部スイッチからのトリガーが入力されるたびに、アクティブ / 非アクティ ブが切り替わります。この場合、外部スイッチにはノンロックタイプをおすすめします。 ・ アンラッチ動作では、外部スイッチからの信号がハイレベルまたはローレベルの間だけ、アク ティブに切り替わります。 この場合、 外部スイッチは使用目的によりノンロックタイプまたは ロックタイプをお使いください。 ・ MIDI/GPI 画面の GPI ページの設定は、すべてのシーンに共通です。 また、SETUP データとし て保存できます。 GPI IN ポートの極性を選びます。 ...........................( ローアクティブ ) オン / オフ切り替え式のパラメーターを操作する場合 は、スイッチが接地したときにアクティブになります。 ...........................
セットアップ 3 GPI OUT SETUP ボタン 現在設定しているファンクション名やパラメーター名が表示されます。このボタンを押すと、GPI OUT SETUP 画面が表示されます。 SETUP 画面 MIDI/GPI 画面 MIDI/GPI 画面 (GPI ページ ) 4 3 設定できる機能は次のとおりです。 ファンクション NO ASSIGN 1 CUE ACTIVE 2 各 GPI OUT ポートから出力されている電圧の状態が表示されます。 解説 割り当てなし CUE ON — 選択チャンネルの [CUE] キーがオン — DCA の [CUE] キーがオン INPUT ONLY — インプット系チャンネルの [CUE] キーがオン OUTPUT ONLY — アウトプット系チャンネルの [CUE] キーがオン REDUNDANCY IND.
セットアップ FADER START を使う MIDI/GPI 画面 (FADER START ページ ) 1 GPI OUT ポートに接続した機器を、フェーダーの操作に連動させる場合は、FADER START を設定し ます。 手順 1. QL シリーズの GPI 端子に外部機器を接続する。 2 2. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 3. SETUP 画面の MIDI/GPI ボタンを押す。 4. MIDI/GPI 画面の FADER START タブを押す。 5.
セットアップ NOTE ・ UPSTROKE/DOWNSTROKE ノブで設定する THRESHOLD 値は、各チャンネル ( フェーダー)、 各 GPI OUT PORT に対して共通です。ただし、GPI OUT PORT ごとにチャンネル ( フェーダー) は選択できます。 ・ MODE を FADER START にしているときは UPSTROKE の設定値のみ、MODE を FADER STOP にしているときは DOWNSTROKE の設定値のみ有効となります。MODE を FADER TALLY にしているときは、 UPSTROKE/DOWNSTROKE 両方の設定値が有効となります。 次の図は、それぞれのフェーダーモードでフェーダーを操作したときに、GPI OUT ポートからの出力 信号がどのように変化するかを表わしたものです。THRESHOLD フィールドの UPSTROKE は -60.
ヘルプ機能 NOTE ヘルプ機能 テキストファイルの文字コードは、 標準で UTF-8 として認識されます。ただし、 ファイルの先頭 に [Shift̲JIS] または [ISO-8859-1] という行を追加しておくと、その文字コードとして認識さ せることができます。 お使いのテキストエディターでファイルを保存するときに、適切な文字 コードを指定して保存してください。 ヘルプ機能で表示できるテキストファイル ( 文字コード / 言語 ) は、以下のとおりです。 ・ ISO-8859-1 の文字コードで記述したテキストファイル ( 英語、ドイツ語、フランス語、 スペイ ン語など ) ・ Shift̲JIS の文字コードで記述したテキストファイル ( 日本語 ) ・ 上記言語を UTF-8 の文字コードで記述したテキストファイル ・ テキストファイルの最大サイズは 1024KByte です。 ヤマハから提供されているヘルプファイル ( 拡張子 .xml) を表示できます。ヘルプファイルの最新情報 については、ヤマハプロオーディオウェブサイトをご参照ください。 http://proaudio.
ヘルプ機能 USER DEFINED キーを使ってヘルプを直接呼び出す ■ パネル操作子に対するヘルプを直接呼び出す場合 ■ USER DEFINED キーにヘルプ機能を割り当てる ヘルプ機能を割り当てた USER DEFINED キーを押しながら、 機能の概要を知りたいパネル上の操作 子を押す ( または回す ) と、その操作子の説明がある場合は該当項目のヘルプが表示されます。 ヘルプ機能を割り当てた USER DEFINED キーをもう一度押すと、画面が閉じます。 手順 NOTE 1. USB メモリーからヘルプファイルをロードする。 ・ ヘルプ機能を割り当てた USER DEFINED キーを押している間は、フェーダー以外のパネル上 の操作子は機能しません。 ・ ひとつの操作子に対して複数の説明がある場合は、上記の操作を繰り返すことで順に説明を表 示できます。 2. ファンクションアクセスエリアの SETUP ボタンを押す。 3. SETUP 画面左上の USER SETUP ボタンを押す。 4.
