QL StageMix V8 ユーザーガイド ようこそ このたびは、ヤマハデジタルミキシングコンソール QL シリーズ用 iPad アプリケーション 「QL StageMix」(以下 StageMix)をダウンロードいただきありがとうございます。 StageMixはQLシリーズのパラメーターをワイヤレスコントロールするiPad アプリケーションです。 StageMixを使用すれば、ミキシングエンジニアはステージ上で演奏者のポジションやQLシリーズか ら離れたところで直接QLシリーズのミキシングパラメーターを操作できるようになります。iPadならで はのシンプルかつ直感的な操作性によってセットアップの時間が短縮され、QLシリーズのライブサ ウンドセッティングがさらに快適なものとなります。StageMixはステージ上でのモニターミックスの調 整に重点を置いていますが、その機能はますます充実しており、幅広いリモートコントロール機能を お使いいただけます。 Note: 地域によってはiOSアプリケーションを利用できない場合があります。詳細はヤマハのディーラ ーにお問い合わせください。 QLシリーズの最新ファームウェ
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 目次 Page 1.0 ソフトウェアの動作環境 ....................................................................................... 8 2.0 Wi-Fi の設定 ...................................................................................................... 8 3.0 準備 ................................................................................................................... 9 3.1 QL シリーズ ネットワークの設定 ....................................................................... 9 3.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 4.10.10 Dante 以外のワイヤレスマイクのコントロールと監視 ................................. 27 4.10.11 入力ポートのパッチ設定 .......................................................................... 27 4.10.12 入力ポートのパッチオプション .................................................................. 29 4.10.13 マルチチャンネルインプットパッチ ............................................................. 30 4.11 SENDS ON FADERS ......................................................................................
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 5.4.2 HPF ........................................................................................................ 48 5.4.3 LPF......................................................................................................... 48 5.4.4 EQ RESET .............................................................................................. 48 5.4.5 PEQ コピー/ペースト ............................................................................... 48 5.4.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 6.5 出力ポートのフェイズ ..................................................................................... 63 6.6 出力ポートゲイン ........................................................................................... 63 6.7 ディレイタイムの設定 ..................................................................................... 64 6.7.1 ディレイスケール ..................................................................................... 64 6.7.2 数字キーパッド ...........................
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 8.2.4 EFFECT のバイパス ................................................................................ 78 8.2.5 IN/OUT メーター ...................................................................................... 78 8.2.6 出力パッチの割り当て ............................................................................. 78 8.3 EFFECT の編集 ............................................................................................. 79 8.3.1 現在の EFFECT........................
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 10.3 Enable Inc/Dec Scene Recall ......................................................................... 96 10.4 Show Send Levels in Meter Bridge.................................................................. 97 10.5 Enable Phantom Power Switching ................................................................... 97 10.6 Set EQ band to 0dB with Double-Tap ............................................................. 97 10.7 Show dB Markings on Mixer .
Yamaha Professional Audio 1.0 • • • • • 2.0 QL StageMix V8 ユーザーガイド ソフトウェアの動作環境 アップル社 iPad (iOS 8 以降の全モデル) ヤマハデジタルミキシングコンソール QL シリーズ(ファームウェアバージョン V4.0、 V4.1、V4.5、V5.x) Wi-Fi アクセスポイント(802.11g、n または ac ) CAT5 ケーブル (QL シリーズ~Wi-Fi アクセスポイント間接続用) 対応 iOS : iOS 8.0-12.x Wi-Fi の設定 各機器の取扱説明書に従って、Wi-Fi アクセスポイントを設定してください。特別な設定は 必要ありませんが、外部からネットワークへの侵入を防ぐために WPA のようなセキュリティ をかけていただくことをおすすめします。以下の設定を参考にしてください。 1. 2. 3. 4. 5.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 3.0 準備 3.1 QL シリーズ ネットワークの設定 CAT5 ケーブルを使って QL シリーズのネットワークポートと Wi-Fi アクセスポイント を接続します。 イーサネットケーブルが Wi-Fi 機器の LAN ポートに接続されていることを確認してく ださい。(WAN ポートには接続しないでください) QL シリーズコンソールの IP アドレスをメモします。この IP アドレスは、あとで iPad に入力する必要があります。IP アドレスはコンソールから次の手順で確認できま す。 a. [SETUP] ボタンを押します。 b. [NETWORK] ボタンを押します。 3.2 iPad の Wi-Fi 設定 DHCP または固定 IP アドレスを使って、iPad の設定を行ないます。 3.2.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド d) [DHCP]を選択して、iPad が IP Address(IP アドレス)、Subnet Mask(サブ ネットマスク)、Router(ルーター)、DNS のデータを受信したことを確認し ます。 e) データが反映されない場合は、[Renew Lease](DHCP リースを更新)を選 択します。 f) 設定が完了したら、iPad のホームボタンを押して、[設定]メニューを終了 します。 Note: • IP アドレスについては、QL シリーズ本体と同じサブネットが設定されて いるかを確認してください。 • 上記の手順「e」を行なっても DHCP の設定が適用されない場合は、お使 いの DHCP サーバーの設定を確認してください(11.4 章)。または、固定 IP アドレスを使って iPad の設定を行なってください。 3.2.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド d) [静的](Static)を選択します。 e) IP Address: QL シリーズの IP アドレスの第 4 オクテットのみを変えた IP アドレスを入力します。(例: QL シリーズの IP アドレスが「192.168.0.10」 の場合、iPad には「192.168.0.1」のように入力します。) f) Subnet Mask(サブネットマスク): 「255.255.255.0」を入力します。 g) Router(ルーター): Wi-Fi アクセスポイントの IP アドレスを入力します。(通 常、Wi-Fi 機器本体底面または取扱説明書に印刷されています。) h) DNS: Wi-Fi アクセスポイントの IP アドレスを入力します。(手順「g」と同 様) i) iPad のホームボタンを押して、[設定]メニューを終了します。 3.2.3 ネ ッ ト ワ ー ク へ の 接 続 方 法 の 切 り 替 え ( V7.0 以 降 ) iOS9.
Yamaha Professional Audio 3.3 QL StageMix V8 ユーザーガイド StageMix の設定 QL StageMix を起動します。 Select Mixer 画面が表示されます。この画面では以下のようなことができます。 • • • OFFLINE DEMO モードに入り、QL StageMix の機能やユーザーインターフェー スを試すことができます。 StageMix と QL シリーズ を併せて使うための環境設定ができます。 お使いの iPad 用に設定された QL シリーズを選択し、StageMix を開始します。 3.3.1 オフラインデモモード Select Mixer 画面で[OFFLINE DEMO] ボタンを押すことで、QL シリーズ と StageMix が接続されていない(オフライン)状態でも、アプリケーションの使い 方を確認できます。ただし、このモードではレベルメーターや多くのシーンメモ リー機能は動作しません。 3.3.2 StageMix を設定する i.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド ii. Name フィールドを押して、お使いの QL シリーズ用の名前を iPad のオン スクリーンキーボードで入力します。 iii. QL シリーズの IP アドレス(3.1 章)を入力します。デフォルトの IP アドレス を変更する必要はありませんが、QL シリーズの NETWORK ポップアップ ウィンドウで IP アドレスを確認してください(3.1 章)。StageMix で IP アドレ スを変更する場合は、数字群の間に「.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド StageMix が QL シリーズからパラメーター情報を取得している間、「Syncing With QL...」というメッセージが表示されます。 処理が終わると、ミキサーウィ ンドウが表示され、StageMix の準備が完了します。 StageMix を実行している iPad を最大 5 台まで、同時に QL シリーズに接続 できます。 StageMix が QL シリーズと接続できない場合は、このユーザーガイドの巻末 にある「困ったときは(11.0 章)」を参照してください。 3.3.5 ミキサー設定の編集 保存したミキサー設定のパラメーターを表示/編集するときは、ミキサー名の 隣にある右矢印ボタンを押します。Edit Mixer 画面が開き、Name と IP アドレ スの確認や編集(3.3.
Yamaha Professional Audio 4.0 QL StageMix V8 ユーザーガイド Mixer ウィンドウ StageMix のメイン画面です。ここでは、隣り合った 8 つのチャンネルの EQ カーブ、 パンポジション、ダイナミクス ステータス、[CUE] ボタン、[ON] ボタン、フェーダー、レ ベルメーター、チャンネル名とその色が表示されます。 画面上部には、レベルメーターとフェーダーがブロック(mono インプットチャンネル 132、Stereo インプットチャンネル 1-8、MIX/MATRIX バス、Master Stereo/Mono バ ス)に分かれて表示されています。これを「ナビゲーション/メーターブリッジ」といいま す。 StageMix V7 からカスタムフェーダーレイヤー表示が追加されています。詳細は 4.2.1 をご参照ください。 4.1 チャンネルバンクナビゲーション ナビゲーション/メーターブリッジブロックのいずれかを押し、下部のチャンネルストリ ップで表示/コントロールするチャンネルのバンクを選択します。 4.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 選択されているレイヤーは、白地に黒文字のレイヤーナビゲーションボタンで表示さ れます。 Note: QL1 では、CH1-32 のみ有効のため、このボタンは表示されません。 4.2.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 左右ナビゲーションボタンは、ポップアップリストを開いたまま他のメーターブ ロックに移動するために使用します。フェーダーバンク割り当てをキャンセル するには、ポップアップリスト以外のところをタッチするか、ポップアップリスト 右上のクローズボタンをタッチします。 ナビゲーション/メーターブリッジブロックの右端にマスターブロックがありま す。このブロックはコンソールと同じように、標準マスターバンク(StageMix の 標準メーターブリッジとして表示される)またはカスタムマスターバンクとして 設定できます。 StageMix でカスタムフェーダーバンクチャンネルの割り当てを編集すること はできないので注意してください。カスタムフェーダーバンクチャンネルの割 り当てには、QL シリーズまたは QL Editor を使います。 4.2.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド フェーダーバンク名は選択したフェーダーバンクと紐付いていて、メーターブ リッジの表示位置に付けられている訳ではありません。名付けられたフェー ダーバンクが別のメーターブロックの場所に変更されると、フェーダーバンク 名もそれに伴って移動します。 フェーダーバンクに名前を付けるために、最初にメーターブリッジに割り当て る必要があることに注意してください。 4.2.3 カスタムメーターブリッジの配置と名前の保存 割り当てられたカスタムメーターブリッジフェーダーバンクの配置と名前は、 使用中のコンソールのプリセット(StageMix 内でメモリーされる設定として生 成される)の一部として保存されます。 コンソールのプリセットが削除されたり、コンソールのモデルが編集されたり すると、関連する配置情報や名前も削除されます。 4.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 位置をタッチしてもジャンプしません。フェーダーノブにタッチすると、バックグラウン ドが明るくなり、現在の音量が表示されます。iPad のマルチタッチスクリーン機能を 使うと、最大 8 チャンネルまでのフェーダーを同時に動かすことができます。 Note: 4 本以上のフェーダーを同時に動かす場合は、iPad のマルチタスク用ジェス チャをオフに設定してください(11.8 章)。 4.4.1 LONG FADERS ボタン Mixer ウィンドウ左下の[LONG FADERS] ボタンを押すと、フェーダーレベル をより細かく調整できるようになります。この画面では EQ カーブ、PAN(パ ン)、Dynamics(ダイナミクス)、ナビゲーション/メーターブリッジは表示されま せん。 4.4.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド ミュートグループの一部としてチャンネルがミュートされていると、[ON] ボタンが点滅 します。 4.6 CUE 各チャンネルの[CUE] ボタンは、ミキサーのキュー機能をコントロールします。それ らの操作状態は、SETUP 画面の CUE モードの状態と一致します(10.10 章)。 LAST CUE モードのときは、一度に 1 つのチャンネルのみがキュー状態となります。 MIX CUE モードのときは、複数のチャンネルを同時にキュー状態にできます。 [CUE QLEAR] ボタンを使うと、有効になっているキュー状態をすべてキャンセルで きます。この機能は、キャンセルしたいキューが複数あったり、一部のキューがほか のレイヤーに隠れたりしている場合に便利です。 4.7 デュアルキューモード ファームウェア V4 以降では、Matrix 7/8 を使用して 2 つ目のキューバス(CUE B)を 作成できます。この割り当てはコンソールでのみ行なえます。 4.7.
Yamaha Professional Audio 4.7.3 QL StageMix V8 ユーザーガイド リモートモード リモートモードでは、StageMix のキュー機能で CUE B バスを排他的にコント ロールします。 [CUE CLEAR]ボタンを押すと、CUE B バスがクリアされます。 4.
Yamaha Professional Audio 4.
Yamaha Professional Audio 4.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 4.10.2 Gain Compensation (ゲイン補正)モード ゲインコンペンセーション(ゲイン補正)は QL シリーズのインプットチャンネル ごとに有効になります。アナログゲインモードのときは、各チャンネルストリッ プにある[GC] ボタンを使って、StageMix でゲイン補正をオン/オフできます。 [GC] ボタンは、ゲイン補正機能のある Rio I/O ラックにパッチされているチャ ンネルにのみ有効です。チャンネルのゲイン補正が有効な場合、[GC] ボタ ンが青色に変わります。 アナログゲインモードでは、フェーダーの隣に現われる青色の点が、アナロ グゲインの初期位置を示します。チャンネルのゲイン補正をオフにすると、ゲ インコントロールフェーダーがこの位置に戻ります。(ゲイン補正モードや機能 について詳しくは QL シリーズの取扱説明書をご参照ください。) 4.10.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 4.10.7 48V(ファンタム電源) ゲインモードのとき、それぞれのインプットチャンネルの 48V のファンタム電 源の状態が各チャンネルストリップの上部に表示されます。ファンタム電源 がオンのとき、「48V」インジケーターが赤色に点灯します。 SETUP 画面で「Enable Phantom Power Switching」を ON にすると、 StageMix で各チャンネルのファンタム電源をオン/オフできます(10.5 章)。 [48V]ボタンをタップ操作すると、確認のポップアップ画面が表示されます。 初期状態では、48V ファンタム電源のインジケーターは表示のみで、 StageMix では変更できません。 4.10.8 φ(フェイズ) ゲインモードのとき、それぞれのインプットチャンネルのフェイズの設定がチ ャンネルストリップの上部近くに表示されます。フェイズの設定は StageMix のこのボタンで変更できます。フェイズのボタンは、正相のとき灰色に、逆相 のときオレンジ色に変わります。 4.10.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド ワイヤレス受信機(RX)のチャンネルの出力ゲインは、フェーダーでコントロー ルします。ワイヤレス受信機が有効な場合、フェーダーの上に、ワイヤレスマ イクの現在のバッテリー充電状態が表示されます。バッテリー充電状態表示 部の右側には、受信機の音声出力のミュート状態が表示されます。アイコン を押すと、受信機のミュートまたはミュートの解除ができます。このとき、確認 のポップアップが表示されます。 Dante ベースのワイヤレスマイクがチャンネルにパッチされると、アナログゲ インがなくなり、受信機の出力ゲインのコントロールに置き換わることに注意 してください。 バッテリー充電状態およびミュート状態のインジケーターの上に、RF シグナ ルメーターとダイバーシティ方式で A と B のどちらを使用しているかが表示 されます。 GAIN チャンネルストリップのその他のコントロールはすべて、他のインプット タイプと同じままです。ただし、GC および Analog Gain/Digital Gain Link コン トロー
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 4.10.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 画面の最上部に、選択されたチャンネルのチャンネル番号とチャンネル名が 表示されます。その下に、現在適用されている入力ポートが表示されます。 画面下部の領域からポートタイプを選択します。その後、必要な入力ポート を選択し、選択したチャンネルの入力パッチを変更します。 このとき、パッチの変更確認メッセージが表示される場合があります。メッセ ージが表示されるかどうかは、接続されたミキシングコンソールのユーザー プリファレンスで設定するパッチ確認設定によって変わります。 別のインプットチャンネルのパッチを変更するには、左右矢印ボタンを使って インプットチャンネル番号を上下します。または、どちらかの矢印ボタンを長 押しして、ナビゲーション画面を開き、任意のインプットチャンネルを直接選 択することもできます。 StageMix の[SETUP]で設定した、[Channel Select]の追従オプションが適用 されることに注意してください。 入力レベルメーターは各パッチボタンの右側に表示されます。 [CLOSE]ボタン
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 4.10.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 4.10.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 選択された入力ポートタイプに使える入力ポート数に制限がある場合、パッ チできるチャンネル数も制限されます。たとえば、先頭の入力ポートを DANTE 50 にした場合、パッチできる最大のチャンネル数は、DANTE 50 から 64 までの 15 になります。 4.11 SENDS ON FADERS Mixer ウィンドウの左側にある[SENDS ON FADERS] ボタンを押すと、MIX/MATRIX バスへのセンドを調節する画面が表示されます。SENDS ON FADERS モードでは、 それぞれのフェーダーを使ってそのチャンネルから現在選択されている MIX/NATRIX バスへのセンドレベルを調節します。Setup 画面(10.