そのほかの機能 NOTE そのほかの機能 ・ 初期化が終わるまでボタンを押さないでください。 ・ 初期化が完了したあとは、EXIT ボタンを押さずに、引き続きほかのメニューを選択することも できます。 ここでは、 QL シリーズのそのほかの機能について説明します。 本体を工場出荷時の状態に初期化する タッチスクリーンの検知位置を調整する ( キャリブレーション機能 ) 本体の内蔵メモリーにエラーが起きたとき、またはパスワードを忘れてしまったために操作できなく なったときは、次の操作で内蔵メモリーを初期化できます。 LCD 表示とタッチスクリーンの位置補正をします。 内蔵メモリーの初期化には、 以下の 2 種類があります。 手順 INITIALIZE ALL MEMORIES 1. パネル上のマスターセクションのフェーダーB の [SEL] キーを押しながら、電源を入れる。 シーンメモリーやライブラリーを含む、すべてのメモリーを工場出荷時の状態に戻します。 2.
そのほかの機能 NOTE フェーダーを調整する ( キャリブレーション機能 ) ・ 起動時のチェックで問題が検出されたフェーダーは、手順 3 であらかじめ選択されています。 ・ RESTART ボタンが表示された場合は、キャリブレーションに失敗しています。 RESTART ボタ ンを押し、もう一度キャリブレーションを実行してください。 ・ 初期化が完了したあとは、EXIT ボタンを押さずに、引き続きほかのメニューを選択することも できます。 使用環境によっては、モーターフェーダーの挙動にずれが生じる場合があります。この挙動のずれは、 キャリブレーション機能を使って調整できます。 NOTE この操作で、 指定したチャンネルストリップセクション、 マスターセクションのフェーダーに 対して、半自動でキャリブレーションを行ないます。本体起動時にフェーダー設定に問題が検 出された場合も、この画面が表示されます。 入出力ゲインを微調整する ( キャリブレーション機能 ) 必要に応じて、入出力のゲインを微調整できます。 手順 1.
そのほかの機能 ・ SLOT OUTPUT TRIM ( 出力ポートの微調整 ) SLOT OUTPUT TRIM 画面を表示して、 指定した SLOT の出力ポートのゲインを 0.01dB 単 位で微調整します。 ・ INPUT PORT TRIM ( アナログ入力ゲインの微調整 ) INPUT PORT TRIM 画面を表示して、指定したアナログ入力ポートのゲインを 0.1dB 単位で微 調整します。 ・ OUTPUT PORT TRIM ( 出力ポートの微調整 ) OUTPUT PORT TRIM 画面を表示して、指定した出力ポートのゲインを 0.
そのほかの機能 LED カラーを調整する ( キャリブレーション機能 ) チャンネルネームディスプレイの輝度を調整する 必要に応じて、LED カラーの発色を調整できます。 LED カラーの調整は、ひとつずつ行ないます。 必要に応じて、チャンネルネームディスプレイの輝度を調整できます。 手順 手順 1. パネル上のマスターセクションのフェーダーB の [SEL] キーを押しながら、電源を入れる。 1. パネル上のマスターセクションのフェーダーB の [SEL] キーを押しながら、電源を入れる。 2. 起動メニュー画面の LED COLOR CALIBRATION ボタンを押す。 2. 起動メニュー画面の LED COLOR CALIBRATION ボタンを押す。 3. チャンネルカラーを調整したいインジケーターを、パネル上の [SEL] キーで選ぶ。 3.
そのほかの機能 チャンネルネームディスプレイの濃淡コントラストを調整する 必要に応じて、チャンネルネームディスプレイの濃淡コントラストを調整できます。 手順 1. パネル上のマスターセクションのフェーダーB の [SEL] キーを押しながら、電源を入れる。 2. 起動メニュー画面の LED COLOR CALIBRATION ボタンを押す。 3. セレクテッドチャンネルセクションの [GAIN] ノブを回す。 左に回すと全チャンネルのコントラストが薄くなり、右に回すと全チャンネルのコントラストが濃 くなります。 4. 他とコントラストが異なるチャンネルを調整する場合、該当チャンネルの [SEL] キーを押しながら [CUE] キーまたは [ON] キーを押す。 [CUE] キーを押すとコントラストが濃くなり、[ON] キーを押すとコントラストが薄くなります。 5. 調整が終わったら、画面右側の APPLY ボタンを押して、変更を確定する。 6.
ワーニング / エラーメッセージ ワーニング / エラーメッセージ メッセージ メッセージ 概要 概要 DANTE module Error! Dante モジュールが異常動作している。 Different File Format! Some Data was not Loaded. サポートしない形式のデータをロードした。 xxx Parameters Copied. xxx のパラメーターがコピーバッファーにコピーされた。 xxx Parameters Initialized. xxx のパラメーターが初期化された。 Directory Not Empty! ディレクトリーを削除しようとしたが、ディレクトリー内にファイ ルが残っているため削除できなかった。 xxx Parameters Pasted. xxx のパラメーターがコピーバッファーからペーストされた。 xxx Parameters Swapped with Copy Buffer.
ワーニング / エラーメッセージ メッセージ Memory Error. 概要 メッセージ 概要 REMOTE: Rx Buffer Full! Remote 端子の受信データ量が多すぎる。 REMOTE: Tx Buffer Full! Remote 端子の送信データ量が多すぎる。 Removed from the Channel Link group. チャンネルがリンクグループから外れた。 Saving Aborted. USB メモリーへの保存が中断された。 Saving Finished. USB メモリーへの保存が完了した。 モニターの DEFINE 機能は最大 8 つのソースまでしか選択できない が、それ以上のソースを割り当てようとした。 SCENE #xxx is Empty! リコールしようとしたシーンにデータがストアされていない、また はデータが壊れていてリコールできない。 No Access From Recorder! RECORDER 画面で \YPE\SONGS\ より上の階層に移動できませ ん。 SCENE #xxx is Protected
ワーニング / エラーメッセージ メッセージ 概要 Too Large Files! Loading Failed. ビットマップファイルサイズが大きすぎてロードできない。対応し ているファイルサイズは 307,256Bytes 以下である。 またはテキストファイルが大きすぎてロードできない。対応してい るファイルサイズは 1024kB 以下である。 Too Many Bands Used! Cannot Compare. 31bandGEQ をコピーして Flex15GEQ とコンペアするときに、コ ピー元で 16 バンド以上が設定されていたため、コンペアできな かった。 Too Many Bands Used! Cannot Paste to Flex15GEQ.
索引 索引 Numerics 8BandPEQ .................................. 126 A AUTOMIXER ............................... 129 D Dante オーディオ ネットワーク ....................... 14, 219 DAW .............................................. 175 DCA グループ.................................. 61 E EQ ..................................................... 54 ライブラリー................................ 60 G GPI ................................................. 230 H HA..................................................... 26 I I/O デバイス ....
Contents Data List EQ Library List.................................................................... DYNAMICS Library List ...................................................... Dynamics Parameters......................................................... Effect Type List.................................................................... Effects Parameters.............................................................. Premium Rack Processor Parameters ................................
EQ Library List # LOW L-MID H-MID HIGH PEAKING PEAKING PEAKING H.SHELF G +3.5 dB –3.5 dB 0.0 dB +4.0 dB F 100 Hz 265 Hz 1.06 kHz 5.30 kHz Q 02 Bass Drum 2 1.25 10.0 0.90 — PEAKING PEAKING PEAKING LPF G +8.0 dB –7.0 dB +6.0 dB ON F 80.0 Hz 400 Hz 2.50 kHz 12.5 kHz Q 03 Snare Drum 1 0.0 dB +3.0 dB +4.5 dB 1.00 kHz 3.15 kHz 5.00 kHz 1.25 4.5 0.11 — L.SHELF PEAKING PEAKING PEAKING G +1.5 dB –8.5 dB +2.5 dB +4.0 dB F 180 Hz 335 Hz 2.36 kHz 4.
# 33 Bass Drum 3 35 Tom-tom 2 37 Piano Low 39 Fine-EQ Cass HIGH PEAKING PEAKING PEAKING –10.0 dB +3.5 dB 0.0 dB F 118 Hz 315 Hz 4.25 kHz 20.0 kHz 2.0 10.0 0.40 0.40 L.SHELF PEAKING PEAKING PEAKING G 0.0 dB +2.0 dB +3.5 dB 0.0 dB F 224 Hz 560 Hz 4.25 kHz 4.00 kHz Q — 4.5 2.8 0.10 H.SHELF L.SHELF PEAKING PEAKING G –9.0 dB +1.5 dB +2.0 dB 0.0 dB F 90.0 Hz 212 Hz 5.30 kHz 17.0 kHz — 4.5 1.25 — PEAKING PEAKING PEAKING H.SHELF G +4.5 dB –13.0 dB +4.
# Title Type 18 E. B. Slap COMPRESSOR 19 Syn. Bass COMPRESSOR 20 Piano1 COMPRESSOR 21 Piano2 COMPRESSOR 22 E. Guitar COMPRESSOR 23 A.