Yamaha Professional Audio a) b) QL StageMix V8 ユーザーガイド [MIX ON FADERS] ボタン上でスワイプ操作をして、MIX/MATRIX バスを前後さ せる。 [MIX ON FADERS] ボタンを押して、MIX/MATRIX バスを直接選択できるポップ アップ画面を表示させる。 MIX 1-16 および MATRIX 1-8 から操作対象のバスを選択できます。チェックマーク の付いた白いボタンが現在選択されている MIX です。ステレオペアに設定されてい る MIX はひとつの大きなボタンとして表示されます。 Note: • • • サラウンドモードの場合、MIX1-6 バスはサラウンド出力バスに設定されて いるため使えません。 ナビゲーション/メーターブリッジで Mix ブロックが選択されている場合、 MATRIX 1-8 バス以外は SELECT TARGET ポップアップ画面で使えませ ん。 ナビゲーション/メーターブリッジで Matrix ブロックが選択されている場合、 [SENDS ON FADERS] ボタンは使えません。 4
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 4.11.3 Mix センド PRE/POST 各チャンネルからのセンドはプリ/ポストフェーダーにアサインできます。プリ/ ポストの状態は、各チャンネルストリップのメーターの上部にある[PRE]ボタ ンに表示され、ボタンを押すことによってプリ/ポストを切り替えることができ ます。[PRE]ボタンはオンのときが黄色、オフのときが灰色です。 4.11.4 グローバル PRE/POST [PRE]ボタンを押し続けると、プリまたはポストフェーダーを一括で割り当てで きます。以下のオプションから選択できるポップアップが表示されます。 • • • • ALL MIX/MATRIX BUSSES PRE FOR THIS CHANNEL ALL MIX/MATRIX BUSSES POST FOR THIS CHANNEL CURRENT MIX/MATRIX BUS PRE FOR ALL CHANNELS CURRENT MIX/MATRIX BUS POST FOR ALL CHANNELS 4.11.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 4.11.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド はじめに、コピー元の MIX センドを選択すると、白色でハイライトされます。 [NEXT]ボタンをタッチして、コピー先の MIX センドを選択します。複数の MIX センドをコピー先として選択できます。[NEXT]ボタンをタッチすると MIX コピ ーの確認画面が表示されます。コピー元とコピー先の MIX センドがリストとし て表示されています。「WITH MODULE PARAMETERS」(アウトプット MIX/MT バス設定)、あるいは「WITH MIX SENDS FROM CHANNELS/MIXES」(インプ ットの MIX センドレベルまたは MIX センドチャンネル)を選択します。コピー元 やコピー先、パラメーター設定が正しければ、[COPY]を選択してコピーペー ストの作業を完了します。選択した設定が正しくなければ、[BACK]を選択し ていつでも操作を戻せます。MIX センドのコピーペーストを中止するには、ポ ップアップの外側をタッチします。 Page 35
Yamaha Professional Audio 4.12 QL StageMix V8 ユーザーガイド DCA フェーダー [DCA 1-8]または[DCA 9-16]ボタンを押すと、QL シリーズの 16 個の DCA にアクセ スできます。ちょうど 0dB に設定されると、各 DCA フェーダーの隣に緑色の LED が 表示されます。Setup 画面(10.8 章)の関連設定を ON にした場合、フェーダー上をダ ブルタップ操作することによって、DCA フェーダーを素早く 0dB に設定できます。 DCA グループフェーダーの下にある DCA グループ名をダブルタップ操作すると、キ ーボードが開き、チャンネル名と色を編集できます。 [DCA 1-8] または [DCA 9-16]ボタンを再度押すと、DCA フェーダーバンクを抜け て、前回選んだバンクに戻ります。または、ナビゲーション/メーターブリッジのいず れかのバンクを押すと、直接フェーダーバンクにアクセスできます。 4.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 5.0 EQ 、PAN(パン)、5.1、DYNAMICS(ダイナミクス) 、SENDS(セ ンド) 各チャンネルストリップの上部にあるサムネイルには、チャンネルごとの EQ カーブ、 パンポジション、5.1 サラウンドパンポジション、ダイナミクスステータスが表示されま す。 サムネイルの左にある左右のカーソルボタンを押すことで、EQ、PAN(パン)、5.1、 DYN(ダイナミクス) または SEND(センド)を選択できます。 Note: QL シリーズ本体がサラウンドモードの場合のみ、5.1 パンが使えます。この機 能を使うにはファームウェア V3 以降の QL シリーズが必要です。 5.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド の緑や青い点はインサート 2 に GEQ または 8 バンド PEQ を割り当てたこと を示します。チャンネル専用の 4 バンド PEQ の緑の点は、常にサムネイル の左側に表示されます。 上図の画面例について: • MIX バス 1 が Insert1 として GEQ に設定されています(カーブの中央下部の青 の点)。現在は専用の 4 バンド PEQ が表示されています(緑で塗りつぶされた 点、および緑のカーブ)。 • MIX バス 2 が Insert1 として 8 バンド PEQ が設定されています。現在は 8 バンド PEQ が表示されています(緑で塗りつぶされた点、および緑のカーブ)。 • MIX バス 3 は、Insert1 として GEQ と Insert2 として 8 バンド PEQ が設定されて います。現在は GEQ が表示されています。(青で塗りつぶされた点、および青の カーブ)。 • MIX バス 4 では、専用の 4 バンド PEQ のみが使用可能です(EQ カーブの下部 の点はい
Yamaha Professional Audio 5.2 QL StageMix V8 ユーザーガイド パラメトリック EQ 設定画面 (上のスクリーンショットは V4 QL コンソールファームウェアの EQ エディターの画面 です。) 左側に、現在選択されているチャンネルの名前、色、フェーダー、レベルメーター、 [ON] ボタン、[CUE] ボタンが表示されます。左下には「戻る」「次へ」を意味する左右 の矢印ボタンが表示され、これを使うとほかのチャンネルに移動できます。 このボタンを軽くタップすると、前後のチャンネルが表示されます。 このボタンを押し続けると、インプットチャンネルまたはアウトプットチャンネルの リストが表示されます。 画面の下部にあるタブボタンを使い、他の機能表示に移動できます。タブからアクセ スできる表示は以下のとおりです。 CHANNEL/CH PEQ/DYN/INS PEQ/INS GEQ/SENDS/SURR.PAN Note: インサート PEQ と GEQ はチャンネルにそれらのラックをインサートしていると きのみアクセスできます。SURR.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 一度に調節できるのはパラメトリック EQ の 1 バンドのみです。緑色の部分を押して バンドを選択すると、その部分が黄色に変わります。StageMix の EQ バンドは以下 のように分類されます。 HP = HPF (インプットチャンネルのみ) 1 = LOW バンド 2 = LOW-MID バンド 3 = HIGH-MID バンド 4 = HIGH バンド 画面上には、現在選択されている EQ 帯域の Freq、Gain、Q の現在値が表示され ます。 Gain および Frequency は、グラフで曲線をドラッグすることで調節できます。Q は iPad のピンチの動作 (1 本の指をスクリーン上に固定し、もう 1 本の指を固定した指 から離したり近づけたりする) で調節します。 TIP______________________________________________________________________________________________________________
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド り替えます。ボタンが緑色のとき、HPF はオン状態になっています。HPF は ゲインも Q もなく、周波数のみです。 インプットチャンネルの HPF のスロープは、HP 点の上の動く画面の中にあ るボタンを押すことによって、-6dB と-12dB のオクターブごとに調整できま す。 EQ 設定画面で、アウトプットチャンネルが選択されたときは、バンド 1 が HPF 機能にアサインされた場合のみ、[HPF] ボタンが表示されます。 5.2.3 EQ Bands 1 および 4 EQ バンド 1 と 4 にはバンドタイプも選択できます。これらのバンドではシェル ビングまたはピーキングを選択できるほか、バンド 4 では LPF も選択できま す。バンド 1 では MIX、MATRIX、Stereo/Mono Master チャンネルの HPF を 選択できます。これらのどちらかのバンドが選択されている場合、関連した 追加ボタンが EQ グラフの上部に表示されます。 5.2.
Yamaha Professional Audio 5.2.6 QL StageMix V8 ユーザーガイド EQ タイプ V3 QL コンソールファームウェアでは、すべての PEQ のデフォルト EQ タイプ は Type I です。EQ 設定画面の上部にある[II] ボタンを押すと、Type II に変 更できます。 V4 QL コンソールファームウェアでは、5 種類の EQ タイプを利用できます。 EQ タイプを変えるには、ボタンをタップしてポップアップを開きます。 5.2.7 PEQ コピー/ペースト パラメトリックEQの設定は PEQ を次から次へとコピーしたりペーストしたりで きます。[COPY]ボタンを押すと、現在の PEQ のパラメーター設定が保存でき ます。ほかのチャンネルに移動して、[PASTE]ボタンを押します。 Note: [PASTE]ボタンは、適切なチャンネルが選択されているときだけ選択で きます。インプットチャンネルの PEQ は、ほかのインプットチャンネルにだ け、アウトプットチャンネルの PEQ は、ほかのアウトプットチャンネルにだけ コピーできます。 5.2.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 接続された外部マイクを使用できます。ゲイン値は SETUP 画面で選択しま す (10.20 章を参照) 。 [RTA ON]ボタンが緑色のとき、61 バンドまたは 121 バンドリアルタイムアナ ライザーが EQ グラフに重ねて表示されます。RTA で使用されるバンド数 は、セットアップ画面で選択できます(10.21 章を参照)。この機能は主に、サ ウンドエンジニアがステージを動き、異なる場所で問題となる周波数を特定 してから、PEQ や GEQ で補正することを意図しています。 5.2.9 RTA HOLD [HOLD]ボタンを押すと、この機能が有効になり、ボタンは黄色になります。 RTA ホールドモードは SETUP 画面で選択します (10.19 章を参照) 。 5.2.
Yamaha Professional Audio 5.3 QL StageMix V8 ユーザーガイド グラフィック EQ 設定画面 GEQ オーバービューエリア GEQ 設定画面の上部には、31 バンドすべてのゲイン値とともに完全な GEQ カーブ が表示されています。白い点は 31 バンドそれぞれの位置を示しています。(下部の 編集エリアでスライダーにタッチすると、GEQ オーバービューエリアで対応する白い 点が大きな黄色い点に変わります。) この画面で RTA がオンになると、GEQ の後ろに重ねて RTA データが表示されま す。 画面左側の欄に、現在選択されているチャンネルのチャンネル名、色、フェーダー、 レベルメーター、[ON] ボタン、[CUE] ボタンが表示されます。左下には「戻る」「次 へ」を意味する左右の矢印ボタンが表示され、これを使うとGEQが割り当てられて いるほかのチャンネルに移動できます。 Note: In/Out メーターは EQ セクションの入出力信号のレベルを表示します。 5.3.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 5.3.2 ラック位置 GEQ スクリーンの左上には、チャンネルの GEQ のラック位置が表示されま す。 5.3.3 GEQ タイプ ラック位置の隣には、GEQ のタイプが「31 Band」や「Flex 15」のように表示さ れます。「Flex 15 GEQ」の場合、大きい方の数値はその GEQ で使用可能な バンドの残り数値を示します。ひとつのバンドを 0dB 以外に設定すると、使 用可能なバンドの数が 1 減少します。使用可能なバンドがなくなると、この数 値が赤に変わります。 5.3.4 インサートポジション GEQ タイプの横のボタンは、GEQ がインサート 1 あるいはインサート 2 のど ちらに挿入しているかを表示します。両方の位置に GEQ を挿入している場 合は、このボタンで2つの GEQ を切り替えできます。 5.3.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド GEQ 画面から Mixer ウィンドウに戻るには、画面の右上にある[MIXER] ボタ ンを押します。 5.3.9 GEQ ON この画面の右上にある[GEQ ON] ボタンを使って GEQ のオン/オフを切り替 えます。GEQ がオンのときボタンは青で表示され、オフになるとグレーに変 わります。オフのとき、GEQ カーブもまた薄いグレーに変わります 5.3.10 GEQ 帯域の設定 GEQ 画面の下部にあるスライダーを使って EQ の各バンドを設定します。一 度に表示される 10 バンドまでの複数のバンドを同時に設定できます。1 バン ドまたは複数バンドのシルバーのスライダーにタッチして垂直に動かし、各バ ンドのゲインを調節します。GEQ スライダーにタッチしている間、ゲイン値が 各スライダーの上部に表示されます。 Note: Flex 15 GEQ で使用可能なバンドがなくなると、スライダーは透明にな り操作できなくなります 5.3.
Yamaha Professional Audio 5.4 QL StageMix V8 ユーザーガイド 8 バンド PEQ 設定画面 一度に調節できるのは 8 バンドパラメトリック EQ の 1 バンドです。緑色の部分を押 してバンドを選択すると、その部分が黄色に変わります。EQ バンドには HP(ハイパ スフィルター)とバンド 1~8 と LP(ローパスフィルター)が表示されます。 さらに、3 つのノッチフィルターがあり、A と B と C で表示されます。 5.4.