DUCKING Dynamics Parameters Ducking is commonly used for voice-over applications in which the background music level is reduced automatically when an announcer speaks. When the KEY IN source signal level exceeds the specified THRESHOLD, the output level is attenuated by a specified amount (RANGE). Dynamics Parameters are the following types.
COMPRESSOR EXPANDER The COMP processor attenuates signals above a specified THRESHOLD by a specified RATIO. The COMP processor can also be used as a limiter, which, with a RATIO of ∞:1, reduces the level to the threshold. This means that the limiter’s output level never actually exceeds the threshold. An expander attenuates signals below a specified THRESHOLD by a specified RATIO.
COMPANDER HARD (COMPANDER-H), COMPANDER SOFT (COMPANDER-S) Effect Type List Title Output Level The hard and soft companders combine the effects of the compressor, expander and limiter. THRESHOLD WIDTH 0dB Input Level The companders function differently at the following levels: 1 0 dB and higher ..................................Functions as a limiter. 2 Exceeding the threshold ....................Functions as a compressor. 3 Below the threshold and width ..........Functions as an expander.
Title Type Effects Parameters Description DelayEr. DELAYER. Delay and early reflections in series Delay+Rev DELAY+REV Delay and reverb in parallel REV-X HALL, REV-X ROOM, REV-X PLATE DelayRev DELAYREV Delay and reverb in series DistDelay DISTDELAY Distortion and delay in series Multi Filter MULTI FILTER 3-band parallel filter (24 dB/octave) Freeze FREEZE Simple sampler Newly-developed two input, two output reverb algorithm.
STEREO REVERB GATE REVERB, REVERSE GATE Two input, two output stereo reverb. One input, two output early reflections with gate, and early reflections with reverse gate. Parameter Range Description Parameter Range Type-A, Type-B Description REV TIME 0.3–99.0 s Reverb time TYPE Type of early reflection simulation REV TYPE Hall, Room, Stage, Plate Reverb type ROOMSIZE 0.1–20.0 INI. DLY 0.0–100.
MOD. DELAY ECHO One input, two output basic repeat delay with modulation. Two input, two output stereo delay with crossed feedback loop. Parameter Range Description Parameter Range Description DELAY 0.0–2725.0 ms Delay time DELAY L 0.0–1350.0 ms Left channel delay time FB. GAIN –99 to +99% Feedback gain (plus values for normal-phase feedback, minus values for reverse-phase feedback) DELAY R 0.0–1350.0 ms Right channel delay time FB.DLY L 0.0–1350.
FLANGE PHASER Two input, two output flange effect. Two input, two output 16-stage phaser. Parameter Range FREQ. 0.05–40.00 Hz DEPTH MOD. DLY Description Parameter Range Description Modulation speed FREQ. 0.05–40.00 Hz Modulation speed 0–100% Modulation depth DEPTH 0–100% Modulation depth 0.0–500.0 ms Modulation delay time FB. GAIN –99 to +99% FB.
DYNA.PHASER DUAL PITCH Two input, two output dynamically controlled phaser. Two input, two output pitch shifter. Parameter Range SOURCE INPUT, MIDI SENSE DIR.
AUTOPAN RING MOD. Two input, two output autopanner. Two input, two output ring modulator. Parameter Range FREQ. 0.05–40.00 Hz DEPTH DIR. Description Parameter Range Description Modulation speed SOURCE OSC, SELF 0–100% Modulation depth OSC FREQ 0.0–5000.0 Hz Oscillator frequency *1 Panning direction FM FREQ. 0.05–40.
REV+CHORUS REV+FLANGE One input, two output reverb and chorus effects in parallel. One input, two output reverb and flanger effects in parallel. Parameter Range REV TIME 0.3–99.0 s INI. DLY HI. RATIO Description Parameter Range Description Reverb time REV TIME 0.3–99.0 s Reverb time 0.0–500.0 ms Initial delay before reverb begins INI. DLY 0.0–500.0 ms Initial delay before reverb begins 0.1–1.0 High-frequency reverb time ratio HI. RATIO 0.1–1.
REV+SYMPHO. REVPAN One input, two output reverb and symphonic effects in parallel. This is a 1-in/2-out series-connected reverb and auto-pan effect. Parameter Range Parameter Description Range Description Reverb time REV TIME 0.3–99.0 s 0.0–500.0 ms Initial delay before reverb begins INI. DLY 0.0–500.0 ms Initial delay before reverb begins 0.1–1.0 High-frequency reverb time ratio HI. RATIO 0.1–1.0 High-frequency reverb time ratio 0–10 Spread DIFF.