Yamaha Professional Audio 5.4.2 QL StageMix V8 ユーザーガイド HPF [HPF] ボタンが EQ グラフの上部に表示されます。 このボタンを押して HPF のオン/オフを切り替えます。ボタンが緑色のとき、HPF はオン状態になって います。HPF はゲインも Q もなく、周波数のみです。 HP 点を選択すると表示される画面の中にあるボタンを押すことによって、 HPF のスロープは、-6dB/oct、-12dB/oct、-18dB/oct、-24dB/oct から選 択できます。 5.4.3 LPF [LPF] ボタンが EQ グラフの上部に表示されます。 このボタンを押して LPF のオン/オフを切り替えます。ボタンが緑色のとき、LPF はオン状態になって います。LPF はゲインも Q もなく、周波数のみです。 LP 点を選択すると表示される画面の中にあるボタンを押すことによって、 LPF のスロープは、-6dB/oct、-12dB/oct、-18dB/oct、-24dB/oct から選択 できます。 5.4.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 5.4.7 インサートポジション EQ 画面の左上にあるボタンは、8 バンド PEQ がインサート 1 あるいはイン サート 2 のどちらに挿入しているかを表示します。両方の位置に 8 バンド PEQ を挿入している場合は、このボタンで 2 つの 8 バンド PEQ を切り替えで きます。 5.4.8 RTA ON PEQ 設定画面にリアルタイムアナライザー(RTA)を表示できます。RTA の入 力ソースは、iPad の内蔵マイクを使用します。あるいは、ヘッドセット端子に 接続された外部マイクを使用できます。ゲイン値は SETUP 画面で選択しま す (10.20 章を参照) 。 [RTA ON]ボタンが緑色になり、61 バンドまたは 121 バンドリアルタイムアナ ライザーが EQ グラフに重ねて表示されます。RTA に使用されるバンド数 は、セットアップ画面で選択できます(10.21 章を参照)。 5.4.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド その画面にある[ON]ボタンを押すことで、ノッチフィルターが有効になりま す。 有効になったノッチフィルターの Q はピンチして調整できます。 Mixer ウィンドウから 8 バンド PEQ エディターにアクセスしている場合は、画 面右上の[MIXER]ボタンを押して Mixer ウィンドウに戻ります。 ラック画面から 8 バンド PEQ エディターにアクセスしている場合は、右上の [X]ボタンを押してラック画面に戻ります。 5.5 Stereo バスの PAN(パン) 5.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド ルのパンポジションを左右に調節できます。[L] ボタンまたは[R] ボタンがパ ンスライダーの上に現れますので、このボタンを押して、ステレオインプットチ ャンネルの左右を切り替え、パンポジションを調整します。 MIX バスと MATRIX バスがステレオペアとして設定されている場合、バラン スコントロール機能が有効になり、「BAL」がパンスライダーの下に表示され ます。 5.6 SURROUND PAN(サラウンドパン) QL シリーズ本体がサラウンドモードの場合に StageMix で 5.1 モードを選択している と、サラウンドフィールドに各チャンネル信号の位置をサムネイルとして表示します。 ミキサーウィンドウのサラウンドパンサムネイルをタップすると、サラウンドパン設定 画面が開きます。 5.6.
Yamaha Professional Audio 5.6.3 QL StageMix V8 ユーザーガイド L/R と F/R のロック サラウンドパン設定画面の上部にあるボタンで、L/R(左右)と F/R(前後)のパ ンをロックします。 [L/R]ボタンが赤色のとき、サラウンドパンの点は左右の方向には移動でき ません。前後の方向のみ動きます。 [F/R]ボタンが赤色のとき、サラウンドパンの点は前後の方向には移動でき ません。左右の方向のみ動きます。 5.6.
Yamaha Professional Audio 5.7 QL StageMix V8 ユーザーガイド ダイナミクスプロセッサー 5.0 章で説明したボタンを使って DYN(ダイナミクス)モードを選択したときは、各チャ ンネルのダイナミクスプロセッサーの状態を見ることができます。 ダイナミクス 1 はサムネイルの上部に、ダイナミクス 2 は下部に表示されます。(ア ウトプットチャンネルはダイナミクス 1 だけです) 各ダイナミクスのスレッショルドのパラメーター値は数字と白い縦線で表示されま す。 横棒のメーターは左から右へ動いて、各ダイナミクスプロセッサーへの入力レベル を表示します。この横棒はダイナミクスプロセッサーがオフの場合は見えません。 また、この横棒のメーターに、ダイナミクスプロセッサーに入力されるキーイン信号 のレベルを表示させることもできます。SETUP 画面の「Display Key Input for Dynamics Meters」(10.
Yamaha Professional Audio 5.8 QL StageMix V8 ユーザーガイド ダイナミクスプロセッサーの設定 Mixer ウィンドウでダイナミクスのサムネイルをタップすると、ダイナミクス設定画面に アクセスできます。 この画面(チャンネルストリップ)の左側には、EQ 設定画面と同様、チャンネルフェー ダー、[ON] ボタン、[CUE] ボタン、インプット/アウトプットメーター、チャンネル名とそ の色表示、ナビゲーションのボタンがあります。 ダイナミクス設定画面では、ダイナミクス 1 と 2 の両方を同時に見たり編集したりで きます。ダイナミクスプロセッサーの動きに関する、時間に関係しないパラメーターが 各ダイナミクスプロセッサーの曲線に表示されます。ゲインリダクションメーターは各 曲線の下部に表示されます。 5.8.1 初期化 [DEFAULT]ボタンを使って、ダイナミクスプロセッサーで選択しているタイプ のダイナミクスパラメーターを初期設定にリセットできます。 5.8.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド Note: タイプの違うプロセッサーにダイナミクスプロセッサーの設定をペースト することはできません。(例:ゲートはダイナミクスプロセッサー2 にアサインで きません。この場合、[PASTE]ボタンは灰色になってペーストできません。) 5.8.3 DYN ON (ダイナミクスON) [DYN ON]ボタンを使って、ダイナミクスのオン/オフを切り替えます。このボタ ンはオンのときが紫色、オフのときが灰色になります。 5.8.4 ダイナミクス タイプ 各ダイナミクスの曲線の上部にあるボタンを使って、ダイナミクスのタイプを 選択できます。 このボタンを押して、ドロップダウンメニューからプロセッサーのタイプを選択 します。 5.8.
Yamaha Professional Audio 5.8.7 QL StageMix V8 ユーザーガイド その他のダイナミクスパラメーター 他のすべてのダイナミクスのパラメーターは、各ダイナミクス曲線図の下部 にある左右のスライダーを使って調整します。 COMPRESSOR や EXPANDER が選択されているときは、HARD から 5 まで のボタンの範囲で Knee(ニー)のパラメーター値が選択できます。 5.8.
Yamaha Professional Audio 5.9 QL StageMix V8 ユーザーガイド チャンネル Mix/Matrix センド センド画面には、選択したチャンネルからすべての MIX/MATRIX センドのフェーダー レベル、プリ/ポスト設定、オン/オフが表示されます。 ステレオ MIX/MATRIX の場 合、パンも表示されます。 MIX/MATRIX センドを順に表示するには、メーターブリッジを水平方向にスワイプし ます。 [PRE]ボタンを長押しして表示されるポップアップ表示で、ALL PRE または ALL POST を選択することにより、現在のチャンネルからのすべてのセンドのプリ/ポスト センド設定をまとめて編集できます。 現在のチャンネルがアウトプット MIX チャンネルの場合、MATRIX へのセンドのみが 表示されます。 現在のチャンネルが MATRIX チャンネルの場合、MIX センドは表示 されません。 トップバーには以下の機能が表示されます。 5.9.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 5.9.2 コピー、ペースト [COPY] ボタンは MIX センドパラメーターをコピーします。フェーダーレベル、 センドポジション、オン/オフを含みます。[PASTE]ボタンは他のチャンネルに MIX センドパラメーターをペーストします。 [MIXER]ボタンを押すとミキサー表示に戻ります。 5.10 チャンネルパラメーター 現在選択されているチャンネルに割り当てられた、インプット関連のゲインパラメータ ー、リコールセーフ、インプットディレイ、ミュート/DCA チャンネルを表示します。 5.10.1 インプットコントロール(インプットチャンネルのみ) この画面に表示されるフェーダーは下記の入力チャンネルパラメーター用で す。 •インプットゲイン(赤い背景) チャンネルにアナログ HA がパッチされてるときのみフェーダーが表示され ます。パッチ、ファントム電源、ゲインコンペンセーションとリンクはフェーダ ーの上部に表示されます。詳細は 4.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド •チャンネルダイレクトアウトの出力 レベル、オン/オフ、センドポイント、パッチが表示されます。 センドポイントボタンを押して開くポップアップ画面でダイレクトアウトポイン トを変えます。 アウトプットチャンネルは対応していません。 5.10.2 リコールセーフ [ON]ボタンで現在選択されているチャンネルのリコールセーフを有効/無効 にできます。リコールセーフが部分的に設定されているときは Partial インジ ケーターが点灯します。 5.10.3 インサート [ON]ボタンで現在のチャンネルへのインサートを有効/無効にできます。イン サートの位置を編集するには、ポイントインジケーターをタッチしてから違うセ ンドポイントを選択します。 5.10.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 現在選択されているディレイスケールは、出力ポートラベルの隣に表示され ます。下向きの矢印ボタンを押すと、ディレイスケールを以下のオプションか ら選択できるポップアップが表示されます。 • • • • • METERS(メーター) FEET (フィート) SAMPLES (サンプル数) ms (ミリ秒) FRAMES (フレーム数) 5.10.5 ミュートグループの割り当て ミュートグループでは MUTE GROUP 1~8 ボタンに選んだチャンネルを割り 当て、表示します。 5.10.6 DCA グループの割り当て DCA グループでは DCA GROUP 1~16 ボタンに選んだチャンネルを割り当 て、表示します。 5.10.7 チャンネルデフォルト [DEFAULT]ボタンはチャンネルパラメーターをデフォルト値に戻します。チャ ンネル全体のパラメーターがデフォルトになります、インプット値、PEQ、ダイ ナミクス、MIX/MT センド、フェーダーレベルなど。 5.10.