DELAYER. Parameter One input, two output delay and early reflections effects in series. SYNC OFF/ON Tempo parameter sync on/off NOTE L *1 Used in conjunction with TEMPO to determine left channel DELAY *1 Used in conjunction with TEMPO to determine right channel DELAY *1 Used in conjunction with TEMPO to determine feedback DELAY Parameter Range Description Range Description DELAY L 0.0–1000.0 ms Left channel delay time NOTE R DELAY R 0.0–1000.
DISTDELAY FREEZE One input, two output distortion and delay effects in series. One input, two output basic sampler. Parameter Range Description Parameter Range Description REC MODE MANUAL, INPUT In MANUAL mode, recording is started by pressing the REC and PLAY buttons. In INPUT mode, Record-Ready mode is engaged by pressing the REC button, and actual recording is triggered by the input signal. REC DLY –1000 to +1000 ms Recording delay.
AMP SIMULATE COMP276S One input, two output guitar amp simulator. This effect emulates the characteristics of analog compressors that are widely used in recording studios. It produces a thick, strong frame sound suitable for drums and bass. You can link and control the L and R channel parameters.
EQUALIZER601 OPENDECK This effect emulates the characteristics of 70’s analog equalizers. Re-creating the distortion of typical analog circuits will add drive to the sound. It emulates the tape compression created by two open reel tape recorders (a recording deck and a playback deck). You can change the sound quality by adjusting various elements, such as the deck type, tape quality, playback speed, etc.
Parameter LIM.ATK Range 0–120 ms Premium Rack Processor Parameters Description Attack time of the limiter LIM.REL *1 Release time of the limiter LIM.KNEE 0–5 Knee of the limiter LIM.BYP OFF/ON Bypasses the limiter PRESENCE –10 to +10 Positive (+) values lower the threshold of the high band and raise the threshold of the low band. Negative (–) values do the opposite. If this is set to 0, the high, mid, and low bands will be affected in the same way. ALL BYPASS OFF, ON LOOKUP 0.0–100.
U76 Dynamic EQ This models a well-known vintage compressor/limiter used in a wide range of situations. This is a newly developed equalizer that dynamically changes the EQ gain in response to the input signal, controlling the amount of EQ cut or boost in a way similar to a compressor or expander. Parameter Range Description INPUT –96.0 to 0.0 dB Input level OUTPUT –96.0 to 0.0 dB Output level ATTACK 5.50 to 0.10 ms Attack time of the compressor.
Automixer Parameters Parameter Range Parameters that can be assigned to control changes Description Mode Parameter 1 Group a, b, c Channel control field group Override OFF/ON Turns on/off overriding of the channel control field ChMode man, auto, mute Channel control field mode (man/auto/mute) ChModePreset man, auto, mute Preset setting of the channel control field Weight –100 to 15 Relative sensitivity among input channels in the channel control field MeterType gain, input, output Met
Mode INPUT ATT Parameter 1 INPUT Parameter 2 Mode LCR ON MIX 1 ON–MIX 16 ON THRESHOLD MATRIX 1 ON–MATRIX 8 ON RANGE MIX 1 POINT–MIX 16 POINT HOLD L DECAY/RELEASE H MIX/MATRIX SEND MIX 1 H–MIX 16 H MATRIX 1 H–MATRIX 8 H DECAY/RELEASE L MIX 1 L–MIX16 L RATIO MATRIX 1 L–MATRIX 8 L KNEE MIX 1/ 2 PAN–MIX 15/16 PAN GAIN H MATRIX 1/2 PAN–MATRIX 7/8 PAN GAIN L MATRIX 1 POINT–MATRIX 8 POINT MATRIX 1 LEVEL H–MATRIX 8 LEVEL H MATRIX 1/2 PAN–MATRIX 7/8 PAN RELEASE H TO STEREO ON CH 1–CH 64*1 ST