Yamaha Professional Audio 5.
Yamaha Professional Audio 6.0 QL StageMix V8 ユーザーガイド 出力ポート OUTPORTS ボタンを使って以下の機能にアクセスできます。 • • • 出力ポートのディレイ 出力ポートのフェイズ 出力ポートのゲイン Mixer ウィンドウの左側にある[OUTPORTS]ボタンを押すと、出力ポートモードに入り ます。再度、[OUTPORTS]ボタンを押すと、このモードから抜けます。 6.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 6.2 出力ポートの確認 チャンネルストリップの下部には、実際の出力ポート名が表示されます。この名前は 表示のみで編集はできません。フェーダーノブには、出力ポート名の略語が表示さ れます。 各出力ポートにアサインされた出力バスの番号(例: Matrix 1)が、各チャンネルストリ ップの上部に表示されます。各出力バス名は出力バスの番号の下に表示されま す。 6.3 DELAY ON (ディレイ ON) 各チャンネルストリップの[DELAY ON]ボタンを押すと、各出力ポートのディレイのオ ン/オフを切り替えることができます。ボタンはディレイがオン(有効)のときは黄色に なります。 6.
Yamaha Professional Audio 6.7 QL StageMix V8 ユーザーガイド ディレイタイムの設定 ディレイタイムのボタンをタップ操作すると、ディレイタイム設定画面にアクセスでき ます。設定中の出力ポートチャンネルのボタンは、濃いピンク色でハイライトされま す。 現在選択されている出力ポート、出力バスとその名前が表示されます。 6.7.1 ディレイスケール 現在選択されているディレイスケールは、出力ポートラベルの隣に表示され ます。下向きの矢印ボタンを押すと、ディレイスケールを以下のオプションか ら選択できるポップアップが表示されます。 • • • • • 6.7.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 6.7.3 上下の矢印ボタン 上下の矢印ボタンをタップ操作すると、現在選択されているディレイタイムの 値を 1 単位ごとに少しずつ増加/減少できます。ボタン(上下どちらか一方)を 押し続けると、ディレイタイムの値を連続的に調整できます。 6.7.4 ディレイタイム値のコピー [COPY]ボタンをタップ操作すると、現在のディレイタイム値をバッファーにコ ピーできます。 Note: ディレイタイム値を数字キーパッドから入力中のときは(数値が赤字の とき)、コピーできません。 6.7.5 ディレイタイム値のペースト [PASTE]ボタンをタップ操作すると、コピーしたディレイタイムを選択されてい るチャンネルにペーストできます。 Note: ディレイタイム値をコピーしたあとに、ディレイスケールを変更した場合 は、ペーストできません。 6.7.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 6.7.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド スクロールしてさらに出力バスのタイプを表示するには、タイプ選択ボタンの 上にあるバーをタップします。 出力タイプを選択したら、グリッドの出力番号をタッチします。 グリッドでは、各アウトプットチャンネルとそのタイプおよび番号をボタン表示 しています。チャンネルに名前とチャンネルの色も表示されます。 Mix/MT/Mono/ST アウトプットバスタイプの場合、各ボタンの左側に出力メ ーターが表示されます。 このとき、パッチの変更確認メッセージが表示される場合があります。メッセ ージが表示されるかどうかは、接続されたミキシングコンソールのユーザー プリファレンスで設定するパッチ確認設定によって変わります。 Page 67
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 使用可能なパッチのオプションは、選択された出力ポートのタイプによって異 なり、サラウンドモードが有効になっているかどうかによっても異なります。無 効なタイプとパッチのボタンはグレー表示されます。 右上端の[CLOSE]ボタンを押して、出力ポートのパッチ設定画面を閉じま す。 Page 68
Yamaha Professional Audio 7.0 QL StageMix V8 ユーザーガイド UTILITY (ユーティリティー) Mixer ウィンドウの左側にある[UTILITY] ボタンを押して UTILITY モードに入ります。 UTILITY ボタンでは以下の設定ができます。 [MUTE/TAP] • MUTE GROUP MASTERS (ミュートグループマスター) • TAP TEMPO (タップテンポ) [OSCILLATOR] • OSCILLATOR (オシレーター) [RECORDER] • USB MEMORY RECORDER (USB メモリーレコーダー) UTILITY モードから抜けるときは、[UTILITY] ボタンや他のモードのボタン、またはナ ビゲーション/メーターブリッジにあるバンクのいずれかを押します。 7.
Yamaha Professional Audio 7.1.1 QL StageMix V8 ユーザーガイド ミュートグループの編集 ミュートグループ 1~8 の右側にある[Edit]ボタンを押して、そのミュートグル ープのチャンネル割り当て、名前、および DIM レベルを編集します。 選択し たミュートグループのチャンネル割り当てを編集するには、画面下部のチャ ンネルのタイプボタンを使用して、割り当て入力グリッドにインプットチャンネ ル、ステレオインプットチャンネル、アウトプットチャンネルから表示します。 そして、グリッドから必要なチャンネルを割り当てます。 左右の矢印キーを使用して順に他のミュートグループに移動するか、矢印キ ーを長押しして直接ポップアップ画面を開きます。 7.1.2 ミュートグループ名 選択したミュートグループの名前を編集するには、[NAME]ボタンを押してキ ーボードを開きます。 7.1.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド ミュートグループのディマーレベルを編集するには、任意のミュートグループ の[Edit]ボタンをタッチしたあと、ミュートグループのメンバーを割り当てる画 面の上部にあるバーの[DIM]ボタンをタッチします。すべてのミュートグルー プのディマーレベルは以下に示すようにフェーダーを使用して編集できます。 ポップアップ画面外のいずれかをタップ操作すると画面が閉じます。 Page 71
Yamaha Professional Audio 7.2 QL StageMix V8 ユーザーガイド TAP TEMPO (タップテンポ) UTILITY モードの TAP TEMPO エリアでは、BPM 値を押して、その値を QL シリーズ のエフェクト(BPM パラメーターを含む)に反映できます。 画面左側の 8 つのエフェクトリストから関連したエフェクトを選択します。BPM パラメ ーターを持たないエフェクトはグレーアウトされ、選択できません。 TAP TEMPO エリアの右側にある大きなボタンを押します。BPM 値が StageMix で 計算され、QL シリーズで選択されているエフェクトに送信されます。 7.2.