Mode Parameter 1 Mode LOW Q BAND6 GAIN L LOW FREQ BAND6 FREQ LOW GAIN BAND6 Q LOW MID Q BAND7 BYPASS LOW MID FREQ BAND7 GAIN H LOW MID GAIN BAND7 GAIN L HIGH MID FREQ HIGH MID GAIN BAND7 Q BAND8 BYPASS HIGH Q BAND8 GAIN H HIGH FREQ BAND8 GAIN L HIGH GAIN BAND8 FREQ LOW TYPE BAND8 Q HIGH TYPE HPF ON PEQ HIGH LPF ON INPUT HPF SLOPE LPF FREQ LPF SLOPE ON NOTCH A ON BAND1 BYPASS NOTCH A FREQ H BAND1 GAIN H NOTCH A FREQ L BAND1 GAIN L NOTCH A Q BAND1 FREQ NOTCH B ON BAND1 Q
Mode Parameter 1 Parameter 2 MATRIX 1 POINT–MATRIX 8 POINT MATRIX 1 ON–MATRIX 8 ON STEREO TO MATRIX MATRIX 1 LEVEL H–MATRIX 8 LEVEL H STEREO L–MONO(C) MATRIX 1 LEVEL L–MATRIX 8 LEVEL L MATRIX 1/2 PAN–MATRIX 7/8 PAN SOURCE SELECT 2CH MONITOR ASSIGN DOWNMIX SURROUND SPEAKER SOLO SURROUND MONITOR SURROUND SPEAKER L SURROUND SPEAKER R — SURROUND SPEAKER C SURROUND SPEAKER LFE SURROUND SPEAKER Ls SURROUND SPEAKER Rs LR PAN FR PAN FR PAN REVERSE DIV L ON SURROUND PAN R ON C ON LFE ON SELECTED CH CH 1–C
NRPN parameter assignments Parameter INPUT FADER MIX1-16, MATRIX, STEREO LR MIX9 SEND MIX10 SEND MIX11 SEND MIX12 SEND INPUT to MIX9-16 LEVEL MIX13 SEND MIX14 SEND MIX15 SEND MIX16 SEND MATRIX1 SEND MATRIX2 SEND INPUT to MATRIX1-4 LEVEL MATRIX3 SEND MATRIX4 SEND MATRIX1 SEND MATRIX2 SEND MATRIX3 SEND MATRIX4 SEND MIX1-16, STEREO LR to MATRIX LEVEL MATRIX5 SEND MATRIX6 SEND MATRIX7 SEND MATRIX8 SEND INPUT ON MIX1-16, MATRIX, STEREO LR MIX9 SEND MIX10 SEND MIX11 SEND MIX12 SEND INPUT to MIX9-16 ON MIX13 SEND
Parameter MIX9/10 INPUT to MIX9/10-15/16 MIX11/12 PAN MIX13/14 MIX15/16 MATRIX1/2 INPUT to MATRIX1/2, 3/4 PAN MATRIX3/4 MATRIX1/2 MATRIX3/4 MIX1-20, STEREO LR to MATRIX PAN MATRIX5/6 MATRIX7/8 MIX1-8 to STEREO PAN MIX TO ST MIX1-20, MATRIX, BALANCE STEREO LR MATRIX1 SEND MATRIX2 SEND MATRIX3 SEND MIX, STEREO LR, MONO MATRIX4 SEND to MATRIX PRE/POST MATRIX5 SEND MATRIX6 SEND MATRIX7 SEND MATRIX8 SEND MATRIX1 SEND MATRIX2 SEND MATRIX3 SEND MATRIX4 SEND MONO to MATRIX ON MATRIX5 SEND MATRIX6 SEND MATRIX7 SEND
Parameter ON LOW Q LOW FREQ LOW GAIN LOW MID Q LOW MID FREQ LOW MID GAIN MONO EQ HIGH MID Q HIGH MID FREQ HIGH MID GAIN HIGH Q HIGH FREQ HIGH GAIN HPF ON LPF ON LOW TYPE INPUT1-56, STIN1-4 EQ HIGH TYPE LOW TYPE MIX, MATRIX, STEREO LR, MONO EQ HIGH TYPE FADER SPEAKER MUTE SOLO SPEAKER MUTE L MONITOR SPEAKER MUTE R SURROUND MONITOR SPEAKER MUTE C SPEAKER MUTE LFE SPEAKER MUTE Ls SPEAKER MUTE Rs INPUT1-56, STIN1-4 HPF FREQ ON ATTACK THRESHOLD MONO DYNAMICS1 RELEASE RATIO GAIN KNEE/WIDTH MIX1/2 MIX3/4 INPUT1-56
Parameter ON SLOT OUT DELAY TIME HIGH TIME LOW ON OMNI OUT DELAY TIME HIGH TIME LOW ON DIGITAL OUT DELAY TIME HIGH TIME LOW RATIO INPUT1-48, STIN1-4 KNEE/WIDTH DYNAMICS1 GAIN reserved INPUT1-48, STIN1-4 DYNAMICS2 FILTER FREQ ON GAIN1 GAIN2 GAIN3 GAIN4 GAIN5 GAIN6 GAIN7 GAIN8 GAIN9 GAIN10 GAIN11 GAIN12 GAIN13 GAIN14 GAIN15 GEQ RACK7A-8B GAIN16 GAIN17 GAIN18 GAIN19 GAIN20 GAIN21 GAIN22 GAIN23 GAIN24 GAIN25 GAIN26 GAIN27 GAIN28 GAIN29 GAIN30 GAIN31 MIX, MATRIX, STEREO ATT LR, MONO EQ From (HEX) 3CD6 3D06 3D36
Mixing parameter operation applicability This table indicates which settings affect the behavior of each input channel and output channel parameter. It also indicates whether or not they can be linked as stereo, and whether or not they are relevant to the RECALL SAFE, GLOBAL PASTE, and USER LEVEL settings, and a channel library.
Parameter To Matrix DELAY Stereo*1 RECALL SAFE, FOCUS RECALL, GLOBAL PASTE*8 CHANNEL LINK ALL INPUT MATRIX ON*3 Parameter Select button INPUT MATRIX ON*7 Channel Library USER LEVEL INPUT FADER/ON*4 O *4 O FADER/ON*4 O On O Level O Pan/Balance O*11 O INPUT MATRIX Pre/Post O INPUT MATRIX SEND*3 O INPUT MATRIX SEND*7 INPUT PROCESSING*4 ms O*10 INPUT DELAY*10 O INPUT DELAY INPUT PROCESSING O ON O INPUT DELAY O INPUT DELAY INPUT PROCESSING O O *3 INPUT MATRIX SEND O
MIX Channels Parameter Linked for a stereo pair CHANNEL LINK RECALL SAFE, FOCUS RECALL, GLOBAL PASTE *8, *12 ALL Parameter Select button Name, Icon, Color O MIX NAME, GLOBAL OUTPUT NAME OUTPUT NAME Output Patch O MIX OUTPUT PATCH, GLOBAL OUTPUT PATCH OUTPUT PATCH Out Patch O MIX INSERT PATCH, GLOBAL OUTPUT PATCH OUTPUT PATCH In Patch O MIX INSERT PATCH, GLOBAL OUTPUT PATCH OUTPUT PATCH +48V, Gain, Gain Compensation O MIX INSERT PATCH, GLOBAL HA MIX PROCESSING Insert1, Insert2 Cha
*11 *12 *13 *14 Balance only For GLOBAL PASTE, the MIX, MATRIX, STEREO, and MONO settings of each channel will be set in common as the OUTPUT. Linked only for stereo MATRIX Applicable to parameters only when ALL is selected.
*9 *11 *12 *14 Applies to ALL only when using GLOBAL PASTE, and only to ON/OFF. Balance only For GLOBAL PASTE, the MIX, MATRIX, STEREO, and MONO settings of each channel will be set in common as the OUTPUT. Applicable to parameters only when ALL is selected.
DCA MUTE Parameter RECALL SAFE, FOCUS RECALL, GLOBAL PASTE ALL Parameter Select button USER LEVEL Parameter RECALL SAFE ALL Name, Icon, Color O DCA NAME DCA MASTER Name On O DCA LEVEL/ON DCA MASTER On MUTE GROUP MASTER Fader O DCA LEVEL/ON DCA MASTER Dimmer MUTE GROUP MASTER Fade Time, On O *9 STORE MUTE Assign MUTE GROUP ASSIGN Input *9 DCA Assign O USER LEVEL MUTE GROUP MASTER DCA GROUP ASSIGN Applies to ALL only when using GLOBAL PASTE, and only to ON/OFF.
MIDI Data Format CONTROL CHANGE numbers 0 and 32 are for selecting banks. This section explains the format of the data that the QL series is able to understand, send, and receive. STATUS DATA 1 CHANNEL MESSAGE 1.1 NOTE OFF (8n) Reception These messages are echoed to MIDI OUT if [OTHER COMMAND ECHO] is ON. They are received if [Rx CH] matches, and used to control effects.
2 SYSTEM REALTIME MESSAGE < MMC DEFERED PLAY > 2.1 SONG SELECT Reception If the [DEVICE NO.] matches or is 7F, receives this message and starts playback. (F3) Reception Select the track number shown in the TITLE LIST screen of the USB memory recorder. STATUS 11110011 F3 Song select Song number 0sssssss ss Song number (0-127) 2.2 TIMING CLOCK (F8) Reception This message is used to control effects. This message is transmitted twenty-four times per quarter note.
[Conversion from actual data to bulk data] d[0-6]: actual data b[0-7]: bulk data b[0] = 0; for( I=0; I<7; I++){ if( d[I]&0x80){ b[0] |= 1<<(6-I); } b[I+1] = d[I]&0x7F; } [Recovery from bulk data to actual data] d[0-6]: actual data b[0-7]: bulk data for( I=0; I<7; I++){ b[0] <<= 1; d[I] = b[I+1]+(0x80&b[0]); } 3.3 PARAMETER CHANGE Reception This message is echoed if [PARAMETER CHANGE ECHO] is ON.
4.2.