Yamaha Professional Audio 7.3 QL StageMix V8 ユーザーガイド OSCILLATOR (オシレーター) UTILITY モードのオシレーター画面では、QL シリーズのオシレーターのすべてをコ ントロールできます。 7.3.1 Oscillator Assign (オシレーターアサイン) 画面上部で、任意のチャンネルまたはバスにオシレーターの出力のアサイン を行ないます。各チャンネルボタンはチャンネル番号や名前や色を表示しま す。複数チャンネルへ同時に割り当てできます。 このエリア下の3つのボタンで、インプットチャンネルまたはアウトプットチャン ネルの異なるバンクへアクセスできます。オシレーターがこれらのバンクのい ずれかのチャンネルに割り当てられていると、バンクボタン上に “ASSIGNED”が表示されます。 バンクボタン右の[CLEAR ALL]ボタンを押すと、すべてのオシレーターの割り 当てがクリアされます。 7.3.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド Note: このパラメーターは、SINE モードが選ばれているときのみ調節できま す。 7.3.5 Oscillator Mode (オシレーターモード) オシレーターの動作モードを次の3つから選択します。 • • • • SINE SINE 2CH PINK NOISE BURST NOISE SINE 2CH モードが有効になっているとき、ボタンとして ODD/ L または EVEN/ R のいずれかを選択できます。これらのチャンネルは独立してレベル と周波数を調整できます。 PINK か BURST NOISE のどちらかのモードが選択されているときは、追加 のパラメーターが編集可能です。[EDIT]ボタンを押すと、編集できるパラメー ターのポップアップが表示されます。これらのパラメーターの詳細について は、QL シリーズのリファレンスマニュアルをご参照ください。 7.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 7.4.1 タイトルリスト 画面上部に、USB メモリーから再生できるソングをリスト表示します。タイトル を選んでタップすると、下のトランスポートセクションでコントロールできます。 7.4.2 TRANSPORT(トランスポート) トランスポートボタンで、ソングの録音と再生をコントロールします。トランスポ ートボタンの機能詳細については、QL シリーズのリファレンスマニュアルを 参照してください。 現在のソングの経過時間はトランスポートボタンの上に表示されます。 7.4.3 TIMELINE LOCATION(タイムラインロケーション) タイムライン上の緑の点を 0.
Yamaha Professional Audio 8.0 QL StageMix V8 ユーザーガイド ラック GEQ、8 バンド PEQ、および EFFECT プログラムのエディターにアクセスするには、 Mixer ウィンドウの左側にある[RACK]ボタンを押します。 Note: 5.0 章で説明したように、GEQ と 8 バンド PEQ には、チャンネルストリップから もアクセスできます。 画面下部のタブを使用して、GEQ 1~8 および EFFECT の各ラックにアクセスできま す。 8.1 GEQ ラック GEQ ラックにアクセスするには、[GEQ 1-8]タブをタップします。ラックごとに 8 つの スロットが表示されます。 8.1.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド Note: この情報は表示専用です。StageMix からラックスロットにモジュールを マウントすることはできません。スロットに Automixer が割り当てられている 場合、StageMix では Blank と表示されます。 8.1.2 入力パッチの割り当て GEQ または PEQ グラフィックディスプレイの左側のテキストラベルは、そのラ ックスロットの入力パッチの割り当て情報を表示します。 Note: この情報は表示専用です。StageMix からパッチの割り当てを変えるこ とはできません。 8.1.3 GEQ エディターおよび 8 バンド PEQ エディターへのアクセス GEQ と 8 バンド PEQ のパラメーター値は、各ラックスロットの中央に表示さ れます。GEQ エディターまたは PEQ エディターにアクセスするには、グラフィ ックディスプレイをタップします。 8.1.4 GEQ の編集 GEQ のパラメーターは、5.
Yamaha Professional Audio 8.2 QL StageMix V8 ユーザーガイド EFFECT ラック EFFECT ラックにアクセスするには、[EFFECT]タブをタップします。[EFFECT]ラック の 8 つのスロットが表示されます。 8.2.1 ラックスロットの割り当て 各ラックスロットの左側のテキストラベルは、各スロットに対する以下の割り 当て情報を表示します。 31 バンド GEQ Flex 15 GEQ EFFECT 8 バンド PEQ Blank 8.2.2 入力パッチの割り当て 各スロットのテキストラベルは、そのスロットの入力パッチの割り当てを表示 します。 8.2.
Yamaha Professional Audio 8.3 QL StageMix V8 ユーザーガイド EFFECT の編集 すべての EFFECT プログラムのパラメーターは、StageMix から編集できます。プロ グラムによっては、グラフィカルな編集用インターフェースも用意されています。 8.3.1 現在の EFFECT EFFECT 設定画面の左上に、現在選択しているラックスロットの EFFECT タ イプアイコンが表示されます。EFFECT のアイコンの横には、次の情報が表 示されます。 ラックスロット番号 EFFECT プログラムのタイトル EFFECT タイプ I/O 設定 8.3.2 EFFECT タイプの選択 EFFECT 設定画面の上部左側にあるアイコンを押して、使用可能な EFFECT タイプの選択メニューを開きます。いずれかの EFFECT タイプを押すと、その EFFECT が現在開いているラックに読み込まれます。[CANCEL]を押すと、別 の EFFECT を選択することなく現在の EFFECT の設定画面に戻ります。 8.3.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド EFFECT ライブラリーの呼び出し:現在選択しているスロットに EFFECT を割 り当てるには、リストからプログラムを選択して[RECALL]を押します。 EFFECT ライブラリーのプログラムがコンソールに呼び出される前に、確認を 求めるポップアップが表示されます。 EFFECT ライブラリーの保存:Read Only と表示されていないライブラリーメモリーをタ ップします。現在選択している EFFECT プログラムをライブラリーに保存するには、 [STORE]を押します。確認を求めるポップアップが表示されます。 [Yes]をタップすると、iPad のキーボードが表示されます。ライブラリー名を入 力して[STORE]を押します。 8.3.4 入出力パッチの割り当て 画面中央上部のテキストラベルは、現在のラックスロットの入出力パッチ割り 当て情報を表示します。 8.3.5 IN/OUT メーター 各メーターには、現在のラックスロットの入出力信号のレベルが表示されます。 8.3.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド ボタンをタップすると数字キーパッドが開きます。上下のカーソルボタンをタッ プすると、パラメーター値を 1 ステップずつ調節できます。カーソルボタンをタ ップするたびに、値がコンソールに送信されます。 または、数字キーパッドに値を入力し、[SET]を押して値をコンソールに送信 することもできます。値が送信されると、キーパッドが閉じます。 8.3.11 マルチセグメントボタン 一部のパラメーターはマルチセグメントボタンで表わされ、ボタンを選択する ことで操作できます。 8.3.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 8.3.
Yamaha Professional Audio 8.
Yamaha Professional Audio 8.4.
Yamaha Professional Audio 8.4.
Yamaha Professional Audio 8.4.
Yamaha Professional Audio 8.4.
Yamaha Professional Audio 8.4.
Yamaha Professional Audio 8.4.6 REVERB のフィルターパラメーター [FILTERS]タブをタップすると、以下のパラメーターにアクセスできます。 8.4.7 HPF LPF Low Ratio High Ratio REVERB のダイナミクスパラメーター [DYNAMICS]タブをタップすると、以下のパラメーターにアクセスできます。 8.4.
Yamaha Professional Audio 8.4.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 8.4.10 DELAY LCR のパラメーター 画面下部には、DELAY LCR プログラムのパラメーターにアクセスするため の 5 つのタブがあります。 [L]、[C]、または[R]タブをタップすると、以下のパラメーターにアクセスできま す。 Delay (ポインター( )を水平にドラッグ) Feedback Delay (ポインター( )を水平にドラッグ) Feedback Gain (ポインター( )を垂直にドラッグ) Level (ポインター( )を垂直にドラッグ) [Feedback]タブをタップすると、以下のパラメーターにアクセスできます。 Feedback Delay Feedback Gain [FILTERS]タブをタップすると、以下のパラメーターにアクセスできます。 HPF LPF High Ratio 8.4.