4.4 FUNCTION CALL – LIBRARY ATTRIBUTE – 4.4.2 Format (PARAMETER REQUEST) 4.4.1 Format (PARAMETER CHANGE) Reception The PARAMETER CHANGE will be sent with Device number [Rx CH] immediately the data is received. Reception Data will be received when [PARAMETER CHANGE Rx] is on and the Device number of both [Rx CH] and SUB STATUS match. The data will be echoed when [PARAMETER CHANGE ECHO] is on. The corresponding memory/library title will be changed immediately the data is received.
4.5.2 Format (PARAMETER REQUEST) 4.6 FUNCTION CALL – COLLECTION STORE – Reception The PARAMETER CHANGE will be sent with Device number [Rx CH] immediately the data is received. 4.6.1 Format (PARAMETER CHANGE) STATUS ID No.
4.8 FUNCTION CALL – CHANNEL – 4.8.1 Pair ON/OFF Trigger Format (PARAMETER CHANGE) Reception Data will be received when [PARAMETER CHANGE Rx] is on and the Device number of both [Rx CH] and SUB STATUS match. The data will be echoed when [PARAMETER CHANGE ECHO] is on. STATUS ID No.
Input/Output Specifications Digital input/output specifications Analog input specifications Input Connectors INPUT 1-32 *6 Gain Input Source Impedance Impedance Sensitivity*1 +66dB 7.5 kΩ –6dB 50-600 Ω Mics & 600 Ω Lines Input Level Defined Level Maximum Non-Clip Level –82dBu (61.6μV) –62dBu (0.616mV) –42dBu (6.16mV) –10dBu (245mV) +10dBu (2.45V) +30dBu (24.
I/O SLOT (1-2) specifications Electrical characteristics A Mini-YGDAI card can be inserted into slots 1-2. Only slot 1 supports serial interfaces. All faders are nominal when measured. Output impedance of signal generator: 150 ohms Frequency Response. Control I/O specifications Connectors MIDI WORD CLOCK Format Level IN MIDI – DIN Connector 5P OUT MIDI – DIN Connector 5P IN – TTL/75 Ω terminated BNC Connector OUT – TTL/75 Ω BNC Connector – – GPI (5IN/5OUT) NETWORK IEEE802.
Dynamic Range. Input INPUT 1-32*1 — Fs= 48 kHz Output RL OMNI OUT 1-16*2 Conditions Min. Typ. Max. Unit 600 Ω AD + DA, GAIN: –6dB 108 dB OMNI OUT 1-16*2 600 Ω DA Converter 112 dB *1. QL1: INPUT 1-16 *2. QL1: OMNI OUT 1-8 *3. Dynamic Range are measured with A-weight filter. Sampling Frequency Parameter External Clock Frequency Range Jitter of PLL Frequency Internal Clock Accuracy Jitter Conditions Fs= 44.1 kHz Fs= 45.9375 kHz (44.1 kHz +4.1667%) Fs= 44.1441 kHz (44.1 kHz +0.
Mixer Basic Parameters Function Parameter Function Libraries Name Number Total Scene Memory Preset 1 + User 300 301 Input CH Library Preset 1 + User 199 200 Output CH Library Preset 1 + User 199 200 Range= Gate: –∞ dB to 0 dB Ducking: –70 dB to 0 dB Dynamics 1 Gain= 0.0 dB to +8dB Knee= Hard to 5 (soft) Key In: Self Pre EQ/Self Post EQ/Mix Out13-16 Ch1-STIN8R (8ch block) Parameter Frequency= 20 Hz to 20 kHz Releace= 48 kHz: 5 msec to 42.3 sec 44.1 kHz: 6 msec to 46.
Pin Assignment Chart 8 15 3 2 1 11 10 9 GPI Pin Signal Name Pin 1 GPO1 9 Signal Name GPO2 2 GPO3 10 GPO4 3 GPO5 11 GND 4 GND 12 GND 5 +5V 13 +5V 6 GPI1 14 GPI2 7 GPI3 15 GPI4 8 GPI5 47 Data List
48 :True# O: Yes X: No Mode 2: OMNI ON, MONO Mode 4: OMNI OFF, MONO Mode 1: OMNI ON, POLY Mode 3: OMNI OFF, POLY Aux Messages Effect Control *1 Bulk Dump/Request and Parameter Change/Request. *2 MMC X X X X O O X X X X X X :All Sound Off :Reset All Cntrls :Local ON/OFF :All Notes OFF :Active Sense :Reset IDI Implementation Chart Recorder Control Assignable Bank Select Data Entry NRPN LSB,MSB Assignable Cntrl Notes O X X X :Clock :Commands X O X System Real Time X X X O *1,*2 :Song Pos.
ヤマハ プロオーディオウェブサイト http://www.yamahaproaudio.com/japan/ja/ ヤマハマニュアルライブラリー http://www.yamaha.co.