Yamaha Professional Audio 9.0 QL StageMix V8 ユーザーガイド SCENE MEMORY ウィンドウ カレントシーンメモリーの番号およびタイトル(ネーム)は、StageMix の Mixer ウィンド ウの左上隅に表示されます。シーンがストアされたりリコールされたりしたあとでパ ラメーターが変更されると E マークが表示されます。 Mixer ウィンドウのシーンメモリー番号の部分を押すと、Scene Memory ウィンドウが 表示されます。 9.
Yamaha Professional Audio 9.2 QL StageMix V8 ユーザーガイド DEC/INC SCENE ボタン シーンウィンドウの右上にある 2 つのボタンを使って、カレントシーンの前後のシー ンを簡単に呼び出すことができます。たとえば、カレントシーンが 005 のとき、[INC SCENE] ボタンを押すと QL シリーズでシーン 006 が呼び出されます。もしシーン 006 にデータが入っていない場合は、データが入っている次の番号のシーンが呼び 出されます。 Note: [DEC SCENE] ボタンおよび[INC SCENE] ボタンは、SETUP ウィンドウで 「Enable Inc/Dec Scene Recall」が ON に設定されている場合のみ表示されます (10.3 章を参照). 9.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド [FIRST] および[LAST] を押し、iPad のオンスクリーンキーボードでシーンレンジの 最初と最後の番号を入力し、return を押して確定します。ポップアップウィンドウの [UPDATE RANGE] ボタンを押すと、現在有効なシーンレンジにもとづくシーンリスト が転送されます。 9.
Yamaha Professional Audio 9.8 QL StageMix V8 ユーザーガイド RECALL ボタン このボタンを押すと、現在選択されているシーンメモリー(シーンリストで反転表示さ れている)が QL シリーズでリコールされます。QL シリーズで RECALL CONFIRMATION が ON に設定されている場合は、確認のポップアップが表示され ます。 QL シリーズでシーンメモリーがリコールされるとき、StageMix は QL シリーズの現 在の設定と同期します。この同期の状態は、Scene Memory ウィンドウの左上にあ るカレントシーン番号下のプログレスバーで確認できます。同期中に Scene Memory ウィンドウから抜けることはできますが、同期が終了するまでは StageMix でパラメ ーターを変更することはできません 。 9.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 10.0 SETUP ボタン Mixer ウィンドウの左上にある[SETUP] ボタンを押すと、ユーザープリファレンスを選 択するための新しいウィンドウが開きます。 iPad ステータスバー iPad のステータスバーがこの画面に表示されます。これにより、Wi-Fi の電波の強さ やバッテリーの充電状態を確認できます。 右上の[Done] ボタンを押すと、Mixer ウィンドウに戻ります。 10.1 Fader Delay フェーダーが意図せず動いてしまうことを防ぐための機能です。ここでは、フェーダ ーにタッチしてから実際に動かせるようになるまでの時間を設定します。 10.2 Filled EQ Graph この設定が ON のとき、QL シリーズと同じように塗りつぶされた EQ グラフが表示さ れます。OFF にすると、アウトラインのみが表示されます。 10.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 10.4 Show Send Levels in Meter Bridge この設定が ON のとき、現在選択されている MIX ON FADERS のセンドレベルが SENDS ON FADERS モードのナビゲーション/メーターブリッジに表示されます。この 設定を OFF にするとインプットレベルが表示されます。 10.5 Enable Phantom Power Switching この設定が ON のとき、Mixer ウィンドウの GAIN モードで、各インプットチャンネル のファンタム電源のオン/オフを切り替えることができます。この設定がオフの場合、 ファンタム電源のインジケーターは画面表示のみになります。 10.6 Set EQ band to 0dB with Double-Tap この設定が ON のとき、ある EQ 帯域でのダブルタップ操作により、その帯域のゲイ ンを 0dB に設定できます。パラメトリック EQ およびグラフィック EQ の両方に有効で す。 10.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド デュアルキューモードが無効になっている場合は使用できません。 10.13 Solo in Place Mode StageMix からソロインプレースモードを有効にできます。[REMOTE]モードが有効に なっている場合は使用できません。 10.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド Freeze このモードを選択すると、RTA の[HOLD]ボタンを押したときに、RTA 表示がフリーズ (固定)されます。 All Peaks このモードを選択すると、すべての RTA 周波数帯のピーク値が赤色で表示されま す。現在の RTA 値は灰色で前面に重ねて表示されます。 High Peaks このモードを選択すると、最高値を測定した周波数帯だけが赤色で表示されます。 現在の RTA 値は灰色で前面に重ねて表示されます。 10.20 RTA Input Gain PEQ や GEQ 設定画面で、RTA を見やすく表示できるように、RTA 入力信号に対す るインプットゲインを設定できます。次の中からゲイン値を選択します。 • • • • • -24dB -12dB 0dB 12dB 24dB 10.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 11.0 困ったときは 11.1 「No Wi-Fi Available」 StageMix を起動したあとにこのメッセージが表示されたときは、iPad が Wi-Fi アクセ スポイントに接続されていないか、または iPad の Wi-Fi 設定がオフになっている可 能性があることを示しています。Wi-Fi 機器の設定や iPad の Wi-Fi 設定についての 詳細は、2.0 章および 3.2 章をご参照ください。 11.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド 11.3 接続が切れた場合 StageMix と QL シリーズ本体との接続が切れてしまったとき、次のようなメッセージ が表示されます。このメッセージボックスが表示されている間は、StageMix を操作で きません。StageMix は自動的に QL シリーズ本体との再接続を試みます。これが成 功すると、StageMix は本体データと再同期し、操作が可能となります。 11.4 WAP/ルーターの DHCP サーバーセットアップ a) ウェブのブラウザを使って、WAP(ワイヤレスアクセスポイント)またはルーターの ウェブ設定ページにアクセスします。 b) DHCP サーバーを有効にします。 c) DHCP サーバーがアサインできる IP アドレスの範囲を設定します。 d) コンソールの IP アドレスが範囲外であることを確認します。もし範囲内の場合 は、IP アドレスを入れ替えてください。(例: コンソールの IP アドレスが 192.168.0.128 のときには、DHCP の範囲を 192.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド あります。この場合、固定 IP アドレスではなく DHCP でコンピューターの IP アドレス を設定する必要がある場合があります。 11.6 iOS 6 以降の「インターネットへのリダイレクト」問題 iOS 6 以降 は、Wi-Fi ネットワークの選択時にインターネットへのアクセスを試みる 場合があるため、Wi-Fi 機器(アクセスポイント/ルーター)の設定によっては、 「イン ターネットに接続できない」というメッセージが iPad 画面に現れて、StageMix がコン ソールに接続できない場合があります。 StageMix とコンソール間の接続にインター ネット接続は不要ですので、Wi-Fi 機器を適切に設定することにより、このメッセージ が出ないようにする必要があります。 Wi-Fi 機器の設定変更の方法は、「リダイレク ト機能」を無効にするなどがありますが、詳細は機器メーカーにお問い合わせくださ い。 11.
Yamaha Professional Audio QL StageMix V8 ユーザーガイド ご注意 このソフトウェアおよび取扱説明書の著作権はすべてヤマハ株式会社が所有します。 このソフトウェアおよび取扱説明書の一部または全部を無断で複製、改変することはで きません。 このソフトウェアおよび取扱説明書を運用した結果およびその影響については、一切 責任を負いかねますのでご了承ください。 市販の音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならな い場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用 時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。 この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのもので す。 したがって、実際の仕様と異なる場合があります。 アプリケーションのバージョンアップなどに伴うシステムソフトウェアおよび一部の機能 や仕様の変更については、別紙または別冊で対応させていただきます。 Apple、Appleロゴ、およびiPadは、米国および他国のApple Inc.